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ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

久しぶりに吉祥寺に行ってみた。

 

🚞

 

まずは吉祥寺駅から、井の頭公園へ。

前回は去年の夏

 

寒い北風では流石に井の頭公園のスワンボートも暇そう。

 

 

先週の1/10の明日館での公開講座「フランクロイドライト」で取り上げられた三鷹にある山本有三邸が目的地。

 

(Google Mapより)

 

公園内の御殿山の雑木林経由で玉川上水沿いの風の散歩道を三鷹駅方向へ10分ほど歩くと左手に立派な門構えと広い前庭の奥に邸宅が見えた。

 

 

この邸宅は、関東大震災後の都心から郊外への住宅移転の流れの中で、実業家清田龍之介によって1926年(大正15年)に建てられた洋風の建物で、山本有三は1936年に吉祥寺の家からこの三鷹市下連雀に引っ越して戦後GHQに接収される1946年(昭和21年)までこの邸宅に住んでいた。

 

この建物には関東大震災の日に竣工式を行なった帝国ホテル(千代田区)、自由学園明日館(豊島区)等を設計して当時流行していた米国の建築家フランク・ロイド・ライトに影響された意匠が取り入れられ、様々な建築様式が融合し個性的な意匠を施された暖炉や、自然風に大谷石が積み上げられた煙突が見所で、非常に希少な建築物だ。1956年に東京都に寄贈され、1985年に三鷹市に移管、1994年(平成6年)には三鷹市有形文化財に指定されている。(ちなみに設計者、施工者は不詳)

 

この建物の中央にはFLWの自邸(1911年)にあるような家族の集う暖炉空間も取り入れられているらしい。

(1/10の講座の資料とメモから)

 

 

ところが、今年4月下旬まで長期休館中!

 

とりあえずバス停ベンチに座ってフェンス越しに一枚。

途中循環バスが停車して乗車を促されて断る一幕も(笑)

 

せっかくだから中も見たいので正門へ。

 

 

たまたま改修工事中のため開いていた門からお邪魔して建物の外観だけサッと見させてもらった。

 

門の内側には、ここで書かれた有名な小説「路傍の石」(1937年)の題名になった石らしい。

 

塀側の石碑には山本有三のレリーフと「心に太陽を持て」の句

 

路傍の石は1938年、1955年、1960年と1964年に映画化され、1963年と1966年にはテレビドラマ化もされたのでどれかは観たような気がするが、半世紀以上前なのでストーリーは思い出せない。

 

 

南側の広い庭(有三記念公園)から風格のある暖炉のある家を眺めてみた。延べ床面積450平米(140坪)の大邸宅には立派な2本の暖炉の煙突が見える。

 

 

写真の◯部分の側壁にはFLWの面影がある大谷石とスクラッチタイルの出窓がある。

 

走る人

 

そして、風の散歩道を歩いて三鷹駅前から玉川上水を振り返る。

 

この場所では14年前にスケッチしていた。

 

 

玉川上水は多摩川の羽村取水堰から境浄水場(各所で接続、分水)を経てここJR中央線三鷹駅の真下を潜って新宿区の四谷大木戸への44kmを一部暗渠で繋いでいる。

 

(東京都水道局HPより引用)

 

 

以降、玉川上水各所のスケッチから。
 
2013年12月(鷹の台)
2021年12月(幡ヶ谷)
2022年11月(鷹の台)

 

次回は春の花見かな?

 

 

次回の再訪は、庭の桜は終わっている4月下旬かもしれないが新緑に囲まれた庭園は素晴らしいだろうな。

 

内部も観れるのでFLW自邸に共通する温かい団欒の暖炉は是非みてみたい。

 

これで宿題が増えた。