冬の土用期間がやってきた!土用期間におススメ6つの漢方養生 | 窪田さちこ:セラピスト向け漢方の先生

窪田さちこ:セラピスト向け漢方の先生

漢方養生と薬膳茶で、お客様の不調に寄り添い、一人ひとりのお身体に合わせたケアができる漢方ケアセラピスト目指す講座を開催しています。
オンラインショップでオリジナル薬膳茶も販売中。
愛犬柴犬のコタロウとの生活も楽しんでいます。

1月18日~2月3日まで

冬土用

になります。

 

この時期、自然界では

天地のエネルギーが

不安定になりやすいので、

お天気が安定しなく、

荒れやすかったり、

 

その影響からなのか、

わたしたちのココロとカラダも

バランスを崩しやすくなります。



 

 

  そもそも土用って何?

陰陽五行説である五行思想は

「木火土金水」(もっかどごんすい)

から成り立っているのですが、

これを四季にあてはめると

 

木=春

火=夏

金=秋

水=冬

 

に分類されています。

 

それぞれの要素を
四季に当てはめていくと
「土」がひとつ残り、
その余った「土」を
季節の節目にそれぞれ割り当て
「土用」と名づけたようです。

また「土」には

種を芽生えさせる準備期間

といった意味も
含まれているのも由来の1つです。


土用期間は年に4回あります。

 

【2024年の土用期間】
冬土用:1月18日~2月3日
春土用:4月16日~5月4日
夏土用:7月19日~8月6日
冬土用:10月20日~11月6日

 

 

 

 

  自然界とカラダの関係

もともと、わたしたち人間は

自然の中で生かされている動物です。

 

なので、

自然とともに暮らす

ことが、もっとも自然な生き方。
 

 

今は、いろいろと便利になって

1年中同じ生活ができるけど、

 

季節に合わせた生活をすることが

健やかで過ごせる秘訣です。



 

 

  土用期間はどんな過ごし方がおススメ


漢方では、土用は

五行でみると

 

脾土(ひど)

繋がりがあります。




《関連記事》
右矢印五行のお母さん役【五行】脾土(ひど)
右矢印【漢方ケア】胃の不調は唇に出ますよ!


なので、土用期間中は
脾土養生がおススメとされています。


 

●冷たい飲食をしない

 

●甘くて黄色い食材が養生食

(かぼちゃ、トウモロコシなど)

●暴飲暴食はやめようね
(脾胃の負担を避けるため)

 

●食べる時はできるだけ

食事に集中しましょう。

(栄養をしっかりカラダに吸収させるために、

食べ物に感謝し、ダラダラ食いなどはしないように)


●カラダを動かしましょう
(脾胃は肌肉(きにく)といって、
筋肉などが適度について
しなやかなカラダになると

脾胃が元気になります)
 

●「歌う」ことも養生になります

ひとりカラオケをしてみてはどうでしょう~?

 

 

  未の日に「ひ」のもの「赤いもの」を食べよう

冬の土用は「未」の日に
「ひ」のつくものや「赤いもの」を

食べるのおススメ。

 

2024年の冬土用は
 

1月20日・2月1日が

未の日です。


●ひらめ

●ひじき

●トマト

●リンゴ
●干物
●ピザ

などがありますね。

 

冬は

黒い食材

がおススメなので、

 

ひじきとかいいかもですねー。


 

  土用期間、気を付けること

土用期間中は土を司る神様である、

土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間

 

と考えられていました。

神様が土の中から出てきて、
地上にいらっしゃる土が
最も働く期間と言われているため、
 

土用期間中は
土を動かしてはいけない!!


とされてきました。



 

なので、この時期は

 

●地鎮祭や着工工事

●土を掘り替えすようなこと

 

は避けてくださいね。
 

 

ガーデニングや畑仕事くらいであれば

わたしはいいと思います。

あとは
 

●重要な決断

●大きな契約事

 

は避けるのが無難です。

 

天地のエネルギー、

そしてわたしたちの

ココロとカラダのバランスが

崩れやすいとき。

 

だから、こんな時期の契約事は

ものすごく慎重に慎重にね♪

 

冬土用が明けると

いよいよ新年が始まります。

 

しっかり養生をして

新しい1年に備えましょうー!!




季節の過ごし方で
本来の治癒力がアップ!!

もっと詳しく学んでみたい方は

ぜひ、

右矢印漢方養生学講座:応用編へ

起こしくださいね♪

 


 

 


 





 

 

メモ漢方養生学講座を開催しています右矢印ご提供中のサービス一覧
ラブレター漢方をメールで学んでみよう右矢印9日間無料メール講座
手紙お問合せフォーム右矢印お問合せフォーム
お茶オリジナル漢方茶はこちらから右矢印オンラインショップ