南大阪・松原市で働く行政書士のブログ -180ページ目

行政書士ばなし

懐かしい行政書士の話です。

前回書いた通り、消費者金融業の年間の抵当権設定件数というのは相当な量になるので、それを担当出来れば、かなりの仕事が貰える事となります。

銀行なんかもそうなんでしょうか?

あちらは住宅ローンという商品があるので
結構頻繁に司法書士に依頼する仕事があると思います。

何かで聞いた話ですが、特定の司法書士に依頼する訳ではないので
飛び込み営業もいけるようです。

真偽の方は分かりませんが。

消費者金融でもこの飛び込み営業に会った事があります。

細かい事情は忘れましたが、その頃メインで依頼している司法書士を
変える事になりました。

こちらの店舗に挨拶回りに来たのが、行政書士でした。

ちなみに行政書士は抵当権設定登記の代理申請は出来ません。

では何故来たかというと、この行政書士の先生は司法書士と合同で事務所を
経営していたからです。

ただ、合同でやっているといっても、どう見てもこの先生の営業はうまく、
仕事はほとんど行政書士が取ってきているようでした。

簡単に言うと、行政書士が司法書士を雇っている状態ですね。

実際後で聞いてみると、ほんとにその通りだったようです。

司法書士もかなり難しい試験で、合格するのは相当困難ですが、
ではそれに打ち勝ったから、その人は商売に成功するのかというと
それとはまた別の話なのですね。

前に仕事の遅い行政書士の話 を書きましたが、
対照的に営業のかなりうまい人というのも存在します。

ちなみにこの行政書士は北九州ではかなり手広く仕事をし、
その後事務所もずいぶん大きくしたようです。

自分が法律家を志すにあたって、いい成功例です。


思い出司法書士

司法書士や行政書士というと、
自己破産や債務整理、最近では過払い返還請求など
消費者金融とは敵対しているイメージが強いかもしれませんが、
実際にはそんな事ばかりではありません。

もちろん上記のような事を専門に
広告を出している事務所も数多くあるので
そういったイメージになるのも仕方がないです。

ただ、法律の仕事というものは、数限りなくあります。

例えば消費者金融の場合、不動産を担保に融資すると
当然、抵当権を設定します。

ちなみに根抵当権ですが。

この際に司法書士に仕事を依頼する事になります。

さて、サラ金といえども企業なので、
半期事に締めというものが存在します。

期初に定めた半期の目標から、
各月の成績目標の数値を決めて
それを各店舗が達成させないといけません。

貸付や回収も全てそうです。

だから月末や半期末に近づくと、色々追い込みがかかります。

融資に関しても、成績がもう少しで達成出来そうだと
営業にもかなり力が入って、月末付近で貸付が急に伸びたりします。

すると当然、抵当権設定の件数も増えます。

思い出してもみても、
こういった時期は司法書士事務所に書類を届けに行く事が
とても増えていました。

こんな場合、契約事に司法書士を変えるのではなく、
だいたい店舗事に決まった司法書士の先生がいて、
いつもその事務所に依頼する事になります。

その司法書士事務所にとっては稼ぎ時ですね。

年間通して不動産担保の貸付というのは
かなりな件数になっていましたので、
その依頼先の事務所にとって消費者金融は
年間の収入のほとんどを占める取引相手になっていました。

全国規模の大きな消費者金融の場合は
その店舗数だけ、こういったいつもお願いしている司法書士事務所があります。

ちなみにその先生方は、債務整理や自己破産は基本的に受けません。

そういう依頼があった場合は、
知り合いの他の法律事務所を紹介するそうです。

でも中には、抵当権設定の依頼も受けながら
自己破産も引き受けるという司法書士もいました。

自分の会社の上の人間がかなり怒っていましたね。

結局その事務所には、今後不動産融資の際の仕事は依頼しない事になりました。

物事の筋道からすると当然ですね。

いくら法律業も商売とはいえ、倫理観が少しおかしいのかな
と思った記憶があります。

懐かしい話です。

センター試験思い出

昨日で大学入試のセンター試験が終わったようです。
去年に比べて、受験者数は少し増えたとか。

自分がセンター試験を受けた頃を思い出します。

ちなみに1浪してるので、2回受けました。

もう10年も前の話です。

浪人して、もっと勉強するかと思ったのですが、
最初の半年は本当に勉強しませんでした。

浪人してから予備校生を見てみると、現役で受からない人は
少しのんびりした人が多かったように思います。

自分も完全にそのパターンでした。

しかし、さすがに夏休みも終わる頃、
このままではまずいと思い、やっとスイッチが入りました。

それからは、勉強ばかりしていたので、逆にあんまり記憶がありません。

英語はひたすら単語を暗記していたり、
世界史にいたっては参考書をほぼ全てのページ記憶していました。

どのページになんの写真があって、どんな記述があったのか
頭のなかでそのページをめくれる程になっていました。

やっぱり10代というのは、今と全然記憶力、集中力が違うものですね。

最後の方はご飯を食べる時以外、勉強しかしていませんでした。

志望校というか、国立大学なら正直どこでも良かったので、
最終的には希望通りの大学に合格する事が出来ました。


今、また法律の勉強なんかをしていますが、
あの頃の精神状態に戻りたい気分です。

なんでこう大人になると、雑念が増えるのでしょうか?

様々、勉強に対する集中を妨げるモノが、
外部からも自分の内からも湧いてきて、困ります。

しかも、学生時分と違って、けっこう先の自分の生活も懸かっているというのに。

のんびりする性格は変わってないようです。

ただ、学生の時と違うのは、多少人生経験が積まれてきたということでしょう。

例えば、モチベーションが下がってきた時に、
要するに落ち込んだりした時など、
自分を盛り上げる方法なんてのも
知識が増えた分、結構身に付いていると思います。

せっかく年取った分、
多少身に付いたであろう「したたかさ」のようなものもうまく利用して
大人になってからの受験勉強もクリアしていきたいです。

ライセンス申請

本日、オープンウォーターCカード の申請に行ってきました。

と言っても、ショップに申請書を提出しただけですが。

後はPADIから、ショップへとカードが送られてくるのを待つだけです。

本当はこのまま
アドバンス・オープンウォーター へと続けていきたいのですが、
司法書士試験まで半年もない今、しばらくお預けです。

これからしばらくは、パチンコ屋と六法全書の往復の日々になります。

1つ目の資格

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今日の和歌山は昼から雨でした。朝からどんよりとした天気のなか、無事にダイビングの講習は終了。これでPADIのオープンウォーターCカード取得です。まずは今年1つ目の資格を手に入れました。さて、体を使った資格取得の後は、頭を使う資格試験が待っています。