1話 違和感、価値観、ジャッジ——
微妙な違いを見ずに誤魔化してることあるよね!
「違和感がある」って言葉、最近よく見るよね。
でもさ、ほんまにその「違和感」って、
ちゃんと感じきれてる?
もしくは、ジャッジとか、
自分の価値観にすり替わってへん?
たとえば——
「あの人のやり方、ちょっと違和感ある」って言ったとき、
それって本当に“自分の内側”から湧いた感じ?
それとも「私はこうあるべきって思ってる」
っていう価値観とのズレにモヤモヤしただけ?
あるいは「それは間違ってる!」
っていう正義感からのジャッジ?
この3つ、めちゃくちゃ似てるのに、
根本はぜんぜん違うんよ。
■ 違和感=身体センサー
「違和感」って本来は、身体感覚と直結してるもの。
言葉にできないけど、なんか…ザワつく、
落ち着かない、きゅってなる、みたいな。
アセ型とかグル型が得意とするのがここ。
体の変化に敏感で、
「言葉にならないけど、なんかおかしい」っていう
微細なノイズを拾ってる。
でも現代は、これを「価値観」や「正しさ」と
混同しやすい時代やねん。
■ 価値観=思考の枠
「私はこう思う」「こうあるべきでしょ」
っていう自分の中のフィルター。
これがあるのは全然OK。
でも、これって“感じた”じゃなくて“考えた”やねん。
セロ型が陥りやすいのが、ここ。
「私は我慢してきた」「だからこうすべき」
っていう信念が土台にあるから、
それと合わない相手を見ると、
つい“違和感”ってラベリングしたくなる。
■ ジャッジ=正義のドーパ
ドーパ型になると、もっとハッキリ。
「それは違う!」「それは間違ってる!」って、
もう完全に裁きモード。
一時期流行った某カウンセリングの信奉者が
俺様化してしまったり、
コメント欄閉鎖しがちなのもこの流れ(笑)
ドーパが強い人にとって、「違和感」って言われるのは、
自分が否定された=存在価値をジャッジされたように
聞こえるから、
瞬間湯沸かし器みたいになる。
■ 違和感を、ちゃんと“違和感”として扱うには?
この3つをちゃんと分けて、
「私は今、どのモードやろ?」って
見る習慣がめっちゃ大事。
・これ、体からきてる?
・それとも、自分の価値観に合ってないだけ?
・いやいや、ただ裁きたいだけちゃう?
って、自分にツッコミ入れるクセ。
これが“整える”ってことやと思う。
■ 違和感の正体を見つめよう
違和感って、
言葉のバリアをすり抜けてくるセンサーやからこそ、
うまく扱えたらめっちゃ精度の高いコンパスになる。
でも、そこに価値観やジャッジを混ぜちゃうと、
ただの攻撃になる。
このシリーズでは、
そんな違和感のすり替わりがどうして起きるのか?
ドーパ型とセロ型、
それぞれの背景にある“思い込み”と“すれ違い”を
追っていくで!
ブログや動画でちらちら見かけるスピに
違和感を覚える人へ。
あなた自身の脳のタイプを知ると、楽しく読める構成になっています↓
内から整える方法のひとつです