ディープ「D」の世界 -3ページ目

Dに出したい車(3)

すいません。大事な来日イベントの最中にハズシネタで。


「地球と戦う」昔のジェミニ、FR時代のZZRでございます。

1.8リッターDOHCエンジンとFRのコンベンショナルな組み合わせでラリーでも結構強かったですよ。(フォード・エスコートRSといい、フィアット131アバルトといい、ちょい前まではこういう単純なクルマが最強ラリーカーだった。)

今はなきISUZUの名車。ある意味、現役時代のハチロクの本当のライバル。


推薦理由:すいません、ウチのクルマでした。

実現性: ★☆(華がないんですよね。文太の回想シーンがあれば、、。)

         

今度のDマグは注目です!

新宿は随分と盛り上がりましたねー。

やっぱりジェイ・チョウとかエディソン・チャンとかすごい人気。

公式ブログ で今まさに追跡中なんで見てみてください。

とんでもない時間にアップしてるかも。。。

あと、ウラから脇から取材してる、今度のDマグは必見です!

★明日は歌っちゃうらしいゾ!本業はアーティストのジェイ王子。


で。今日のイベントの注目は、ディープD的にはハチロク。公式ブログで作ったハチロクがついにお目見え

というわけでしたが、今日の御役目は鈴木杏ちゃんを乗せてしずしずとレッドカーペットを走るのみ。

「シネシティでドリフトすんじゃねーか?」っていうのはやっぱり違ってました。でも、あれだけの低速走行でもドライバーは一流のテストドライバーさんだったらしいですよ。あんなせまいステージでぐるんとマックスターン決めれるような。。


責任重大だし、エンストしても死ぬほどかっこ悪いので、そのへんのスタッフで済まさないところが「頭文字D」っぽくていいじゃないですか。








ついに来日!

今日はあれですねー。

「頭文字D」軍団、来日!&イベントの日ですよ~。

そっこらじゅうでいってるのでいまさらでしょうが、16:00から歌舞伎町のど真ん中シネシティ広場です。

★D軍団in新宿でございます。


来るのは、ジェイ・チョウ、鈴木杏、エディソン・チャン、ショーン・ユウ、アンソニー・ウォンほか(予定)

となってます。

★“音速のカリスマ”ジェイ王子他、アジアのスター軍団が大挙新宿に!

★かわいい杏ちゃん。ひとめ見たい!

ハチロクもくるぞ!まさかここでドリフトはしないと思いますが、熱狂興奮間違いなしのイベントになるはずです。

公式HPではD軍団にべったり貼り付いて情報アップしていきますん

イベント見れない方も今日明日は公式HP要チェックでよろしくです!

はなっからライバル

そんないわゆる「スカイライン神話」に微妙に絡んでくるのが、だれあろうマツダ一連のロータリー・ロケット軍団で、RX-7のご先祖サバンナRX-3こそ、かの50勝に土をつけ、スカイラインの時代を終わらせた車とされております。(これは後ほど詳しく書きますので)

★涼介=エディソン・チャン

実際、彼自身もFCのステアリングを握っている。



羨望の「R」バッジ

思うに中里毅は「頭文字D」において大きな役割をしょってる人だと思います。

何でかって?そりゃスカイラインに乗ってるからですね。

スカイラインは、おじさんから若いのまで、それはもう語るのも怖いくらい多くのディープなファンが大量に存在してて、彼らの厳しい視線が、中里の走りに注がれているのです。

★かっこつけてる場合か。


スカイライン神話なるものがあります。

1963年、第2回日本GPに登場したレースカー、ポルシェ904に唯一食い下がったのがスカイラインでした。

(ちょっとだけ抜いた。)戦後、急成長をとげようとする日本のクルマ産業にとって象徴的な“事件”により、この神話は始まります。そしてGT-Rの登場(GC10、PGC10)。日産のレーシングカーR380の直系といってもいい、S20エンジンを搭載したGT-Rは当時のレースシーンを席巻、無敵の強さで50勝まで記録を伸ばします。

★“ハコスカ”PGC10

S20というエンジンは現代ではなんてことはない160馬力ですが、60年代後半にして既にDOHCの4バルブだったんですねー。トヨタ2000GTにしても2バルブですから、世界的にも珍しいスーパーエンジンだったわけです。

「羊の皮を被った狼」といわれ、文太の世代が若い頃はすでにスカGの「R」の赤バッジは羨望の的だった。

★“ケンメリ”KPGC110 197台のみ。

★神話の復活、蘇った「R」のバッジ。BNR32


背負ってるもんが大きいんですね。こんなクルマはそうはない。(日産の開発陣の苦悩も相当でしょう。)

だから、ちょっとやそっとの活躍じゃ、神話の後継者としては物足りないわけです。中里がんばれ!スカイライン万歳!!(ファンなのか、オレも)


Dmagがみれます。

公式メルマガ「D-mag」のバックナンバーが見れるようになりました!

途中から入った人もこれで安心でございます。

ジャケ写も毎回いいカンジのバトルシーンが並ぶわけですが、どのシーンなのか想像してみると楽しいかもです。


Lap1:

速報!アジア5カ国No1スタート!/「頭文字D」FAQなど

★R32粉砕!ハチロク伝説のはじまり


Lap2:

【動画】香港プレミアの模様/ジェイ・チョウ日本デビュー!

AE86&藤原拓海特集など

★追い詰めるFC、峠のキング・高橋涼介


Lap3:

【動画】特番&本予告UP!/AAA(トリプル・エー)テーマソング決定!

FC&高橋涼介・R32&中里毅など

★短い直線、迫るオーバーテイクポイント!


Lap4:

イベント特集:【動画】上海GPオープニングアクト/日本各地にハチロク出現!

ランエボ&須藤京一など

★やっぱり内側の人が難しいのか!超接近ドリフト!


高橋レーシングの皆さんの超絶テクが見れる上海GPドリフトパフォーマンスの模様など、Dマグオンリーの動画コンテンツもあるから要チェック!

ハチロクの血脈(6)~4A-G兄弟

この4A-Gエンジンを味わいたい!と思ったらハチロクに乗るしかない!

と思ったら大間違いで、レビン・トレノには4A-Gつながりの、ちょっとマイナーな兄弟がいたのであった。

(写真提供:カープレイマガジン社) ※写真はTA63


兄弟その1はカリーナ1600GT-R(AA63)。千葉真一で有名なカリーナも4AGを搭載していた。当時のテレビCMでいうところの「足のいい奴」は嘘じゃなく、後輪はハチロクがリジットなのに、こっちは独立サスだった。ものすごい直線フォルムでちょっとはずかしい!(けどなんか、カッコイイな。今となっては。。)

 ※ちなみに写真は1800のほうでGT-TR(TA63)です。「鬼に金棒・ツインカムにターボ」すごいコピーの相当速いクルマです。


カリーナが兄弟ってことは、セリカにも積めるわけで、セリカにも1600GT-Rてェのがあった。これも、無理やりリトラクタブル・ライトみたいな、相当へんなカタチでしたが、2リッターターボのTA64は一転、ラリーでは強かったんですよね。

★1984年のサファリを制したセリカGr.Bラリーカー。これにはびっくり。

  だって4駆のアウディより、ミッドシップのランチャより全然速かったからね。


(写真提供:カープレイマガジン社)

世に言うAW11、MR2なんかも、4A-G的兄弟です。こっちはエンジンが横置きなんでFF、AE92用の4A-GELUが入ってます。

写真はスーパー・チャージャーでドーピング、145馬力を出した4A-GZ搭載車。

ハチロクの血脈(5)~心臓まで軽量級

ハチロクの最大の特徴はその軽さ。

どんなハイテク・デバイスも物理法則を変えられないことから考えれば、「軽い」ということがクルマにとって絶対的な優位であることは疑いようがない。

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★ハチロクジャンプだ!コレも軽さゆえか!


もちろん、この軽さの大きな要因がエンジン。トヨタ自慢の新世代心臓「レーザーα」こと4A-GEUです。名機といわれた先代の2T-Gに比べてエンジンブロックをアルミ化したことにより、50キロもの軽量化がなされていたんです。これはすごいことですね。


そして、1600CC初のツインカム4バルブヘッド。これによりグロス130馬力を叩き出し、7700rpmまで一気に回る高回転・高出力エンジンとなったわけです。


★ちょい前にデビューしたトヨタの2000CCの1Gエンジンと同様、アルミ感

 あふれる4A-Gエンジンのヘッドカバー。他のエンジンが一気に古ぼけ

 て見えたもんです。


以来、20年以上の長きにわたり、テンロクの世界に君臨した4A-Gであった

(続く)






車・映画

車。映画。ほとんどの人はどっちも好きでしょう。でも「車映画」となると途端に好きな人は減っちゃう。
私も巷ではどっちも好きだという打ち出しできてるので、「車映画をきっと好きだろう」という仮説が成り立つわけですが、とんでもない。「ワイルドスピード」「60セカンズ」「ドリヴン」なんか特に好きな映画ってじゃないわけです。
幼少の頃、自分でも勘違いしてて、「サーキットの狼」劇場版を見てあきれ、「F2グランプリ」の中井喜一をみて、独特の気持ち悪さを感じ学習した結果「車映画はイマイチ」という結論に達したわけです。
(この気持ち悪さはもちろん「ベストガイ」の織田裕二に通じます。)
これは車・映画どっちの責任かといえば映画なのは明白です。つまり車が“映画”になってないんですね。元々食い合わせの悪い、うなぎと梅干のようなものかも知れません。


モンテカルロラリーが舞台だと聞いてフランス映画「男と女」を見たのはそんな時で、冒頭の浜辺のシーンで自分の息子にマスタングのオープンカーを運転させて蛇行するところから「ムムッ」と思い、アメリカのナショナルカラーに塗られたフォードGT40がサーキットを疾走するシーンで叩きのめされました。
これは完全に車が“映画”になっているじゃないか。


ハイライトはラリーを2位でフィニッシュしたジャン・ルイ・トランティニアンが、恋人に会うため、そのままパリまで競技車で帰るところ。「会ったら、何言おうか」「きっと驚くな、彼女は」一人でわけわかんない試行錯誤をする。
ただ、挨拶だけのために数百キロ走る男。そして車。親子であれ、男女であれ、「がんばる車」」が愛を表現しているなんて、すっばらしいじゃないですか。
フランス人は偉大だなと思いましたね。


さあ、21世紀。日本発のアジアンムービーは完全に「車が映画になってるか」ってとこですね。


★もっちろん、いい感じで車映画になってますよ!

「青春はかくもほろ苦く、いつもそばにお前がいた、ハチロク君。」

Dに出したい車(2)

これぞまさに一目ぼれ。「日本車なのか?」わが目を疑った強烈デザイン

ランティス

それがマツダのランティスでした。「そうまでして4ドアでいたいのか!」と思えるほど、クーペも真っ青の低く構えたボディ、顔とか全く媚びないそっけなさ。この前のアスティナもそうでしたが、マツダに欧州のメーカーを感じました。しかもこれ2リッターなのにV6DOHC積んでるんですよね。ツーリングカーレースにも結構出場してました。

ま、予想どおりすぐ消えましたが、カルト度はこれから高くなる一方でしょう。

推薦理由: ロータリーじゃないMAZDA。赤城レッドサンズにこういうひねくれ

        ものがいてもいいじゃないか。

実現性:★★ 

       Mrロータリー・高橋兄弟の冷たい視線を浴び、ケンタあたりに

       尻馬にのっかられ、チーム内の立場は微妙なんじゃないかと、、、。