国立競技場 | ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

ロドさんの繪ブログ「一期一繪」

団塊の世代のラストランナー。想い出深い海外駐在当時も振り返りながら「日本再発見」ということで国内あちこちのスケッチを織り交ぜて気ままに、「人生はFESTINA LENTE(ゆっくり急ごう)」

 

毎日が日曜日のルーティーンになった爽やかな朝の散歩。

里山の竹林に差し込む陽光の角度も変わってきた。

 

高校同窓会の定例幹事会のために、前会社に近い曙橋まで出かけた。

 

地下鉄

 

晴れ

 

穏やかな天気に誘われて少し早めに出たので、メトロ副都心線「北参道駅」で途中下車して丁度梅が見頃の新宿御苑を信濃町門から大木戸門へ南北に横断して都営地下鉄新宿線「曙橋駅」まで歩くつもりだったが、急遽進路を変更して千駄ヶ谷駅方向へ歩いてみた。

 

走る人

 

JR千駄ヶ谷駅前で右折する。

 

Hyatt Hotelグループの創業者一族が創設・運営する財団から送られる建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞している日本人建築家7名のうちの一人の槙文彦が1990年に全面改修の設計をした「東京体育館」(左)の横からさらに先へ。

 

振り返れば、この辺りではドコからでも見える代々木の「ドコモタワー」

 

そして進路の先にある、国際デザインコンペの選定段階ですったもんだがあった「国立競技場」(2019年完成)は、日本を代表する建築家の隈研吾のデザイン。

 

前回(2018年9月)のスケッチでは突貫工事中。

 

隈研吾の設計した作品は、国内外に大小相当かなりの数があるようだが、仕事を請け過ぎているのではないか、とも思う。

 

その中で、最初(2011年11月)にカメラに収めたのは、「川棚の杜 川棚温泉交流センター」(2009年完成)だったと思う。

 

ここから時計回りに歩いてJR信濃町駅方向のAゲートを目指す。

 

途中、左前方に新しい建物発見。

 

国立競技場と同じように木を多用した建物なのか、少し歪んで見えた。設計者の意図にハマってしまった。

 

この「三井アーバンホテル神宮の杜プレミア」を入れると開放的なアングルなので、ここでコンクリートの広場に座って、一枚(芝生は立ち入り禁止)

 

 

Aゲート(千駄ヶ谷門)を出て、もう一度コモ。

 

JR信濃町駅前から外苑東通りを北上中に発見したレトロな建物「基督教団信濃町教会」は、戦前の1930年(昭和5年)完成だ。

 

絵になる建物だったが、会議の開始時間を気にしながら北上。

 

夢中になった2時間の街観察ウオーキングのため、ランチは軽くセブンのおにぎりで済ませた。

 

おにぎり

 

コロナ禍での行動制限のため3年ぶりの開催だった会議は予定通り1時間半で終了した。

 

そして、開店直後の曙橋の居酒屋で仲間数人で軽く打ち上げ。

 

もちろん帰りは都営新宿線曙橋駅から。

 

地下鉄

 

土曜の夕方の電車は空いていた。

駅からは、適度の酔いを覚ますのを兼ねて歩いて帰宅。

途中にある大学のキャンパスのイルミネーションが綺麗だった。

 

そういえば、この大学の校舎のリニューアル工事では昼間みた三井アーバンホテルと同じような意匠に木材が使われていたことを思い出した。

 

隈なく見たが、どうもこれは隈ではあるまい。