ディープ「D」の世界 -2ページ目

伝説のドリフト男列伝①

「ドリフト」がスゴイなんていうのは、誰に教わったことでもなく見りゃわかることなんですが、こうも人気があると、やっぱり誰かいて、そこにドラマがあったからここまで多くの人がドリフトについて語るようになるんだろうな、、。と思って書き始めたのが「伝説のドリフト男列伝」です。
マシンコントロールの究極の姿、限界を超えた限界。滑ってるやつはかっこいいし、速い。そう信じたい人にとって、1番はじめに取り上げた、ロニー・ピーターソンは神様みたいなもんだと思います。
70年代のF1ビデオとか見るとわかります。なんか彼だけ違う論法で走ってますから。しかも、「見せドリ」じゃない気迫が漂ってます。
彼を育てたのはもちろんロータスのコーリン・チャップマンですね。魔術師的なビジネスマンであり、錬金術師的なマシンデザイナー。彼はコスワースエンジン、タバコ・マネーをF1に持ち込み、グランドエフェクトカーの先鞭をつけました。
ことにグランドエフェクトカーは空力の作用で車体下面に負圧を作り出し、路面にマシンを吸い付け、とてつもないスピードでコーナーを曲がれるという技術で、ロータス78というマシンはF1界に革命をもたらしました。
このマシンは正面からの空気の流れを計算して作ってあって、斜めに走るドリフトなんかは想定外。サスもストロークしない。時代は確実にグリップ走行へ向かっていったのです。
ところが、78年のロータスのセカンドドライバーは何故か「サイド・ウェイ」ロニーだったのです。彼の走りはチャップマンの思いとは裏腹もいいとこで、グランドエフェクトなんておかまいなし、滑らせまくって、エースのマリオ・アンドレッティより速かった。
ドリフトは死なない。
そんなわけで、時代に抗うかのような、彼のラスト・イヤーの走りはいまだに多くの人の心に刻まれているのです。

ちなみに、、。

5バルブエンジンの話をしたので、ちなみにということでいいますが、バルブ数でいうと、上にはさらに上がいてこのNR750は1気筒あたり、8バルブです。ちょっと、どうなればエンジンの上側に8つもバルブが付くのかと思ってしまうんですが、コイツの場合は楕円なんですね。楕円シリンダーに楕円ピストン。

メーカーはもちろんホンダ。こんな変態エンジンを作れるのは彼らしかいない。

元々はレース用で、ホンダが本気で4サイクルエンジンで2サイクルエンジンを倒そうとしてた頃のテクノロジーです。昔、何かの展示会でそのレース用バイクをみたことがありますが、2万3千回転までタコメーターがあって、あ然としたことを覚えています。

私といえば

(C)しげの秀一/講談社

エボⅢ、須藤京一。彼の登場は衝撃的でしたね。鋭い眼光(黒目ちいさい)だし、仲間をパーン!とか殴っちゃうし、おっかない男だと思いました。そんで速いじゃないですか。「D]ベストバトルは敵キャラ次第っていうことでいうと、この須藤とハチロクとの2回のバトル。そしてFC「右コーナーが下手くそってことだ」涼介とのバトルの3つのうちのどれかだなーっと思ってます。また、マンガ読んで考えます。

孤高の5バルブ世界へ

AE86の孫というか曾孫というか、AE101とAE111には、5バルブのエンジンが搭載されています。5バルブというのは吸気側:3、排気側:2のバルブ構成で従来の4バルブよりもバルブ開口面積が広くとれ、高回転高出力化に適しているといわれています。

名前は同じ4A-Gですが、このエンジンにがっつり載せ替えたのが、復活版ハチロクというわけです。TRD製だとかドライサンプ化してあるとかチューンには諸説ありますが、この1万回転オーバーの超高回転ユニットを武器に拓海は新たな速さを手に入れます。

★5バルブ心臓を前にご満悦の文太


これは世界的にも珍しいエンジンですね。レビトレ以外で5バルブを手に入れようとしたら、軽か(ミニカ・ダンガンとか)あとはフェラーリしかないくらいです。

「フェラーリじゃ高すぎる、660ccじゃ決して満足できない。」そういう人にも少しだけ選択肢が残されています。バイクです。

★大型バイクの世界に衝撃を与えた“カミソリ”ハンドリング YZF-R1

 1000ccでなんと172psですよ!失神するほどの加速です。


もともと5バルブというのはヤマハの特許で、確かFZ750にジェネシス(新次元)エンジンと銘打って搭載されたのが最初だったと思います。いまでもYZF-R1やTDM900なら新車で5バルブ世界へ行けます。

あとはもう、フェラーリのF1とかザクスピード・ヤマハとか手に入れるしかない。「狭くて深い道」、それが5バルブの世界なのです。

★フェラーリF355

 355の最後の「5」は5バルブの意。フェラーリはF1では5バルブのデスモド

 ローミックというまさに「ヤマハ+ドゥカティ」の融合テクノロジーを使っていた。



「D」ベストバトルはどれだ!!(原作編)

これまで、いろいろ前置き書きましたが、D公式HP編集チームが一番やりたかった企画がこれです。

「頭文字D」も31巻、拓海もさまざまなバトルを経験し、成長していくわけですが、それには強力なライバルの存在がかかせません。バトルあってのハチロク。ライバルあっての拓海なわけです。

どかんと下に「D」世界のバトル一覧を挙げてみました。「うっ!」と既におなかいっぱいの方もいるでしょうが、頭に漫画のシーンを思い浮かべながら、「頭文字D」を一度おさらいしてみましょう。そして、「これが俺のベストバトルだ!」てなかんじでコメントくださいませ。


【「D世界」バトルリスト】


★ちなみにスタート・ゴールがはっきりしない、セミ・バトル(ということにします。)は※印です。

★W: は勝者です。


1、FD啓介×86拓海 @秋名下り W:86 ※

2、FD啓介×86拓海 @秋名下り W:86

3、R32中里×86拓海 @秋名下り W:86

4、EG6慎吾×S13池谷 @秋名下り W:EG6 ※

5、EG6慎吾×86拓海 @秋名下り W:86 ★ガムテープデスマッチ

6、FC涼介×86拓海 @秋名下り W:86

7、シルエイティ真子×86拓海 @碓氷下り W:86

8、FD啓介×R32中里 @妙義上り W:FD

9、S14ケンタ×86拓海 @妙義下り W:86

10、エボⅣ岩城×R32中里 @妙義上り W:エボⅣ

11、エボⅣ岩城×86拓海 @秋名下り W:86

12、S13その辺の不良×180拓海 @赤城下り W:180※★塚本先輩のマシン

13、エボⅢ須藤×86拓海 @赤城下り W:エボⅢ

14、エボⅢ須藤×FC涼介 @赤城下り W:FC

15、86ターボ渉×FD啓介 @赤城下り W:なし※

16、86拓海×86ターボ渉 @埼玉 W:86

17、86拓海×エボⅢ須藤 @日光下り W:86

18、86拓海×MR2小柏 @日光下り W:86

19、86拓海×セリカGTFOURのセンパイ @秋名 W:86※

20、86拓海×ユーノス末次 @栃木下り W:86

21、FD啓介×R34川井 @栃木上り W:FD

22、86拓海×EK9二ノ宮 @塩那下り W:86

23、FD啓介×インテT酒井 @塩那上り W:FD

24、86拓海×EK9トモ @八方が原 W:86

25、86拓海×インプ文太 @秋名下り W:インプ※

26、S15デブ×S13池谷 @秋名下り W:デブ※

27、S15デブ×AE85拓海 @秋名下り W:AE85※★イツキのマシン

28、FD啓介×FD恭子 @埼玉上り W:FD啓介

29、86拓海×アルテッツァ延彦 @埼玉下り W:86

30、86拓海×カプチーノ坂本 @埼玉下り W:86

31、FD啓介×86T渉 @埼玉上り W:FD

32、FD啓介×エボⅤ @土坂上り W:FD★恭子のFD

33、86拓海×エボⅥ @土坂下り W:86

34、86拓海×S2000城島 @茨城下り W:86

35、FD啓介×R34星野 @茨城上り下り 

(31巻終了時点)



「俺、勝ったなんて思ってませんから、」「これはバトルじゃない、セミナーだ。」数々の名言もありつつ、勝負の世界は非情、勝敗をつけてしまいました。。。(まだ、ありましたっけ?)

あと略称使いまくってわかりづらいかもしれませんが、ご勘弁ください。ま、さすがに「カプチーノ坂本」ってリングネームみたいなのはどうかと思いましたが、Dファンならわかりますよね?


で、エボorインプどっち派?

で、インプ。

ランエボといえば、っていうところでいうとハズせない。


★2ドアっていうのがいいですよね。カッコよろしい。


しげの先生はいつ、どんな奴に乗せて、コイツを出してくるんだろうと思ってたら、文太とは、、、。ランエボとのバトルでハチロクが壊れた時、次はこれなんじゃないかと思ってたんでちょっと意外でしたが、いずれにしても拓海のFX(次期戦闘機)最有力候補なんじゃないかと、、。


街中でも首都高でも結構プシュプシュ言わせて走ってますよね。ランエボとインプは本気度が違う。

峠ではどっちが速ぇーんだという疑問ありつつ、どっち派でしたか?

最強ゆえに、、、

ハチロクなみに小さく、GT-Rなみにパワフル。最先端の4WDシステムをつぎ込んだ三菱のラリーウェポン。それがランサエボリューション。

でもこのランエボ、不幸なことに、どうも悪役がお似合いという状況になってます。

日光いろは坂を仕切るランエボ軍団エンペラーはどう考えても「D」史上最強の悪役チームですし、映画でいうと「TAXI2」でも悪役はランエボ軍団だった。(ま、それでも映画のパンフに広告を出してた三菱という会社はえらいと思いますが、、。)


ま。強いからなんでしょうね。

90年代後半のランエボのWRCにおける強さは普通じゃなかった。トミ・マキネンと三菱ラリーアートは強豪ひしめく中、96年から4年連続でWRCのチャンピオンに輝いています。エボⅢは最初の栄冠をつかんだマシンですが、なんとなく当時の三菱のデザイントレンドなのか必然なのか、このあとⅣ、Ⅴ、Ⅵと進化を続けるにつれ、空力パーツもでかくなり、どんどん無骨になっていきます。そういう見た目も「悪役・ランエボ」には一役買ってるのではないでしょうか。

★Dのイケメン軍団とは一線を画すコワモテ:ジョーダン・チャン演じる

 須藤京一。こんなのが峠にいたら、恐くて日光にいけません。。。

 

とはいえ、長い「頭文字D」の歴史の中でも“カウンター・アタック”須藤京一とのバトルは最も盛り上がるハイライトであることは疑いようがないでしょう。映画でも彼との戦いがラストバトルで描かれます。ここはスゴイですよー!必見です。

“最強”ゆえに悪役として登場したランエボ。エボファンの皆さん、ちょっと我慢しつつ、その十分すぎる存在感を楽しんでください。



Dうら人列伝(2)

そうかと思うとポスターのデザイナーさんは、なんかやたらと速いアウディ・ワゴンに乗ってんですよね。

この人も完全な「D」好き。本当はDなクルマにいきたいんでしょうが、家族の手前ワゴンでごまかしてる感じですね。私の目はごまかせません。あれは速いです。


で、ロータス・エリーゼ。グラフィックのCG関係をやってる方がもってまして、これはヨコに乗せてもらったんですが、泣きたくなるくらいコーナーが速いですね。ぎしぎしボディが軋むんですが、中のフレームがしっかりしてるから全く安定してました。紀宮さまのフィアンセが確かエリーゼ乗りだったと思いますが、低いし、短いし、やっぱり峠ではこういうクルマが最速なんですかね~。ほぼ、いませんけど。

Dうら人列伝

「頭文字D」の宣伝まわりって、当然というか、運命というか結構クルマ好きがいます。

例えば公式HPのWEBデザイナーさん。彼のクルマとかNEWミニですよ。

「今のミニのどこが、、」と言うなかれ、アレの「クーパーS」ってやつは普通じゃないです。

★タイヤ薄すぎです。

6速マニュアル・ミッション。バイクですよ。おまけにスーパーチャージャー付きのエンジンで、ハンドリングもクイック、クイック。スパーっと切れます。

切れ味鋭いHPのデザインはあそこから生まれてるのはないかと思います。

普段はおとなしい人なんですけどねー。乗っかるとすごそうです。

(ちなみに「オペラ座の怪人」 も彼の仕業です。ご興味あれば見てみてください。)


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