文学フリマ東京40に出店しました | ぼくは占い師じゃない

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易のブログ……だったのですが、最近は白橋 升としての創作活動「遊星出版」の話題や日常雑記を綴っています。遊星出版のサイト(Googlesite)で作品を紹介しています。活動や作品の紹介はこちら(遊星出版公式サイト)→https://sites.google.com/view/yuusei-press

遊星出版です。

5月11日(日)に有明で開催された文学フリマ東京40に出店しました。



B-68遊星出版のブース写真です。先週の記事に載せた写真と区別がつきません(それいったら、いつもそうなんですが)。2週連続のイベント参加です。
東京文フリも34回目からの出店です。どれくらい売れるかもだいたい把握できてきました。売り切れごめんなさいにならないように前回イベントの残部を足して出店。

ありきたりの感想ですが、いや、広い。2会場にわかれての開催です。広い分、ブースの後の通り道とか余裕があってよかったです。開催規模からして時間内に全部をよく見て回ることは不可能。ある程度狙ってお見えになるのでしょう、お客さんとよく話ができて楽しかったです。

今回で7回目の出店で気持ちが落ち着いてきたせいか、何冊売れたかよりもお客さんの生の声が聴けるというのが、なんともうれしい。そんな声をいくつかピックアップ。

☆ おすすめはどれですか?
おすすめというのは想定していませんでした。
全部といいたいところですが、それでは答えになっていません。
お客さんは買おうと思ってきいているのですから、ちゃんと答えなきゃね。
「今は……『靑の記録』です。地図、おまけで付けます」
最新刊は「まほかみ」だけど、ちょっと特殊かなぁ……等々、一瞬あれこれ考えてしまいました。自分の推しはちゃんと事前に考えておきましょう。

☆ 名刺いただけますか?
SNSはやってないし、ブログとHPだけだから名刺なんかいらんだろう、と思っていましたが、ダメですね。
今回だけではなくて、以前にも何回か同じことをきかれたんですが……歳取ってくると柔軟性が乏しくなってくるというか、一度こうだ決めてしまうとなかなか変えられない。お客さんのチェッキングを助けるためにも、特に規模の大きいイベントでは必要だと思います。あとから来ようにも、あれ、どこだったっけ? なんて名前だったっけ? てなことになります。

そうだ、名刺つくろう。

☆ どっちがやさしいですか?
まったく想定外の質問。よく見ると孫くらい(いないけど)のお嬢さんが「マギステリウム(絵本)」と「聖なる20(マギステリウム注釈)」とを指さしています。これかなあ……と「マギステリウム」を。文章が疑似古文でちょっとメンドクサイかもしれませんが、絵本だし、字も少ないし。
「魔法」に興味があったみたい。「魔法」というか(個人的な)「神話」なんですよ、と一応説明しました。魔法の話じゃないけど、お買い上げいただきました。ありがとう!
こういうケースでは、刺激的な内容を含む作品の場合は注意が必要かもしれません。親御さんがついていれば大丈夫だと思いますが。

☆ 絵も全部自分で描かれたんですか?
これは、よくきかれます。はい、全部自分で。ゼンタングルの手法を利用しています。
「靑の記録」古地図バージョンを展示していたのですが、へえ、おもしろいね、と見入ってくださった男の方がいて、ちょっとお話をしました。地図をコーヒーに浸すというエイジング法もやったことがあるとのことで、たぶんデザイナーとかそういうクリエイティブな仕事をなさってる方なんだろうなぁ、と思いました。

☆いいですね、ひかれますね。
置いてあった本に、ちょんちょんちょんと指をおかれて、飛ぶようにやってきて、飛ぶように去って行った若い男性。ありがとう、うれしかったです。

精霊だったのかな。

ひょっとして。

☆小槌の神秘
何度も出店していると繰り返し来てくださる方が出てきます。
「小槌の神秘」のことをきかれました。「小槌の神秘」はサイコロで占う占術書ですが、ぼくの作品ではなく、仕事上でゆずってもらった手書きの古書を復刻したものです。(事情はこちら→
オンデマンド印刷で原則在庫というものはありません。
次回にでも印刷して持って行ければと思います。

☆サイコロを利用したビブリオマンシー(書物占い)
サイコロと本を使って占うというやり方はどこからアイディアを得たのかときかれました。
直接的には易ということになるのでしょうが、上記「小槌の神秘」かもしれません。いやもっと昔には「マダムマリーの予言(オラクル)」という、サイコロをふって出目に対応した文(オラクル)を読むという本で遊んでいました。この本もサイコロ付きでした(現在は入手できません。もしくは高額なプレミアがついています)。このあたりがルーツということになるのかもしれませんが……よく考えると、特定のお手本はありません。

最新刊の「まほかみ」は数こそ出ませんでしたが、とても興味を持ってくださった方がいらっしゃって「あとでゆっくり読んでみます」と。ありがたくも、うれしいことです。

今回はちゃんと最後までいて、後片付けも(ちょっとですが)手伝いました。会場にお越しの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
次回は11月ですね。