恐るべし「ん」
外国人に日本語を教えていると、普段ならどうでもいいようなことをあえて取り上げないといけないようなことがたくさんあります。そうしなければいけない理由があるから。
例えば「ん」。この一文字がかなり曲者です。
例えば
「明日どこかへ行くんですか?」
「はい、日本に旅行に行くんですから準備をしています(^o^)」
・・・これぐらいだったら間違えだって分かるからかわいい。(でも私が外国人だったら、ぜーったい「行くんですか」と聞かれたら「行くんです」と答えると思う。)
しかし
「先生!そのネクタイかっこいいんですね!!」
「Σ(;`Д´)。。。え?あ?ありがとう、、、、、、、?」
文法書には「驚きや疑い、強い興味を示すときに使うと、相手を傷つける」とある・・・確かに(^_^;)
一文字で相手に打撃を与える「ん」。恐るべし!
韓国の料理のこと
韓国料理は辛いよ~!!!(;O;)辛いのはキムチだけ、と思っていたら大間違い。全てのものが辛いです。それも最低の辛さでも日本人の辛さを数倍超えています。今日餃子スープ(韓国ではマンドゥ(饅頭)スープいいます)を食べました。お店で辛くないものだからと言って頼んだものです。しかし!餃子の中身は赤い!キムチ味・・・。辛~・・・。スーパーで買ったきゅうりのキュウちゃんみたいなのも、唐辛子がいっぱい入っている。辛~。でもカレーは全然辛くなくておいしくない。辛さの質が違うんですね。でも良く考えるとカレーの「辛い」とキムチの「辛い」が同じ「辛い」というのはなんだか不思議。カレーは「ガツンと辛い」、キムチは「ぴりぴり(またはひりひり)辛い」と言う感じですかね。・・・最近、日本から持ってきた「あさげ」と「おとなのふりかけ」が私のオアシスです。(料理は作れません)
今日は
「戦国自衛隊」; ザ・エンター テインメント

私が見たのは江口洋介とかがでてるリメイク版ではなく1979年制作のオリジナル版です。最近のほうは自衛隊の協力を得てかなりリアルな装備を披露しているそうですが、オリジナル版もなかなか迫力はあったと思います。
物語は前置きもなく結構唐突に始まります。海岸の演習場に向かう陸上自衛隊の戦車の中、指揮官の伊庭 義明(千葉真一)は自分の時計が5時18分で止まっていることに気づきます。なんと他の隊員全員の時計も同じ時刻で止まっていることが分かります。そして演習場に到着すると突然海上自衛隊の船が大きな光と波に飲み込まれて・・・。我に返るとと空からは航空隊、船からは隊員が降りてきます。いつもとなんら変わらない訓練地のようですが、武装して馬に乗った武士の姿が現れて・・・!
武士の大群は弓矢で攻撃してきますが、その中の大将である長尾 景虎(のちの上杉謙信)は自衛隊の装備に関心を示し、その後伊庭に自分と一緒に天下をとらないかと誘いをかけてくる。しかし歴史を変えることは自分の存在を危うくすること。伊庭はもちろん断り、仲間とともにどうやって現代に戻るかを考え、あらゆる手段を試していく。しかし伊庭に悪意を抱く矢野(渡瀬恒彦)の反乱をきっかけに、本能のままに生きる決心をした伊庭はとうとう影虎とともに天下統一を果たすために戦うことを決意する。
この物語の一番の見せ所は何千という武田信玄軍勢と自衛隊員十数名が一騎打ちするシーン。影虎の助言に耳も貸さず伊庭は自分たちだけで信玄軍を倒すといきまき、戦車やヘリコプター、機関銃などを駆使するが、信玄軍の知恵と奇襲によってそんな文明の利器もことごとくつぶされていく。その様の見事なこと。初めは自衛隊側だった私もいつしか武士たちの味方についているから不思議。武器も武装もなくなった自衛隊員は信玄軍の攻撃にまったく歯が立たなくて窮地に立たされる。
上杉謙信、武田信玄など歴史上実在の人物が登場するところは興味深い。そして同時に映画のキャストが超豪華。自衛隊員に千葉真一を中心にかまやつひろし、渡瀬恒彦、鈴木ヒロミツ、にしきのあきら(いい!!)、角野卓造など(味のある)俳優が勢ぞろい。そしてちょい役で超若い薬師丸ひろ子、真田広之、草刈正雄が見られます。かまやつはそのままのキャラクター。でも一番おいしいところを持っていきます。一回見ただけだと見逃してしまうので、勉強してから繰り返し見ることをお勧めします。
しかし話のテーマがよくわからない。人間の本能を書きたかったのかな。それとも戦国時代では文明の利器も刃が立たないといいたかったのかな。どちらもあいまい。千葉真一の一人歩きみたいで。自衛隊員の人物描写がもっと書かれていたら共感がもてたのではないかと思う。途中渡瀬恒彦が反乱を起こして殺されるのは残念。彼も戦いのの中心にいたらもっと面白かったかも。それから現代との絡みももっとほしかった。現代の代表はにしきのの彼女の「かずこ」だけっていうのはどうなの・・・?
まあ、ザ・エンターテインメントの映画としてはこんなものなのでしょうか。しかしあの音楽はどうにかならなかったのでしょうか・・・。
今日は秋夕
アンニョンハセヨ。久しぶりにブログを書きます。韓国は今秋夕(チュソク)というお正月に並ぶ大イベント。今日(18日)をはさんで前後1日が休みになります。(今年はたまたま日曜日に当たってしまったため休みが少ないそうです。)日本語に訳すと「お盆」になりますが、韓国のお盆は趣が多少異なります。まず基本は家族・親戚大集合。仕事などで多くの人がソウルなどの大都市に暮らしているので、秋夕の前日には多くの人が田舎に帰省するために道路が大渋滞になるそうです。
日本でも親戚一同集まってお墓参りに行くことはありますが、韓国ではそれプラス祭祀(チェサ)という儀式があります。先祖4代(!)までの名前を書いた紙をはってその前にテーブルに乗り切れないくらいの料理を供え、帰ってきた霊を丁重に迎えます。その料理が自分たちが食べるためではなく、先祖様のために作っているというところが日本との大きな違いなのではないでしょうか。うちなんか饅頭とたばこくらい・・・。ごめんねおじいちゃん、おばあちゃん・・・。
その後は一同で墓参り。韓国の墓は日本のように墓場が固まってあるわけではなく、山の上のほうに点々と在ります。私もバスから見ましたが、小さい丘のようにぽこっと盛り上がった場所に石碑が建てられていて、「人が埋まっている」というのがリアルに分かります。そこで集まった親族はまたお供え物を出し、宴会をはじめ、歌ったり踊ったりするそうです。しかし大変なのは先祖4代までさかのぼって墓参りをしなければならないということ。土葬なので墓の場所が一つ一つ異なるそうです。
しかし困るのは町に人がいなくなるということ。今日外に出てみたら店という店が全部休み!やっているのはコンビニとパン屋さんくらいでした。ほーんとに町に人がいません!普段にぎわっているソウル市内も嘘のように静まり返ってしまうということです。その代わり、秋夕の前日にはスーパーが人でごった返すということ。私も昨日大きなショッピングセンターに行きましたが、そういえばにぎわっていたような。おみやげ物がたくさん売られていました。今思うとこのためだったんですね。
それにしても料理を作るのは全て女の人。韓国に嫁に来る日本人は本当に大変な思いをすることでしょう。私なんかスーパーに「秋夕セット」とか売ってたら絶対買っちゃいそう。ただクリスチャンの人はここまでやらないらしいです。素敵な韓国人に出会ったら宗教を聞くのも大切かもしれません。
「バグダッドカフェ」; 出会ってしまった・・・!(T_T)
ついに出会ったしまった・・・。人生の中で最良の映画に・・・。それくらい素晴らしい映画でした。笑って笑って最後に自然に涙が出てきます。いままで見てなかったのも悔やまれるんだけど、それ以上に一生のうちに出会っていて良かったと思いました。(T_T)
バグダッドといってもイラクの首都ではなく、アメリカの田舎町で砂漠の真ん中にある小さなMOTELにくっついているcafeが舞台になっています。さらに主人公はドイツ人。そう、これはドイツ映画なのです。さらに言えば統一する前の西ドイツです。そこからして全て私の想像からはずれまくっている設定なのですが、ストーリーも全く先が見えない構成です。初めのシーンとラストのシーン、どうやったら結びつくのでしょう?その内容はまさに”マジック”としか言いようがありません。
旅行中、砂漠の真ん中で夫と喧嘩別れしたドイツ女性ジャスミン。重い荷物を引きずって行き着いた果てで小さなMOTELに泊まることに。彼女は巨体の上に無愛想。そして砂漠の真ん中にマダムスーツであわられる。車も連れもいない。当然のことながら宿の主人ブレンダは不信感を抱き、露骨に不快感を表す。それというのもブレンダは荒れ果てたmotelの経営やふがいない家族への怒りでイライラを募らせて、それが原因となって今朝喧嘩して夫が出て行ったばかり。2人はやがて敬遠の仲の様になる。
ところがこのジャスミン、実は面倒見のいいひょうきんなおばちゃん。頼まれてもいないのに勝手に事務所や看板を掃除し始めブレンダに大目玉を食らう。(ちなみに上にある写真がジャスミンが店の看板(?)を掃除している図。)しかし日がたつに連れて周りの人の心を溶かし、初めは異物を扱うように接していたブレンダの家族もジャスミンの人柄に魅かれていく。気が気でないブレンダは家族に近づくなと怒鳴り散らすのだが、、、
なんといってもこのドイツ女性の演技が素晴らしい。黙っていると怖い顔という技(?)を持っているのに、少し動いただけでも笑いが取れるし、泣かせる場面でも彼女抜きには考えられない。ステレオタイプからいうと、黒人=陽気、ドイツ人=陰気(ごめんなさい)なんだけど、この映画では正反対。ドイツ人は顔は怖いけど心は優しいんだ!なーんてこの映画しか見てないのにそんなイメージを作ってしまいそう。でもきっとこのステレオタイプがあったからこそ展開に意外性があったのだと思います。
映画を見て笑ったり泣いたりするの、本当に久しぶりでちょっと安心しました。人間の証明?
穴場なダーツ場 in 調布
『人間の証明』; れっきとした推理小説
森村 誠一 (角川文庫)
松田勇作が主演で映画化、その後に竹内豊主演でドラマ化もされてどんな作品かと思って買ってみましたが、『人間』という言葉がタイトルにつくところからどんな重いテーマなのかとしり込みしてなかなか読む気になれませんでした。しかも上下巻に分けてもいいくらい分厚い本。。。しかし読んでみてちょっと肩透かしを食らったのですが、正統派の推理小説です。しかし30年前にかかれたものとは思えないほど、今の世の中と重なる部分が多い。多分ちょっとインターナショナルな内容だからでしょう。
場面はいきなり、超高層ビルの最上階で行われている優雅なパーティーに向かうエレベータの中で、一人のみすぼらしい黒人青年が胸にナイフをつきたてられて死んでいるのを見つけられるところから始まる。いつどこで刺されたのか?なぜ傷を負いながらもパーティー会場に現れたのか?そしてこの青年が誰なのか?と疑問は深まるばかり。彼が残した最後の言葉「ストウハ」、そして現場に残された「麦わら帽子=ストローハット」だけを手がかりに日本での捜査が始まる。
青年がニューヨークの"闇”の部分であるハーレム出身と分かり、同時進行でアメリカでの捜査も始まる。担当するのは同じハーレム出身の刑事ケン。捜査を進める中被害者はアメリカに出発前に「キスミーへ行ってくる」という言葉を仲間に残したことが分かる。「キスミー」とは?彼がなぜ日本に縁があったのか、そして極貧の彼が日本への旅費をどのようにして作り出したのか。殺したのは同じアメリカ人なのか、日本人なのか、それとも全く関係のない外国人だったのか。そして舞台は再び日本へ戻る。
・・・かなり舞台が広いので途中までは全く犯人が分かりませんでした。登場人物が多いところも犯人の特定を難しくしています。しかしこの小説のうまいところは、1975年の当時で社会的に裕福な日本人と生活に恵まれないアメリカ黒人という、ほとんど対照的な二つの人種が別々に描かれていて、その2つに共通項があるわけがないと、初めから読者に思い込みをさせるところなのではないでしょうか。それゆえ終盤のつながりは見事であり、意外すぎる盲点にはっとさせられました。
最後に、タイトルの『人間の証明』の意味が明らかにされます。ここでの「人間」とは物体的なものではなく、「こころ」を持った一人の人間(「お前なんか人間じゃない」というときに使うのと同じ?)という意味で使われています。しかしその使用される場面を思うと、ちょっと大げさすぎる感じもします。もし私がこの小説にタイトルをつけるとしたら『麦藁帽子の詩』かな。「母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?」作品中出てきたこの詩、当時の流行語になったそうです。
パルテノペ (恵比寿) うまいナポリピザはここ!
今日は友達と恵比寿のディナ~に行ってきました。恵比寿なんて1年に1回くらいしか行かない町なのでとにかくネットで調べまくって個人ブログの中でも評判のいいイタリアン料理を見つけ、訪ねました。その名もパルテノペ。ここは最近ブームらしい?ナポリピザを出すお店。ナポリピザは窯を使って短時間で焼き上げるために中がもちっとしているのが特徴。なんでもこの店は日本では数少ない「真のナポリピッツァ協会」認定だということです。よく分からないが。
確かに!すっごいもっちり感。いうなればアンテンドゥ(パン屋)の玄米ベーグルを食べてるときの食感そっくりです。チーズもとろっとろで幸せ~な気分になれます。ピザとナスの相性も抜群!福生のピザにはかなわないけど、幸せを呼ぶピザであることは間違いないと思います。金額的にもかなり大きいのに1500円とお徳です。私は一緒に頼んだ野菜のグリル焼き(写真右)が気に入りました。写真は小さいですが、ちゃんと2人分の野菜がたっぷり入っています。またしてもなすの実力を見せ付けられました。
恵比寿駅東口から歩いて5分くらいの分かりやすいところにあります。だけど小さいから見落としてしまうかもしれません。 目印はこの看板。









