AE86,111エンジン 5バルブ4AG フルチューンエンジン制作。
シリンダーがラインボーリング・ダミーヘッドボーリング・特殊ホーニング作業から帰還。
ボーリングはダミーヘッドを取り付けし、ヘッドボルト締め付け状態にて真円が出る様に。
エンジンの全て、いや、クルマを構成するほとんどのパーツは”動的な観点”が必要です。
サビやガスケット等を除去。
ラインボーリング、クランク軸の直線ラインを修正する作業です。
基本的には通常キッツイエンジンブローした個体でかつ交換するシリンダーが入手出来ない場合等に私は施工依頼しますが、今回は違います。
クランクキャップに一体式ラダーフレームを配する事によりクランク軸廻りの剛性を確保、そして、強固なラダーフレームを固定する為にスタッドボルトを使用。
このラダーフレームを使う事により飛躍的にクランク軸廻りの剛性を上げる事が可能ですが、通常4AGのクランクキャップは各シリンダージャーナルに”独立”して取り付けられています。その各浮いているクランクキャップをラダーフレームを配する事により結合させ、更にそのラダーフレームはシリンダーブロックの外周と一体化します。よって各クランクキャップの倒れ方も変わりますし、締付けトルクも変わる、となるとクランクシャフトとメタルの関係性も変わる。
クランクシャフトとクランクメタル、そしてクランクキャップ、シリンダーの親和性の和をクランクメタルの当たりやクリアランスで整合させる必要が有ります。
その為のラインボーリング、クランク軸の直線をラダーフレームが取り付けられた状態かつスタッドボルトで締め付けられた状態で直線を出し、適正なクリアランスを確保する。
ラインボーリング作業を行わずしてラダーフレーム化は出来ません、逆にラインボーリング作業を行ってでも投入したいパーツです。4AGは92後期以降はシリンダー剛性自体は致命的と言う程脆弱では有りません。しかし、一貫してクランク軸廻りは脆弱な創り。ブロックの真ん中で剛性をかろうじて保持している手のエンジンです。クローズドデッキの鋳鉄シリンダーに応力が掛かる方向に対して年々リブを追加する事によりシリンダー剛性を確保して来たと言う感じがしますね。
同世代のホンダエンジンはZC/B型。こちらのエンジン達はアルミシリンダーにスリーブ打ち込み、強烈な剛性のシリンダーヘッドを軸にシリンダー剛性を保持しているタイプ、ヘッドボルトのシリンダー側の噛み込み開始位置の深さを見てもソレが伺えます。
タイプR系にはクランクキャップの真ん中3箇所をラダーフレーム化する事により高回転、高出力化へのアプローチを行ってます。諸処の事情やホンダさんもB型がモデル末期で有る事は当然分かっていたから完全とは言え無いと分かってても出来る限りのクランク軸廻りの剛性への対策を行ったのがタイプR系だと思います。全ラダー化をB型で行うとなるとシリンダーブロク側への剛性アップのアプローチも行わざるべきを得ない事をホンダさんは分かってたのですね。それは当時次世代のエンジンで有るK型でと思った、、、、、、、、、様に私は感じます。
で。。。。。。。。狂ったかの様にクランク軸廻りの剛性に力を注いだエンジンがF型・K型です。
F型K型をバラした時にホントにびっくりしました。クランク軸廻りは私が見たソレまでのエンジンの中では最高の創りでしたねぇ・・、あーコレである程度迄腰下の”捻り”に対する悩みは解消される。。。。。。。。ホッとした記憶が有ります。
4AGに関しては鋳鉄ブロック♡、コレはココロ強い。この鋳鉄ブロックにクランク軸廻りの剛性を今よりも抱かせる。ブロックの捻りはピストンの側圧、そしてクランク軸の側圧から多く発生します。上手に分散させて、高回転、高出力に耐え、更にパワーの出しやすい構造にする為にはラダーフレーム化は必要だと考えます。
よって、ラインボーリングは必須ね。
バルブ。
当然カーボン付いてます。
カーボン除去。
水回りのサビや汚れも撤去。
後は2023年に持ち越し(^^)
ポート加工等などね。
シビックバン(プロ)納車。
オーナー様、町内一周して、”楽しー”でも色々こわーいwってwwwwwwwwww
タイヤやシート等など、オーナー様なりの拘りは今からまた始まりますね。
33スイスポ納車♪
”無事に帰宅しました。
下道と名阪国道から伊勢湾岸道を走ってみて感覚をつかむことがで
あと、どうしたいかも解ってきたような気がします。
今後スイフトスポーツのことでお世話になりますので、よろしくお
本年中は大変お世話になりましてありがとうございました、よいお
それでは失礼します。”
この33スイスポも色々と2023年進化しそうですね(^^)
私も33スイスポ乗って見て、、、、、お?楽しいぞwって思い、、、、、、スキあらば。。開発車両を、。、、、、なんておもっちったりして。
今年最後の納車はDC5。
卵のカラっぽい感じになってた塗装も。。。。
ピッカピカに復活♪
”本日は御対応頂きまして、有り難う御座いました。
閉店時間なのに車の受け渡し待ちだったのなら、
帰り道、高速で横転車や火災で渋滞もありましたが、先程、
慣らし運転なので飛ばしてはいませんが、
バネレートは低くなりましたが、高速でのフワツキもなく、
慣らしが終わったら、色々走って試してみます。
あと、吸気温度センサーが関係してるのか、
飛ばしてないからかも知れませんが、
これもまた、様子見ます。
慣らしが終わったら、またインプレします。
この度は有り難う御座いました。
光軸、かなり上向いてました汗汗”
光軸(汗)すいませんでした!!!!ジールの脚、リアのストロークかなり確保出来るので今まで装着していた脚の様にリア上がりにセットする必要が無かったのでリアの車高を適正にした結果光軸上向きになってしまったのですね(TT)、大変失礼致しました!!!
アクセルオフ時にパンパンパラララ~はアクセルオフかつ減速時の燃料カット前を結構薄くセッテイングしてましたのでリアストレートマフラーでは少し目立ってしまってた様で、試運転した際に適正空燃比にして置きましたのでパラパラ~が無くなりました、パラパラ言わない方が乗り方に適していると思いましたので勝手ながら変更しましたが正解だった様で良かったです。
当分大型メンテする箇所も無さそうですので乗り回して楽しんでくださいませ。
ハルテック本国から最終便。
IC7 マルチメーター、在庫で持っておこうと思ってオーダー入れて置きましたが、空輸中にショップ様から注文入って即売。
また次の便で注文いれて在庫しておきましょ。
エリート1500、お客様ご注文分と在庫分、と思っていたのですが、コレも空輸中にショップ様からのご注文有りでまた在庫が少なくなりましたので次もオーダーします。
エリート1500用のホンダB型H型用ワンタッチハーネスキット。
入庫中のCL1に私んちのCL1ハーネスキットを追加して取り付けします。
エリート2500+RBワンタッチハーネスキット。
ショップ様からのご注文分。
DCモータードライブモジュール。
色々な使用用途が有りますが、、、、、、大電流を必要とする電スロとか電動ウエストゲート等に使用します。在庫補充。
ボッシュ製のノックセンサー。
ノックセンサーの無い車両や鈍感なセンサーの車両へ。
在庫補充。
CAN空燃比モジュール。在庫補充。
今年もハルテックに多いにお世話になりました。
来年もお世話になりますw
え?年末感無いですか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
無いですねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
森メカはお休み入ってます。
今年もありがとう、とかつぶやきながら工具のメンテなんてしているのが年末ですw。
”implabo”(仮称)
照明も付いて、もはや一年前に着工した時の面影は一切無くなりました(^^)単なる工場でしたから。
エアー関係の配管は全て使いやすい配置に壁に埋め込んでいるのでシンプルですよね。
30年、この業界に居て、不便だと感じた事は全て考慮し、対策して創ってます。
体育館等に使われる照明。もはや、昼も夜も同じ明るさです(*˘︶˘*).。.:*♡
エンジン室
エンジン室の一角に、エンジン洗浄台スペース。簡単に拭き取り可能な壁材を使ってます。
窓や入り口シャッターを開けずともエンジン掛けっぱなしに出来る様に超耐熱のフレキシブルダクトを設置、この先に特殊なタービン形状のファンが付いており、排気ガスを排出可能。
一番小さなスペースが私の事務所w
濃紺のワンポイントが拘り(*˘︶˘*).。.:*♡
全てを詰め込む為に理解し、尽力を尽くしてくれたラパン先輩、そして職人さま方々、ありがとうございます。
機能的、合理的、その中に機能美と美観を私のわがままを聞きながら上手に設計してくださったラパン先輩には感謝しか有りません。
使い勝手と機能、性能、効率を第一に考え、そこから格好付く様に構築しました。シンプルに見えて全て理由と機能が有ります。
来年早々には床面の工事着工との事で、見えて来ましたね。完成が(*˘︶˘*).。.:*♡
・・・・・・・やっぱり年末感がねぇなw
明日も変わらず全力疾走です(-^)v