行政書士ばなし | 南大阪・松原市で働く行政書士のブログ

行政書士ばなし

懐かしい行政書士の話です。

前回書いた通り、消費者金融業の年間の抵当権設定件数というのは相当な量になるので、それを担当出来れば、かなりの仕事が貰える事となります。

銀行なんかもそうなんでしょうか?

あちらは住宅ローンという商品があるので
結構頻繁に司法書士に依頼する仕事があると思います。

何かで聞いた話ですが、特定の司法書士に依頼する訳ではないので
飛び込み営業もいけるようです。

真偽の方は分かりませんが。

消費者金融でもこの飛び込み営業に会った事があります。

細かい事情は忘れましたが、その頃メインで依頼している司法書士を
変える事になりました。

こちらの店舗に挨拶回りに来たのが、行政書士でした。

ちなみに行政書士は抵当権設定登記の代理申請は出来ません。

では何故来たかというと、この行政書士の先生は司法書士と合同で事務所を
経営していたからです。

ただ、合同でやっているといっても、どう見てもこの先生の営業はうまく、
仕事はほとんど行政書士が取ってきているようでした。

簡単に言うと、行政書士が司法書士を雇っている状態ですね。

実際後で聞いてみると、ほんとにその通りだったようです。

司法書士もかなり難しい試験で、合格するのは相当困難ですが、
ではそれに打ち勝ったから、その人は商売に成功するのかというと
それとはまた別の話なのですね。

前に仕事の遅い行政書士の話 を書きましたが、
対照的に営業のかなりうまい人というのも存在します。

ちなみにこの行政書士は北九州ではかなり手広く仕事をし、
その後事務所もずいぶん大きくしたようです。

自分が法律家を志すにあたって、いい成功例です。