「もう歳やから、物忘れくらい仕方ない」
——そう思っていませんか。
実はそれ、半分だけ合っています。
物忘れが強くなる時期は、
「歳」というより「更年期」が関係していることが多いと言われています。
更年期は女性ホルモンが大きくゆらぐ時期で、
このゆらぎが物忘れとして出やすいことが分かっています。
更年期が原因なら、終われば落ち着くはず
ここで、もう一歩考えてみてほしいことがあります。
物忘れの原因が「歳」ではなく
「更年期のホルモンのゆらぎ」なら、
更年期が終わってホルモンが安定すれば、
その分の物忘れは落ち着くはずです。
実際、更年期特有の物忘れは、
ゆらいでいたホルモンが安定することで落ち着く、
と言われています。
でも「歳のせい」だと思っている方は、
そもそもこの「落ち着くはず」という発想自体、
持っていないんじゃないでしょうか。
「50前後から物忘れが増えて、そのままずっと続く」
というイメージの方が、
実際には強いように感じます。
それでも変わらない場合に、考えられること
もし更年期がひと段落したはずなのに、
物忘れが変わらない、
むしろひどくなって続いている場合、
そこには別の理由が乗っかっている可能性があります。
歳を重ねるにつれて筋肉は自然とこわばっていく傾向があり、
こわばると血流が滞って脳に届く酸素や栄養も減っていきます。
ホルモンのゆらぎ由来の物忘れが軽くなっても、
こわばりによる影響がそれを覆い隠してしまっている、
ということは十分あり得ると思っています
(ここは検証された話というより、今の時点での私の見立てです)。
ゆらぎは待つしかありませんが、
こわばりには今からでも関われます。
力を抜く教室では、
その日の状態に合わせて、
こういうこわばりを一緒に見ていくワークをしています。
更年期のからだの変化については、
こちらでも書いています。→更年期のからだについて
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