思い出司法書士
司法書士や行政書士というと、
自己破産や債務整理、最近では過払い返還請求など
消費者金融とは敵対しているイメージが強いかもしれませんが、
実際にはそんな事ばかりではありません。
もちろん上記のような事を専門に
広告を出している事務所も数多くあるので
そういったイメージになるのも仕方がないです。
ただ、法律の仕事というものは、数限りなくあります。
例えば消費者金融の場合、不動産を担保に融資すると
当然、抵当権を設定します。
ちなみに根抵当権ですが。
この際に司法書士に仕事を依頼する事になります。
さて、サラ金といえども企業なので、
半期事に締めというものが存在します。
期初に定めた半期の目標から、
各月の成績目標の数値を決めて
それを各店舗が達成させないといけません。
貸付や回収も全てそうです。
だから月末や半期末に近づくと、色々追い込みがかかります。
融資に関しても、成績がもう少しで達成出来そうだと
営業にもかなり力が入って、月末付近で貸付が急に伸びたりします。
すると当然、抵当権設定の件数も増えます。
思い出してもみても、
こういった時期は司法書士事務所に書類を届けに行く事が
とても増えていました。
こんな場合、契約事に司法書士を変えるのではなく、
だいたい店舗事に決まった司法書士の先生がいて、
いつもその事務所に依頼する事になります。
その司法書士事務所にとっては稼ぎ時ですね。
年間通して不動産担保の貸付というのは
かなりな件数になっていましたので、
その依頼先の事務所にとって消費者金融は
年間の収入のほとんどを占める取引相手になっていました。
全国規模の大きな消費者金融の場合は
その店舗数だけ、こういったいつもお願いしている司法書士事務所があります。
ちなみにその先生方は、債務整理や自己破産は基本的に受けません。
そういう依頼があった場合は、
知り合いの他の法律事務所を紹介するそうです。
でも中には、抵当権設定の依頼も受けながら
自己破産も引き受けるという司法書士もいました。
自分の会社の上の人間がかなり怒っていましたね。
結局その事務所には、今後不動産融資の際の仕事は依頼しない事になりました。
物事の筋道からすると当然ですね。
いくら法律業も商売とはいえ、倫理観が少しおかしいのかな
と思った記憶があります。
懐かしい話です。
自己破産や債務整理、最近では過払い返還請求など
消費者金融とは敵対しているイメージが強いかもしれませんが、
実際にはそんな事ばかりではありません。
もちろん上記のような事を専門に
広告を出している事務所も数多くあるので
そういったイメージになるのも仕方がないです。
ただ、法律の仕事というものは、数限りなくあります。
例えば消費者金融の場合、不動産を担保に融資すると
当然、抵当権を設定します。
ちなみに根抵当権ですが。
この際に司法書士に仕事を依頼する事になります。
さて、サラ金といえども企業なので、
半期事に締めというものが存在します。
期初に定めた半期の目標から、
各月の成績目標の数値を決めて
それを各店舗が達成させないといけません。
貸付や回収も全てそうです。
だから月末や半期末に近づくと、色々追い込みがかかります。
融資に関しても、成績がもう少しで達成出来そうだと
営業にもかなり力が入って、月末付近で貸付が急に伸びたりします。
すると当然、抵当権設定の件数も増えます。
思い出してもみても、
こういった時期は司法書士事務所に書類を届けに行く事が
とても増えていました。
こんな場合、契約事に司法書士を変えるのではなく、
だいたい店舗事に決まった司法書士の先生がいて、
いつもその事務所に依頼する事になります。
その司法書士事務所にとっては稼ぎ時ですね。
年間通して不動産担保の貸付というのは
かなりな件数になっていましたので、
その依頼先の事務所にとって消費者金融は
年間の収入のほとんどを占める取引相手になっていました。
全国規模の大きな消費者金融の場合は
その店舗数だけ、こういったいつもお願いしている司法書士事務所があります。
ちなみにその先生方は、債務整理や自己破産は基本的に受けません。
そういう依頼があった場合は、
知り合いの他の法律事務所を紹介するそうです。
でも中には、抵当権設定の依頼も受けながら
自己破産も引き受けるという司法書士もいました。
自分の会社の上の人間がかなり怒っていましたね。
結局その事務所には、今後不動産融資の際の仕事は依頼しない事になりました。
物事の筋道からすると当然ですね。
いくら法律業も商売とはいえ、倫理観が少しおかしいのかな
と思った記憶があります。
懐かしい話です。