南大阪・松原市で働く行政書士のブログ -182ページ目

破産した司法書士

金融の仕事をしている時、

様々な行政書士や司法書士に会いました。


なんだか印象に残っているのは

自己破産した司法書士です。


自分がその債権に携わった時点では、

もう、その本人は自己破産していたのですが

その奥さんが延滞顧客になっていました。


しかも連絡が取れない。


なんだかんだあった挙句

その奥さんは入院していた事がわかり

その娘さんが、支払うという状態になりました。


ところが、この娘さんがまた連絡が取れなく、

支払いもよく遅れるという困った自体が多発しました。


通常、債務者に対しては、

どんな状況であれ必ず連絡が取れる状態にするのですが、

この場合、借りた本人ではない上に、多少なりとも

法律関係者ということで、そこまでの徹底は出来ませんでした。


なので、支払いが遅れて、連絡が取れなくなった場合、

本人の自宅に行くしかありません。


当然の事ながら、家に電話をかけても全く誰もでません。


ということで、自宅訪問です。


いわゆる自宅兼司法書士事務所でした。


この頃はもう表札には事務所である事は明記してなかったように思います。


一瞬であれ、司法書士の欠格事由に該当した訳ですし。



金融業者に訪問回収される司法書士事務所。


なんだか不思議な感じでした。


普通に考えて、そんな状況に至るまでに

法的な解決の仕方があったように思います。


その道のプロのはずなのに。


そもそも事の発端として、司法書士がなんで借金したの?

と謎でした。


さぞ色んな事情があったのでしょうね。


あの債権は、自分がその店を離れる時もまだ健在だったのですが、

今でもまだ払い続けているのでしょうか?


受験生ブログ

司法書士受験生のブログを見て回ってみました。

皆さん、1月でも結構仕上げているものなんですね。

こちらはまだマイナー科目どころか
主要4科目もまだ仕上がっていません。

あまりの差にかなり焦りました。

勉強には自分のペースがあると思いつつも、
やはり他の受験生の様子は気になるものですね。

これで気合も入りなおしたので、
いい刺激になったと思います。

今日は日曜日だったので、
バイト先のパチンコ屋もかなりの高稼働で
めちゃくちゃ忙しい状態でした。

しかし、そんな疲れも飛ぶぐらいに妙に気合が入ったので、
この状態を維持したまま、引き続き勉強に励みたいと思います。


地方の法律家②

消費者金融勤めの時代、地方の店舗に居た事があります。

田舎の裁判所だと、行政書士や司法書士が代理人になっている事が
結構ありました。

通常であれば、簡易裁判所の事物管轄で、
しかも認定司法書士でなければ代理権はありません。

ただ、代理人許可を受ければ弁護士以外の人間も代理人になれます。

民事訴訟法54条

1項

法令により裁判上の行為をすることができる代理人のほか、弁護士でなければ訴訟代理人となることができない。ただし、簡易裁判所においては、その許可を得て、弁護士でない者を訴訟代理人とすることができる。


2項
前項の許可は、いつでも取り消すことが出来る。


この規定があるからです。

ちなみに消費者金融では、全ての債権の債権者はその会社の取締役です。

支払い督促などの場合、裁判籍 は債務者の住所地になります。

各店舗で裁判をかかえる場合、
さすがにいちいち取締役が出廷する訳にはいきません。

当然、各店舗の一般社員が原告代理人として出廷する事になります。

この場合裁判所に「代理人許可申請書」を提出して許可をもらいます。

これがあれば、弁護士でなくとも代理人として法廷に立つ事が出来るようになります。

何の資格も持たないただのサラリーマンが代理人になれる訳です。

ちなみに関係ない話ですが、自分は裁判長と揉めて、この代理人許可を取り消された事があります。

あの時は悔しかったですね。

ある意味、法律をちゃんと学びたいという動機の一つにもなりました。


話がかなり戻りますが、田舎に行けば行政書士、司法書士が法廷に立つ事はかなり沢山ありました。

今、弁護士の数が少なく「法律過疎化」という問題があります。

しかし、司法書士試験の難易度や、最近の行政書士試験の難化をみても、
十分な力を持った法律家は、弁護士に限らないと思います。

「法テラス」や「新司法試験」などで、
地方における法律の過疎化の解決を図る前に
弁護士以外の法律家にもっと役割や権限を与えた方が
いいのではないでしょうか。


ただ、刑事事件は弁護士におまかせします。

役割分担は大事ですね。

冬のダイビング

今、スキューバダイビングのライセンスを取る為、
スクールに通っています。

ダイビングをするには車の免許証みたいなもので
Cカードという物が必要です。

これがライセンスですね。

そのCカード取得までの流れは大体こんな感じです。

        学科講習
          ↓
        プール実習
          ↓
        海洋実習

今日はプール実習の最終日でした。

この季節、海に潜ろうとするとかなり寒いです。

その為この時期は、通常のウェットスーツではなく
ドライスーツという水を通さないスーツを着用します。

本日は主にそのドライスーツの扱い方についての講習でした。

さすがにウェットスーツと違い、中世浮力のとり方や
水中でのバランスに苦労しました。

ドライスーツは首筋が締め付けられるので
なんか妙に終わってから疲労感があります。

単に昨日のバイトの疲れが残っているだけかもしれませんが。



この季節はやはり講習を受けにくる人は少ないようです。

真冬ですから。

単純に寒いです。

プールも温水とはいえ、そこまで温くはないです。

海も、たいがいだと思います。

最後の海洋実習は
レジャーというよりも修行になるかなと
思っています。

なぜこの時期に取るの?とはよく聞かれます。

特に理由はなく、色々やっている内にこんな季節になってしまっただけです。

去年の夏に、バイクの大型免許を取る為に、教習所に通っていた時も
正直季節をもう少しずらせば良かったかなと思いました。

真夏の日差しのなか、汗だくになっていました。

履いていたズボンが、自分の汗で塩をふいたぐらいでしたから。

両方ともに、夏冬逆転してたほうが
季節感には合ってたかなとは思います。

ただ、昔から何をするにしても、
ちょっと他人とタイミングが違っていたので
こんなのもありでしょう。

他人と違う事をしていると
ちょっと変わったものが見れたり
かなり変わった人に出会えたりするので
これはこれで面白いです。


やっと日記ブログらしいものが書けました。

働きながらの勉強

昨日はバイトが残業でした。

パチンコ屋のバイトの場合、
残業すると12時間ほど勤務する事になります。

休憩時間を除くと10時間くらい立ちっぱなしで動きっぱなしです。

かなりハードです。

開店から閉店までだと、通常は早番と遅番の2交代なのですが、
どちらかの人数が足りない時は、誰かが残業するという形になります。

さすがにそれだけの時間勤務すると
帰ってから勉強する気が起きなくなります。

それだけならまだしも、次の日まで疲労が残ってしまい、
明くる日もなんだかやる気も出ないなんて状態になってしまう事が
よくありました。

受験生にとってはそうも言ってられないんですが。

この季節はまだ涼しいので、体力的にはまだましかなと思います。

夏場はかなりきついですね。

仕事自体も、そもそもハードなので、結構バイトはすぐ辞めていきます。

そうすると人数が足りなくなるので、残業が増えます。

去年の夏がそんな感じでした。

当時自分は宅建の勉強をしながら、行政書士の勉強もしつつ
バイクの大型免許を取りに行くというように、忙しくしていたので
かなり大変でした。

結果は行政書士以外は無事取得できましたが。

10数時間立ちっぱなしで働き、次の日は一日勉強、
明けてまた次の日は10数時間働くといった状態でした。

ただ、それがずっとちゃんと出来ていた訳ではなく、
気持ちが負けてしまい、しばらく勉強が手につかないという時期もありました。

なので、行政書士試験は落ちたのでしょう。

自分の気持ちの弱い所が出たと思います。

大抵、ある程度の年齢で資格を取ろうとしている人は
皆さん仕事をしながらだと思います。

だから、時間がないとか、体がしんどいとか、
さぼる理由だけはいくらでも出てきます。

でも現にそういう状況で、受かる人もちゃんと居るわけですから
自分もしっかりしないといけません。

自分にとっての、やるべき事の優先順位をきっちりつけて

試験日に後悔しないように

すべき事をきちっとやっていかないといけないなと

今更ながら思います。


結局昨日、勉強は全く出来ませんでしたが。