新年度が始まるこの時期。週末は電話やメールが多くなる。
PCの購入相談だ。
先日大学に合格した姪からLINE
『大学から貰った資料にこう書いてあるんだけど、よく分からないから教えて』
購入すべきPCの目安となるスペックが書いてある資料。
見てみるとそもそもの書き方が分かりにくい。
『CPUはcore-i5相当以上ね』
→i5以上とは何なのかの説明は無い。知らない子が大半だろう。
世代も書いていない。中古の粗悪品を掴まされる可能性すらもある。
『メモリは8-16GBあると良いよ』
→8GBではWindows11は厳しめになりつつある。絶対16GB以上と書いた方が良い。
『Microsoft Officeが使用出来ること』
→逆に使用できないものってあるの?惑わせないで欲しい。
『USB Type-C™ポート(電力供給およびDisplayPort対応)があること推奨』
→ここが一番分かりにくい。メーカー仕様にもType-Cの細かい部分まで書いていないものも多く存在し、電力供給はPD充電対応と書いてあったり、映像出力はDP対応と書いてあったり、知らない人には『なんのこっちゃ?』という感じ。
しかも『大学のショップでも販売してるよ』と貼られたリンクに行くと、『windows製品はこちら』のリンクがあり、さらに進むと最低価格が20万の割高PCが売られている。
しかもPCに混じって4万くらいの電子辞書まで売っていて、詳しくない人は『安いしこれでいいじゃん』となりかねない罠が。
それWindowsじゃないし。
私が大学生の頃はPCなどはまだ家庭に普及しきっておらず必要なかったが、今は高校すらも授業で使うから必須だとの事。必須ならもっと優しい価格で売ってくれよ。その仕様なら10万で買えるよ。
各BTOメーカーは春になると学生向けセールなどをやっている。
Lenovo、HP、DELL、Mouseなどメーカー名に『学割』と付けて検索すると学生向けサイトなどがあり、各社割引価格でしかも無金利ローンなどの対応も完備。学生の子を持つ親も割引対象など至れり尽くせりの対応をしている。
学生向けサイト自体は年中あるので、安く買いたい親御さん達は登録して利用すると良い。