マーケティングは愛だよねぇ -35ページ目

日本人の600万人が困る! 規制が実施されます。

日本人の600万人が困る、借金の規制が6月18日に実施されます。


今朝の新聞に改正貸金業法が2010年6月18日に完全施行されることが4月20日閣議決定したと書いてありました。



この改正貸金業法というのは、簡単に説明すると、

個人向けにお金を貸す場合、年収の3分の1を超えてはいけないですよという法律です。



この法律は2006年12月に国会で決まった法律ですが、完全に施工するのを先延ばしにしていました。



ところで、施工に伴う問題は何でしょうか?



消費者金融の利用者は1170万人いるそうで国民の10人に1人は消費者金融を利用しています。
お金を借りている国民の中には多くの自営業者と専業主婦が含まれます。

自営業者と専業主婦にとっては辛い法律になりそうです。



この不況続きで、自営業者は、個人で消費者金融からお金を借りている人がかなりの数になります。

自営業者は、改正貸金業法によってお金を借りることができなくなり、破産に追いこまれる可能性が高くなります。



お金を借りている専業主婦は190万人弱いるようで、専業主婦は年収がないのでお金を借りる際は単独で借りることができず、夫の協力が必要になります。

また、専業主婦の中にはこっそりお金を借りて、こっそりお金を返済している専業主婦が多くいるようですが、この改正貸金業法によって借金をしていることが夫に分ってしまい、離婚の危機もありえます。


いろいろと問題のある改正貸金業法ですが、もともとは個人が多重債務に陥らないように考えられた法律です。


改正貸金業法を見据えて、既に貸し渋りがあるようです。
既に多重債務に陥っているケースでは厳しい6月18日になりそうです。


国も難しい判断になりましたね。



Googleグーグルの世界でのシェアは?

Googleは中国では撤退しましたが、世界の国々ではどうでしょうか。

ComScoreがグーグルのシェアを出していました。

データは2009年のものです。

http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-its-googles-world-we-just-live-in-it-2009-7

イタリア 88%
トルコ 93%
ブラジル 88%
韓国 12%
カナダ 82%
ドイツ 82%
フランス 77%
イギリス 79%
日本 46%
アメリカ 59%

世界中では67%


世界的に見ると検索エンジン市場で圧倒的なグーグルですね。
韓国ではNaverのシェアが大きく国によって大きな差がありますが、Googleのシェアは大きいです。


日本においては、検索エンジンといえば「Yahoo!(ヤフー)」ですね!
これは2001年に行われた総務省主催のIT講習会(受講者 500万人以上))で検索エンジンにYahooが使用された影響が強いのではないでしょうか。

ヤフーは、人がホームページを検査して審査に通ったホームページだけをディレクトリに登録し、それが検索順位に影響を及ぼしているのが大きな特徴です。

グーグルは、クローラーと呼ばれるロボットががアルゴリズムに従い、インターネット上のホームページを次々にインデックスしデータベースを作成し、順位を決定しています。クローラーが自動的にホームページの情報を集めてくるので、大量にホームページをインデックスでき順位を決定できます。

現在では、ヤフーもディレクトリ登録クローラーを使ってデータベースを作成しています。


グーグルにしろ、ヤフーにしろ長所、欠点共にありますが、検索エンジン会社同士が競い、益々精度が高くなりますので、検索すれば欲しい情報がすぐに入手できるので嬉しいですね。

Yahoo(ヤフー)はbing(ビング)に買収されましたが、まだまだGoogleが強いような気がします。

Googleは中国の検索エンジンサービスから撤退

先日、googleは中国の検索エンジンサービスから撤退することを表明しました。

理由としては、中国の検閲が企業理念に合わないことだと思われます。
理念を曲げることでのデメリットを考慮した結果ではないでしょうか


googleは中国を発信源とする大規模なサイバー攻撃を受けていましたが、これについて世界に発表していましたが、中国政府はうやむやな状態を取り続けています。



中国という国は、社会主義国家であり、現在は言論の制限がされ、仕方が無いと言えばそれまでですが、国際社会において多くの問題がありますね。



中国では、百度(バイドゥ)という検索エンジンサービスが一番で、二番がGoogleでした。
中国人の中には、Googleの検索エンジンサービスが中国から撤退することに不満を持っている人も多くいるようです。


言論の自由を求めている中国人も潜在的に多くいるのだとは思いますが、国家の力がきっと強く逆らうことは難しいのでしょう。


中国は公務員から賄賂が公然と求められる国です。
公務員に何か許可を申請する際に、普通にやっても、書類が回らず許可が下りる気配もなかったりするのですが、賄賂を渡すとすぐに書類が回り許可が下ります。

中国では、公務員の給与は高くはないのですが賄賂で多くを稼いでいます。


天安門事件とか、中国としては国民に隠したい事実もあるとは思いますが、隠すということはどこかに歪が生じますので正しく報道できる環境作りを少しづつでも作っていって欲しいですね。

Googleは香港で検索エンジンサービスを続けていきますが、中国で再開されるのが一刻も早く訪れると良いですね。