夕方6時半からの吉祥寺商工会議所建設業部会主催の講演会「知識を教養に変える武蔵野歴史白熱教室」(熱血漢満載)を聴講するため、いつもとは違う時間帯の下りの井の頭線に乗って吉吉祥寺まで出かけた。
2時間もの余裕を持って出かけたので、終点吉祥寺駅の一つ手前の井の頭公園駅から歩いてみた。
学生時代には多くのフォークソンググループが占領していた野外ステージに背を向けて、ベンチに座って思い思いに行き交う人たちの向こうの武蔵野の雑木林に沈んでいく朧げな夕陽を眺める。
目の前には、自分と同年代のシニア二人が話し込んでいた。
逆光のスケッチは初めてだったが、黒く塗りつぶす部分が多くて思いがけなく時間が掛かったので、描撮の時には、肝心の先ほどの二人はいなくなってしまった。
沈みかけた太陽を映す観客用ベンチが何となくいいいね。
池のボートは都市伝説?(笑)
池中央を横断する、昔は7つの湧水があったと言われていることから名付けられた七井橋を渡る人の流れを横目に池の西側へ回ってみた。
以前は樹木で埋もれていた葦の島は今は再生中のようだ。
夕陽を背にしたこの位置からの七井橋の眺めが好きだ。
2011年にこの公園で描いた最初ののスケッチも多分この辺りからだった。
5年前のほぼ同じ場所からの桜の写真。
今月末に5年ぶりに開かれる母校の桜祭の時もここに来なきゃ。
今日はお気に入りの赤いスニーカーを履いて来たので、駅の反対側の商工会議所に向かう途中に、ハンドメイドスニカーで有名になった郷里のグローバル企業SPINGLEの店へ立ち寄ってみた。
気に入った新製品のナイロンジャガードのスリッポンタイプ(カーキ色)の試着に親切に応対してくれた店員さんによれば、この店は、東京地区では御徒町に次いで2番目の出店で、今は直営/フランチャイズで計7店舗にもなっているそうだ。
そして、そろそろ開場の時間なので通りの反対側にある武蔵野商工会議所へ。
「読み解く歴史が面白い! 武蔵野の何故を考えてみよう」
(講師:中・高校長の仙田直人校長先生)
- 正解は検索すれば瞬時に得られる現代の教育のあり方
- 暗記の量vsコンピューター、記述試験vs生成AIの流れ
- 人間だけにしかできない0を1にする発想力を引き出すのは、何故?という疑問
- 年号一辺倒の暗記重視の日本史から読み解く歴史
SEIKEIの文字の入ったミネラルウオーターのデザインも生徒さんだとか。
次から次へと淀なく出された、江戸、武蔵野、吉祥寺、学園などの画像や、武蔵野の遺構、建築、長崎平和祈念像(北村西望)、煉瓦積様式、黄金比(5:8)、白銀比(1:√2)、神社仏閣、アニメ、広重、中・高校生の自主プロジェクト等40以上のキーワードを織り交ぜてのの説明の1時間半のユーモア満載のユニークな講義だったので、大学時代の一コマ、二コマ分の満足度。試験が無いので更に良い(笑)
《参考》
仙田校長先生のインタビューPodcast
今まで知らなかった武蔵野や母校の歴史を読み解いた?疲れを癒すのは、コレしかない、ということで、3年ぶりに訪れた駅南のお気に入りのKichijoji Taproomで飲んだビールは最高だった!なあ。
もちろんいつもの素晴らしいパイントグラスで、
Rising Sun Pale Ale (5%)
Baird Beer, 静岡
今日も、
NO STUDY, NO BEER!!
NO BEER, NO LIFE!!