NEC Lavie HZ550/B(2015年製)OS変更 Garuda Linuxへ | モノづくりの日々

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YahooフリマにてNEC Lavie HZ550/Bを購入。

2015年製core i5 5200U 4GBメモリ。

筐体が薄くて軽いモデルで、779gしかない。

しかも液晶が2560x1440の高解像度。

購入価格は脅威の5000円。ACアダプタは互換品だがかなりお得に購入。



この時代の薄型筐体はマグネシウムで出来ていることが多く、分解してみると紙みたいな強度のカバー。所々ベコベコしているし、塗装も載りづらいのか若干浮いている。


プラスチック筐体だと何も考えず『安っぽい』と批評する金属信者もいるが、コイツの筐体に限っては耐久性も堅牢性もプラスチックで作った方が上。マグネシウムダイカスト、アルミダイカストは安いから使っているのだろう。重量辺りの単価はプラスチックの方がかなり高い事を知らない批評。

とりあえず分解。

メモリは増設出来ないことがわかっているが、CPUグリスが乾いてないか心配していた。

そして案の定カピカピ。


削ってから綺麗に拭き取って今回はちょっと勿体ないけどMX-6を塗布。

改めて起動してみると、Windows10 Proが入っているとの事前情報の通りではあったが、何とバージョンが2009。
『いつ入れたんだよ!』と思ったら最近インストールしたらしい。
インストールメディア作り直した方がいいよ!

何を入れるか迷っていたが、解像度を活かしてdeepinデスクトップ環境を使ってみたくてディストロを検索。
UbuntuDDEというディストロにたどり着いた。

インストール後、色々やってみたが何故か表示が日本語に切り替わらず。
いや、大した英語ではないのだが、他にも美麗なディストロはあるはずだと思い、早々に別のディストロに。

では次はEndeavorOSならどうだ。
Arch系Linuxであり、かなり美しいOS。


しかしながらこれも日本語入力でつまづく。
色々なサイトでやり方を書いてくれているのだが、どれも改善不可能で撃沈。

だんだんArch系に腹が立って来たが、最後と思い、今度はGaruda Linuxにチャレンジ。
以前も入れたことはあるが、やはり日本語入力に苦労した覚えがある。
デスクトップ環境はKDEを選択。


…美しい。
日本語入力も問題…あった。

いつも使っているvivaldiをインストールしたのだが、vivaldiだけ日本語入力が出来ない。
検索しようにも何と検索すれば良いか分からない。
このまま慣れないFirefoxを使わなければならないのか…

しかし入力欄に文字を打つと、英字キーボードの扱いになっているところにヒントが隠されていた。
もちろんOSの設定は日本語キーボードになっているのだが、vivaldiだけ英字キーボード。
これはもしやブラウザ側の設定では?

Chromeはアドレスバーにchrome://flagsと打つと詳細設定にアクセスできる。同じchromium系ブラウザなので試しに打ってみると…
何とvivaldi:flagsと自動変換されて設定画面にアクセスできた!

恐らくキーボード設定か入力設定なので[input]と打って検索してみるとそれっぽいのがある!

この設定をEnableに変えてブラウザを再起動すると、何と日本語入力が可能になった!

プリインストールされているソフトインストールツールであるdiscoverはそのままではインストール済のツールのアップデートにしか使えない。
Flatpakをインストールすると初めてアプリインストールに使えるようになる。
最近慣れてきたコマンドを入れる。
『sudo pacman install flatpak -S』
コレで使えるようになった。

KDEconnectを入れてスマホと連携。
すごく快適になった。

しかしGarudaは重い。4GBメモリではチョコチョコフリーズする。
メモリ解放ツールなどあれば最高なのだが。