土曜日のお出かけは天気が良くて18,000歩近く歩いたので、文も少し長くなりましたが最後までお付き合いください。
「出雲の奥に」（＝出雲阿国？）という珍しいイベントが、（今まで知らなかった）日比谷しまね館で開催中と聞いたので、快晴の土曜日、帝国ホテルの北の日比谷ミッドタウンの東隣にある日比谷シャンテまで出かけた。
八岐大蛇じゃない古希のゴジラ（ゴ爺ラ）が出迎え？
ゴ爺ラの見つめる先には、かわいいコジラ？
ゴジラはTOHOのスターだね。
歌舞伎町にも負けない？
そりゃ無理か。
日比谷しまね館はシャンテの地下1階
トークショーには間に合わなかったが、しっかり出雲の日本酒とワインを試飲の後、ずっしり重い玉鋼の実物（奥）を金槌で叩かせてもらった。
丁度お昼時なので、飲食カウンターで地酒のラインナップを見ながらいただいたのは、おすすめの宍道湖産のしじみ汁付きののどくろ丼。
満腹のお腹を抱えて、三田線日比谷駅から神保町へ向かう。
神保町からは少し戻って、神田川沿いにある千代田区立千代田図書館へ向かう途中の白山通りの左手には、高校同窓会でもここ20年ほど利用している学士会館がある。
1928年竣工のネオ・ロマネス風の旧館（手前）と少し下がった新館（1937年竣工)は、再開発のため建替えの計画があり本年末で閉館の予定。また一つレトロな建物が消えていくのは寂しい。
再開発の詳細については、学士会館のHPで。
首都高の高架下の神田川の宝橋で、川面に反射する夕陽を受けた護岸の美しい波紋を見つけた。
宝橋の南袂にるこの近代的な23階建の高層ビルの九段第三合同庁舎（2009年竣工）は、清水建設の設計(JV)と施工で、千代田区役所内も入っていて千代田図書館もあるらしい。
1階の広いロビーから皇居北の丸公園の清水門が見える。
清水＆清水？
千代田区立図書館の図書貸出券も持っていたので、9階の千代田図書館で学習（補修）を、と思ったが、慣れている日比谷公園内の千代田区図書文化館とは少し違う雰囲気だったので、代わりに10階の食堂（桜日和）でコーヒー＆スケッチ、を考えたが、土日はお休み。
そそられるランチも夜のバーも次回の楽しみにして、予定を変えて北の丸公園へ。
清水濠越しに逆光の清水門と日本武道館
池にはカモが楽しそうに戯れている。
土曜日にしては人の少ない清水門へ向かう。
この門は、1658年再建の重要文化財。
門の内側から先ほどの千代田区役所のあるビルを。
右の清水濠と左の牛ヶ淵を繋ぐ中央部の水門は、江戸時代のまま現存する石垣式の水門。
北の丸公園は、他の皇居東御苑、皇居外苑に比べると面積は19万平米と少し小さいが常緑樹が多いのでので散策には向いているようだ。
青い空に赤いヒマラヤヒガンザクラ
河津桜はもう葉桜？
池を囲む木立の向こうには大手町のビル群が見える。
陽当たりの良い千鳥ヶ淵が望める遊歩道のもっと先に行きたかったが、工事中のためここからは通行止め。
桜が咲くとここは混むだろうな。
引き返して九段方向をみる。
日も暮れてきたので、ここで一枚。
北の丸レストハウスで念願のコーヒー休憩。
今何時だ？ゴジラ！
日没は近い。
北の丸公園のパンフレット
銀杏の大樹の向こうには、夕陽に輝く日本武道館の大きな屋根。
帰りは、1636年に再建され現存する江戸城の門の中では最も古い田安門から。
靖国神社の南側の九段坂の黄昏に浮かぶシルエットは、手前から高燈篭（1871年建立）、品川弥次郎元内務大臣像（1907年）、大山巌元帥陸軍大将像（1919年）。
薩摩藩出身の大山は薩英戦争での近代的な英国の軍備に影響されて、伊豆韮山の反射炉建設（世界遺産）の立役者江川太郎左衛門代官のもとで砲術を習得したらしい。
ビルに反射する夕陽を見ながら、九段坂を神保町方向へ下る。
神保町の古本屋矢口書店（推定1928年）
そして、すぐ裏の桜通りにある馴染みのクラフトビヤバーCRAFT BEER MARKET神保町店へ。
何という偶然。
ここでも反射炉！
CBM神保町店と反射炉ビールの記念コラボビール
YOLO Pale Ale（5.0%）
たまたま今日は、この店の開店12周年記念日ということで、ステッカーをいただいたが、全員参加のじゃんけん大会でやっと当たったのもステッカーだった（笑）
本当は、トートバッグが欲しかったのに（笑）
今日も結局、
NO BEER, NO BEER!!