雪の名残りの新宿御苑 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

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団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

月曜日午後からの南岸低気圧の降雪は凄かったな。

16:30

 

18:30

 

そして、翌日火曜日の朝

 

 

水曜日は一転して快晴

膨らみかけた木蓮の蕾と二日目の雪だるま。

 

 

雪のため延期した学習の日📚の道すがら新宿御苑へ。

前回来たのは昨年の秋だった。

 

 

 

積雪は5cm程度と少なかったのが、お昼過ぎの中央広場は一面足跡と子供達が頑張って作った雪だるまの数々。

 

 

雪掻きされている日当たりの良い舗道脇の芝生はもう大分溶けていた。良い景色だ。

 

 

ベンチに座ってこの不思議なアングルで、一枚。

 

 

中央広場を更に東へ進む。

立派な雪だるまに少し変身してもらった。

 

 

お気に入りの公園北東コーナーのベンチからまだ蕾の硬い桜越しにDOCOMO TOWERを望む。

 

 

2018年1月の大雪に比べれば今年の雪はまだ少ない。

 

 

足下に見つけた小さい足跡。カラスか鳩か?

 

 

子供達は雪だるま作りに忙しいようだ。

ゴールの◯印だけ示して自主性、努力を尊重。

無事ゴールに達したので拍手をしてあげてその場を去る。

 

陽光桜が美しい温室に近い広場は雪だるまにも人気。

写真写りを意識して?みんな南向き。

陽光桜(2020年3月撮影)

 

そして大木戸門手前の温室へ。

 

せっかくだから、湿度の高い温室に入るのはパスして、爽やかな冷気を楽しみながら温室のある高台から大木戸門を望む。

 

雪の中の温室も絵になるな。

 

旧大木戸門門衛所の内部は非公開なので、今日はゆっくりと外観を観察することにしてみた。

 

この門衛所は、旧新宿門衛所と同じく1927年(昭和2年)築造

旧新宿門衛所(2022年6月撮影)

 

大好きなレトロ感が随所に。

 

門の外からはこんな感じ。

 

そして、地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅から赤坂見附駅へ。

 

地下鉄

 

衆議院議長公邸、参議院議長公邸の横の坂道を国会図書館へ向かう。国会議事堂周辺ではデモ行進に遭遇。

 

国会図書館入り口前の庭には白梅

 

ということで、ここからが本題。

毎朝食時に楽しみにしている文化放送の「武田鉄矢の朝の三枚おろし」の今週のテーマは、日本文学研究家の(故)ロバート・キーンコロンビア大学名誉教授(1922-2012)だったので、今日の学習の日のテーマは、ロバート・キーン。

 

2022年6月には彼の生誕100年展覧会にも行った。

 

 

ドナルド・キーンは、戦前のコロンビア大学時代の中華民国留学生の友人を通じての漢字への興味、源氏物語との出会いから、日本の美、日本人の国民性(曖昧、儚さへの共感、礼儀正しさ、清潔、勤勉)に惹かれ、戦中は海軍日本語学校、海軍情報士官ハワイ翻訳局、沖縄戦にも従軍捕虜の通訳もした。

 

俳句、短歌、狂言など幅広い造詣があり、戦後は大好きな日本文化、日本文学の伝道者として数多くの翻訳、研究、著書を通じて、2008年には外国出身の学術研究者としては初の文化勲章も綬章している。日本文学研究の世界的権威でもあった。

 

2011年の東日本大震災を機に日本国籍を申請し、翌2012年には心から愛する日本に帰化してキーンドナルドとなった。日本名は片仮名表記だが、ユーモアを込めて鬼怒鳴門という名前も使っている。

 

学習の後は、再び新宿へ。

先週のタップは修善寺のベアードビールだったが、行けなかったので、今週のタップを目指してISETAN CRAFT BEER BARへ。

今週のタップはこれ。

 

KUJUKURI OCEAN PALE ALE Alc. 5.0% IBU30

 

NO STUDY, NO BEER!!生ビール