寒がり屋の夏爺には堪える寒い日が続いている中、新宿御苑経由で新橋まで出かけた。
先週は、新宿三丁目駅下車で新宿門からだったが、今日は地下鉄副都心線北参道駅で降りて千駄ヶ谷門から入った。
寒い中、なんでわざわざ?と思われるが、月末の桜見物の大混雑の前に新宿御苑の年間パスポートを切り替えておくためだ。
事務所で申請するのだが、受付締切時間は16時半閉園の1時間前で、何とか滑り込みセーフで、2019年以降、コロナの1年を除いて、5枚目となる顔写真入りのQRコード付きのパスポートをゲット。これで花見も渋滞なし。
今にも雨がパラパラ降り始まりそうな平日なので、子供広場にも人は少ない、パラパラ。
池越えにレストハウス(スタバ)と寒桜には人が集まっている。
これは、修善寺寒桜だが、先週来た時に咲いていたかなあ?
桜の向こうには、ドコカラデモ見えるドコモタワー。
丁度、人溜まりが切れたところで、まるで、踊っているようなカンザクラをパチリ。
人がいないスタバの地下にあるデッキからの眺め。
2年前は、1階の店内から描いたので、今日はここから。
閉門時間の3分前に閉鎖された大木戸門の小鉄戸門から、地下鉄丸の内線の新宿御苑前駅へ。
そして、新宿御苑前駅から新橋へ向かう。
新橋駅で地上に出て西口のSL広場に出て振り返れば、赤煉瓦の高架下には懐かしい名前の店。
この店は、伊勢神宮内宮前おかげ横丁の内宮前店でも行ったし、新宿タカシマヤタイムズスクエア店の開店の日にも駆けつけたお馴染みの伊勢角屋麦酒。
(2020年6月)
今日は時間が無いし、これから紹興酒を飲むのでは断念。
会場に向かう途中にあったアール・デコスタイルのビルは、1890年(明治23年)創業の堀商店で、錠前・建物金具メーカーだけに堅牢な建物は、1932年(昭和7年)築造の国の登録有形文化財で、近代的なビルに囲まれた異空間を創り出している。
曲面の格調高い正面玄関(閉鎖中)の書体もレトロ。
スクラッチタイルに囲まれた重厚な窓枠も良い。
中に入ってみたかったが、時間が無いので次回の楽しみ、ということに。
この建物とよく似た大阪の生駒ビルヂングも1930年(昭和5年)築造の国の登録有形文化財だ。