Dに出したい車(5) | ディープ「D」の世界

Dに出したい車(5)

このコーナーは「Dに出したい車」とか言っておきながら、お前の偏愛する車だしてるだけだろうが!という声も聞かれ、当らずとも遠からずということで一度まじめに下り最速について考えてみました。

ありました。でも外車なんですよ~。

デルタ?いえいえ違います。「六本木のカローラ」と呼ばれ、日本の大衆が最初にたどり着いたBMW、E30です。


ブタみたいな顔してますが、基本性能は常に日本車を一歩リードしていた名車ですね。そして、このE30の中でも、グループAというツーリングカーレース用に作られたM3というのは、ブタどころではなく、サーキットで勝つために生まれた純血サラブレッド。ちょっと下品なブリスターフェンダーとウィングが備わっているのが外観上の違いです。そしてエンジンはスーパーカーM1譲りの6気筒から2気筒分切り落とした4気筒。F2果てはF1のエンジンと同様のブロックを持つ究極のMパワー、すなわちS14が搭載されていました。

80年代後半、2.3リッターNAながら上のクラス(例えばGTR)を破り、オーバーオール/・ウィンを頻繁に勝ち取りBMWに黄金時代をもたらしました。


★サーキットを制するM3軍団。先頭のMカラーはシュニッツアー

 後ろのほうにフォード・シエラがちょろっと見えます。


このE30M3、同じグループAだというんで、ラリーに出たこともあります。87年のツール・ド・コルスではプロドライブ(スバルで有名ですね)からエントリーしたロスマンズ・カラーのM3が狭い峠道を快走、王者ランチャデルタに大勝負を挑み勝ってます。


そんなわけで、サーキットではフォード、ベンツ、そしてスカイライン。ラリーではランチャ、VW、マツダを相手に八面六臂の大立ち回りを演じたM3。その生産が終わるまで、哀れなほど生涯コンペティションに身を削った車でした。


推薦理由: ハチロクの持っている速さの要素を究極的に持っている車。

        なにより闘うクルマは美しい。

実現性: ★★★☆E30大好き。しげのセンセお願いします!