ブドウ糖で血管は傷つく!? | 最果てなど無いと知る〜健康を本質から考えるブログ〜

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様々な健康情報を読んでいると、たまに首を傾げたくなる情報に出会います。

 

 

今回は糖尿病の合併症の記事です。

抜粋したものを紹介します。

 

血液中に増え過ぎたブドウ糖は血管の壁にある内皮細胞に入り込みます。すると、活性酸素が発生し、血管を傷つけてしまうと考えられています。

 

また、増え過ぎたブドウ糖は細胞内のたんぱく質に結合する性質があります。血管の細胞とブドウ糖が結合すると、細胞が変質してしまい、正常な機能を保てなくなってしまいます。
これらの原因から、高血糖状態が続くと全身の血管が傷つけられ、さまざまな合併症が起こると考えられているのです。

 

これを権威のある方が言っていますので、

皮肉なことに糖尿病はどうあがいても不治の病となります。

 

 

これらのおかしなポイントを解説していきます。

 

 

ブドウ糖で血管は傷つくのか!?

まず明らかになっていないのが、

血液中に増え過ぎたブドウ糖は、どうしてそうなったのか?というものです。

そこが全く明確になっていません。

 

 

ブドウ糖が血管の壁に取り込まれることによって、

活性酸素が発生、そして血管を傷つけるに関しては、

もはやファンタジーです。

 

 

僕らの細胞はブドウ糖を取り込んでエネルギーを作り出しますが、

この血管の説が正しければ、エネルギーを生み出すたびに細胞が傷ついてしまうことになります。

 

 

更にこの説が正しければ、僕らの身体はもはや傷だらけということになりますが、

そんなことはありませんよね。

著者は書いてて矛盾を感じなかったのか疑問です。

 

 

この糖尿病の合併症に関しての記事には、すべて油(特にプーファ)が絡んでいます。

 

 

高血糖になりやすいのは、油が要因でしたね。

 

 

 

そして、活性酸素を最も多く発生させるのは、油を代謝した時です。

ブドウ糖よりも油の方が、およそ10倍活性酸素が発生しやすくなります。[1]

 

 

増えすぎたブドウ糖は、タンパク質と結合することもありますが、油ほどではありません。

油のほうが23倍もタンパク質と結合しやすく[2]、炎症ゴミ(炎症を起こさないと取り除けないゴミ)となります。

 

 

血管が傷つく要因となるものは、ストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリン、

酸化LDLコレステロール、ALEs、鉄などの重金属になってくると思われます。

これらには全部、油(特にプーファ)が関係しています。

 

 

糖尿病はブドウ糖だけにフォーカスすると、たちまち不治の病になってしまいます。

 

 

今現在も、糖尿病患者が増え続けているということは、

原因にアプローチしていないと思われます。

ですので、今後も患者は増え続けると思われます。

 

 

【参考文献】

[1]How to deal with oxygen radicals stemming from mitochondrial fatty acid oxidation

Philos Trans R Soc Lond B Biol Sci . 2014 Jul 5;369(1646):20130446.

 

[2] The Advanced Glycation End Product, N∊-(Carboxymethyl)lysine, Is a Product of both Lipid Peroxidation and Glycoxidation Reactions 

J Biol Chem . 1996 Apr 26;271(17):9982-6.

 

 

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