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imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

11.23(土) 富士山周辺ツーリングに行ってきました。


非常に良く晴れる予報になったので期待大!

それから11月も終盤ですが、紅葉がまだ残っているといいな…とワクワクしながら中央道を西へ。

今年は勤労感謝の日が土曜日と重なったので通常の週末のはずなんですが、中央道はかなり混んでました。若干、連休に近い雰囲気。
紅葉のチャンスもあとわずか、かつ絶好のおでかけ日和なので殺到しているのかもしれません。


多くのクルマが大月JCTで富士山方面に流れていき、これは河口湖あたりがめちゃ混みの予感。

一方私は直進し、一宮御坂から山越えで河口湖方面へ向かいます。もちろん、国道137号をそのまま行くのではなく旧道に入りますよ。

朝早めで標高も高く寒いですが、路面凍結するほどではなく快適な山道クネクネライドが楽しめました。



そして御坂峠の先、トンネルを抜けると…
富士山がおでまし!


しばらく見ないうちにすっかり冠雪しちゃって、とっても富士山らしくなりましたね。


最高ですねえ。


ここには大抵バイクがたくさんいるものですが、この時はゼロでした。クルマが2台のみ。

落ち着いて景色を楽しめて非常に良かったです。




これは、例の場所からの眺めもバツグンなこと間違いなし!


心踊らせながら舗装林道に突入しまして、


ほどなく、到着。




さて富士山と河口湖の眺めは?









絶景過ぎました…!!


標高の低いあたりはまだ紅葉が残っているようで、秋の雰囲気を充分に感じられる素晴らしい眺め。


やはり、ここからの眺望は凄すぎます。


しかも交通量激少の林道から見えちゃうんですからもう本当に素晴らしい。



富士山を望むスポットの中では、ここが個人的にナンバーワンですね。 


今回もこの上ない絶景、ありがとうございました。




さてこの林道はまだ先があり、眺めの良いところが他にもあるのでそちらも楽しみにしていました。

で到着したんですが、、、

どうやら最近伐採を行ったようで、めちゃくちゃ開けています!



なんと絶景ポイントがもう1つ爆誕していました。。


なんということでしょう。



この林道はマジでヤバいですよみなさん!笑



林道好きとしては走らないわけには行かないです。



しばらく興奮が止まりませんでした。





このあとは河口湖へと下っていきます。


ご覧の通り、上の方はほぼ冬の様相。


しかし標高が下がるにつれて、まだ生き残ってる紅葉が現れ始めます。




さらに下ると…


良いところを発見!


数ヶ所だけではありましたが、鮮やかなオレンジと黄色が出迎えてくれました。


道路に積もったのも含めて、なかなかの見ごたえ。



人のいない林道の紅葉、大好きです。


山梨の山間部で紅葉を見るには時期がちょっと遅すぎると思っていましたが、今年は紅葉が遅れている(と勝手に思ってます)のが幸いしたのかもしれません。




林道を抜けて河口湖に出ると、北岸の道はやはり相当混雑している様子でした。大月JCTでの光景から思った通り。

こぢんまりした紅葉回廊(だったかな?)を眺めるよりも渋滞回避で快適に走るほうが遥かに重要なので、南側から西湖、精進湖方面へ向かいました。


続く。








11月もあっという間にもうすぐ終わり。もはや秋というより冬の始まりという感じの気候になってきましたね。


これからやってくる本格的な冬に備えまして…

ついにアレを購入しました。



バイクのカッコよさを犠牲にする「禁断のアイテム」とでも言いましょうか…?







そう、ハンドルカバーです。



上記の通り「カッコよさを大幅に落とすことと引き換えに快適を得られるモノ」である。

これが私の認識でしたので、使ってみたいと思うことは正直ありませんでした。



しかし…私ももうアラフォー。

冷えから来る手の辛さに耐えながらツーリングするより、快適さを優先したほうが総合的に良いんじゃないかという考えになってきましたよw
(ゴワゴワのウインターグローブは操作性悪くて、まあまあストレスですしね)

また、アドベンチャーバイクなら見た目もそこまで悪くならないだろうという期待もあり、初めてトライすることにしたわけです。





さて、何が良いか。

商品は無数にありますが、前提としたのは「ハンドガードの上から被せられること」です。



これを満たし、かつ品質の良さそうなものは2つ。ZETAとラフアンドロードに絞られました。

ZETA CWハンドウォーマー
結果として選んだのは、ZETAのほうでした。
(M/Lの2サイズあり、Lサイズを選択)



決め手は以下の通り。

・私のVストロームSXにはZETAの「アドベンチャーアーマーハンドガード」を着けていますので、シンデレラフィット間違いなし。

・見た目が好み。

・ダート走行もイケます!とのことなので操作性が良さそう。(さすがZETA)




開封。なかなかにデカイです(笑)



ベルクロがたくさんありまして、


これらをハンドガードとハンドルバーに巻き付けていくようです。



いざ、取り付け!


初めてで少々手間取りましたが、10分弱で良い感じに装着完了。


慣れてきたら、たぶん5分もかからないと思います。



上からの眺めは、


こうなりました。


こうして写真で見ると、乗車姿勢からの眺めではかなりの存在感があります。
でも走ってみると全然気になりません。ハンドルを観察しながら走行するわけじゃないですからね(笑)



そして前からはこんな感じ。




後日、11/23にツーリングで実際に一日走ってみました。



コンディション
一日中晴れ。平地の昼の気温は15℃くらいの日でしたが、朝6時台の中央道とか標高1,400メートルまでの山間部&高原をメインに走りましたので、走行中の気温ははおそらく4℃~10℃くらい。

朝の高速道路を筆頭に、午前中は電熱ウェアの出力MAXを使うくらいには寒かったです。


効果
①春秋用のグローブ※でしたが、手が冷たくてしんどいということは全くありませんでした(!)

※以前にも紹介したカエディア×フォアグラさんのレザーグローブ

 


また、休憩中に手が冷えた後バイクに戻って走り出すと「手の冷えがじんわりと緩和される」という、今までに無い感覚があることに驚きました。


日常生活でコートのポケットに手を突っ込んだ時の感覚に近いような。

グリップヒーターを付けてないので、コートのポケット(体温)と違いハンドルに熱源は無いんですが…走行風を防ぐだけでここまでの効果があるとは。

ちょっと感動しました。


未検証ではありますが、真冬のツーリングまで秋冬グローブでこなせるんじゃないかと思います!
真冬は高所に行かない(凍結が怖いのでほぼ行けない)ですしね。



デメリット
当たり前ではありますが、多少の操作性の低下はあります。手首からハンドガードまで覆われるので、スイッチとレバー操作が手探りに。

乗っていてしばらくは、ウインカースイッチ操作等で若干の困惑(スイッチが見つからない)がありました。

ただ一日乗っていて、後半にもなると全然気にならなかったです。
唯一セルスイッチに関しては「あれ?どこ?」というのがこの日最後までありましたが、乗り出しのときにしか触らないのでまあどうでもいいことかなと思います。


次に見た目。


いかがでしょうか?


自分でも驚きなんですが、ハッキリいって全然気にならないです。
VストSXの250ccらしからぬサイズ感のおかげかもしれません。

むしろこれはこれでカッコいいんじゃないか…?とさえ感じてきました。(錯乱?w)




感じ方には個人差があるのでなんともいえませんが、私的にこれは完全に"ありよりのあり"です!



というわけで結論は、大満足。

数値で表現すると、
メリット 85  vs デメリット 15 くらいの感覚です。

なお、もちろんこの評価は車種によって大幅に変動するでしょう。バイクは見た目も大切。

ハンドガードが似合うタイプ(アドベンチャー、オフ車など)は大アリかと思います。

対して、クラシックなネイキッドあたりは見た目がキツいかな?(でも、スクランブラーな感じに仕上げればアリかも)








先日、数年ほど使用していたフットポンプ式の空気入れが壊れて使えなくなってしまいました。

(一部が変形して、踏んだ際の可動部が干渉。物理的に踏めなくなりました。)



この空気入れ、使い勝手が良いので同じものを2個購入していました。 

というのも、1個目も数年程度の使用で全く同じ症状で壊れてしまったんです。


1回目は、まあそういうこともあるのかな…と納得して再度購入したんですが、全く同じことがもう一度起こったので、これはもう仕様であると判断。



また、ここでちょっと冷静に考えてみました。


ここ最近における私の場合の3年使用とは、おおよそ以下の通りです。


①空気圧チェックは1ヶ月半~2ヶ月半に一回程度。(もっと頻繁にやったほうが本当は良いですね)

②たまに、自転車(ほぼ乗らない)や息子のストライダーに使用。多く見積もっても4ヶ月に一度×2くらい


①については、チェックの結果問題ナシで空気をほぼ入れないことも多いです。若干保守的に見て、実際上に入れるのはチェック回数×2/3としましょう。
②については、空気が抜けていることを手で確認してから実施するので毎回入れます。


ここから3年間の空気入れ使用回数を概算すると、以下のようになります。
①12回
②18回

さらにいうと、②の踏む回数をバイクタイヤに換算すると…どうでしょう?1/3くらいかな。
もっと少ないかもしれませんが。。


つまり、前後バイクタイヤに空気を入れる前提で考えると…
このフットポンプ空気入れは、20回も保たずに壊れる商品だと言えそうです。


はっきり言って、
あまりに弱すぎないか?と思わざるを得ません。

安価なので消耗品とわりきって使うのもアリとは思いますが、ちょっと腹立たしく感じたのでもう買うのはやめました。





さて前置きが長くなりましたが…
空気入れを新調する必要が生じたわけです。


別のメーカーのフットポンプにしようかな?
(例えばこれ)


 


とも考えましたが


同じような構造の商品だと、同様の壊れ方をしても全く不思議ではありません。



なので今回初めて、電動タイプを購入してみました。


個人的に最近なにかとお気に入りの、カエディアさんです。


内容物は、

・本体
・ホース(短)
・ホース(長)
・USB TYPE-C充電用ケーブル
・自転車や小物用の変換バルブ
・携帯用袋

でした。



で早速充電しまして、ホース(短)で空気注入!


予め入れたい空気圧を設定し…


ボタンをポチっと押せば、作動します。

が、リアはすでに多めに入ってたようで作動しませんでした。


もう少し高く設定してから再度ポチっとして注入。
SXの規定空気圧はもうちょい低いんですが、1ヶ月くらい乗れないのでまあ良いでしょう。





一方、フロントは結構減ってました。


ボタンをと押して、あっという間に設定値に到達。



使ってみた感想ですが、

もっと早く電動にすれば良かった!


圧倒的に速い!

圧倒的にラク!

空気圧が数値表示なので安心感高し!


もう、めちゃくちゃ良いです。

さらに言えばとてもコンパクトなので、ロンツーに持っていくのも良さそうですね~。



ちなみにすごい音が出るのだろうかと若干気にしていましたが、思ったほどではなく昼間なら全く気にならない感じです。
(というかこれまで使っていた足踏み式は、踏む度にキーキー不快な音がしてたので…むしろ良くなったかもw)

耐久性に関してはまだわかりませんが、カエディアさんには勝手に信頼感を持っているので大丈夫だろうと期待しています。
10.13~14 一泊ツーリングの2日目後半です。

↓前回
今回も感動しっぱなしだった志賀草津道路を出発しまして…草津温泉は華麗にスルー。
で、今年2回目のつまごいパノラマラインに北側から突入です!


キャベツはほとんど収穫済みでやや寂しい感じではありますが、それでもやはり絶景。
景色を楽しみながらゆるりと快走しました。

あっという間に「愛妻の丘」に到着。


壮大なスケール。


つまごいはいいぞ~、と言いたくなる。


こちらは抜けるような青空。



南側に入り、お気に入りポイントに来ました。


収穫後でキャベツのカスが散らばっていますが…


素晴らしい風景!


やっぱり、つまごいパノラマラインは最高ですね~




ここから一路、東へ。

群馬県道54号線(たぶん、初めて走る)にて展望台を発見。


二度上峠です。
浅間山を望む素晴らしい眺め!


堪能させていただきました。




さらに東へと進み、相当お久しぶりの榛名湖に到着。


VストロームSXと。


この横顔が好きです(笑)




榛名湖から北東側に抜けると、絶景の高根展望台があります。

今回ももちろん見に来ました。


伊香保温泉と、その向こうに広がる山々。


抜群の展望です!


この3つこぶ山は、なんか可愛い(笑)




さてここから関越道へ向かうべく山を降ります。

榛名湖から下界へはいくつかのルートがありますが、今回選んだのは伊香保森林公園の方面へ向かう林道。

今回のツーリングのラストステージとなったこの林道、良かったです!




路面は綺麗ですが、鬱蒼としていて林道感あり、展望あり、そして交通量少。


こちらは、林道に入ると間もなく現れた展望台。


なかなかの眺めですね~


こんな景色が待っているとは思っていなかったので、とても嬉しい。




意気揚々と先へ進むと、爽やか林道な雰囲気がプンプンです。


かなり良い道です。大変気に入りました。


1日目に遭遇したヤバい林道と違って、どんなバイクでも普通に走れると思いますよ。


ラストはこのくらいイージーな林道がちょうど良いかもしれませんねw



さらに下ると、富士見峠という展望ポイントがありました。


天気は良いけど、遠くの方が霞んでいるので富士山は見えず。


でも充分良い眺めです。




そして下山後、関越道に乗って帰宅。


本日も絶景尽くしで最高でした!



2日間のルート。



我ながら、よく走ったと思います。大満足!








10.13~14 一泊ツーリングの2日目です。

前回↓

7時前に、長野市内の宿を出発。
久しぶりの志賀草津道路に向かいます。


山ノ内町から全線走るのが王道だと思いますが、今回は(今回も?)高山村から県道66号で登っていきます。

マイナールートゆえ交通量少なく、快適な山道ライドが楽しめました。



かなり上まで来ると、、、


山田牧場を見下ろす好展望。これが見たかった!



この時期の早朝の山はなかなかの寒さでしたが、調整できる服装で来たので特段問題なし。

冬のような寒さに包まれながら楽しむ景色は、むしろ心地よかったです。



これはほんのり紅葉してるか…?


いや、まだまだか。ちゃんと色づいたら全然こんなものではないはず。


ようやく紅葉が始まる気配がしてきたかな、という感じですね。でも素晴らしい風景。





もう少し登り志賀草津道路に出ると、水蒸気を上げるほたる温泉が見えました。


そこからほどなくして絶景ゾーンに突入!
感動しきりで走り、横手山ドライブインに到着。



森の合間をうねうねと走る志賀草津道路。なんて美しいんだろう。



別の場所から。


ここは個人的に、志賀草津道路を代表する景色の1つなのです。あまりにも素晴らしい。


天気も良くてホント最高。


やっぱり、志賀草津道路はすごい。


そんじょそこらのスカイラインとは一線を画す超絶景ロードだな…と再認識させられました。



この先も絶景ポイントだらけなので、なかなか進みませんよ。






最高地点に到着。

ここはいつも人で溢れてるイメージですが、今回は朝早かったからか人無しの写真を撮る余裕がありました。



ここからの景色がまた超絶良いんですよね~



実は到着時ややガスっていたのですが、ものの数分で綺麗に見えるようになりました。



眼下に拡がる湿原も、本当に美しい。


ここは国道の最高標高地点ですが、景色も国道の中では最高なんじゃないかな?と思ったりします。




ここもお気に入り。


至高の山岳ロードとでも言うべき光景です。


東京からはちょっと遠いですが、VストロームSXなら余裕ですよ。



また別のところ。


植物のない荒涼とした風景も。


この感じは、北イタリアの山岳ロード(アルプス山脈)で目にした風景に若干似ているかも。


アルプス(本家イタリア)にまで想いを馳せながら走れる素晴らしい道ですね。




最後に止まったポイントはこちら。



ここもスゴい眺めです。


見とれちゃいます。


ウネウネ~と走る道。



こんな感じで、志賀草津道路は今回も最高の景色をたくさん見せてくれました。


名残惜しいですが、次に進みます!



続く。