「頭文字D」も劇場公開中、いよいよ深みにハマる、ディープ「D」の世界。
壁紙
白いFCってかっこよろしいんですよね。
あのRX-7にはカブリオレもあって、それは黒がかっこいいんですが、
(なんか幌のカタチがスマートだった)
クーペのほうは完全に白が図抜けてよくて、発売当初は、いやポルシェ944に似ているとかなんとかいわれましたが、今みると944より遥かにイケてますもんね。
このHPでもエディソン・チャン+FCの壁紙は並居る86壁紙の中にあってすごく人気があります。
いや、一回でいいから乗ってみたいな。。
→壁紙
(いや、いつのまにか結構充実させてるので、よろしく。なのです)
Dベストバトルはどれだ!(映画編)
いよいよ劇場公開しちゃってます!「頭文字D」
秋名の山を舞台に、あーここまでドリドリバトル全開なんてありえない!
そんなわけでD映画のバトルを振り返ってみたい。(ネタバレ注意です。)
1、R32 VS AE86(第一弾)
朝方、余裕で走るナイトキッズ中里毅にいきなり襲い掛かる謎のハチロク。
全開でがんばる中里だが、相手のハチロクは豆腐配達を早く済ませたいだけ。
2、R32 VS AE86(第2弾)
ガソリン満タン欲しさに走り屋の世界に降臨した峠の伝説、ハチロク。
ハイパワー、R32を追い詰める。
ブレーキ、タイヤも限界のR32に対し、拓海は奥義「溝落とし」を披露。
唖然とする中里の視界から去っていきます。
3、エボⅣ VS AE86
★いつきをヨコに乗せて、マジ顔の拓海
エンペラー岩城にブチ切れる拓海。最強マシンエボ4だろうが
峠では射程圏内。
★これ、運転してんのはスタントじゃなく、
ジェイ・チョウ本人のような、、。
4、エボⅢ VS AE86
★ついに現れたエンペラーの親分、須藤京一。
今までの相手とは格が違うエボⅢを駆る京一に挑む
拓海。が、しかし、、。
5、エボⅢ VS AE86(3台バトル)
★FC、エボそしてハチロク。めまぐるしい展開、
非常に危険な3台バトルの幕が開く。
(あ。スープラとユーノス発見!)
エンジン載せ替え、ボンネットも真っ黒。
リベンジを喫してエボ3に襲い掛かる拓海のハチロク
もう、いきなり溝落としだ!
6、FC3S VS AE86(3台バトル)
★3台バトルの後半はFCとハチロクの一騎打ち!
これに乗ってるドライバーは相当うまいですよ。
このドリフトセンスにしびれます。
皆さん、どうしでした?ごらんになって。
Dに出したい車(5)
このコーナーは「Dに出したい車」とか言っておきながら、お前の偏愛する車だしてるだけだろうが!という声も聞かれ、当らずとも遠からずということで一度まじめに下り最速について考えてみました。
ありました。でも外車なんですよ~。
デルタ?いえいえ違います。「六本木のカローラ」と呼ばれ、日本の大衆が最初にたどり着いたBMW、E30です。
ブタみたいな顔してますが、基本性能は常に日本車を一歩リードしていた名車ですね。そして、このE30の中でも、グループAというツーリングカーレース用に作られたM3というのは、ブタどころではなく、サーキットで勝つために生まれた純血サラブレッド。ちょっと下品なブリスターフェンダーとウィングが備わっているのが外観上の違いです。そしてエンジンはスーパーカーM1譲りの6気筒から2気筒分切り落とした4気筒。F2果てはF1のエンジンと同様のブロックを持つ究極のMパワー、すなわちS14が搭載されていました。
80年代後半、2.3リッターNAながら上のクラス(例えばGTR)を破り、オーバーオール/・ウィンを頻繁に勝ち取りBMWに黄金時代をもたらしました。
★サーキットを制するM3軍団。先頭のMカラーはシュニッツアー
後ろのほうにフォード・シエラがちょろっと見えます。
このE30M3、同じグループAだというんで、ラリーに出たこともあります。87年のツール・ド・コルスではプロドライブ(スバルで有名ですね)からエントリーしたロスマンズ・カラーのM3が狭い峠道を快走、王者ランチャデルタに大勝負を挑み勝ってます。
そんなわけで、サーキットではフォード、ベンツ、そしてスカイライン。ラリーではランチャ、VW、マツダを相手に八面六臂の大立ち回りを演じたM3。その生産が終わるまで、哀れなほど生涯コンペティションに身を削った車でした。
推薦理由: ハチロクの持っている速さの要素を究極的に持っている車。
なにより闘うクルマは美しい。
実現性: ★★★☆E30大好き。しげのセンセお願いします!
プロにインタビュー!「溝落としとか、やってましたよ」
そんなわけで、「頭文字D」もついに公開!F3もいよいよ大詰め!今回はプロのレーサーとして、全日本F3選手権を戦う、スリーボンドレーシングの横溝直輝さんに「頭文字D」とプロのドライビングについてインタビューしてみました。
★わかりずらいかもしれないですが、フロントウィングに「頭文字D」
のロゴが!!(赤いところです。)
Q1、富士が終わってランキング3位ですね。
最終戦に向けての抱負は?
最後まで諦めず、残りのレースはすべて優勝できるよう取り組んでいきたいと思います。
Q2、今年からスリーボンドに移籍されましたが、マシンの仕上がりはいかがですか?
毎レースマシンのポテンシャルは上がっていますし、いつでも優勝できるレベルにあると思います。チームのモチベーションも非常に高く、とても心強いスタッフに支えられていると思います。
Q3、「頭文字D」はご存知でしたか?
もちろん知っています。単行本も持っていますよ。
Q4、その「頭文字D」が映画になるそうです。
是非見に行きたいです。まさか、イニシャルDが実車で映画化されるとは思いもしませんでした。
絶対見逃せないですね。
Q5、Dのここがおもしろいじゃんみたいなのはありますか?
主人公が非力な86で奮闘しているところや僕たち車好きをうならせるようなマニアックな部分がとても面白いですし、レース前の晩にイニシャルDの単行本を読んでモチベーションをあげたりもしますよ。
Q6、この登場人物に注目してるみたいなのはありますか?
拓海の父親。 かなりマニアックかな(笑)
Q7、頭文字Dはドリフトっていうのが大きなテーマですが、ドリフトってプロの目から見るとどう写るんでしょうか?
僕はできないかも(笑)。 ドリフトは自分でやっても、人のドリフトを見ていても楽しいですよね。車の動きが大きくドライバーのがんばりが外から見ていても伝わってくるし。
Q8、公道とサーキットは全く違うと思いますが、サーキットでもドリフトしちゃうんですか?
今のレーシングカータイヤのグリップや構造上、ドリフト走法よりはグリップ走法が基本なのでドリフト主体のドライビングではないですね。 コンディションによってはマシンをドリフトさせてコーナリングするという小技も使ったりしますね。
Q9,F3のドリフトってどんなかんじなんですか?普通のハコに比べて。
完全にドリフト状態に入った後にとても恐ろしい状況が待っていると思いますよ(大スピン!)。なぜかというとタイヤの限界ぎりぎりを超えてしまったときにドリフトになるというかスピン状態になっているからです。
Q10,「頭文字D」のテクニックがサーキット役立ったことなんかありませんかね?
市街地レースではコーナーによってイン側の舗装が少しくぼんでいる部分があったりするのでそういうときは積極的に溝走りをイメージしてトライしたりしてます。サーキットの縁石の使い方もそうですね。
Q11、普段はどういう車に乗ってますか?
Q12、普段公道ではどんな運転してるんですか?やっぱりサーキットみたいに、ガンガン攻めてるんですか?
何言ってるんですか!?(笑) 安全第一です
レーシングドライバーにとって免許証は命と同じくらい大事なものなんです。
Q13、ありがとうございました。
最後にファンの皆様にメッセージを。
見どころ映画「D」
いよいよ今週土曜日劇場公開なんで、映画の話もしたいと思います。
映画「頭文字D」はいくつか原作とは違う場面がでてきます。そして、そこは結構見どころだったりします。
またまた文太の話で恐縮ですが、なんと映画では文太が拓海に直伝する場面がでてくるんですねー。
★文太のドライビングをあ然と見つめる拓海
とはいえ、寡黙な父親は息子を横にのせて走ってるだけなんですが、ま、それでも十分ですよね。
そこで、何を教わったかは、、見てのお楽しみってことにしておきましょう。
いずれにせよ、真昼間どえらいスピードで、峠をくだっていくシーンはそんなにないので注目です。
低速コーナーのドリフトっていうのは、他でもよく見るんですが、速いコーナーで長ーい時間斜めになって走ってるのはなかなかないですよ。横、崖だし、、、(あぶねーよ親父 )
文太のクルマを推理する
「D」世界最速の男といえば藤原文太。豆腐やであり、伝説のダウンヒラー。拓海の父であり師匠。なんでこんなに速いねん?ということもそうですが、彼が現役時代どんな車にのってたか、興味ありませんか?「D」のストーリーに垣間見える文太の好み、キャラクターから、若い頃の文太の車を車を推理してみました。
★文太の現役時代は70年代前半から80年代
拓海が生まれたのが80年代中盤と考えると、その前の10年あまりが文太が暴れまわった時代だと思います。ターボなし。ポテンザなし。
★文太はニッサン派じゃない
「ハチロクだけでわかんの?」という方もいらっしゃるでしょうが、これはそうです。ちょっと前まではトヨタvsニッサンという構図が厳然とあって、ニッサン派というのは総じてトヨタ嫌いでした。よってスカイライン、バイオレット、サニー、Z、シルビアとか日産車はない。逆にスカGの50勝を止めたサバンナRX-3は候補です。
★文太はFR派
ドリフトの自由度ということではもちろん、FFがまだ少なかった時代です。シビックにはRSというスポーツタイプがありましたが、あえてそれを選ぶほどFF好きとは思えません。4WDスバル・レオーネもだまだまだでした。
★文太はモテた?
クルマの運転うまい奴はSEXもうまい?!と誰かが言ってましたが、寡黙で速い文太はモテたでしょう。当時のモテ車としてはセリカ、117クーペ、ギャランGTO(?)などでしょうか。ハチロクの中でもトレノを選ぶ感性からいえば当時唯一のリトラクタブルライト、RX-7(SA22)も捨てがたいです。
★文太は小さい車が好き
そりゃそうです。下りの峠は軽さが命。秋名最速の称号は1.6リッター以下のマシンで得たものと思います。TE27以降のレビトレ、KP61スターレット、ランサー(エボじゃなく)が最有力です。
★KP61スターレット こんな格好してちゃんとFRです。
文太が最終的にどこまでいったのかわかりませんが、ほとんどプロのラリーストというところまでいってたことは間違いないでしょう。結婚、拓海の誕生が彼のキャリアに大きな影響を及ぼしています。そこから考えるとラリーフィールドで活躍していた車、レビトレでいうとTE47、あとはKP61あたりが時代的にもぴったりではないかと思います。ランサーにのってたら、後年インプ買わないと思うんですよね。
とまあ、好き勝手に想像して、すいません、、。どんなもんでしょうか?
Dに出したい車(4)
「Z」。“悪魔のZ”S30、ハコスカGT-Rと同じS20を搭載したZ432、Gノーズの240Z、そして最近のZ32までZは一番身近なスポーツカーとして絶大な存在感を誇ってきました。
★フェラーリ・デイトナ、ピアッツア、そしてこのZ31。
半開きリトラクタブルライトのクルマに惹かれます。
Z31は、そんなZ軍団の中でも比較的語られない存在ですが、どうにも無視できない「事件」があった車でした。このZからV6なんですよね。「ついに直6を捨てたか。」感慨深かったです。VGエンジンはターボ付で最大230馬力。当時ダントツのハイパワーでしたね。海外では300ZXと呼ばれてます。ZX系は3000ccと2000cc。
ところが、マイナーチェンジでちょろっと丸くなったときに、一番ハードなスポーツバージョンが出てきます。2000ZR。なんとスカイラインと同じRB型の直列6気筒を積んでました。「えー!積めるんじゃん!」ちょっと騙されたという気持ちもありましたが、Z432の再来っぽくて、一気に気になるクルマになりました。
推薦理由: 「D」のヒルクライムは新しい車ばっかでつまんないので。
実現性: ★★☆ R34といい戦いをしてるFD啓介の相手するんだったら、
余程速い奴が乗らないとな~。