障害年金の請求には

診断書を書くお医者さんの協力が必要です。

 

でも、

お医者さんに障害年金の相談をしたところ

いい返事をもらえなかったり、

その言葉に振り回されたり

することがありますえーん

 

 

今回は、

そのようなお医者さんの言葉が

本当に正しいのかどうか?

について、お伝えしますね。

 

 

☆私のプロフィールはこちら

 

 

本当に正しい?
お医者さんの言葉

 

障害年金の請求を考えたとき、

まずは、診断書を書いてもらえるかどうか

お医者さんに相談してみましょう。

 

でも、そこで

「あなたは受給はムリだよ」

って言われてしまうと

落ち込んでしまいますよね。

 

せっかくの希望の光が

一気に消えてしまいます泣

 

 

お医者さんが障害年金のことを

よーく知っていて、

「障害年金をもううほど、症状が重くない」

「今はもらえるタイミングでは無い」

という判断であれば、理解できます。

 

 

でも、なかには

障害年金について正しい知識がなかったり

誤解をしていたりして、

「受給はムリ」と伝えるお医者さんもいます。

 

 

 以下に、お医者さんの誤解が多い例を

まとめてみました。

 

誤解が多いお医者さんの言葉

 

① 障害者手帳を先に申請しないとムリ

 

➁ パートで働いているからムリ

 

③ 入院するほど症状が重くないとムリ

 

④ ひとり暮らしだからムリ

 

⑤ 発達障害は対象外だからムリ

 

⑥ 1年半たってないからムリ

 

 

これらは、私が相談を受けたお客様が

実際に、お医者さんから

言われたことのある言葉です。

 

でも、すべて

「ムリ」なことはありません!

(条件はあります)

 

最終的には

お医者さんの誤解を解き

診断書を作成してもらい

無事、受給につなげることができました。

 

 

では、

順番に解説していきますね。

 

①障害者手帳を先に
申請しないとムリ?

そんなことはありません。

 

障害年金の請求に、

障害者手帳は必要ありません。

障害年金と障害者手帳は、全く別の制度です。

 

 

下差し詳しくは、こちら下差し

 

 

 

➁パートで働いているから
ムリ?

そんなことはありません。

 

障害年金を受給するのに

「仕事をしていない」という条件は

ありません。

日常生活や仕事をするのに

どのような支障があるか で判断されます。

 

確かに、精神疾患などの場合は

就労は審査に影響します。

 

でも、必ずしも

パートしているから受給できない

とは限りません。

 

 

下差し詳しくは、こちら下差し

 

 

 

③入院するほど症状が
重くないとムリ?

そんなことはありません。

 

障害年金を受給するには、

障害の状態が、障害等級に

あてはまるか審査されます。

 

入院しているということは、

それだけ症状が重いということですが、

入院していなくても、

障害等級にあてはまれば、受給できます。

 

 

下差し障害の状態について、詳しくはこちら下差し

 

 

 

④ひとり暮らしだからムリ?

そんなことはありません。

 

ひとり暮らしをしているから

受給できないとは限りません。

 

ただし。

確かに、ひとり暮らしが
不利になる場合もあります。

 

精神疾患などは、

障害の重さを数値で表せないため

日常生活や仕事にどれだけ支障があるか、が

重要視されます。

 

ひとり暮らしができている、ということは

それだけ症状が軽い

と、審査では判断されてしまうのです。

 

そのようなときは、

請求書類のひとつである、

病歴・就労状況等申立書」(※)に

どれだけ援助が必要か、を記載します。

 

家族や友人のサポートを受けている、

福祉サービスを受けている、などがあれば

詳しく書いて伝えましょう。

 

 

※【病歴・就労状況等申立書
 (日本年金機構HP)

 

 

⑤発達障害は対象外
だからムリ?

そんなことはありません。

 

発達障害や知的障害も、

障害年金の対象です。

 

ただし、

発達障害だから、

IQが〇〇だから、という理由で

障害年金が受給できるわけではありません。

 

日常生活や仕事にどれだけ支障があるか、で

判断されます。

 

 

⑥1年半たってないからムリ?

これは、場合によります。

 

誤解が多いのは、

今通っている病院で、1年半経過していないから

ムリと言われるケースです。

 

実際には、

初診日から1年半経過していれば

(または、症状が固定していれば)

請求が可能です。

 

初診日と障害認定日を、

きちんと確認しましょう。

 

 

下差し詳しくは、こちら下差し

 

 

 

犬のお医者さんのイラスト

 

 


 

以上のように、

お医者さんの言葉は必ずしも

正しいとは限りません。

 

でも

信頼しているお医者さんに「ムリ」

と言われてしまうと、患者としては

先生が言うならそうなんだ…

と思いますよねショボーン

 

 

お医者さんは

医療のプロですが、

障害年金のプロ とは

限りません。

 

 

できれば、ご自分で調べたり

年金事務所、社会保険労務士などの

専門家に聞いてみましょう。

 

 

注意ただし

お医者さんに相談するときは

その意思を尊重することも大切です。

 

制度上は、請求が可能でも

お医者さんなりの考えがあって、

障害年金の診断書は書けない

と、判断されていることがあるからです。

 

無理やり意見を通そうとすると

お医者さんとの関係がこじれ

治療にも影響がでてしまうかもしれません。

 

お医者さんとの信頼関係を築きながら

進めていきましょうニコニコ

 

 

ではでは。

必要な人に障害年金が届きますように虹