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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

ここんとこ、仕事のことでメンタルが下がり気味。夢に出てくる頻度も上がってきた気がします。

ストレスが溜まりすぎている感じなので、少しでも払拭するため半日休みを取ってショートツーリングしてきました。


ルートは、時間が限られているときの自分的定番コース[上野原→小菅→都留→上野原]です。




自宅からノンストップで、道の駅 こすげに到着。時刻は7時半くらい。


ヤマモトレーシングのマフラーが眩しい!



山の癒しパワーを取り込んで、下山します。


深城ダム。


ここはいつも放水していて、純白(に見える)排水が拝めて良いですね。



道の駅 つる。お店が開く9時の数分前に到着しましたが、既に暑い。。真夏のようです。


野菜とお土産のぶどうジュースを買い込んで帰路へ。



秋山温泉、富岡の棚田。



実った稲穂が見られるかな?と思いましたが、既に収穫されているところが大半でした。


とはいえ本当にここは良い眺めですね~



ここから上野原ICに入るのが通常。
ですが今回は思っていたより時間的余裕があったのでもう少し走り、高尾ICから中央道に乗って帰宅しました。




前日夜に気力が湧いてこず、やめようかという気持ちが首をもたげてきてどうするか逡巡したのですが…結果的には走ってきて良かったです!

けっこう気分がリフレッシュされました。

すぐまた落ちそうではあるけど。。







大変気に入っております、V-STROM250SX。

前回のツーリングから帰って数日後のこと、マフラー交換に踏み切りました!
(交換するか否か…換えるなら何にするか…。数ヶ月ほど悩みました)


交換前のお姿。
黒い車体に黒いエキパイ/マフラーでよくまとまってるかな、と自分は思います。


マフラー部分はややボテっとしていて、たまに酷評を目にしますが、自分としては味があって良いようにも思っています。


ただ、ちょっと不満はありまして。


1点目。

ステップに置いた足の踵が、ヒートガード(?)に当たります。スタンディングしなくても普通に。
これがやや不快、かついとも簡単に汚れるのが問題。しかも色が黒なのでけっこう目立って気になるし、落ちません。(なにかケミカルを使えば取れるかもですが)






2点目。

めちゃくちゃ音が静かです。静かすぎるくらい。
回りに存在をアピールしたほうが安全のために多少良いと私は考えているので、もう少し大きくてもいいのにと感じます。
とはいえ大きすぎるのは迷惑になるので、塩梅は大切にしたいです。(中途半端ですね)




という感じでなんやかんやと理由をつけましたが、


まあ要するに、


物欲とカスタム欲に負けた。


シンプルにそういうことですw

理由なんてのは、少しでも自分を正当化するために後から付いてきたものでしょう(笑)





選んだのはコチラ。


ヤマモトレーシング SPEC-A フルエキゾースト




他にもヨシムラなどあるのですが、以下のような点を重視すると必然的にヤマモトレーシングを選択することになりました。

・音が大きすぎるのは避けたい。※1
・重低音系ではなく、単気筒らしい軽快な乾いた音が良い。※2
・どうせならパワーアップしてほしい。
・高回転でブン回す趣味は特にないので、低中回転域でもちゃんとパワーが出てほしい。※3

※1 ヨシムラは、数値的にもその辺のインプレを見てもかなり大音量のよう。最近発売されたWR'Sなんかも、ヤマモトレーシングより若干ではあるが数値が大きい。

※2 WR'Sは、音量は許容できそうな数値ではあるが重低音系っぽいのでイマイチ。MT-25ではWR'Sのスリップオンを付けていて気に入っていたが、SXのイメージにはなんとなく合わない。

※3 ヤマモトレーシングとヨシムラは、パワーカーブを公開してくれている。ヤマモトレーシングはストレートに伸びていくが、ヨシムラは中回転域でいったんパワーが落ちている。



そんな感じです。




250ccにありがちな味気ない黒塗り鉄エキパイから、ピカピカのステンレスマフラーになりました。



マフラーカバーはチタンのようです。



なかなか、カッコいいのではないかと!




で肝心の走った感想ですが、作業してもらったバイクショップから帰宅の5km少々しか乗っていないのでまだなんとも言えません。



が、気づいたことが2点。


①当たり前だが、音が変わった。

少し存在感ある音量。そして乾いた軽快な音質。期待していた通りで非常に良いです。


②低速コントロールがしやすくなった。

ショップからの帰りに道を間違えたので、やや細い道でUターン。これがなんだかものすごく楽に感じ、極めてスムーズに転回できました。

(あれ?こんなに簡単だったっけ??)とけっこうな違和感を持つほどたったので、たぶん気のせいではないと思います。

パワーの出方の変化によるのか、はたまた軽量化(純正比 -3.1kg)によるのか…。いずれにしても驚きました。





というわけで、ツーリングで本格的に走ってみるのが楽しみです!


 

 



参考までに、ヨシムラはコチラ。


 


 

 

 









7.29、夏の1泊ツーリング DAY2の続きです。

前回↓

御嶽山めぐりのラストは、木曽馬の里。



馬には会えませんでしたが、御嶽山の眺めはバッチリでした。



そう頻繁にはここまで来られないので、名残惜しいですが…さらば御嶽山!





ここまでで今回の旅の目的はほぼ達成。

初日の往路と同じルートで、杖突峠から諏訪→中央道で帰っても良かったのですが、まだ若干時間の余裕あり。

とはいえ帰宅の時間は気にする必要がある。


うーむ。どうしようか。

東に進みながらしばし悩み…



よし!



ビーナスラインに寄って帰ろう。





というわけで伊那で中央道に乗ってワープし、いつものビーナスライン脇道に直行しました。



結果は見ての通り、立ち寄って大正解!


空気が澄んでいるようで、富士山までしっかり見える素晴らしいコンディションです。



これぞビーナスラインなり。



絶景です。



そういえば、SXでのビーナスは初。



さすがアドベンチャーバイク、こういう風景が似合っていると思います。



旅感。



盛夏のビーナスとSX。




さて本線に入りまして、ビーナスラインの絶景エリアを楽しみながらゆるりと走ります。



この絶好のコンディション。富士見台はいわずもがなの眺望です。



夏の緑も綺麗だし、本当に素晴らしい。



あちらの方角には、


午前中に走ってきた御嶽山がお目見え。




夏でこんなに遠くまで綺麗に見渡せるなんて、ホント最高です。




富士見台といいつつ、富士山見えないことも多いですからね。


非常にラッキーでした。





最後は白樺湖を望むこちらで。



ここはとても素敵な風景で好き。
さほど遠望ではないので、わりといつも安定して良い眺めの印象です。



右を向けばこんな景色も。




いやはや、平日の寄り道ビーナス最高でした。




2日目のルート。



行き帰りの高速を除く、全行程。



出発~帰宅までで、走行は2日間トータル903kmでした。



たぶん高速道路が400kmくらいを占めてそうですが、久しぶりにかなり長い距離を走ったと思います。お腹いっぱい。



そして今回、V-STROM250SX高速道路の長距離ライドを難なくこなしてくれることをはっきりと確認できました。

250ccらしからぬ、凄いバイクです!







飯田の宿(宿できる健康ランド)を出発。
2日目は御嶽山がメインです!




R256→南木曽→R19で北へ。

これといって見るところがなく、淡々と走ります。春だったら、花桃とか桜が期待できたんだけどなあ…


唯一止まったのはこちら、寝覚めの床



いわゆる奇岩の風景ですね。
木曽川の両サイドが切り立っていて独特な形状をしています。


近くまで見に行きたいところでしたが、けっこう歩きそうなので時間節約のためパス。遠くから眺めるだけにしました。




再び御嶽山を目指して北上。


御岳湖沿いの道に入り、御岳スカイラインに突入!

ここに来たのは何げに初めてです。




見晴らしが良いところが多く、車が少なくてワインディングが楽しめる快走路ですね~


上にあるワイヤーは、おんたけスキー場のリフト。


山頂が近い!



御嶽山にはずいぶん昔、御岳ロープウェイに通じる東側の道を走ったことがありますが…どうだったかな?もうちょい林道っぽい雰囲気だったような。


いずれにしても、こういう走りやすい道ではなかったような気がします。



ほどなく終点に到着。
駐車スペースから間近に望む御嶽山が綺麗でした!



構造としては富士山五合目(富士宮口)に似た感じかと思いますが、標高が低いからか、あるいはやや離れているのか山頂がよく見えますね。



霊峰よろしく、神社もありました。



東京からここまで来るのはなかなか遠くて1泊必須ですが、とても気に入りました。



冠雪の姿が見られる時期にも走りに来てみたいものです!





というわけで下りへ。



景色を楽しみながら、のんびりと走ります。



名残惜しいけど、さようなら~



下りは、登ってきた道がグネグネしていたことがよくわかります。



こういう道を上から眺めるのってなんか良いですよねw




下山後は、御岳湖の北岸の道へ。(行きは南岸でした)



こちらにはダム管理所があり、



「牧尾ダム」のダムカードをGET!
(なぜ「御岳ダム」と名付けなかったんだろう)





御岳湖を後にして、さらに北上。

開田高原に到着!


ずいぶん久しぶりに来ました。
ここから眺める御嶽山はやはり素晴らしいですね~



たしか、この辺りはそば畑だったような。もしかしたら今ごろ(この記事を書いてる8月中旬)は真っ白なのかな?




九蔵峠。ここもまた絶景です!



夏の青空と緑、そして御嶽山。



最高。



いやーここまではるばる来て良かった。感動モノですよ。



続く。









高烏谷山を出発して、さらなる伊那谷の絶景スポットへ。


林道のような細い道を登っていくと、急に展望が開けました。


爽快な眺め!


もう13時近いので、実際は爽快感より暑苦しさが勝っているけど…それも含めてこれぞ夏の山って感じです。




そして、到着。



久々に来ました、陣馬形山です。



伊那谷と中央アルプスの、凄まじい絶景!




やっぱりここの眺めはちょっと別格だな。。凄すぎます。



ツーリングで行ける範囲で色んな景色を見てきましたが、ここは最上級と言って良いと思います。本当に素晴らしい。



しばし、暑さにも負けず絶景を堪能。


ちょっとした岩の上から。
視点が高くなってますます良い眺めに!



素晴らしい。



そして、このジオラマ感が好き。


まるで、伊那谷の模型を見ているような感覚に陥ります。なぜかそれが好きなんです。




じっくり楽しみましたので、次に向かいます。


「飯沼の棚田」


盛夏の田んぼ、良い眺めでした。




続いて、久しぶりの小渋ダム。


"KOSHIBU DAM"の看板がカッコいいのが特徴(笑)



看板に負けず劣らずダム本体も、なかなかダイナミックで見ごたえあります。



美しいアーチ形状。



ダムカードget!


大盤振る舞いの3枚配布でした。




道の駅で小休止。

食事代わりのソフトクリームがとても美味しかった。また食べに来たいレベルです。(写真なし)



本日の宿は飯田でここから30分かからないくらいの距離なんですが、この時点で時刻はまだ15時。最後に長めの寄り道をしていくことにしました。


矢筈トンネルを抜け、南アルプス方面へ。


そして車のほぼいない山道を快走し、しらびそ峠に到着。



そういえば、北からアクセスしたのは初めてです。



いつもは静岡県の「天竜スーパー林道」からスタートして長い山道をはるばる北上してきますからね。


そのルートも今回のツーリングコースの一案だったのですが、酷暑のなか静岡の平地を走るのは辛そうだったので却下しました。
東名がもっと山の近くを通っていればなあ…(笑)


というわけで今回は北側から向かうことにしたわけですが、かなりお手軽でした。
アドベンチャー感には欠けますが、これはこれで良いかも。




しらびそ峠から少し南へ進むと、「御池山隕石クレーター」です。



崖っぷちでSXの写真を撮ろうと思っていましたが、工事中らしく車両進入禁止。残念。



歩いて入ることはできました。



別の場所から。



やっぱり何度見ても規模が大きすぎて、クレーターだと言われても全くもってわからないですね(笑)



まあ眺めは良いです!



この先は下栗の里でしたが、そのまま通過。

過去一度だけ見に行って、、、展望ポイントまでけっこう歩くわりにはイマイチ感動しなかったので、もういいかなという感じなのです。



以上で1日目は終了!

ぐるりと回って矢筈トンネルへ戻り、飯田の宿へと向かいました。


続く。