前回の続きです。
わたしが起業かけだしの頃は、
SNSをスタートさせるにも
やることが山ほどありました。
専門家に学ぶ場所もなかったし、
本を買ったり、ネットで調べたりと、
1人でやることが当たり前!
それなのに私は、
SNS起業で必須のパソコン操作や
携帯などの電子機器に疎くて
アカウントをとるってことを始め
▷ズームの契約
▷決済方法の設定
▷お申し込みページ作成
▷SNSアカウント作成
▷メルマガの設定
と、どれをとっても
まったくもってお手上げでした。
画面に出てくるボタン一つでも
「ポチ」っと押すのも
めちゃくちゃ怖くて「騙される」
と思っていたから。
例えば
SNSアカウントアドレスの登録に、、
「これであってるんだよね」
とビビって完了を押せない。
アプリを入れてみたけど
「これは無料で大丈夫なの?」
と不安で手が止まる。
ズームを有料にするにも
「英語の説明でわかんないし」
支払い方法があってるか怖い。
もはや、この設定さえクリアしたら
起業の悩みも半減するんじゃない?
って位わたしを苦しめました。
なので、すぐにでも夫に頼って、
操作や解決策を聞きたかったけど、
「わからないことがあっても
人に迷惑をかけないこと」
「一人で頑張ることが成長に
つながって成果になる」
みたいな頑な想いがあったので
聞くこともしませんでした。
まぁ、実際、夫に
パソコン操作の事で頼ろうとしても
「それくらい自分で
解決できなくてどうするの?」
「わかって始めたんでしょ」
と、軽くあしらわれて終わり。
夫との関係は悪化する一方だったし、
もはや起業したのはなんでだったか、
わからなくなるくらいで、、
どうにもならないまま、
ひたすら夫に突き放される現実に
耐えられなくなりました。
勿論わたしも努力もしたし、
自分でできることは
絶対に頼らずになんとかしてやるぞ。
それで
「夫に認めてもらうんだ!!」
と強い想いもありました。
だけどね、
何回も調べ、トライして失敗を
くり返しているとね、
「もう、出来ないしイイや」
「また、最初から頑張るとかムリ」
どうせわたしにはムリだからと、
ヤル気もどこかにいっちゃって、
ココロも折れました。
その後も夫からは、
「それは起業で必要なの?」
「これって経費で回収だよね」
「もう、自分で出来ないことなら
辞めればいいだけじゃない?」
「は?今度はなんですか?俺だって
パソコン分かりませんけど」
なんて言われて
ただ、ただ、ツライだけでした。
同じころ頑張っていた起業仲間は
「夫の協力」も得ていたし、
ぐんぐんと進んでいく姿をみては、
進展しない自分を惨めに感じて、
仲間のことが羨ましくて泣いたのを
今でも覚えています。
そんな中でも
こんなことで終わるもんか
と心を強くもっていたので
なんとや辞めずにいました。
ただ、このままの状態でいたら
私はどうなってしまうんだろう。
一生かせげないままで
人生終わるんだろうか。
いつか成功して夫を見返して
優しく扱ってもらえる日が
やってくるんだろうか。
いつになったら稼げるのだろう。
悪いことばかり浮かびましたが、
それでもまだ、
起業を成功させるために
最も大切なことがなんなのかが
わかりませんでした。
それなのに私ね、、
いつものように「イヤミ」を
言ってきた夫に対して、
「どうせ分かってくれないよね」
「私も家事育児をしながら起業、
頑張ってますけど!!」
「もっと協力してくれたら
いいだけじゃん!!!」
と大暴走をしちゃったんですよね。
この時わたしはまだ稼げていなくて、
そのクセ、変なプライドだけが
高かったんです。
そんな言い方されたら
夫だってそりゃ、協力どころか、、
「結果出してから言えよ」
ってなりますよね。
というわけで、
夫に「助けて欲しい」って、
言えば良いだけなのに
出来なかったわたしは、
だれよりも夫に対して反抗する
天邪鬼な拗らせ女を爆誕させて
しまったんです。
今なら
どうして夫が「イヤミ」を言うのか
わたしの、どの対応が怒らせたのか
よーーく、よくわかるのにね。
とにかくこの頃は
起業はひとりで頑張るもので、
聞いて、頼ることは
「起業家じゃない」と夫から
言われると思っていたから。
ほーんと、わたしってバカだー。
夫に助けてもらうことの大切さを
ここで気づけたら良かったのに、
それは、ずっと先のこと。
とにかく
夫との不仲はより一層深まっていき
どうしようもないところまで
進んでいくのでした。