「観ることと、聴くこと」
人間の顔は、情報を入れるようにできている。
過日、世界を代表する絵画の巨匠達の作品に触れ、同日の夕刻に日本を代表する楽団のコンサートを聴く機会があった。
観ることは、人の素質として大事なことであり、インプットされたことで、頭脳が機能し、創造が拡がる。
聴くことは、集中し努力して体内に植え込んでいくイメージで、心の栄養になるように感じた。
時々、文化を食べないと、乾燥してしまう気がした一日でした。
[雲洞庵の土踏んだか」
昨年、NHKの大河ドラマの「天地人」の直江兼続の幼少の頃、育った
「わしは、こんなとこ来とうはなかった!!」と、言った名セリフを残した
日本一といわれている庵寺「雲胴庵」に、この夏休みに出かけた。
往古より越後の国では、「雲洞庵の土踏んだか」と、諸国の修行者が、この
禅道場で曹洞宗で禅を学ばなければ一人前の禅僧と言えぬ、と言われている。
こんもりと茂った新潟南魚沼の森の中の「雲胴庵」から、心身のパワーを貰った。
「新たなキャリアインキュベーションセミナー」を、
人は、何の為に働くのか?生きるのか?
根源的な話ですが、「自己を表現し、人に認められ、人との絆の中に、人生がある」と、フロイトは説いています。
最近、これまで転職のお手伝いをさせていただいた方から、知人の転職に際しての紹介が増えてきています。
転職相談の話を伺っていて、意外にも自分の家庭のBSやPLを把握し、人生設計をしている方々が少ないのが現状です。
これまで、日々の仕事に追われ、今日を迎えた方に、現実と今後の生活を数値で知り、『自分らしいキャリアや、人生を充実したものにしていただきたい』との思いで、
新たなセミナー「キャリアインキュベーションプログラム 」を、
8月21日(土曜)に開催することといたしました。
「これからの人生やキャリアを、自ら決断する」時代です。
「キャリアの不動点」「マネープラン」「キャリア設計」を通じ、「自分らしい充実した具体的キャリアとは」の心の整理する機会になればと願っています。
「リジーカール」
古いイタリア語で、勇気を持って事を行うという言葉だそうです。
例えば、恋人と一緒にいる時に暴漢が出てきたら、
自分は命をかけて恋人を守るという勇気のことを言うのだそうです。
女の人とは、そんな人と共に人生を歩むことができたら、幸せなんだろうな~と思っているのに、今の時代そんな「リジーカール男」が少ないので、女性が強くなってきているのかと思うシーンを最近よく見かけます。
第153回 「新渡戸稲造の武士道」
旧5千円札の顔である新渡戸稲造の代表作「武士道」の精神が、話題になっている。
30代半ばの頃、私にとって「武士道」は、多読する書となった。
「武士道」と言うと、戦場で戦っている武士のイメージがある。
新渡戸稲造の描く武士道は、日本人として生きる心の軸の倫理にある。
新渡戸稲造は、1862年会津藩が下北の地で夢を託した南部藩の武士の子として育った。
「少年よ、大志を抱け」で有名な札幌農学校(現北海道大学)に入学し、内村鑑三と共に学んだ。
「武士道」は、「義」「勇」「仁」「礼」「誠」「名誉」「忠義」をキーワードとして論じているが、渋沢栄一の「論語」と「算盤」にも影響を与えたようだ。
日本人の美学の根底には、何が美しく、何が醜いといった、西洋の唯物的な物やお金に軸を置いた考え方とは違い、人間の精神性に軸がおかれている。
西洋は人間と自然を対立させている発想だが、日本人は自然の中の一部が人間と捉えている。
「日本人とは何か」という問いに、日本人の精神の根源にあるものは、「自律自尊」だと、新渡戸稲造は語っている。
誰かに依存し、見苦しく生きていこうとか、人に甘えすがりついて、人を騙してでも自分だけ生き延びるといった生き様を根底から拒絶することが武士の心だと。
日本人の美学や生きるスタンスが失われている。
功利や利害、眼の前の打算を超えた「筋」を通す、生き方や「構え」が、大切に思う。
「誇り、覚悟、決意、責任」を持って、己に克つ「武士道」的な生き方は、人も企業も国にも通じる。
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