ドーパ型スピとセロ型スピの誤解と暴走4/5 | ゆるくてごめん、でも効くから!ムリせず整う からだ・こころ・脳のエクササイズ

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4話 「〇〇してもいい!」の誤解と暴走

 

 

「やりたくないなら、やらなくていい」

「怒ってもいい」

「泣いてもいい」

「食べたいなら食べていい」

 

この言葉たち、

本来は “抑圧からの解放” をサポートするための、

めちゃくちゃ優しいツールやねん。

 

でも、そこにドーパ型が乗ると、話がややこしくなる。

 

 

■ 「してもいい」は、“して当然”ではない

 

 

まずはここがズレポイント。

 

「してもいい」っていうのは、選択肢が増えるって話。

 

でもドーパ型がハマると、

 

「私がそう思ったんやから、やるのが当然」

「怒るのも当然、泣くのも当然」

「止めるなんて、抑圧でしかない!」

 

っていう、“俺様の当然”化が起こる。

 

 

 

 

■ 「我慢してたセロ型」が反転するとどうなる?

 

 

元がセロトニン型の人が、長年“いい人”やってて、

心屋で「怒ってもいい!」って言われたとする。

 

「うおおお、私、ずっと我慢してた!」

「これからは怒っていくで!!」

「私が大切にされてなかったのは、我慢してきたからや!!」

 

ここで快ドーパが発火して、

セロ→ドーパへの逆転現象が起こる。

 

穏やかで共感的だった人が、

突如オラオラ私様モードになるパターン、

めっちゃ見たことない?

 

 

 

 

■ “解放された私”が一番こじらせる

 

 

解放された瞬間って、ドーパミンが最大値になる。

 

テンションも上がるし、自己肯定感も爆上がり。

 

その状態での思考って、

 

「今の私が正しい」

「やっと本当の私を生きてる」

「これまでの抑圧は全部外に原因がある」

 

ってなりがちやねん。

 

だから、本人は解放のつもりでも、

まわりは暴走に見えることもある。

 

 

 

 

■ インストラクターが俺様化する背景

 

 

で、よくあるのが

心理やスピを勉強した人の“俺様化”。

 

・私、この考えで解放されたんです

・だから今は、「やりたいことしかしません」

・周りがどう思おうと、私は私!

 

…いや、それ、最初はよくても、

だんだん“周りを否定する私様”になっていく。

 

しかも、そこには“体感のない思考の解釈”だけが残って、

身体感覚も整わないままやから、

思考バリバリのスピ自己肯定モンスター化することも…。

 

 

 

 

■ 本来の「〇〇してもいい」は“選べる”状態をつくる

 

 

本当の意味での「〇〇してもいい」って、

自分の身体や感情と丁寧に向き合って、

「今はやめとくわ」って言える余白もある状態。

 

・怒ってもいいけど、怒らなくてもいい

・食べてもいいけど、食べない選択もできる

 

この“どっちでも選べる”のが、「自由」やねん。

 

 

 

 

■ セロとドーパの混線に気づけるとき

 

 

「我慢してきた自分を許す」

「本音を出すことが悪くないと知る」

 

このプロセス自体は、めっちゃ大事。

 

でも、快ドーパで“自分中心”に暴走する前に、

一度、「どこで感じてる?」って聞いてほしい。

 

その“してもいい”は、快感?防衛?それとも本音?

ここを丁寧に見ていくことが、解放の質を変えてくれる。

 

 

 

次回は、

勉強した人たちの“俺様化”が起きる仕組みについて、

さらに深堀りしていくで!

 

 

 

あなた自身の脳のタイプを知ると、楽しく読める構成になっています↓

 

 

 

 

内から整える方法のひとつです