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僕は、煮込み料理やスープ料理が好きです。
シチューやミネストローネといった名前のついたものも好きですが、
いろんな具材を煮込んで作ったごった煮みたいなものも好きです。
今日は、妻が作ってくれた
ウルグアイ産グラスフェッドビーフの牛すじスープを
アレンジしてみました。
サンマルツァーノという調理用トマト、きのこ、じゃがいもを加えて煮込み、
塩や粗製糖を加え、
最後にナチュラルチーズを加えました。
トマトとチーズの相性が美味しいスープのできあがりです。
具材にまんべんなく味が染み込んでいて、とっても美味しい。
調理も簡単です。
今の時期は暑いのだけが難点ですね。
スープ料理のメリットとしてはいくつかあります。
①ミネラルやビタミンと水分が一緒に摂れること
煮込んだスープには、水分と一緒にミネラルやビタミンが溶け出します。
それによって、
レニンーアンジオテンシンーアルドステロン系への刺激を抑えたり、
エネルギー代謝をアップしてくれる効果が見込まれます。
②消化しやすくなること
煮込んだ食材が柔らかくなることで、消化しやすくなります。
消化しやすくなると、消化に余分なエネルギーを使うことが減ります。
お肉などタンパク源を煮込むことで、
ゼラチンになったり、
アミノ酸が溶け出しやすくなります。
タンパク質がアミノ酸になると、
とても身体に吸収されやすくなります。
また、消化しやすいということは吸収しやすくもなります。
消化しにくいものは、腸内細菌のエサになり、
腸内細菌の過剰な増殖につながって、
お腹が張る、便秘、下痢などの不快な症状を始め、
リーキーガットのリスクを高め、エンドトキシン血症のリスクを高めます。
お腹の調子が良くない人は、煮込むものについて、
ナス科の野菜や大豆に関しては、レクチンやサポニンといった
界面活性作用をもつ成分が溶け出してくるので、
アクをすくった方が無難です。
③野菜の毒性が減ること
野菜を生で食べると、エネルギー代謝の要である
甲状腺機能が低下するリスクが高まります。
これは、野菜に動物や虫に対する
捕食されないための毒素があるからです。
野菜を煮込むことで、毒素が不活性化します。
特に、元気がないとか、便秘がち、貧血など、
不調を抱えている方は、甲状腺機能が低下していると思われます。
というように、考えられるだけで、
スープ料理には身体に嬉しい効果が見込まれます。
特に冬場にスープ料理を食べると、
冷えた身体が一気に温まったのを経験された方も多いのでは?
早く元気になりたい時は、
スープ料理を食べるのをおすすめします。
記事について
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