プロにインタビュー!「溝落としとか、やってましたよ」 | ディープ「D」の世界

プロにインタビュー!「溝落としとか、やってましたよ」

そんなわけで、「頭文字D」もついに公開!F3もいよいよ大詰め!今回はプロのレーサーとして、全日本F3選手権を戦う、スリーボンドレーシングの横溝直輝さんに「頭文字D」とプロのドライビングについてインタビューしてみました。

★わかりずらいかもしれないですが、フロントウィングに「頭文字D」

 のロゴが!!(赤いところです。)


Q1、富士が終わってランキング3位ですね。
   最終戦に向けての抱負は?

最後まで諦めず、残りのレースはすべて優勝できるよう取り組んでいきたいと思います。

Q2、今年からスリーボンドに移籍されましたが、マシンの仕上がりはいかがですか?


毎レースマシンのポテンシャルは上がっていますし、いつでも優勝できるレベルにあると思います。チームのモチベーションも非常に高く、とても心強いスタッフに支えられていると思います。

★「頭文字D」を応援してくれてる横溝選手。ナイスガイだ。

Q3、「頭文字D」はご存知でしたか?

もちろん知っています。単行本も持っていますよ。

Q4、その「頭文字D」が映画になるそうです。
  
 是非見に行きたいです。まさか、イニシャルDが実車で映画化されるとは思いもしませんでした。
絶対見逃せないですね。

Q5、Dのここがおもしろいじゃんみたいなのはありますか?

主人公が非力な86で奮闘しているところや僕たち車好きをうならせるようなマニアックな部分がとても面白いですし、レース前の晩にイニシャルDの単行本を読んでモチベーションをあげたりもしますよ。

Q6、この登場人物に注目してるみたいなのはありますか?
   拓海の父親。 かなりマニアックかな(笑)

Q7、頭文字Dはドリフトっていうのが大きなテーマですが、ドリフトってプロの目から見るとどう写るんでしょうか?
 僕はできないかも(笑)。 ドリフトは自分でやっても、人のドリフトを見ていても楽しいですよね。車の動きが大きくドライバーのがんばりが外から見ていても伝わってくるし。

Q8、公道とサーキットは全く違うと思いますが、サーキットでもドリフトしちゃうんですか?

今のレーシングカータイヤのグリップや構造上、ドリフト走法よりはグリップ走法が基本なのでドリフト主体のドライビングではないですね。 コンディションによってはマシンをドリフトさせてコーナリングするという小技も使ったりしますね。

Q9,F3のドリフトってどんなかんじなんですか?普通のハコに比べて。
完全にドリフト状態に入った後にとても恐ろしい状況が待っていると思いますよ(大スピン!)。なぜかというとタイヤの限界ぎりぎりを超えてしまったときにドリフトになるというかスピン状態になっているからです。

Q10,「頭文字D」のテクニックがサーキット役立ったことなんかありませんかね?
市街地レースではコーナーによってイン側の舗装が少しくぼんでいる部分があったりするのでそういうときは積極的に溝走りをイメージしてトライしたりしてます。サーキットの縁石の使い方もそうですね。
★スリーボンドレーシングは強い。横溝選手はこんなに気さくだけど、
 マカオとか公道GPの実績もある未来のチャンピオン


Q11、普段はどういう車に乗ってますか?
今はスリーボンドZ です。(フェアレディZです)

Q12、普段公道ではどんな運転してるんですか?やっぱりサーキットみたいに、ガンガン攻めてるんですか?

何言ってるんですか!?(笑) 安全第一です
レーシングドライバーにとって免許証は命と同じくらい大事なものなんです。

Q13、ありがとうございました。
   最後にファンの皆様にメッセージを。
僕もとっても楽しみにしているこのイニシャルDをみなさん是非映画館に足を運びましょう。車の魅力をたくさん見つけてください!そして是非、スリーボンド・レーシングの横溝直輝の応援を!!
横溝さん、ありがとうございました。彼の所属する有力チーム
スリーボンドレーシング のHP 見てみてください!