新宿御苑の寒桜 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

三寒四温のこの季節はなかなかお出掛けの予定が組みにくい。

 

そんな中、久しぶり晴天の中、新宿まで出掛けた。

 

駅までの道を少し遠回りして丘の上の公園からは、丹沢山系越しに見事な冠雪の富士山を見ることが出来た。

 

電車

地下鉄

 

日本一の画材店世界堂での買い物の後、桜の状況確認という屋外学習の目的で新宿御苑へ。

 

前回来たのは初雪の残っていた3週間前だった。

 

その前は、昨年の11月だった。

 

御苑新宿門の手前のフェンスで囲まれた管理地に2種類の古い門柱があるが、保存公開の計画があるのかな?

 

インバウンド観光客の長い列の横を年間パスポートで楽々入場。

例によって季節のマップ(日本語版)を一枚。

 

走る人

 

中央広場では、昼寝、ピクニック、散歩等様々な形で冬の太陽を楽しんでいる。

 

やはり、日当たりの良い早咲きの桜にはたくさんの人だかり。

 

その桜はツバキカンザクラで、たくさんのメジロが蜜を求めて鳴いていた。春だなあ。

 

その賑わいの横にではオカメ桜がひっそりと頭を垂れていたので、可哀想だから写真を撮ってあげた。

 

 

サービスセンター前の桜と梅と水仙(ペーパーホワイト)を見ながら、

 

梅が似合う日本庭園へ向かう。

 

走る人

 

途中、先日観た映画PERFECT DAYSで、渋谷区内17ヶ所に点在するTHE TOKYO TOILETの清掃作業員の平山(役所広司)がランチタイムには必ず神社のベンチで古いフィルムカメラで撮っていたような木漏れ日を見つけたので、自分も役者役所に倣って撮ってみた。

 

このドイツ人監督Wim Wendersによる映画の前半の1時間はほとんどセリフが無く起床かれら睡眠までのルーティンが奇妙なくらい全くワンパターンで、登場人物も少なく会話も少ないのだが、不思議にも一切眠気には襲われなかった。

 

この映画は、昨年のカンヌ国際映画祭で、2004年の柳楽優弥に次いで日本人二人目の男優賞を獲得している。

 

監督の意向で、長い英文のエンドロールを終了まで観させるために館内照明はそれが終わるまで点灯されなかった。

 

映画のストーリーが展開していく後半を含めて平山を理解するためにもう一度観たい映画だった。

 

走る人

 

人の少ない日本庭園の日当たりの良いところに満開のウメ。

 

名前はわからないが、カンザクラ類。

 

ここで一番立派なサツマカンザクラはもう葉桜だった。

 

やはり日本庭園のウメは梅で呼ぶ方が似合う。

 

NTTドコモタワーと白い梅のツーショット

 

中央の広場(風景式庭園)に戻り新宿駅方向を見る。

枯れた芝生に冬の太陽が作ったユリノキの大きなシルエット。

 

温室手前にスケッチポイント発見。

 

ヒマラヤスギとユリノキを入れて、一枚。

 

整形式庭園の寒そうなプラタナス並木はそれはそれで美しくて絵になる。

 

(2019年3月)

 

樹齢500年以上といわれるケヤキも樹木医の努力もあって健在で何より。

 

そして、3時の開店を目掛けてお馴染みの伊勢丹地下のBARへ。

ここは定員5名の立ち飲み制で、30分以内で3杯限定。

 

今週の週替わりクラフトビールは奈良県のCHORYO(長龍)

 

HAZY IPA-冬-(6.5%)

Choryo Craft Beer, NARA

 

記念に配られたコースターとステッカー

 

地下鉄

 

渋谷で途中下車して渋谷駅前で黄昏の文化村通りを眺める。

随分日が長くなったなあ。

 

そして、いつものお馴染みのワインバーの止まり木で休憩。

マスターとオープン戦前のカープ談義。

 

今日もよく歩いた16,000歩

 

NO BEER, NO LIFE!!生ビール

 

 

 

因みに、去年3月の新宿御苑の満開はこんな感じだった。

 

年間パスポートの更新を兼ねて、満開の桜を楽しむ会?