朝からの素晴らしい晴天なので買い物ついでにいつもとは違う場所から冠雪の富士山を眺めてみた。
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斜面になった公園では園児達がお散歩。
ついでに地産地消に協力して、柿とみかんを購入。
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そして、夕方6時からの神宮前の建築家協会での「前川國男生誕120年記念講演会」の前に随分早めに出て、地下鉄外苑前駅のイチョウの並木道は最高の![]()
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日和☀️。
ポッキーの日だった4年前(2021年)はこの有名な並木道は隣国の大勢のインバウンド観光客で溢れていたなあ。
今年の外苑の並木道は主に東南アジア系の決めポーズの若い人たちが多く、渡航禁止の影響か北京語、上海語、広東語、香港語の喋り声はほとんど聞こえなかった。したがって、日本人の老若男女ものんびりと紅葉を見上げながら黄色い落ち葉の絨毯を歩いていてほとんど喧騒感もなく黄葉をゆっくり楽しめた。
絵画館前から銀杏並木を振り返って眺めてみた。
相変わらず綺麗な![]()
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そして、ここで、一枚。
神宮球場横の日本青年館のカフェで夕方の講演会に控えて早めのガッツリ系夕食。
この場所は、ヤクルトの試合前の腹ごしらえとビールだったが、今日はビールは無し。
(2019年5月)
(2023年4月)
以前あった日本青年館建物の解体の時のブログ
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初めて見たJAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREの立派なビル。1-2階には日本オリンピックミュージアムが入居している。
この建物は代々木公園にあった岸記念体育館(1964-2019)の機能が移転したものらしい。
(Wikipediaより)
ここは今は都立代々木公園(神南町一丁目地区)になっている。
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隣の都立明治公園へは三段跳びで?
一歩が5メーター強のホップ、ステップ、ジャンプ!!!
郷土の織田さんは脚力だけでなく足も長かったのだろうな。
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夕方6時の開講会場を事前に確かめておくことために階段状の都立明治公園を抜けて外苑西通りへ。
まだ時間があるので外苑西通りへ戻る。
外苑西通りの洒落たコーヒーカウンターへ。
この店は子供服のプチショップでもある。
建築家会館を眺めながら外苑西通りの通りのテーブルで。
まだ1時間以上もあるのでもう一度国立競技場へ。
今度は国立競技場を反時計回りで一周してみた。
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半周して北西側まで来て東京体育館が見えるまで20分💦
そして、下見していた会場へ向かう。
講演会のパンフレット
例によって4枚に及んだメモのヘッディングだけを。
キーワード
[松隈洋氏]
「建築家会館」:1968年起工式「私の建築感」
「松田軍平」:初代建築家協会会長
「Architect」は戦後進駐軍将校が使った用語
「建築士」:官庁、ゼネコンに内没していた職業
「前川國男」:建築学会大賞受賞(1968年)
・建築家という職能について
・ビルの建設・都市計画=建築家
・人間が目標に向かって歩いていく後ろ姿が大事
「前川建築」:日本画の余白=日本的
・埼玉県立美術館(一筆書きの風景)
・弘前市斎場(1983年)
・紀伊國屋ビル(1964年)
・熊本県立美術館(1976年)
「厚生経済学」:消費者、生産者、市場
・Con打放し壁→焼き物タイル打ち込み
・東京海上ビルの公開空き地(街へ)
「宮脇壇」:兵庫県出石「歩ける街」
・田園、小川、森、水路、水の音
[松原隆一郎氏](社会経済学者であり建築士ではない)
「経済がまちなみを壊す」:駒場教養学部図書館デザインX
「インターナショナルスタイルの普遍性」
「日常景観(Spontaneous Order)vs歴史的景観(保護するもの)」
「街並み問題」(国立大学通り)
「神宮外苑ビルの大空破壊」
「堀部安嗣設計阿佐ヶ谷の家」=松原氏自邸コンセプト
・蔵書1万冊の書庫を建てる
・周囲が50cm角棚のモジュール
・子供にも手が届く
「前川國男自邸」:階段下空間活用(Ny Chair)
「住宅建築はすべての建築の基礎」→公共建築も同じ
「岡山県高梁市」:小堀遠州のまちづくり(本町)
「頼久寺庭園」:借景の遠い山頂に備中松山城
<感想>
非常に哲学的な内容だったのでメモを読み直しても理解が難しかった。
この講義は追ってYoutubeでもアップされるようなので楽しみだ。
参考までに前川國男についての地元横浜でのスケッチを。





































