市川春希の日常ブログ -2ページ目

市川春希の日常ブログ

普通のサラリーマンの日常を記録したブログです。

 

前回のお話。

前田あこさん5周年の2024.6中・横浜ロック座

5周年おめでとうございます。


ここから今回のお話。
今週は川崎ロック座に行きました。

デビュー週から応援している妹、みおりんが5周年を迎えました。
私のスト暦において「デビュー週」「周年週」「浅草出演」すべて見ている踊り子は、みおりんだけです。

今年も会いに行けることに感謝!

七夕の週にデビューしたみおりん。

美織の「織」は織姫様の「織」なのかもしれない。

というわけで、炎天下の中、今週も午前中に到着。



今週は七夕ということもあり、ロビーには笹の葉と短冊が設置されていました。
 

 

踊り子たちの願いが掛けられていました。
みなさんの願いが叶いますように。



今週の香盤

1 ももせおと さん
2 mico さん
3 椿りんね さん
4 桜庭うれあ さん
5 篠宮ねね さん
6 原美織 さん

なんてフレッシュなメンバー!!
若さがまぶしい香盤。


1 ももせおと さん
おとさんを見るのは3回目で、3月の横浜ロック座以来、4か月ぶりです。
ケガにより休業されていましたが、今週がステージ復帰でした。復帰おめでとうございます。


1回目【1周年作】
3月の横浜で初披露されていた1周年作です。
「引っ越し」がテーマで、名古屋から上京した時の体験を基に作られたそう。

水色のTシャツにグレーのパンツ衣装で登場し、パンクロックに乗せて、ダンボール箱を運びながら元気に踊りました。
 

フォトアルバムを取り出すと、盆で開き眺めました。
アルバムには過去のステージ写真やファンレターや大入袋などが収められており、メモリアルな気分に浸りました。

片付けあるある→思い出の品に注目してしまい片付けが進まない(笑)

ベッド衣装は白いロングドレスです。
スラッシュロックに乗せて次々とポーズを切りました。



フレッシュな笑顔かわいい。
姫カットの黒髪ロングかわいい。


オープン衣装は中日ドラゴンズのユニフォームでした。
背番号は69(ロック)

演目でもオープンショーでも、ふるさとへの愛が伝わりました。


2回目【デビュー作】
宇宙をイメージさせるサイバーな衣装で登場。
やや「MAYUREA」の雰囲気があります。

星や宇宙に関する曲メドレーの演目です。
明るい笑顔でアクティブに踊りました。

ベッド衣装は、星の模様が描かれたエメラルドグリーンのドレスでした。


2 mico さん
ミコさんを見るのは19回目で、2月の川崎ロック座以来、5か月ぶりです。
新しい宣材写真、とてもステキです。


1回目【クリスタリザシオン】
華やかな黄色いドレスで登場。
まるでディズニープリンセスのベルのようで綺麗です。
ツインテールヘアもかわいい。
ムーディな曲で優雅に踊りました。

爽やかな水色のドレスとハットの衣装に変わると、オールディーズに乗せて踊りました。

透け感のある黄色いドレスに着替え、スワンのポーズを切りながら手でハートマークを作りました。

ベッド衣装は黄色いハーネスブラです。
このベッド衣装が驚くほど可愛いです。

観客たちに目配せした後、重低音テクノに乗せて次々とポーズを繰り出しました。




2回目【famico】
2020年12月の川崎以来、なんと3年7か月ぶりに見られた演目。
あのコンビニの入店音が流れ、コンビニ店員に扮したミコさんが登場。

久しぶりに見た演目ですが
「Tポイントカードはお持ちですか?」
というセリフに月日の流れを感じました。
(今はVポイントカード)

カゴから商品を陳列しています。
かわいい。
こんなにかわいい店員さんがいたら通う。

次に、私の大好きなアイドルグループの曲に乗せて踊りました。
ミコさんは私よりずっと若いのに、使用する曲は私世代が多めなのが嬉しい。

ベッド衣装は青いフリルの付いた白いロングドレスでした。


3 椿りんね さん
りんねちゃんを見るのは27回目で、6月の浅草ロック座以来、1か月ぶりです。

1回目【チャッキー】
2月の横浜以来に見る演目。

可愛い人形だったはずのチャッキーが、呪われた殺人鬼に変わっていく様子が再現されています。 

女の子アレンジのチャッキー衣装が可愛いすぎる!
怖さと可愛さが絶妙なビジュアルです。
ユニバのゾンビナイトを歩いてほしい。

暗転中に流れる曲が、とても狂っていて好きです。
頭が変になりそうなくらい狂った曲です。

殺人鬼に変わったりんねちゃんが、トイボックスから様々な凶器を取り出しました。
楽しそう。

あのピストルって、浅草公演のドリオンで使っていたものでしょうか??

血のようなラインストーンで装飾された包丁を持ってベッドショーへ。

ベッド衣装が、金髪ツインテ、ピンクのカップレスブラ、デニムスカート、ルーズソックス、厚底スニーカーという、超かわいい衣装です。

ヘヴィメタルに乗せ、包丁を掲げながらポーズを切りました。

猟奇的な表情がとても良いです。



ポラの時、崇徳院カードを頂きました。
ありがとうございます。


2回目【新作】
開幕すると、白シャツ、短パンのりんねちゃんがハンドファンを持ってゴロゴロ。

2次元キャラやSFキャラではない、久々のナチュラルりんねちゃん演目です。

爽やかな邦楽ロックの夏ソングメドレーでした。
りんねちゃんと、ひと夏のデート気分が体験できる演目です。甘酸っぱい青春を感じました。

浴衣、うちわ、ビールなどのアイテムも夏らしくて良き。

 

そして!!
ベッドショーが私の大好きなジャンル!!

りんねちゃんはシーツを使う派。

萌える。


これから毎年、夏に観たい演目です。



4 桜庭うれあ さん
うれあさんを見るのは33回目で、6月の浅草ロック座以来、1か月ぶりです。

1回目【Barbie】
去年8月の東洋ショー以来に見る演目。
チャッキー→バービーという、偶然にも人形キャラが続きました。

開幕すると、パッケージに入ったバービーうれあさんが登場。

かわいい!!
発想が天才!!
部屋に飾りたい!!
(←は?)

上手側には衣装が掛けられたハンガーラック、下手側にはイスが置かれていました。

箱から出ると、金髪ロングヘアに、ピンク色の華やかなドレスに、ピンク色のブーツ衣装が見られました。

やはり、うれあさんはピンク色が似合います。
お名前にも「桜」含まれていますし!

アップテンポなダンスポップ曲に乗せてアクティブに踊りました。

ベッドショーでは映画音楽に乗せて次々とポーズを切りました。

うれあさんの端正なお顔立ちと、スレンダーなお体はバービーの印象に見事にマッチしていました。


2回目【Western】
赤いテンガロンハットと、フリンジの付いたマントをまとったカウガールのスタイルで登場。

下手側にはサボテンが生育していました。
ここはきっとテキサス州。

カントリーミュージック&ウエスタンミュージックのメドレー演目です。

明るい笑顔でアクティブに踊りました。

相棒の馬が登場し、乗馬したり、投げ縄を披露したりしました。
投げ縄は一発でサボテンを捕らえ、場内が沸きました。

相棒と一緒にベッドショーを行いました。
相棒との信頼関係も感じられるハートフルな演目でした。

まったくディズニー演目ではありませんが、私的にはトイストーリーのジェシーとブルズアイを連想しました↓




今さらな発見ですが、うれあさんは演目ごとにオープン曲が違うのですね。


5 篠宮ねね さん
ねねさんを見るのは3回目で、5月の浅草ロック座以来、1か月ぶりです。
ポラ館では初めまして。

1回目
ダイアのティアラ、水色のプリンセスラインのドレスで登場。
まるでシンデレラのよう。
シルバーのミュールも、まるでガラスの靴のようです。

私の大好きな「夢と魔法の国」メドレー演目でした。
あの国は著作権に厳しいので作品名は書けませんが、

・王子様が野獣の姿に変えられる映画

・ランプの魔人が願いを叶える映画
・下半身が魚の姫が人間界に憧れる映画
・女王様が家出して国を凍らせる映画
等の曲が使われていました。
私は全て映画もミュージカルも観たことがあります。

ベッド衣装は白いロングドレスです。
あの大ヒット映画の主題歌に乗せてポーズを切りました。
とても綺麗なお体。

ミラーボールの光が、まるでダイヤモンドダストのようで、曲の世界観にマッチしています。

ラストは
「少しも寒くないわ」
の歌詞に合わせて衣装をすべて下ろしました。

曲と動作が絶妙にマッチしていました。



2回目
80〜90年代のアイドルメドレー演目でした。

ハート柄の赤いワンピースで登場し、明るい笑顔でアクティブに踊りました。
この衣装も昭和アイドルのムードがあってかわいい。

水色ワンピースドレスに変わると、フレッシュな夏ソングに乗せて踊りました。

ベッド衣装は白いロングドレスです。
90年代の大ヒット曲に乗せてポーズを切りました。
ステキな笑顔。そして綺麗なお体。


6 原美織 さん
みおりんを見るのは31回目で、6月の浅草ロック座以来、1か月ぶりです。

1回目と2回目【5周年作】
ピンク色にキラキラと輝くゴージャスなドレスに、黄色い日傘をさして登場。

フランスの観光地を讃えた歌に乗せ、優雅に踊りました。
この曲は、去年の浅草公演で、りんねちゃんも踊っていた曲です。

タイトなピンク色のラテンドレスに変わると、情熱的な曲に乗せ、イスを使った悩殺的なダンス!!

ベッド衣装もピンク色のドレスです。
ピンク一色の世界はみおりんにピッタリ!

かわいい。

ハートのステッキを持って盆へ。
まるで魔法少女のようで可愛いな!

今回もファンサービス多めで嬉しいです。
ハートサインとウィング頂きました。

私も、みおりんに魅了される魔法にかけられてしまったよう。

ノリノリのダンスポップに乗せて次々とポーズを繰り出しました。

 

 

というわけで、みおりん5周年

おめでとうございます。

 

5年もの長きに渡る精力的な活動に感謝!

みおりんの魅力は、可愛いだけじゃない!!

すごく踊れる!!

ファンサの神!!

そしてMCも上手!!

 

そんなみおりんの今後のご活躍も応援しています。 

次は浅草でお会いしましょう。

 


2公演目の後に退席。

 

 

余談ですが、私は短冊に

「みおりんが来年も再来年も川崎で周年を迎えられますように」

と書きました。

 

おわり。

 

前回のお話。

 

白鳥すわんさん2周年の浅草ロック座2024.6月【STEPS ON BROADWAY 1st】

 

4年ぶりのSOBは期待以上で最高でした。

 

ここから今回のお話。

 

デビュー2週目から見ているあこてゃが5周年を迎えました。

 

あこてゃは過去3年、音色さんと一緒に横浜で周年週を迎えており、私も3年連続で見に行っていました。

今年は音色さんが休業中なのが少し寂しいですが、盛り上がってまいりましょう。

 

というわけで、午前中に横浜に到着。

 

 

この週の香盤

 

1 藤川菜緒 さん

2 聖京香 さん

3 前田あこ さん

4 中条彩乃 さん

5 早乙女らぶ さん

 

 

1 藤川菜緒 さん

なおぴを見るのは36回目で、5月の川崎ロック座以来、1か月ぶりです。

 

1回目【サイダー星人】

ゆきなさんからレンタルされた演目。

私は2018年9月の新宿ニューアートで、ゆきなさんのサイダー星人を見たことがあります。

なんと6年ぶりにサイダー星人と再会できました。

 

宇宙人の衣装は、なおぴにも似合っています。

ビジュアルがまるでモンスターズインク!

かわいい!!

 

テクノポップに乗せてアクティブに踊りました。

夏にピッタリの、フレッシュでシュワッシュワな演目です。

青いツインテールヘアもかわいい。

 

オープン曲のメガシャキも久々に聴けました。(ご本人も今あまり使っていない)

 

 

2回目【誹謗中傷撲滅委員会】

2022年10月の川崎以来、とても久しぶりに見る演目。

 

黒いハット、サングラス、ピンクのニットワンピ衣装で登場し、テクノポップに乗せて、中●びを立てながら踊りました。

なおぴワールド全開の、エッジの効いた演目です。

 

自撮りのシーンでは一緒に写れるのが嬉しい。

グレーのパーカー衣装の場面は、いろいろな意味で刺激が強めです。

 

そしてベッド衣装はゴスロリ!!

かわいすぎる!!

 

ロック曲に乗せてポーズを切りました。

 

 

ラストは本ステージでバレエダンスが見られました。

 

なおぴの好きな歌手がふんだんに使用されていることも嬉しい演目です。

 

 

2 聖京香 さん

京香さんを見るのは12回目で、1月の川崎ロック座以来、5か月ぶりです。

 

1回目

黒髪ショートボブに、黒い和服で登場。

ビジュアルがまるで、椎名林檎さんのよう。

 

↑このビジュアルと完全に一致です。

 

私は林檎さんが好きなのでテンションが上がりました。

使用曲もまさに!!なメドレーでした。

 

ロック曲に乗せて、タットダンスの動きを含む日舞を舞いました。

テクノ曲に乗せて赤い帯をほどき、それを広げると、ベールダンスのように鮮やかに舞いました。

 

ベッド衣装は真っ赤な和服にドクロ柄の黒いコルセットです。

ロック曲に乗せて、真っ赤な照明に包まれポーズを切りました。

 

 

 

2回目

左右で赤と黒に分かれた和服に、赤い和傘を持って登場。

スパニッシュなメロディに乗せて、ゲタをタップし、手をグラップしながら情熱的に踊りました。

 

ゴージャスなハットに、ピンク色ラテンドレスに変わりました。

妖艶なギターの旋律に乗せて衣装を脱ぎ、スパニッシュで情熱的な曲に乗せて次々とポーズを切りました。

 

 

3 前田あこ さん

あこてゃを見るのは22回目で、2月の川崎ロック座以来、4か月ぶりです。

 

1回目【AKODOL】

アイドルグループのヒット曲メドレー演目です。

黒縁メガネ、チェック柄シャツ、黒いチノパン、リュックの衣装で登場。

両手にキンブレを持ち、激しいヲタ芸を披露しました。

 

 

チェック柄のアイドルドレスに白いロングブーツの衣装に変わりました。

明るい笑顔でかわいいダンスを踊りました。

 

ベッド衣装は透け感のある白いロングドレスで、エネルギッシュにポーズを切りました。

 

 

 

2回目【ウツロマユ】5周年作

左右でピンクと黄緑に分かれた色打掛に、蝶が描かれた帯を巻き、白いベールを羽織り登場。

頭にも蝶のような触覚を付けており「蛾」をモチーフとした演目だそう。

 

邦楽ロックに乗せて舞いました。

 

エレクトリックなハードロックに乗せて脱ぐと、黒いドレスに変わりました。

まるで黒アゲハのようで綺麗な模様です。

エネルギッシュに踊りました。

 

暗転した後、繭のようにベールに包まれ盆に登場。

蝶のスローバラードに乗せてゆっくりとポーズを切りました。

 

ラストはハイテンポなヘヴィメタルに乗せ、羽ばたきながら旋回しました。

生命の神秘を感じる、幻想的な5周年作でした。

 

 

あこてゃと出会って6年目にして、初めてポラを撮りました。

ご挨拶が遅れ申し訳ございません!!

 

あこてゃ、前から私のブログ見てくれてた。

ありがとうございます嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

 

 

4 中条彩乃 さん

中条さんを見るのは32回目で、2月の川崎ロック座以来、4か月ぶりです。

 

1回目

ゴージャスなピンク色の中国風ドレスで盆に登場。

明るい髪色とお団子ヘアがかわいい。

 

ハイテンポなロック曲に乗せ、羽扇子をもって踊りました。

次に、観客たちに三つ指を付いてご挨拶をしました。

 

中国風のメロディに乗せてドレスをひるがえしながら踊りました。

旋回した時、とても良い香りがしました。

 

ベッド衣装はピンク色の振り袖で、ラブソングに乗せてポーズを切りました。

 

 

相変わらず、良いカラダすぎる!!

(゚Д゚)<興奮する!!

 

ラストは邦楽ロックに乗せてポーズを切りました。

ハートのピアスかわいい。

 

 

2回目【踊るドール】

オルゴール曲に乗せ、ピンク色のショートヘアに、エイジング加工されたドレス衣装で盆に登場。

人形の動きで踊りました。

 

続いて、邦楽ロックに乗せたキレッキレのダンス。

真っ赤なドレスに変わり、ボーカロイドのテクノ曲に乗せてアクティブに踊りました。

 

床に伏せて暗転したあと、再び明かりが点くと、裸でイスに伏せて登場。

 

ひらひらとした袖、ヘッドドレス、スカートを身に着けました。

そして、アップテンポな洋楽POPに乗せてまぶしい笑顔で次々とポーズを切りました。

 

ラストはオルゴール曲に乗せて、冒頭のスタイルに戻り暗転。

メルヘンチックな世界観とアクティブなダンスが楽しめる新作でした。

 

 

5 早乙女らぶ さん

らぶちゃんを見るのは35回目で、4月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。

 

1回目

サメ大好きならぶちゃんによる、おそらくストリップ史上初のサメ演目(笑)

 

下手側からサメのぬいぐるみがひょこっと顔を出しました。

続いて、サメコスチュームのらぶちゃんが登場し、脱力ソングに乗せて志村ダンスを踊りました。

サメのぬいぐるみは、「あこてゃ」と書かれたハチマキを巻いていました。

 

水色のドレスに着替え、ハイテンポな重低音テクノ曲に乗せた妖艶なダンス。

癒し( ◜◡◝ )

 

ベッド衣装は水色のキラキラドレスです。

水色の照明に包まれ、海の歌に乗せてポーズを切りました。

 

 

アクティブなベッドショーと、癒し系ベッドショーの2種類が楽しめました。

サメ愛が伝わる演目でした。

 

 

 

2回目【THE END OF THE CENTURY】

2021年11月の川崎で初出しされた週以来、とても久しぶりに見る演目です。そして横浜では初出しの演目。

黒いベールを被り、左右で黒と赤に分かれたゴージャスな和テイストのドレスで登場。

 

2本のツノが生えた悪魔の装いです。

世界一かわいい悪魔( ◜◡◝ )

 

あのヘヴィメタルバンドのメドレー演目です。

ベッドショーではスラッシュメタルに乗せて次々とポーズを切りました。

 

爆音のメタルがアツい!!

気分も盛り上がります!!

 

生き生きとした表情のらぶちゃんを見ていると、私も幸せな気持ちになります。

 

余談ですが、先日の浅草での出来事↓

 

 

 

・フィナーレ&合ポラ

 

全員が色とりどりのレミオロメンさんを持って登場し、フィナーレ中も合ポラ中も鳴いていました。

※レミオロメンさん

 

さらに、お客様も私物のレミオロメンさんを持参していたので、場内でガーガーと大合唱していました。

うるせぇ!!笑

 

2公演目の後に退席。

 

 

終わり。

 

前回のお話。

 

赤西涼さん13周年の浅草ロック座2024年6月公演【HEIAN 3rd】

 

無事に平安時代が終わりを告げました。

 

 

ここから今回のお話。

 

今週は浅草ロック座に【STEPS ON BROADWAY 1st】(以下SOB)を観に行きました。


SOBはニューヨークのブロードウェイミュージカルをモチーフとした公演です。
2018年、2019年、2020年と3年連続で上演されたあと、4年も空きました。

 

 

私は過去3回のSOBはすべて観ています。

過去3回、すべて真白希実さんが大トリを務めたので「SOBといえば真白さん!」という印象でしたが、真白さんが引退されてからは初の上演になります。

これは5月時点での再演予想ツイート↓

 

 

はたして、今年はどのような公演になるのか?

キンキーブーツの再演はあるのか?

期待に胸を躍らせつつ早朝に到着。

 

 

 
 

 

 

 

13時30分に入場。
 

まだ3日目だったので、ステージ写真の販売は始まっていませんでしたが、非売品のステージ写真が飾られており、まこさんが5年前に演じたヘアスプレーの写真が飾られていました(再演の匂わせ)


2時になるとジャジーなメロディーが流れ、まこさんのアナウンスと共に開演しました。

まこさん、英語と中国語お上手ですね(←生成AI音声)

本公演の香盤

1景 大見はるか さん
2景 宮野ゆかな さん
3景 白橋りほ さん
4景 ゆきな さん
5景 永澤ゆきの さん
6景 白鳥すわん さん
7景 橋下まこ さん

なんて豪華なメンバー!!
推しが渋滞してる!!

【 】はモチーフ作品のタイトルです。

1景 大見はるか さん【Kinky Boots】
大見ちゃんを見るのは51回目で、3月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。

1景は2018年【SOB】1景の再演でした。

なんと6年ぶり同キャストでの再演です。
念願!!

当時も今回も大見ちゃんはロングでのご出演です。

キンキーブーツとは、倒産寸前の靴工場が、ドラッグクイーン向けのブーツ工場として再生を計る物語です。
日本においては2016年に三浦春馬さんと小池徹平さんのダブルキャストで上演されました↓

 


開幕すると、足音が鳴り、スクリーンには巨大な脚が映りました。

まるで名古屋駅のナナちゃんのような、巨大で細い脚です。



※ナナちゃん

その股下に大見ちゃんのシルエットが映り、テーマ曲に乗せて2人の脚がシンクロした動きで踊りました。

スクリーンが開幕すると、大見ちゃんを含め、7人のドラッグクイーンが登場。
 

残念ながら幕の後ろに

ナナちゃんはいませんでした!

 

↑これは6年前のレポにも書いたジョーク。

ゆきなさんがサブを担当されているのも6年前と同じでした。嬉しい。

カラフルなスポットライトと、大量のスモークに包まれ、華やかな群舞が行われました。
 

本ステージ左右に設置された階段も、ネオンがピカピカと光っていました。

 

圧巻の群舞!アガル!!


華やかな衣装を見て、個人的にはワハハ本舗の芸人・梅垣義明さんの衣装を思い出しました。

↑これも6年前のレポに書いた感想。


群舞の後、バチバチと光るストロボライトの下、和訳「貴方の化粧は酷い」と繰り返される歌詞に乗せて衣装チェンジ。
大見ちゃんのオープン曲としても馴染み深い曲です。

キラキラと赤く光るジャケットをまとい、シャウトしつつ移動盆で花道を進みました。

ウェーブのかかったロングヘアかわいい。Tバッグのお尻かわいい。

観客たちに手拍子を煽ったあと、ロングブーツを主張したポーズを次々と繰り出しました。

そして、




ジャンプからの前後開脚!!

すごい!大好き!!


あの技の瞬間、客席からも「すごい!」と聞こえました。

盆の上でアンコールダンスし、移動盆で花道を後退。
本ステージに着くとポーズを切り閉幕。

 

 

感無量です!!



2景 宮野ゆかな さん【Kiss of the Spider Woman】
ゆかなさんを見るのは10回目で、2月の浅草ロック座以来、4か月ぶりです。

 

英語の会話音声が流れ、ギターの旋律と共に開幕。

薄暗い照明の下、まこさんが上手側のイスに座っていました。
衣装はピンク色の着物で、赤いターバンを巻きました。

下手側には牢屋をイメージした格子状のセットが置かれ、その後ろにゆかなさんが登場。
衣装は黒髪ショートヘアに、セクシーな黒いドレス、クモの巣のような網タイツの衣装です。
背中にもクモの巣状の模様が描かれていました。

スパニッシュなギターの旋律に乗せ、ゆかなさんがまこさんを糸で操るような動作を見せました。
昏睡状態のまこさんが操られ、2人でユニゾンダンスを踊りました。

まこさんはフラフラと下手側に退場。
 

グリーンのスポットライトに照らされ、ゆかなさんがセンターで妖艶に舞いました。


スモークに包まれ、ゆっくりと花道を歩いて進みました。

盆に着くと、ムードジャズに乗せてドレスを脱ぎました。
 

なんて豊かなお●ぱい!

挟まれたい

 

ベッド衣装は黒いコルセットです。

盆に寝そべり、ゆっくりと開脚。
 

回る盆の縁に座り、観客たちを誘惑し、ポーズを切りました。

 

クモだけに、スパイダーマンのようなポーズも見られました。

紫色の照明に包まれ花道を下がりながら、再び観客たちを誘惑しました。

本ステージ下手側でポーズを切り暗転。


3景 白橋りほ さん【Catch Me if You Can】
りほさんを見るのは4回目で、4月の浅草ロック座以来、2か月ぶりです。

暗転した場内にヒーリングミュージックが流れました。

スクリーンにはフライトスケジュールが表示された電光掲示板が投影されました。

 

下手側から機長に扮したりほさんがトランクバッグを引きながら登場。

開幕すると、飛行機の搭乗口のセットが組まれ、その上にはフライトアテンダントに扮した4人踊り子たちが登場。
 

まるで、アイドルのPASSPO☆みたいでかわいいな!

 


※PASSPO☆

ミニスカート!!スリット!!
かわいい!美脚!!

どこの航空会社ですか!?
利用したい。

ブラスバンドのアップテンポな曲に乗せ、5人がチームダンスを披露しました。

ラインダンスかわいい。笑顔まぶしい。

りほさんが搭乗口の裏で衣装を着替えると、白シャツ、スカーフ、青いコルセット、黒革のロングブーツの衣装になり、大きなダイアの指輪を持っていました。
 

髪を解いた後の外ハネのロングヘアかわいい。


4人のCAが深々と一礼し、機長を見送りました。

すわんちゃんのパンチラwww

 

りほさんが歩いて花道を進みました。

盆に着くと、旅をイメージさせる男女デュオのバラード曲に乗せ、衣装を脱ぎました。

なんてダイナミックなお●ぱい。


回る盆の縁に座り、身を委ねました。

歌詞に様々な世界の観光名所が聞こえましたが、調べたところ

「僕は色々な場所に行ってきたけど、もう放浪は必要ないんだ。なぜなら、君のいるここが僕の居場所だから。」
と言っているようです。

大きな指輪にキスし、それを掲げながらポーズを切りました。
なんて大きな指輪でしょう。
ナナちゃんには

ちょうどいいサイズ。



※ナナちゃん

ソウルフルな歌声の洋楽ロックに乗せてポーズを切りました。



シャツを肩にかけ、歩いて花道を後退。
本ステージに着くと、指輪にキスして閉幕。


4景 ゆきな さん【Cabaret】
ゆきなさんを見るのは34回目で、12月の浅草ロック座以来、6か月ぶりです。

 

【Cabaret】は2018年4景と2019年5景の再演でした。

2018年…1st友坂麗さん、2nd赤西涼さん
2019年…1st鈴木千里さん、2nd藤川菜緒さん
が担当されていました。

3度目の上演は【CHICAGO】と並んでSOB史上、最多です。
今回のキャバレーは、5年前から大きくアレンジされており、ほぼ新規景でした。

銀幕の間から、黒いハット、赤いジャケット、カラフルなパンツのゆきなさんがひょっこり登場。
まるでピエロのような装い。

ゆなさんが掃けると、金髪ショートに金色のドレスを着た4人のダンサーズが登場し、ミュージカルの代表曲に乗せて妖艶に踊りました。

今日のテンポがだんだんと加速し、ダンスも激しくなっていきます。

銀幕が開くと「KIT KAT CLUB」のネオンサインが掲示されており、きらびやかなドレスに着替えたゆきなさんが光るイスに座り登場。
ピンク色の大きなマラボーを持っています。

ゴールドのスポットライトに包まれ、キレッキレの群舞が披露されました。
 

花道の上で群舞が終わると、下手側に掃けて衣装チェンジ。

 

ピンク色のドレスに変わり、イスと共に移動盆で花道を前進。
ゴールドのロングヘアかわいい。

旋回しながら前盆へ。
スローテンポな曲に乗せて目配せしつつ、ドレスの前を開きました。

とても白くてきれいな肌。
ゆきのようにしろいな。

本ステージの幕が開くと、ミラーボールがキラキラと輝いていました。

明るいムードジャズに乗せてゆっくりとポーズを切りました。



ドレスをひるがえしつつ移動盆で花道を後退。

BGMがフェードアウトすると、華やかなジャズソングが流れました。

マラボーをまとい、チャーミングなスマイル。
本ステージで立ちポーズを決め閉幕。


6年前のSOBでは6景を担当したゆきなさんですが、あれから6年が経ち、今回は中トリ!!
しかも担当した演目は伝統的なキャバレー!!
とても感慨深い気持ちです。



・中休憩

まこさん「ここで、10分間の休憩をいただきます。」

香盤表には載っていませんが、中休憩中に流れているBGMは、【A Chorus Line】というミュージカルの曲です。

そういえばコーラスラインは、ゆきのんのソロ演目にもありましたね。
 

次回公演の出演者紹介VTRが流れました。

 

次に、まこさんのアナウンスによる【SOB】テーマ全体の説明があり、それから各系の踊り子たちによる景解説がありました。
 

カタカナを読むときだけ面白くなる大見ちゃん(笑)

会場からも笑いが起こっていました。

楽しい!

 

ポスタービジュアル風の画像もクオリティが高くて驚きます。

各景のタイトルです。

1景【Kinky Boots】
2景【Kiss of the Spider Woman】
3景【Catch Me if You Can】
4景【Cabaret】
5景【Flashdance】
6景【Les Misérables】
7景【My Fair Lady】
フィナーレ【Hairspray】


5景 永澤ゆきの さん【Flashdance】
ゆきのんを見るのは15回目で、5月の川崎ロック座以来、1か月ぶりです。

白いスクリーンが上昇し開演すると、5人の踊り子たちがB系ファッションで登場。
下手側に金網、上手側に階段のセットが設置されています。

金色に輝くミラーボールを背にしながら、ソウルフルな歌声のテクノ曲に乗せ、キレッキレのチームダンスを披露しました。

大見ちゃんの衣装は個人演目のORFを彷彿とさせます。
ゆかなさんの衣装はペンギンみたいで可愛い。

ゆきのんはグリーンのへそ出しシャツ、キャップ、ビングのパンツ、銀色のスニーカーという衣装です。

ソロダンスの場面では、豪快に側転を決めました。
 

すわんちゃんの開脚ポーズが驚異的な角度で驚きます。素晴らしい体幹。


ゆきのんが下手側にキャップを投げ捨てたあと、花道で群舞が披露されました。

本ステージに集まり群舞が終わりました。

上手側で着替えると「FLASH DANCE」と書かれた黒シャツ、短かすぎるミニスカート、黒いレッグウォーマー、黒いハイヒールの衣装になりました。

情熱的なコーラス曲に乗せ、花道でキレッキレのダンスを披露しました。
連続ターンが圧巻です。

盆に着くと、スローバラードに乗せてシャツを脱ぎました。

ハードロックが流れ、本ステージが開幕すると、強いバックライトを浴びながら力強くポーズを切りました。



健康的な美ボディ。綺麗。
照明も笑顔もまぶしい。

そして爆音のハードロックが爽快です。

ベッドショーの後はシャツを振り回しながら本ステージでアンコールダンス。
下手側から上手側へ連続ターンで移動しました。

ラストは立ちポーズを決め閉幕。


6景 白鳥すわん さん【Les Misérables】

すわんさんを見るのは14回目で、3月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。
 

【Les Misérables】は、2018年11~12月公演【TEARS】9景の再演で、当時は真白希実さんが演じていました。

なんとSOB以外からの再演です。しかも真白さんが担当された大トリ景!
この再演はまったく予想していませんでした。

開幕すると、薄暗い照明の下、すわんさんが登場。
ショートヘアに金色のドレスで、十字架のネックレスを付けていました。

バラード曲に乗せ、バレエ要素の含まれるコンテンポラリーダンスを舞いました。
悲しみの感情を乗せたダンスです。

体幹の強さすごい。

バレエの天才。
 

本ステージから盆に全力疾走すると、バックライトを浴びながら、盆の上で感情を爆発させるように踊りました。

表情でも非常に良い演技をしています。

ソロダンスのラスト、本ステージ下手側に寝そべりました。
暗転し、しばらく風の音が鳴り響きました。

灯りが点くと、真っ赤なロングドレスをまとい、宙を見上げ花道に登場。
盆へと進みベッドショーへ。

天井と床からの白い照明に照らされ、神秘的な曲に乗せてドレスの前を開きました。
 

とても綺麗なカラダ。

研ぎ澄まされた美ボディ。

 

強いバックライトを浴び、ドレスを広げながらゆっくりとポーズを切りました。

盆に寝そべると、パチパチと火が燃えるような音が鳴りました。

燃えるように赤いライトとスモークに包まれ、ポーズを切りました。

 



コーラス曲と共に、衣装をひるがえしながら花道を後退。

本ステージが赤白青の照明によりフランス国旗カラーに染まりました。

本ステージのセンターに着くと衣装を全て脱ぎ、ドレスを抱きしめてゆっくりと暗転。
 

というわけで、すわんさんは今週でデビュー2周年!

おめでとうございます。

早いもので、もう2周年。最初からすごい踊り子様でした。

天才的なバレエの才能にいつも魅了されています。

去年は、酒呑童子で圧巻の演技を見せたことと、東洋遠征で朧月夜が見られたことが特に大切な思い出です。

今後のご活躍も応援しております。

 


7景 橋下まこ さん【My Fair Lady】
まこさんを見るのは50回目で、5月の川崎ロック座以来、1か月ぶりです。

この日は私にとって、まこさんのステージを見る50回目の記念日でした。
いつも応援させてくれてありがとうございます大好き。

 

マイフェアレディは浅草では初めての上演ですが、藤咲茉莉花さんと椿りんねさんがソロ演目を出していたので、私にとっては馴染み深い演目です。

 

日本においては、2021年に神田沙也加さん主演で上演されました。

 

 

 

アップテンポなコーラス曲が流れ7景が開演。
この曲は映画「ラ・ラ・ランド」の曲です。

本ステージのセンターにまこさんが登場。


黒いハットにグリーンのドレスで、花の入ったバスケットを持っています。

花売りのイライザです。
通行人たちに花を売ろうとするも、全く相手にされません。

紳士淑女に扮した6人のダンサーたちと共に、優雅なチームダンスが披露されました。

今回のまこさんは、とても破天荒な少女の印象です。
過去に演じたアテルイ様も知盛様も戦ってばかりいたけど、
今回は平和。

グレーのスーツ衣装でヒギンズ教授に扮したゆきなさんが登場し、白いミュールを受け取ると、片足だけ履き替えました。


脱いだ靴を投げて下手側に掃けて衣装替え。

下手側の舞台袖からスリッパ、ハートのクッション、鍋、ブラジャーなどが投げ込まれました。

スリッパは原作のミュージカルにおいても重要なアイテムです。
 

白いゴージャスなハットと、ロングドレスという、まるで貴族のような装いになりました。

カラフルなライトに包まれ花道に進み、まぶしい笑顔で踊りました。
センターに集合してチームダンスが終わりました。

ムーディな曲に乗せ、ダンサーズが傘を開き、その後ろで衣装替え。

アップしたヘアにダイアのティアラ、ネックレス、白いドレスという、まるでプリンセスのような装いになりました。

お美しい。

プリンセスの衣装も、とてもよくお似合いです。

「まこさん」というお名前は、日本のプリンセスと同じお名前ですものね。(秋篠宮眞子様)

ダンサーズが退場し、まこさんは移動盆で花道を進みました。

盆に着くと、ムードジャズとゴールドのスポットに包まれ衣装を脱ぎました。

本ステージが開幕すると、ミラーボールがキラキラと神々しく輝いていました。

スローバラードに乗せて観客たちに目配せし、ポーズを切りました。



まぶしいバックライトを浴び、ドレスを広げながら移動盆で花道を後退。

本ステージに設置された階段に登り、立ちポーズを決め閉幕。


ヒギンズ教授と出会ったことで運命的に人生が激変したイライザの人生と、

ストリップに出会ったことで運命的に人生が変わったまこさんとの人生を重ねながら鑑賞しました。

 

そして、衣装の再現が素晴らしすぎます。

3種類の衣装はどれも美しく、衣装スタッフ様の愛とパッションを感じました。

 

 

まこさんも沙也加さんも、お衣装への愛と感謝をSNSで発信されていました。

美しい衣装と、美しい演者の相乗効果は最高でした。

 


フィナーレ【Hairspray】
フィナーレは2019年【SOB】6景の再演でした。

当時は1stを橋下まこさんが担当しました。

2ndの担当者は7日目に飛んだ。
 

その後、まこさんの個人演目になりました。


ヘアスプレーは、日本においては2022年に渡辺直美さん主演で上演されました。


 

フィナーレでの再演は意外すぎました。
もしかして、まこさん大トリだからヘアスプレーなのですか?
だとしたらファンにとっては嬉しすぎます。

 

私が、まこさんのファンになったきっかけは、忘れもしない5年前のこの日です↓


橋下まこリターンの浅草ロック座11月公演「STEPS ON BROADWAY 2nd」楽日

 

開幕すると、まこさんを除く出演者が全員登場。
 

6人の踊り子たちは大きなリボンにワンピースの衣装で、4人のダンサーズはベストを着た男装です


カラフルなスポットライトと、まるでスプレーのようなスモークに包まれ、エネルギッシュな群舞が披露されました。
まこさんが合流し、花道でのダンス。

とても勢いのあるダンスは元気な気持ちになれます。

この勢いは誰にも止められない!
↑曲名直訳

余談ですが、ヘアスプレーの主人公トレイシーちゃんは、ビッグサイズの体がチャームポイントという設定です。

そんな設定に反して、浅草のトレイシーちゃん

スタイル良すぎやろ。
↑これは5年前のレポにも書いた感想。

MCは大見ちゃんです。

この日のダンサーズは、
ハルナさん
ヒロコさん
アイさん(2公演目まで)
タエさん(3公演目から)
チエさん
でした。
 

キンキーブーツもヘアスプレーも、私にとっては広島第一劇場の閉館興行で見た、思い出の演目なのです。

 

3公演目の後に退席。

 

 

SOBは3rdまであると思っていましたが、2ndまでのよう。

ぜひ1stリピートしたいと思います!

 

おわり。

前回のお話。

花井しずくさん2周年の2024.5結・川崎ロック座

川崎でも夢の国のムードが感じられました。

ここから今回のお話。

今週は浅草ロック座【HEIAN 3rd】を観に行きました。

最後まで盛り上がっていきましょう。

この日も早朝に到着。

 

 

 

 

 

 

1時30分に入場。
ロビーのバーでは、歴代公演のBGMが流れていました。

2時より少し前になると、まゆさんの英語と中国語アナウンスが流れました。(生成AI音声)
わりと普段ゆっくり喋るまゆさんがペラペラと英語でアナウンスしてるの、

すごく面白いな。

そして2時に開演。

本公演の香盤

1景 須王愛 さん
2景 椿りんね さん
3景 桜庭うれあ さん
4景 赤西涼 さん
5景 瀬能優 さん
6景 藤咲茉莉花 さん
7景 南まゆ さん

各景のモチーフ解説や演出の詳細は、1stのレポにがっつり書きましたので、そちらもご参照くださいませ。

 

 


1景 須王愛 さん【平安京】
須王さんを見るのは32回目で、4月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。

私は2018年からすべての浅草公演を観ていますが、須王さんの1景を見るのは初です!

開幕すると、階段状のセットが組まれ、藤原道長とその一族に扮した踊り子たちが登場。

和風テクノに乗せた群舞は圧巻です。

 

須王さんはショートヘアに、ロングのエクステを付けていました。

花道に進む場面では

「苦しゅうないぞ、オモテをあげい。」

というメッセージを感じました。


群舞のラスト、階段の上で歌舞伎の見得のようなポーズを切りました。


ベッド衣装はキラキラした素材の水色の和服で、金色の帯を巻いていました。
盆に着くと、太鼓と三味線の旋律に乗せて衣装をはだけ、あぐらをかき、盃で酒を飲む仕草を見せました。

立ち上がりの曲は洋楽のEDMで、2回ポーズを切りました。

 


 

衣装を肩に掛けて花道を下がり、本ステージに着くと、手の甲にキスして閉幕。

 


2景 椿りんね さん【崇徳院】
りんねさんを見るのは26回目で、2月の横浜ロック座以来、4か月ぶりです。

開幕すると、薄暗い照明の下、袈裟のような衣装で登場。
写本を読み、それをくしゃくしゃに丸めて投げました。

錫杖(しゃくじょう)を持った2人の刺客と殺陣を繰り広げたあと、バチバチと光るストロボライトに包まれ、夜叉の姿へと変貌を遂げました。

ビジュアルがセフィロス。

※片翼の天使

ベッド衣装は黒い羽の付いたシルバーの和服です。
金髪ロングに、黒髪メッシュが入っていました。相変わらずビジュが強い。

花道を進む前、
「写本を献上するも、受け取りを拒否される」
場面が表現されています。

まぶしいバックライトを浴びながらポーズを切りました。



羽ばたくように旋回し、移動盆で花道を後退。
本ステージに着くと、前に手を差し伸べ閉幕。


 

これまで、亡霊(三山)、鬼(鉄輪)、怨霊(崇徳院)など、和公演のたびに怖めの役を任されるりんねさん。

しかし、すべての役において、怖さよりも悲しさや寂しさを感じる演技でした。

3人とも元々は人間ですものね。

 

可愛い役も、怖い役も似合うりんねさん。

今回もポテンシャルが存分に発揮されたキャスティングでした。


3景 桜庭うれあ さん【とりかへばや物語】
うれあさんを見るのは32回目で、12月の浅草ロック座以来、6か月ぶりです。

3rdの3景は、

まゆれあだ!!

2020年の【Muse 2nd】3景のペアでもありますね。

当時は夫婦の役でしたが、今回は兄妹の役です。


まゆれあで培われたコンビネーションが大いに発揮されたチームダンスです。
短髪で男装のうれあちゃんはイケメンで可愛い。

衣装チェンジの際、うれあさんが衣装を左右にポイポイと投げ捨て、それらをまゆさんが拾いました。
既視感。
※2022年【祭音】2景

ベッド衣装はキラキラとしたスパンコールのジャケットと、「LOUE♡」と書かれたハーネス、黒革のロングブーツです。
 

後半のサイバーな衣装も、まゆれあを彷彿とさせます。
この未来感のある衣装は「未来永劫、ダイバーシティ(多様性)を大切にしたい」というメッセージが感じられました。

4曲目が1st&2ndとは違った曲に変更されていました。
洋楽スローバラードに乗せて盆の縁に座り、手拍子を煽りました。

そして明るい笑顔でポーズを切りました。(かわいい)

 



移動盆の上でもポーズを切り、本ステージに着くと両手を広げ閉幕。


4景 赤西涼 さん【祇王】
りょんさんを見るのは35回目で、3月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。

 

情熱的なバイオリンの旋律に乗せた、6人による一糸乱れぬ群舞は圧巻です。

 

ダンスだけで、

門前払いを受ける仏御前→救いの手を差し伸べる祇王→屋敷を追放され、尼になる祇王

というストーリーを表現しているのがお見事です。

和のテーマを、洋のダンスで表現したアレンジも素晴らしい。

 

ベッド衣装は黒いフード付きロングドレスです。
移動盆で花道を進みながらフードを脱ぎました。

神々しく降り注ぐミラーボールの光を浴びながら、ドレスを広げポーズを切りました。



綺麗なカラダ。美しい笑顔。

移動盆で花道を下がりながら、衣装をすべて下ろし、本ステージに着くと合掌し閉幕。

 

りょんさんは今週で13周年、

おめでとうございます。

 

個人的な願望ですが、りょんさんは将来的に、今の沙羅様のような存在になってほしい。

めざせ30周年!

 


5景 瀬能優 さん【ちはやふる】
瀬能さんを見るのは5回目で、2021年3月の浅草ロック座以来、39か月ぶりです。ご無沙汰しております。

 

たしか、ケガによりご出演がキャンセルとなってしまった、ももせおとさんの後任だったと思います。

5景は新人が任される景だと思っていたので、意外なキャスティングに驚きました。

 

休憩が明けると、まゆさんと思われる声で和歌を詠む音声が流れ、スクリーンには歌人と踊り子たちの顔を合成した雑コラが映り開幕。

カラフルな“フラッシュ”ラストに包まれ、テクノポップに乗せた百人一首や群舞が披露されました。

 

「五歌仙」と称した、とても可愛い平安アイドル達。

振り付けには、矢を放つ仕草も見られました。

可愛すぎて私のハートも射抜かれました。

 

2景と比べて、穏やかな崇徳院が見られるのが救いです。

「他人の子」などと疎まれず、穏やかに育ったifの世界線。

 

花道で踊った後、センターに集合して群舞が終わりました。

 

群舞の後に瀬能さんがお色直し。

紫式部の役だけに、ベッド衣装は紫色の長襦袢です。

盆に着くと、スローバラードに乗せて衣装をはだけました。

強いバックライトに乗せてポーズを切りました。
本ステージに下がると、上手側から下手側に銀幕をなで、後ろ姿で振り向き暗転。

3景と5景は平和。

癒し。


6景 藤咲茉莉花 さん【羅城門】
茉莉花さんを見るのは32回目で、3月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。

開幕すると、薄暗い照明の下、茉莉花さんが登場。

荒廃した羅生門で、悲しみと絶望のコンテンポラリーダンスを舞いました。

 

1景と非常に似たセットですが、印象は真逆です。

似たセットで「栄えた平安京」と「衰退した平安京」のコントラストを表しているのもお見事。


天井から下げられた布を引き、それを被るとうずくまりました。
不協和音が鳴り響き、ミラーボールが真っ赤に染まりました。

着物を段上から投げ、髪の束を掲げました。

歩いて花道を進み、盆に着くと、スローなロック曲に乗せて旋回。
ポーズを切ると、盆がジャッキアップしました。

 


 

盆の上で、糸を登る動作を見せました。

 

茉莉花さんのベッド衣装のネックレスにはクモが付いていました。

あのクモは小説「蜘蛛の糸」においてカンダタが助けたクモかもしれません。


更に盆が上昇すると、ブルーの照明に包まれながら合掌し暗転。

最後まで絶望感しかなかった1st&2ndと違い、一筋の希望の光が見えたラストでした。

 

 


7景 南まゆ さん【壇ノ浦】
まゆさんを見るのは46回目で、1 月の浅草ロック座以来、5か月ぶりです。

嵐のような強風が吹き荒れる中で、ドコドコと鳴り響く和太鼓に乗せた群舞は圧巻。

そして豪快な薙刀さばきがお見事!
あの薙刀は去年、真白さんが使用していた物だと思いますが

「お姐さんから引き継がれたバトン」
というメッセージ性が感じられました。

バトンにしては大きすぎますが!


ベッド衣装は左右で赤と黒に分かれた長襦袢です。
結んでいた髪を下ろし、長い縄を巻いて移動盆で花道を進みました。

盆に着くと、縄をほどき前方に投げました。
床からのライトに照らされ衣装を脱ぎ、海中を漂うような動作を見せました。

そしてミラーボールの光を浴びながら次々とポーズを切りました。

 



なんて綺麗なカラダ。
憧れの美ボディ。


移動盆で花道を下がりつつ立ちポーズを切りました。
本ステージに着くと、強いバックライトを浴びながら立ちポーズを切り閉幕。


フィナーレ【田遊び】

まるで稲穂のような黄金色の照明に包まれ、田植えや稲刈りの動画が含まれるダンスを踊りました。

全員が明るい笑顔で終われたことは、悲劇的な結末だった2景7景の主人公たちにとっての救いです。


余談ですが、樋口みつはさんと茉宮なぎさんが本当に田植えオフ会を開催したの、すごく面白い。

 

 

 

MCは茉莉花さんです。
茉莉花さんは初MCだと思われます。

この日のダンサーズは、ミサキさん、ユカさん、トモカさん、ルリさんでした。

 

3公演目の後に退席。

 

 

終わり。

 

前回のお話

浅草ロック座2024年5月公演【HEIAN 2nd】

清華さん、再びのご出演ありがとうございました。

ここから今回のお話。

5結は川崎ロック座に行きました。

まこさんは浅草公演を終えたばかりですが、次回また浅草のご出演なので、

会える時に会っておかないと!

というわけで川崎ロック座へ。

 





この週の香盤

1 藤川菜緒 さん
2 白石さやか さん
3 宇野莉緒 さん
4 永澤ゆきの さん
5 花井しずく さん
6 橋下まこ さん


1 藤川菜緒 さん
なおぴを見るのは35回目で、浅草ロック座【HEIAN 3rd】以来、2週間ぶりです。

この日は4月の横浜と同じ2演目が見られました。

1回目【ハッピーイースター】
イースターソングとウサギソングのメドレー演目です。

エメラルドグリーンの華やかなドレスとハットで登場。
ウェーブのかかったロングヘアが可愛い。

夢の国のパレード曲に乗せ、ウサギのように跳躍しながら踊りました。
とても可愛くてメルヘンチックな世界観。

羅城門とのギャップ!!

ベッド衣装はウサギ耳と尻尾です。
アップテンポなハードロックに乗せて次々とポーズを切りました。

オープン曲もイースターソングでした。


2回目【Chainsaw】
和訳「鎖ノコギリ男」がモチーフの演目。

黒いロングジャケット衣装で、イスに座った後ろ姿で登場。
ピンク色のおさげヘア可愛い。

ミクスチャーロックに乗せて踊りました。
途中、2人の観客たちへの絡み方が衝撃的です。

次に、激しいミクスチャーロックに乗せて、チェーンソーを振り回しながら観客たちを襲いました。
モチーフ作品の通り、かなりエッジの効いたスプラッターな演目です。

ベッド衣装は、血しぶきを浴びたシャツと、鎖の手錠です。
グロさと血生臭さを感じます。

ハッピーイースターとの

ギャップ!!

ヘヴィメタルに乗せて次々とポーズを切りました。

 



爆音のヘヴィメタが爽快です!!


オープンショーでは、心付けを受け取るときに合掌しており、西行法師の面影を感じました。
※HEIAN5景


2 白石さやか さん
さやかさんを見るのは13回目で、3月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。

1回目【Clear】

2022年12月の川崎以来に見る演目で、2021年に引退された沢村れいかさんから継承された演目です。


ステージが花々で装飾され開演。
花冠と白いロングスカートのドレスで登場し、神秘的なインスト曲に乗せてコンテンポラリーダンスを舞いました。

ベッド衣装は透け感のある白いロングドレスで、神秘的なコーラス曲に乗せてポーズを切りました。

 

 

 


オープン衣装は、しずくさんの周年Tシャツでした。


2回目【きらきらセンチメンタル】
青いレインコートに白いブーツ衣装で、ビニル傘を持って登場。
ツインテールヘア可愛い。
爽やかなJ-POPに乗せて踊りました。

キャップ、シャツ、ホットパンツのゴシックな装いに変わり、邦楽ロックに乗せて踊りました。
爽やかな初夏の風を感じました。

ベッド衣装は白いロングドレスで、邦楽ロックに乗せ、ビニル傘を掲げながらポーズを切りました。
まるで夏の日差しのような、まぶしいライトを浴びていました。


3 宇野莉緒 さん
宇野さんを見るのは25回目で、12月の川崎ロック座以来、6か月ぶりです。

1回目【翡翠の狼】
フード付きの白いキラキラした振り袖に、水色の帯を巻いた衣装で登場し、ボーカロイドの曲に乗せて踊りました。

小さな2本の和傘を観客に渡した後、和傘を使った日舞を舞いました。


 

衣装を着替えると、オオカミの耳、尻尾、アーム&レッグウォーマーになりました。

世界一かわいいオオカミ。
飼いたい

オオカミの曲に乗せてアクティブに踊りました。
ベッド衣装は耳と尻尾とコルセットで、ハードロックに乗せて次々とポーズを切りました。

 




2回目【紫狼】
オオカミがテーマの2演目を披露されていました。
「紫」に関する邦楽ロックのメドレー演目です。


水色でミニスカートの振り袖衣装で登場し、感情を乗せたダンス。

グレーのパーカーに、オオカミの耳と尾を着けた衣装に変わると、アクロバティックに盆で踊りました。

透け感のある紫色のロングドレスと手錠です。
激しいオ●ベにドキドキ。

フラフラと憔悴した様子で本ステージに下がると、鎖を噛みちぎり暗転。


4 永澤ゆきの さん
ゆきのんを見るのは14回目で、ゴールデンウィークの東洋ショー劇場以来、4週間ぶりです。

1回目【1周年作】
名曲のカバーバージョンで構成された演目です。

チェック柄の帽子とドレス衣装で、トランクバッグを引いて登場。
さわやかなロックソングに乗せてコンテンポラリーダンスを披露しました。

赤いチューブトップとジーパンの衣装に変わると躍動感のあるステップで踊りました。
ダンスのキレすごい!天才。

ベッド衣装はピンク色の花冠と水色のロングドレスで、ガールズロックの名曲に乗せて次々とポーズを切りました。

 



キラキラとした笑顔がステキ。


オープン衣装は、しずくさんの周年Tシャツでした。


2回目【新作】
猫耳、尻尾、アーム&レッグウォーマーを着けた猫の装いで登場。

宇野さんのオオカミ演目に続き、獣演目が続きました。
ケモナー大興奮。

スカバンドのミュージックに乗せてエネルギッシュに踊りました。笑顔かわいい。

ベッド衣装はカップレスブラです。
ワイルドなスタイル。

立ち上がりの曲が印象的でした。
この曲は2022年の浅草公演【秘すれば花】5景の1曲目です。

ダンサブルな曲に乗せて次々とポーズを切りました。


5 花井しずく さん
しずくさんを見るのは13回目で、1月の浅草ロック座以来、4か月ぶりです。
この週で2周年!

おめでとうございます。

1回目と2回目【2周年作】
場内がミラーボールの青い光に包まれ、雨のミュージカル曲が流れると開幕。

下手側にはブランコが吊り下げられていました。

大きな赤いリボンと、赤い水玉模様のスカート衣装で、バスケットを持って登場。
ミニ●ちゃんの装い可愛い。

 



優雅にブランコを漕ぎました。

2曲目からは夢の国のメドレー演目です。

情熱的なラテンダンスすごい。
今すぐにでも夢の国のダンサーになれる!!

瞬きするのも惜しいほどの高速ダンスは圧巻でした。

ベッド衣装は紅白ツートンカラーのロングドレスにティアラです。
夢の海の公式ソングに乗せてポーズを切りました。

 



脚が長くて綺麗。

ラストはパレード曲に乗せ、バスケットから虹色のリボンを取り出し、新体操のように鮮やかに舞いました。


6 橋下まこ さん
まこさんを見るのは49回目で、4月の浅草ロック座以来、1か月ぶりです。

1回目【輪廻】

2021年7月の川崎以来に見られた演目。
広島第一劇場の閉館興行にも見られた、思い出深い演目です。

立ち上がり以外はインスト曲で構成された演目です。

白いビキニブラとキラキラとしたロングスカートの衣装で登場し、エレキギターとピアノのインスト曲に乗せてコンテンポラリーダンスを踊りました。
喜びの感情に溢れたダンスです。

手足がスラッとして長くて綺麗。
なんてステージ映えするスタイルでしょう。

ベッドショーでは透けるベールのみです。
ベールをかぶり、うずくまると、心音が聞こえました。

優しい歌声のバラード曲に乗せた、輪廻転生を表現したベッドショーです。
この演目から【HEIAN】7景のベッドショーが生まれたのですね。


ピンク色の照明に包まれ、ポーズを切りました。




何度見てもスタイルが良すぎて驚きます。


2回目【新作】
白いゴージャスなロングドレスに巨大なマラボーを持って登場。

エレクトリックなロックに乗せて、旋回しつつ踊りました、
まぶしい笑顔。
セミロングヘアも可愛い。

次に、パンクロックの応援ソングに乗せてエネルギッシュに踊りました。

ベッド衣装はブルーのロングドレスです。
ファイナルファンタジー8のリノアに似てるかもしれない。


※リノア

バラード曲に乗せ、歌詞にシンクロした動きを見せ、ポーズを切りました。

 

美ボディすぎます。

まこさんからエールを頂いた気持ちになれる演目です。


ポラのとき、HEIANの感想をお伝えしようと思っていたけど「HEIANは2回見ました」しか言えませんでした(笑)
※スムーズな進行に貢献するスト客。
 

お伝えしたいことはほぼレポに書いたので大丈夫です。

本当に、あのベッドショーは最高でした。

セルフプロデュースの天才です。

歴女の才女!!



2公演目の後に退席。

 

 



余談ですが、私の【HEIAN 1st】レポ↓

 

 

スト客の方々からとても評判が良くて、私のブログ史上、2番目に高いアクセス数を記録しました。(1位は2023年のREBIRTH)

まこさんをはじめ、出演者の方々がどのような心情で演じられているのかを知りたくて、日本史をかなり勉強しました。

この日はポラのコメントで、まこさんからも嬉しい感想を頂けました。

次は浅草公演【STEPS ON BROADWAY】でお会いしましょう!!

おわり。

 

前回のお話。

 
 
7年間、応援させてくださりありがとうございました。
今後の人生のご多幸をお祈り申し上げます。
 
 
ここから今回のお話。
 
5中は浅草ロック座に行き、平安時代をモチーフにした公演【HEIAN 2nd】を鑑賞しました。
いまNHKの大河ドラマでは、紫式部を主人公とした【光る君へ】が放送中ですので、そんなトレンドを反映させたテーマです。
 
この日は嵐のような大雨の中、午前中に到着。
 
 

 

1時半に入場。
満券を持っていたので、無料で入場できました。
 
 
2時になると、和風テクノが流れ、五十嵐清華さんのアナウンスと共に開演しました。
 
本公演の香盤 
1景 豊田愛菜 さん
2景 ののか さん
3景 原美織 さん
4景 沙羅 さん
5景 篠宮ねね さん
6景 藤川菜緒 さん
7景 五十嵐清華 さん
 
各景の詳細な演出やモチーフの解説は、1stでレポート済みですので、そちらもご参照くださいませ。
 
 
 
1景 豊田愛菜 さん【平安京】
愛菜さんを見るのは20回目で、2月の川崎ロック座以来、3か月ぶりです。
5月12日がお誕生日でした。
おめでとうございます。
 
開幕すると、朱色の手すりが付いた階段のセットが組まれ、ステージ左右には計4枚の大きな布が下げられていました。
藤原道長に扮した愛菜さん、娘たちに扮した4人の踊り子たち、天皇に扮した2人のダンサーズが登場。
 
壮大な始まりで、和風テクノに乗せた一糸乱れぬ群舞は圧巻です。
とても格式の高いステージ。
 
ここは平安京?
それとも桃源郷??
 
娘たちの衣装がまるで、あきたこまちのジャケ写のようで可愛いです。
※あきたこまちのジャケ写。
 
群舞の後に着替えると、水色のキラキラした襦袢に、銀色の帯を巻いた衣装になりました。
川の清流のような模様です。
 
水色の扇子を持ち花道を前進。
扇子さばきがお美しい。
 
盆に着き、衣装を脱いだ後、扇子で体を隠す仕草にドキドキ。
とても艶めかしいお体。
 
洋楽EDMに乗せて、次々とポーズを切りました。
 
 
脚が長くて、スタイルが良すぎます
そして笑顔が眩しい。
 
ベッドショーの後は、扇子を指でクルクルと回しながら、移動盆で花道を後退。
本ステージで衣装を下ろし、扇子を掲げ閉幕。
 
 
平安時代の最高権力者らしく、とても崇高(すうこう)なお姿です。まさに権力の象徴。
 
道長が満月を詠んだ有名な歌
「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば」
(この世は私の為にある。まるで満月のようにすべてが満ち足りている)
を見事に表現したステージでした。
 
 
2景 ののか さん【崇徳院】
ののかさんを見るのは16回目で、2月の横浜ロック座以来、4か月ぶりです。
 
開幕すると、薄暗い照明の下、ののかさんがセンターに姿った姿勢で登場。
衣装は左右で白黒に分かれた和服です。
その両脇には格子状の引き戸が2枚、設置されていました。
 
写本を手に取り、それを投げ捨てました。
※写本…お経を書き写した紙
 
格子戸の裏から、刺客に扮した2人のダンサーズが登場。
真っ赤な正目の下、不穏な曲に乗せた、3人の殺陣が行われました。
 
逃げようとする崇徳院ですが、刺客に捕らえられ、格子戸の中に閉じ込められました。
 
刺客によるシンメトリーなダンスと共に、バチバチとストロボライトが光りました。
格子戸が開くと、ののかさんが天狗のような黒い面と羽を付けた姿で現れました。
 
激しいメタル曲に乗せ、3人で群舞を舞いました。
群舞の後、格子戸の後ろでバックライトを浴びながら着替えました。
 
黒い袈裟のような衣装になり、写本を抱え、憔悴した様子でフラフラと花道を進みました。
息を切らし盆に着き、袈裟を脱ぐと、真っ白な羽に包まれた衣装に変わりました。
 
そしてハードロックに乗せてポーズを切りました。
 
 
孤独と絶望の感情を乗せたベッドショーです。
そして、いつ見ても美しいお体。パーフェクトボディ。
 
ギターソロと共に移動盆で花道を下がりました。
本ステージに着くと、羽を広げ暗転。
 
史実によると、幽閉された崇徳院は死ぬまで髪も爪も伸び放題にしたので、夜叉のようなおぞましい姿であったそう。
しかし2景の崇徳院は、夜叉ではなく天使のようにも見える神秘的なお姿でした。
 
 
3景 原美織 さん【とりかへばや物語】
みおりんを見るのは30回目で、2月の横浜ロック座以来、3か月ぶりです。
 
小鳥のさえずりと、穏やかな琴の音と共に、下手側からみおりん、上手側から清華さんが登場。
男の子らしい衣装のみおりんと、女の子らしい衣装の清華さん。
 
本ステージの幕が開くと、センターには緑色の色打掛が掛けられていました。
2人が色打掛の裏に隠れると、一瞬で衣装が入れ替わりました。
 
アップテンポなテクノポップに乗せ、2人がユニゾンのペアダンスを踊りました。
まるで無邪気に遊ぶ子どものようです。かわいさに全力投球なステージ。
 
ペアダンスの後、エレクトリックな洋楽ロックに乗せ、みおりんが本ステージの裏側で着替えました。
衣装を左右にポイポイと脱ぎ捨て、清華さんがそれらを拾いました。
 
既視感(笑)
※2022年【祭音】2景
 
みおりんが青いビキニとキラキラネックレス、黒いスパンコールのズボンに変わりました。
ロングヘアのエクステを付け、デニムジャケットを羽織りました。
 
平安時代から、急に未来感のある演出に変わりました。
昨今、ダイバーシティ(多様性)という言葉が広く認知されるようになりました。
この衣装や演出には、「未来永劫、大切にしたいテーマ」というメッセージが込められていると思います。
 
バチバチと光る照明の下、花道を進みました。
まるで東京ガールズコレクションのランウェイのよう。

ポンに着くと、観客たちに向けて、ウィンクや投げキッスを飛ばしました。
ウィンクいただきました (´∀`)
 
立ち上がりの曲は、応援ソングの名曲(アレンジver)です。
カラフルなスポットライトに包まれ、次々とポーズを切りました。
 
 
相変わらず美しすぎる腹筋。
憧れます!!
 
花道を走って下がり、本ステージに着くと、ウィンクを決め閉幕。
 
 
4景 沙羅 さん【祇王】
沙羅さんを見るのは57回目で、3月の浅草ロック座以来、2か月ぶりです。
 
薄暗い照明の下、沙羅さんと4人のダンサーズが登場し、クラシックなバイオリンの旋律に乗せ、5人がゆっくりと舞いました。
 
下手側から愛菜さんが登場。
歩いて進もうとしますが、ダンサーズに行く手を阻まれます。
 
沙羅さんが手を差し伸べると、6人の群舞が行われました。
「門前払いを受ける仏御前と、救いの手を差し伸べる祇王」というストーリーをダンスのみで表現する演出は見事です。
 
一列に並んで踊った後、上手側に集合し群舞が終わりました。
 
沙羅さんが上手側から白いフード付きのドレスに着替え登場
5人が沙羅さんに敬意を示し、下手側に捌けました。
 
沙羅さんが移動盆に乗ると、寒色系の照明に包まれ、神秘的なコーラス曲に乗せて花道を進み、フードを脱ぎました。
この場面は「屋敷を追放され、髪を剃って尼になった祇王」を示していると思われます。
 
盆に着くと、ミラーボールが神々しく輝きました。
 
ソウルフルな歌声のコーラス曲に乗せ、温かい笑顔でポーズを切りました。
 
移動盆で衣装を広げながら花道を後退。
本ステージに着くと、衣装をすべて下ろし閉幕。
 
最後まで白拍子としての誇りを忘れなかった祇王の想いが強く感じられるステージでした。
 
 
ハーフタイム
・次回公演の出演者紹介映像
・各景の踊り子たちによる、各景の解説映像
が流れました。
 
こちらが各景のタイトルです↓
1景【平安京】
2景【崇徳院】
3景【とりかへばや物語】
4景【祇王】
5景【ちはやふる】
6景【羅城門】
7景【壇ノ浦】
フィナーレ【田遊び】
 
 
5景 篠宮ねね さん【ちはやふる】
ねねさんを見るのは2回目で、2月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。
 
休憩が終わると、在原業平(ありわらのなりひら)の歌
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」
を読む声が流れ、スクリーンには【五歌仙】と称して、歌人の絵と踊り子の顔を合成した写真が投影されました。
 
ねねさん…紫式部
みおりん…清少納言
ののかさん…崇徳院
なおぴ…西行法師
清華さん…小野小町
 
相変わらずの雑コラ(笑)
 
開幕すると、それぞれの歌人に扮した5人の踊り子たちが百人一首で遊んでいました。
2景と6景はどちらも崇徳院で同一人物なのですね。全く異なる印象ですが。
バチバチと光る“フラッシュ”ライトの中、同名の映画主題歌にもなったテクノポップソングに乗せ、5人が群舞を舞いました。
まるでアイドルのように可愛らしい5人の踊り子たち。
平安アイドル!
 
ソロダンスを披露した後、全員が花道で踊りました。
まるでディスコクラブ!!
 
盆の上でも百人一首で遊んでいました。
 
 
その後、本ステージのセンターに集合して群舞が終わりました。

上手側の布の裏で、みおりんさんのアシストを受けながら、ねねさんが着替えました。
この場面は、紫式部と清少納言の共同作業です。微笑ましい。
 
その間にも3人の踊り子たちはアドリブ多めで楽しいです。
 
ねねさんは紫式部だけに、紫色の襦袢衣装になりました。
手提げ袋を持ち、中から書道の道具を取り出すと、本ステージで巻物に詩を認(したた)めました。
 
和楽器ロックに乗せ、認めた詩を掲げながら花道を歩いて進みました。
5歌仙の詠んだ詩がランダムに掲げられるようです。
 
盆に着くと、青春ラブソングに乗せて衣装を脱ぎました。
スレンダーでグラマーな美ボディ。
 
立ち上がりの曲はハイテンポで爽やかなロックソングです。
菓子にシンクロした動きを見せつつ、かわいいスマイルと共に次々とポーズを切りました。
 
 
ベッドショーの後は一礼し、紫色の照明に包まれながら花道を下がりつつ、再び詩を掲げました。
センターに着くと巻物を抱き、かわいい笑顔で暗転。
 
 
6景 藤川菜緒 さん【羅城門】
なおぴを見るのは34回目で、4月の横浜ロック座以来、1か月ぶりです。
 
開幕し、薄暗い照明が点くと、階段のセットが組まれており、なおぴがうなだれていました。
衣装は白い和服です。髪型は明るい髪色のショートヘアでした。
 
1景と6景はセットが非常に似ているのに、全く異なる印象に見えます。
「栄華を誇った平安京」と「滅びゆく平安京」のコントラストが見事です。
 
階段には緑色の着物と、長い髪の毛の束が置かれており、それらを見つけたなおぴは驚き、おびえる様子を見せました。
ポストロック曲に乗せ、悲しみの感情を乗せたコンテンポラリーダンスを披露しました。
 
なおぴのビジュアルと、ダークな世界観により、個人的には映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」のポスタービジュアルを思い出しました。
なおぴのビジュアルが映画の鬼太郎父に似ています。
 
下手側に垂れ下がっていた布を引っ張ると、その布を被り、うずくまりました。
重低音で不協和音のメロディと、真っ赤な照明に包まれ、カツラと着物を持ってフラフラと上手側に進みました。
拾った着物を羽織り、花道を進みました。
 
いつも表情豊かな演技が特徴的だったなおぴですが、今回は、これまでに見たことが無い表情を見せました。
まるで悪霊に憑りつかれたかのような狂気を感じました。
 
盆に着くと、着物を脱ぎ、宙を仰ぎました。
ポーズを切ると、盆が上昇しました。
 
お釈迦様が垂らした一本の糸を上るような動作を見せました。
 
盆が下がり、立ち尽くすとステージが赤く染まり暗転。
しばらく風の音だけが虚しく鳴り響きました。
 
下人の行方は誰も知らない。
 
 
精神的にも、身体的にも、極限の状態を経験した人だからこそ出来る表現を見せられたと思います。
私などが軽々しく「素晴らしかった」などと言って良いものか悩みますが、辛い経験も演技に昇華できるなおぴの才能は素晴らしいと思います。
 
 
7景 五十嵐清華 さん【壇ノ浦】
清華さんを見るのは2回目で、8月の浅草ロック座以来、9か月ぶりです。
 
大波の音とカモメの鳴き声が聞こえ、照明が点くと、ポニーテールヘアの清華さんが花道の中腹に立っていました。
戦国武将の装いで、平知盛を演じています。
 
開幕すると、4人の踊り子たちと4人のダンサーズが登場。
紅白の軍旗が何本も立てられ、天井からも紅白の布が吊り下げられていました。
 
嵐のような強い風が吹き荒れ、ドコドコと鳴り響く和太鼓のビートに乗せ、エネルギッシュな群舞が披露されました。
 
 
大きな薙刀を使った薙刀さばきが見事です。
1stの7景を見たとき、
「え?清華さん、これできるの??もしかして2ndは薙刀が無しかも!」
などと考えましたが、そんな予想も良い意味で裏切られるほどに、圧巻の薙刀さばきでした。
 
きっとたくさん練習したのですね。素晴らしいです。
 
8人の踊り子たちとダンサーズは扇子を振りながら踊りました。
エネルギッシュな群舞は、激しい合戦を表現しています。
 
群舞のラスト、ステージが平氏の軍旗の色である赤に染まり、暗転しました。
 
戦に敗れ、絶望する平氏の戦士たち。
風と波の音が虚しく鳴り響きました。
 
清華さんがステージ後方で衣装を着替えました。
その間、センターで抱擁する沙羅さんとねねさん。
この2人は二位尼と安徳天皇だと推測しています。
2人が抱擁した後、暗転。
 
ゆっくりと灯りが点くと、センターに清華さんが立っていました。
衣装は、まるで渦潮(うずしお)のような模様の着物です。
 
1景、愛菜さんのベッド着は水色で、穏やかな川の清流のような模様でした。
7景、清華さんのベッド着は渦潮(うずしお)のような模様でした。
これは「栄華を誇った一族」と「滅びゆく一族」の対比になっているのかな、などと思いました。
 
髪をほどき、手には縄の付いた碇(いかり)を持っていました。
情熱的な三味線の旋律に乗せて移動盆で花道を前進しながら、縄を体に巻き付けました。
ここは知盛が自害のために入水する場面です。
 
神秘的なコーラス曲に乗せて盆に着くと、ベッドショーへ。
衣装を脱ぎ、盆に寝そべると、天井から白いスポットライトが降り注ぎました。
まるで深海に差し込む光のよう。
 
心臓の鼓動が聞こえ、息を吹き返す動作を見せました。
壮大な曲と共に本ステージの幕が開くと、ミラーボールがキラキラと輝いていました。
降り注ぐ光を浴びながら、優しいスマイルでポーズを切りました。
 
 
まるで極楽浄土へと旅立つような、神々しいお姿です。
 
ベッドショーの後は移動盆で花道を後退。
本ステージに着くと衣装をすべて下ろし、立ちポーズを決め閉幕。
 
 
フィナーレ【田遊び】
 
鼓とバイオリンのフュージョン曲に乗せて、清華さんを除く出演者が全員登場。
衣装は、まるで稲穂のように金色に輝く和服に、白いブーツです。
 
グリーンの照明と、朝日のようにキラキラと輝くミラーボールの光を浴びながら、まぶしい笑顔で優雅に踊りました。
田植えや稲刈りの動作が含まれるダンスです。
 
お米が食べたくなるフィナーレです。
あきたこまち食べたい!!
※あきたこまちのジャケ写。
 
下手側からキラキラしたピンク色の和服を着た清華さんが合流し、全員が花道へと進みました。
 
MCは、なおぴです。
 
この日のダンサーズは、
ミサキさん、タエさん、トモカさん、リホさんでした。
トモカさん初めまして。
 
センターに集合し閉幕。
 
全員がキラキラした笑顔で終われたことは、悲劇的な結末だった2景6景7景の主人公にとっての救いです。
 
3公演目の後に退席しました。
 

 

↑見事な縦読みが完成しました。
和歌をテーマとした景があったこともあり、私も国語力が磨かれました(笑)
 
おわり。

 

5月7日と8日の2日間、東洋ショー劇場に行きました。

 

9年7か月もの長きにわたり、劇場や業界を支えてくださった、あらきまいさん(以下まいまい)が、たいしょくされます。

 

まいまい自身が、「引退」という表現を避けて「たいしょく」という言葉を使われていたので、私も極力、「たいしょく」と表現したいと思います。

 

このブログでは何度も書いていることですが、私が初めてストリップ劇場に訪れたのは2017年2月のこと。

東洋ショー劇場に訪れ、そこに出演されていた踊り子が、まいまいでした。

 

当初、私はストリップに対し「一回だけ見られれば良い」という気持ちでしたが、あの日、ストリップの美しさに魅了された私は、気づけば今回で283回目のストリップ鑑賞です。

 

この世に、運命の出会いというものがあるとしたら、あの日にまいまいと出会えたこと。

 

毎年1回、まいまいに会うため東洋ショーに遠征することが私の中で恒例行事になっていました。

 

そんな恒例行事も今年でラストです。

 

世間がゴールデンウィークという、とても会いやすい時期にたいしょくされたことにも感謝です。

おかげで、きっと多くのファンが遠方から駆けつけることが出来たと思います。

 

 

当日は朝5時に起床。

スト客の朝は早い。

 

東京駅を8時30分発、のぞみ017号に乗り新大阪駅へ。

 

11時30分ごろ天満駅に着きました。

 

 

夏の星座にぶら下がって〜♪

※発車メロディはaikoの花火。

 

東洋ショー劇場へ。

 

 

券売機で4500円を支払い入場すると、早朝撮影券と500円分のチケットを頂けました。 

チケットは写真撮影かドリンクに使えます。

 

ロビーの頭上には、松田優さんが撮影された、まいまいの写真がたくさん飾られていました。

 

 

まいまいのたいしょくをねぎらう花やスタンドバルーンもたくさん飾られていました。

 

劇場、ファン、先輩、後輩の方々が一丸となって、ラスト週を盛り上げようとする愛と熱を感じました。

 

12時になると、まいまいの開演VTRが流れ開演。

この映像が見られるのも今回で最後カモ。



この週の香盤

1 巴 さん

2 永澤ゆきの さん

3 笠木いちか さん

4 椎名ほのか さん

5 あらきまい さん

 

この日は2公演目の後、ホテルにチェックイン&夕飯のため外出し、3公演目の途中から再び鑑賞するというスケジュールでした。

 

 

1 巴 さん

「華のトップステージ!巴ちゃんのステージでお楽しみください」

 

初めましてのお方。去年12月にデビューされたばかりの新人さんです。

 

1回目【デビュー作】

ピンク色のプリンセスラインのドレスで登場し、アップテンポな洋楽POPに乗せて優雅に踊りました。

 

まぶしい笑顔で観客たちに手を振りました。とてもフレッシュなステージ。

黒髪ストレート綺麗。

 

ベッドショーは黄色いロングドレスで、洋楽スローバラードに乗せてポーズを切りました。

 

 

ポーズの柔軟性も素晴らしい。

 

 

2回目と4回目【SSR】

赤いワンピースドレスで登場し、ポップなラブソングに乗せ、白い日傘を持って優雅に舞いました。

 

黄色いセパレートのドレスとフワフワの耳当て衣装に変わると、ガールズロックバンドの曲に乗せて、観客たちに手を振りつつ元気に踊りました。

 

ベッド衣装は水色のロングドレスで、スローバラード曲に乗せてポーズを切りました。

 

 

 

2 永澤ゆきの さん

「華麗なダンスであなたを魅了!永澤ゆきのちゃんのステージでお楽しみください」

 

ゆきのんを見るのは12回目で、4月の横浜ロック座以来、1か月ぶりです。

 

1回目と4回目【コンパス】

4月の横浜ぶりに見る演目。


黄色を基調としたドレスで登場。ヘッドドレスとツインテールヘアが可愛い。

明るいミュージカルナンバーに乗せ、軽快なステップで踊りました。

 

2曲目は白い長ズボンスタイルで、ソウルフルな歌声の洋楽ロックに乗せ、エネルギッシュなダンスを披露しました。

キレッキレのダンスすごい。

 

ベッド衣装は胸にバラの付いた白いロングドレスで、邦楽スラッシュロックに乗せ、次々とポーズを切りました。

 

 

健康的な美ボディ。

 

 

そしてオープンショーへ。

 

ゆきのんとまいまいの共通点↓

オープン曲の歌手が同じ。

 

 

2回目【X %のI】

茉宮なぎさんの演目で、テクノポップで構成された演目です。

私は2月の横浜ロック座で、茉宮さんバージョンを見たことがあります。

 

アッシュカラーのショートヘアに、サイバーな白い衣装で登場。

癒し系ボイスのテクノポップ曲に乗せて、アンドロイドのような動きのダンスを踊りました。

 

エナメル素材の黒い衣装に変わると、かわいい笑顔で踊りました。

 

ベッド衣装は白いロングドレスで、男女デュオの邦楽ハードロックに乗せ、エネルギッシュにポーズを切りました。

 

本ステージに戻ると情熱的なアンコールダンスを披露し暗転。

 

 

オープンショーの曲も、なぎさんの曲でした。

 

おおきな愛で もてなしてっ♪

おおきな愛で もてなしてっ♪

 

ゆきのんから初デジを撮らせて頂きました。
かわいい。

 

 

3 笠木いちか さん

「とってもキュートなアイドル!笠木いちかちゃんのステージでお楽しみください」

 

いちかさんを見るのは9回目で、3月の浅草ロック座以来、2か月ぶりです。

私とお名前が似ているので、親近感を抱いています。(いちか&いちかわ)

 

 

1回目【はいからさん】

矢絣(やがすり)模様の振り袖に、白い前掛けを付けて登場。

大きな赤いリボンを付けた姫カットのヘアスタイルが可愛い。

ホウキを持ってお掃除ダンスを踊りました。

 

2曲目に衣装を着替えると、白を基調としたハットとドレスの衣装になり、日傘を持って優雅に踊りました。

とても清楚で可憐なお姿。

 

ピンク色の襦袢に変わり、花の枝を持ってベッドショーへ。

 

スローバラードに乗せてポーズを切りました。

 

 

白くて美しい裸。

透明感すごい。

美少女すぎる!

君しか勝たん!

 

 

2回目と4回目【Summer】

2019年に引退された渚あおいさんの演目。

私は渚さんバージョンを見たことはありませんが、2022年8月の東洋ショーで、ゆきなさんバージョンを観たことがあります。

 

大きなハットと黄色いドレスに白いブーツの衣装で登場。

アイドルソングに乗せてピョンピョンと跳ねながらフレッシュに踊りました。

かわいい。

 

ひまわり模様のワンピースとベレー帽の衣装に変わり、爽やかな笑顔で踊りました。

一足早い夏の空気を感じました。

 

ベッド衣装は透け感のあるオレンジ色のネグリジェです。

邦楽ロックのバラード曲に乗せて回る盆に身をゆだね、目くばせをしました。

ツインテール可愛い。

 

アップテンポな邦楽ロックに乗せて次々とポーズを繰り出しました。

まぶしい笑顔。

 

 

いちかさんから初デジを撮らせて頂きました。
かわいい。

 

 

トリプルオープンショーでは、ゆきのさんは、ゆきなさんの周年Tシャツを着ていました。

この週、川崎はゆきなさんの周年週でした。

 

 

4 椎名ほのか さん

「東洋ショーのプリマドンナ 椎名ほのかさんのステージでお楽しみください。」

 

ほのかさんを見るのは2回目で、2021年11月の横浜ロック座以来、30か月ぶりです。

お久しぶりです。ステージ復帰おめでとうございます。

 

1回目【鳥かご】

ヘッドドレス、ふわふわのスリーブ、フリルスカートのドレスで、白を基調としたドールの装いで、イスに座り登場。

 

カクカクとした人形の動きで踊りました。

 

その後、壮大なインスト曲に乗せて、鮮やかに旋回しながら踊りました。

 

ベッド衣装は、胸に黄色いバラのついたドレスです。

 

邦楽ロックのバラード曲に乗せてポーズを切りました。

神秘的な世界観。

 

 

花道で体幹が強めの立ちポーズを切りました。美しい。


本ステージに戻ると、オルゴール曲に乗せて再びドールの動きで踊りました。

 

 

2回目と4回目【魅完成】復帰作

まるでウエディングドレスのような純白のドレスに、花の髪飾りの衣装で登場。

癒し系ボイスのラブソングで優雅に舞いました。

 

続いてアップテンポな邦楽ロックに乗せたアクティブなダンス。

 

ピンク色でサテン地のドレスに着替え、バラの花束を持って盆へ。

 

神秘的なインスト曲でポーズを切りました、

 

観客たちに目配せをしました。

かわいい。

そしてクールビューティ。

 

本ステージに戻ると花束を掲げて暗転。

 

 

3回目【月うさぎ】

うさぎソングメドレーの演目です。

 

うさぎ耳に水色のパニエ入りドレス衣装で、光るフープを持って盆に登場。

メルヘンチックなテクノポップ曲に乗せ、フープをクルクルと鮮やかに回しながら軽やかに踊りました。

まるでうさぎのように、跳躍の動きが多いダンスです。

 

ベッド衣装は水色のネグリジェで、アンニュイなテクノポップ曲に乗せ、フープを掲げながら次々とポーズを切りました。

 

メルヘンチックでミステリアスな印象の演目は、ほのかさんのキャラクターにピッタリです。

 

 

ぱふぱふにゃーにゃー♪

ぱふぱふにゃーにゃー♪

 ※オープン曲

 

 

5 あらきまい さん

「今週のトリを飾ります。あらきまいちゃんのステージでお楽しみください」

 

まいまいを見るのは23回目で、3月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。

5月5日がお誕生日でした。

同じ時代に誕生してくださりありがとうございます。

 

1回目【ノスタルジー】

2023年2月の川崎以来に見る演目。

 

きらびやかな王冠を被り、水色のプリンセスラインのドレス衣装で登場。

照明によりステージも水色に染まりました。

 

癒し系ボイスの曲に乗せて優雅に踊りました。

姫カットでウェーブのかかったロングヘアが可愛い。

 

ピンクと水色のチェック柄ドレスと、フワフワの白い帽子の衣装に変わると、可愛いロックソングに乗せて軽快に踊りました。

 

ベッド衣装はパステルカラーでカラフルなスカートのドレスです。

エレクトリックな邦楽ロックに乗せて次々とポーズを切りました。

 

 

スレンダーな美ボディに魅了されました。

 

 

2回目【Sensitive】

2023年1月の横浜ぶりに見る演目。

 

花の髪飾りに、グリーンのキラキラでフリフリのドレス衣装で盆に登場。

 

神秘的な歌声の曲に乗せ、スリーブをひらひらとなびかせながら、まるで水中を漂うように踊りました。

グリーンの照明に包まれた場内も綺麗です。

 

EDMに乗せて本ステージで着替えると、グリーンのワンピースドレスになり、アクティブに旋回しながら踊りました。

レーザー状の照明も、バチバチと光るストロボライトも綺麗です。

 

本ステージのイスに掛けられていた白いロングドレスに着替え、邦楽ロックのバラード曲に乗せて感情を乗せたダンス。

まいまいの大好きな歌手の曲ですね!

 

ギターソロに乗せて盆へ進み、衣装を脱ぎました。

 

ベッドショーでは、明るいロックギターのインスト曲に乗せて次々とポーズを切りました。

 

 

3回目【天女】

2021年10月の横浜ぶりに見る演目

 

ピンク色のゴージャスなドレスで盆に登場。

天女の装いですが、乙姫様のようにも見えます。

穏やかな歌声のJ-POPに乗せて優雅に舞いました。

 

次に、ピンク色をイメージしたJ-POPに乗せ、アクティブにベールダンスを舞いました。

 

ベッド衣装は紫色の和服です。

民謡風のバラード曲に乗せ、ベールを掲げながらポーズを切りました。

 

本ステージで旋回し、まぶしいバックライトを受けつつ立ちポーズを決め暗転。

 

 

4回目【あらきこまち】

2018年12月の横浜以来、なんと5年5か月ぶりに見る演目。

 

ピンク色の壺装束に市女笠をかぶり登場。

まるで、あきたこまちのジャケ写のよう。

 

 ※あきたこまちのジャケ写

 

和風テクノに乗せ、笠を持って優雅に舞いました。

 

和テイストのドレスに変わると、バチバチとストロボライトが光り、激しいラウドロックに乗せてエネルギッシュなダンスを踊りました。

スラップ奏法のギターサウンド熱い!!

 

ベッド衣装はピンク色の和服で、真っ赤な照明に包まれ、情熱的なロック曲に乗せて力強くポーズを切りました。

 


デジのとき、ステキなサコッシュを頂きました。

 

 

大切にします。

 


4公演目の後に退席。


フィナーレダンス、キャッチボール大会、じゃんけん大会、3ショット撮影会、Pプレなど、他にも楽しいイベントはたくさんありましたが、長くなってしまうので詳細は割愛します。

 

気になる方はぜひ劇場へ。

 

 

 

↑安定のインスタ映えスポット。

 

 

↑個人的パワースポット。

 

アパホテル天満で就寝。

おやすみなさい。


これまで、東洋遠征の度に様々なホテルを利用しましたが、ここは劇場から近いし、部屋も綺麗だし、大浴場もあるので一番おすすめです。

夜と朝の2回も大浴場に入ってしまった。

 


・2日目

7時半に起床。

おはようございます。


昼の開場まで時間があるので、大阪城まで散歩しました。

 

 


コナン大好き!


再び徒歩で劇場へ。

 

 

天神橋筋商店街の長さはテンションが上がるな(約2.6km)

 

 

11時半ごろ、劇場に到着。

ただいま。

 

 

まいまいの、ほぼすべての個人演目が収録されている写真集を購入しました。

 

まいまいの意向により、すべての演目は誰にも継承せず、衣装のみ後輩たちへ譲るそう。

素晴らしい演目の数々は記憶の中へ大切に残したいと思います。

 

12時に開演。

この日、まいまい以外の出演者は昨日と同じ演目順でした。

 

 

5 あらきまい さん

まいまいを見るのは24回目で、昨日ぶりです。

 

1回目【CRYSTAL】8周年作

個人演目としては最後に作られた演目だと思われます。

 

キラキラした素材の白いゴージャスなドレスに、白いベールを被り登場。

ソウルフルな歌声のダンスポップな曲に乗せ、エネルギッシュに踊りました。

衣装も笑顔もキラキラと輝いていました。

 

幻想的なBGMに乗せて衣装を脱ぐと、裸にベールのみ被った姿になりました。

 

ベッドショーでは邦楽R&Bに乗せ、ベールに包まれながらゆっくりとポーズを切りました。

 

タイトルの通り、クリスタルのように美しく尊いお姿。

まいまいの裸は宝石より輝いてる。

 

 

2回目【ふるさと】

2022年6月の横浜以来に見る演目。

ふるさとが私にとって、まいまいを観る最後の演目になりました。

 

本ステージに3つの鞠が置かれ開演すると、蝶が描かれたピンク色の振袖衣装で登場。

まるで新成人のような艶やかなお姿。

 

ノスタルジックな曲に乗せて優雅に舞いました。

 

次に、雅楽のような神秘的な曲に乗せて日舞を舞いました。

とても幻想的な光景です。

 

バラード曲に乗せて着替えると、ピンク色の襦袢になりました。

 

家族愛を歌ったスローバラードに乗せてポーズを切りました。

とても心が温まる時間です。

 

襦袢を広げながら花道を後退。

本ステージに着くと、優しい笑顔で鞠の一つを掲げ暗転。

 

 

まいまいのインスタストーリーで、この演目を作った背景を知ることが出来ました。

 

辛い経験を演目に昇華させることなど、なかなか出来ることではありません。

 

故郷やご両親への愛が感じられる演目です。

 

まいまいにとって、ふるさとは、生まれ育った場所の他にもうひとつあると思います。

それは東洋ショー劇場です。

 

ふたつのふるさとに対する愛が伝わるステージでした。

 


 

 まいまいから

「最後に話せて良かった」

と尊い言葉を頂けました。

 

私はまいまいにとって、たくさんいるファンの一人にすぎないと思っていましたが、実際はそんなことはなくて、一人ひとりを大切に思っていてくれることを感じました。

 

 

オープンショーでは、曲がフルコーラス終わっても終わらないくらいの応援の行列ができていました。

 


後ろ髪を引かれつつ、2公演目の後に退席。

 

 

新大阪駅18時発、のぞみ242号に乗り、東京に帰りました。

 


 

まいまいは5月10日、満員の観客たちと先輩後輩たちに見送られ、ラストステージを終えました。

 

たいしょくを発表されたあと、乗れる劇場にほぼ全て乗り、ラスト週には15演目を披露するという、見事な終わり方でした。

 

ケガや病気なと、様々な事情により不本意なタイミングで引退を余儀なくされた方もきっと多い業界だと思います。

そんな中、推しがご自身の思い描いた形でラストステージを終えられたことは、ファンとして、こんなに嬉しいことはありません。

  

まいまいは存在が美しく可愛いだけでなく、ファン想いで、後輩への配慮ができて、先輩への尊敬の気持ちも大切にしていて、ステージを創る才能も素晴らしいお方。

 

そんなまいまいが選んだ道なら、きっとどんな道でも幸せな未来が待っていると信じています。

 

7年間、応援させてくれてありがとうございました。

 

終わり。

 

前回のお話。

桜満開の2024.4頭・横浜ロック座( ◜◡◝ )

 

大岡川の桜が満開で綺麗でした。

おおおおおおおおおおおかがわ( ◜◡◝ )

 

ここから今回のお話。

 

今週は浅草ロック座【HEIAN 1st】を見に行きました。

 

【HEIAN】は初のタイトルです。

いまNHKの大河ドラマでは平安時代をモチーフにした【光る君へ】が放送中ですので、そんなトレンドも反映させたテーマだと思いました。

 

日本史テーマの公演は浅草ロック座のオハコです。

 

大トリは去年9月以来、2度目の橋下まこさんが務めます。
まこさんは前回の出演時、全日大入りという偉業を成し遂げたので、絶対に大トリとして戻ってくると信じていました。
 

おかえりなさいませ女王陛下。

※2023年【REBIRTH】1景

 

4月1日から5日までは、毎年恒例の設備点検があったため、本公演は4月6日から30日までのセミロング公演です。

 

というわけで、この日は早朝に浅草に到着。

隅田川の桜が綺麗に咲いていたので、お花見しました。

 



たくさんの観光客の方々が楽しそうに観光していました。

そして浅草ロック座へ。


 

 

 

 



1時半に入場。
2時になると、橋下まこさんによる英語と中国語のアナウンスが流れました(生成AI音声)
次に、和風テクノとピアノのメロディが流れ、まこさんのアナウンスと共に開演しました。


本公演の香盤

1景 ALLIY さん
2景 樋口みつは さん
3景 白橋りほ さん
4景 矢沢ようこ さん
5景 茉宮なぎ さん
6景 小宮山せりなさん
7景 橋下まこ さん

本公演から音質が非常に良くなっているように感じました。

私の勘違いかもしれませんが、音響機材が変わりましたか??


1景 ALLIY さん【平安京】
アリーさんを見るのは24回目で、1月の川崎ロック座以来、3か月ぶりです。

久々のトップバッター!!

※2021年【PEARL】以来


開幕すると、朱色の手すりが付いた階段のセットが組まれ、そこにアリーさん、ようこさん、せりなさん、なぎさん、りほさん、2人のダンサーズ(マキさん、ルリさん)が登場。
ステージの左右には計4枚の大きな布が下げられていました。

アリーさんの衣装は、黒い烏帽子(えぼし)、シルバーの狩衣(かりぎぬ)で、キラキラとした笏(しゃく)を持っていました。
今回のアリーさんは、藤原道長に扮しています。

4人の踊り子たちは、ピンク色の壺装束(つぼしょうぞく)に市女笠(いちめがさ)、白いブーツです。

まるで、あきたこまちのジャケ写のよう。

 

↑あきたこまちのジャケ写


2人のダンサーズは緑と青の狩衣に黒いブーツの男装です。

和風テクノに乗せた群舞が始まりました。

壮大な始まりで、一糸乱れぬ群舞は圧巻です。
とても格式の高いステージです。

男性陣は1人ずつソロダンスを舞いました。
アリーさんは男らしく堂々とした動きのダンスです。

6人のダンサーたちが花道に並び、膝をつくと、アリーさんが花道を進みました。
4人の踊り子たちは道長の娘たちでしょうか?

侍女や妾のようにも見えました。


花道で再び群舞を舞った後、階段に集合し群舞が終わりました。

ダンスポップな曲に乗せ、4人の女性陣が笠を持って踊りました。

そして、その後ろでアリーさんはダンサーズのアシストを受けながら着替えました。
水色のキラキラした襦袢に、銀色の帯を巻いた衣装になりました。

2曲目の歌詞が面白いです。こんな曲あるんですね。
曲に合わせて手拍子を煽りつつ、移動盆で花道を進みました。

 

 

盆に着くと、とても良い香りがしました。

ブルーの照明に照らされ、ピアノと三味線のインスト曲に包まれ、衣装を脱ぎました。

背筋が美しい。
筋肉は正義!!
 

やはり、アリーさんは明るい髪色がよくお似合いです。

盆の上であぐらをかきました。

そして、洋楽EDMに乗せて、豪快にポーズを切りました。


↑アリーさんといえば!!なポーズです。

ノリノリです。
笑顔がまぶしい。

赤と黄色の照明に包まれ、移動盆で花道を後退。
本ステージで衣装を下ろし、髪をかき上げ、立ちポーズで閉幕。

平安時代の最高権力者らしく、とても尊大なお姿です。まさに権力の象徴。

 

道長が満月を詠んだ有名な歌

「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の かけたることも なしと思へば」

(この世は私の為にある。まるで満月のようにすべてが満ち足りている)

を見事に表現したステージでした。

 


2景 樋口みつは さん【崇徳院】
みつはさんを見るのは16回目で、2月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。

開幕すると、薄暗い照明の下、みつはさんがセンターに後ろ姿で座っていました。
衣装は左右で白黒に分かれた和服です。

その両脇には格子状の引き戸が2枚、設置されていました。


写本を読み、立ち上がると、格子戸の裏側から2人のダンサーズ(ミサキさん、ユカさん)が現れました。

※写本…お経を書き写した紙


2人は黒装束の和服に白い獅子毛を被っており、錫杖(しゃくじょう)を持っていました。

みつはさんが崇徳院で、2人のダンサーズが夜襲に来た刺客に扮して居ると思われます。


不穏な曲に乗せ、3人の群舞が行われました。
その後、赤い照明の下、殺陣が始まりました。
逃げようとする崇徳院ですが、刺客に行く手を阻まれます。
捕らえられ、格子戸の中に閉じ込められました。

刺客によるシンメトリーなダンスと共に、バチバチとストロボライトが光りました。
格子戸が開くと、みつはさんが天狗のような黒い面と羽を付けた姿で現れました。

激しいメタル曲に乗せ、3人で群舞を舞いました。
群舞の後、格子戸の後ろでバックライトを浴びながら着替えました。

ボロボロのマントをまとった痛々しい姿に変わり、写本を投げ捨てました。
ミクスチャーロックに乗せ、フラフラと憔悴した様子で花道を進みました。

やや赤みのかかった髪色は景の世界観にマッチしていてステキです。

苦しそうに息を切らし盆へ。
オレンジ色のスポットライトの下、1枚の羽で手紙を書く仕草を見せました。

ハードロックのギターソロに乗せ、まぶしいバックライトを受けながらポーズを切ると、衣装から取れた羽が舞い散りました。

 



花道を歩いて下がり、青いライトに包まれ閉幕。

 

 

ここから2景のモチーフ解説。

【崇徳院】とは、菅原道真や平将門と並び、日本三大怨霊と言われています。

崇徳院は、母と曽祖父との不倫で産まれたとされる天皇です。

父である鳥羽天皇の実子・後白河天皇との権力抗争【保元の乱】に敗れ、讃岐国へ流されました。

 

崇徳院は軟禁生活の中で心を入れ替えようと、写経を行いました。

完成した写本を朝廷に献上したところ、後白河天皇は「呪いが込められているに違いない」と送り返しました。

 

これに激しく怒った崇徳院は、舌を噛み切り、血で「日本国の大魔縁となり、皇を取って民とし民を皇となさん」と、したためました。(怨霊となって天皇を引きずり下ろす。という意味)

 

讃岐国で恨みを募らせたまま崩御。

死ぬまで髪も爪も伸び放題にしたというから、夜叉のようなおぞましい姿であったそう。

 

こちらが景解説にも登場した浮世絵です↓

 

崇徳上皇が讃岐で崩御し、怨霊になる瞬間を描いた一場面です。

崇徳上皇の崩御後、後白河天皇を取り巻く人々が、次々と亡くなっていったそうです。

 

 

3景 白橋りほ さん【とりかへばや物語】
りほさんを見るのは2回目で、9月の浅草ロック座以来、7か月ぶりです。

穏やかな琴の音と共に、下手側からりほさん、上手側からまこさんが登場。
サテン地の衣装で、りほさんがピンク色のドレスに大きなリボン、まこさんが3本ラインの入ったグリーンのジャージ風スタイルです。
まこさんは男装で、刀を持っていました。

銀幕が開くと、本ステージのセンターには緑色の色打掛が掛けられていました。
2人が色打掛の裏に隠れると、一瞬で衣装が入れ替わりました。

アップテンポなテクノポップに乗せ、2人がユニゾンのペアダンスを踊りました。

花道へ進み、1着の色打掛に2人で袖を通しました。楽しそう。

まるで無邪気に遊ぶ子どものようです。
2人が腕を組んで花道を下がり、ペアダンスが終わりました。

ペアダンスの後、エレクトリックな洋楽ロックに乗せ、りほさんが本ステージの裏側で着替えました。
衣装を左右にポイポイと脱ぎ捨て、まこさんがそれらを拾いました。

既視感(笑)
※2022年【祭音】2景

りほさんがシルバーでサイバーな衣装に変わりました。
平安時代から、急に未来感。

豪快に2回の側転を決めました。
ノリノリのダンスミュージックに乗せて、アグレッシブなダンスを踊りました。
りほさんはこんなにも踊れる方だったのですね。意外な一面に驚きました。

キレッキレのステップで花道を進みました。

洋楽バラードに乗せて衣装を脱ぎました。
なんてダイナミックなお●ぱい。

あぐらの姿勢で、回る盆に身を委ねました。
心と体の性のギャップに悩むような様子を見せました。トランスジェンダー??


ちなみに3曲目は、アイデンティティに葛藤する歌詞です。

 

一部抜粋↓
I just wanna be myself and I want you to love Me for who I am

(私が誰であろうと、私自身を愛して欲しい)

立ち上がりの曲は、応援ソングの名曲(アレンジver)でした。
打楽器が多めの明るいアレンジで、とても中毒性のある曲です。槇原だけに。

カラフルなスポットライトに包まれ、スーパーエルのポーズを切りました。

 


笑顔かわいい。


次々とポーズを切った後、スキップしながら花道を後退。

本ステージに着くと、可愛い笑顔で立ちポーズを決め閉幕。

 

 

ここから3景のモチーフ解説。

【とりかへばや物語】は、平安時代に書かれた作者不詳の物語です。

大納言兼大将の二子で、「姫君」として育てられた内気で女性的な性格の男児と、「若君」として育てられた快活で男性的な性格の女児のお話。

「リボンの騎士」や「君の名は」に代表される“男女入れ替わり物語”の始祖です。

 

りほさんのアクティブなアクションを見て、私は「らんま1/2」を連想しました。

りほさんの着ていたグリーンの衣装は、らんまの姿に似ています。

「らんま1/2」も“男女入れ替わり物語”です。

 


↑公式様が、「現代に伝えたいメッセージが込められている」とツイートされていました。

ダイバーシティ(多様性)という言葉が広く認知されるようになった現代にもマッチしたテーマです。
また、「どんな個性でも肯定される場所」がストリップ劇場ですので、そんなストリップにもマッチしたテーマだと思いました。

 

可愛さだけを楽しむ景かと思いきや、思いのほかメッセージ性が強い景です。

 

 

4景 矢沢ようこ さん【妓王】
ようこさんを見るのは17回目で、10月の浅草ロック座以来、6か月ぶりです。

センターにようこさんと4人のダンサーズが登場。

5人の衣装は、白いハットに、袖のヒラヒラしたドレス、白い長ズボンです。

 

薄暗い照明の下、クラシックなバイオリンの旋律に乗せ、5人がゆっくりと舞いました。

下手側から同じテイストの衣装を着たアリーさんが登場し、群舞に加わりました。
袖をひらひらとなびかせながらの情熱的な舞です。
 

一列に並んで踊った後、上手側に集合し群舞が終わりました。

 

ようこさんが上手側に捌けました。

再登場すると、キラキラとした白いフード付きのロングドレスに、シルバーのハイヒールのミュールです。

 

移動盆に乗ると、寒色系の照明に包まれ、神秘的なコーラス曲に乗せて花道を進みました。

花道を進みながら、フードを外しました。

 

この場面は「屋敷を追放され、髪を剃って尼になった祇王」を示していると思われます。

 

盆に着くと、ミラーボールが神々しく輝きました。

ソウルフルな歌声のコーラス曲に乗せ、温かい笑顔で1度だけポーズを切りました。

 

 

一礼し、移動盆で花道を後退。

 

本ステージに着くとドレスを下ろし、優しい笑顔で両手を前に差し伸べ、閉幕。

 

 

ここから4景のモチーフ解説。

【祇王】とは、平家物語に登場する白拍子(しらびょうし)です。白拍子とは、歌舞を生業とする遊女です。

 

祇王とその姉妹は都で評判の白拍子で、平清盛に寵愛(ちょうあい)されていました。

しかし、仏御前という若い白拍子が現れると、清盛の寵愛が仏御前に移り、祇王は母と妹と共に屋敷を追放されます。

 

屋敷を出る際、祇王は襖にこのような歌を書き残しました。

「萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草 いづれか秋に逢はで果つべき」

現代語訳(新人もベテランも、時期は違えどいつかは必ず飽きられる運命)

 

この世に絶望し、3人で心中しようとしていたところ、自戒の念を持って謝罪に来た仏御前が現れ、4人は尼になりました。

一心に後世を願って念仏を唱えて暮らし、最後には4人そろって極楽往生を遂げました。

 

白拍子の世界と、踊り子の世界に通じるものを感じます。

ようこさんは20年以上の長きに渡って活動され、業界の栄枯盛衰を見てきたので、ようこさんが演じることに、大きな意味を感じた4景でした。

 

 

ハーフタイム


次回公演の出演者たちが紹介されました。
7人のうち、4人が和演目だったので、映像でもHEIANの世界を感じました。

突然OLが現れますが(笑)


次に各景踊り子衆による、各景のモチーフ解説が流れました。

この解説は本当に助かります。

もし解説映像が無かったら、モチーフ作品に辿り着くのは至難の業でした。

各景のタイトルです。

1景【平安京】

2景【崇徳院】

3景【とりかへばや物語】

4景【祇王】

5景【ちはやふる】

6景【羅城門】

7景【壇ノ浦】

フィナーレ【田遊び】

 


5景 茉宮なぎ さん【ちはやふる】
なぎさんを見るのは4回目で、2月の横浜ロック座以来、2か月ぶりです。
4月30日がお誕生日です。

おめでとうございます。


休憩が終わると、在原業平(ありわらのなりひら)の歌
「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」

を読む声が流れ、スクリーンには【五歌仙】と称して、歌人の絵と踊り子の顔を合成した写真が投影されました。

なぎさん…紫式部
りほさん…清少納言
みつはさん…崇徳院
せりなさん…西行法師
まこさん…小野小町

相変わらずの雑コラ(笑)

開幕すると、それぞれの歌人に扮した5人の踊り子たちが百人一首で遊んでいました。

 

 

ステージの下手側には反物が置かれ、上手側には布が吊るされていました。

 

バチバチと光る“フラッシュ”ライトの中、同名の映画主題歌にもなったテクノポップソングに乗せ、5人が群舞を舞いました。

原曲の振り付けも随所に取り入れられています。

 

余談ですが私はかつて、和訳すると【香水】という3人組テクノポップアイドルグループのファンクラブに所属しており、この曲の本人たちによるパフォーマンスを生で見たことがあります。

まるでアイドルのように可愛らしい5人の踊り子たち。

平安アイドル(笑)


歌人も、現代で言うところの歌手のようなものですからね!

まこさんの姫カットが小野小町の役に似合いすぎます。

ソロダンスを披露した後、全員が花道で踊りました。
まるでディスコクラブ!!

\(^o^)/楽しい。

 

踊り子たちは、扇子、笏(しゃく)、数珠など、それぞれのキャラクターに合ったアイテムを持っています。

まこさんの扇子の振り方がジュリアナ東京なんよ(笑)

 

盆の上でも百人一首で遊んでいました。

その後、本ステージのセンターに集合して群舞が終わりました。

 

上手側の布の裏で、りほさんのアシストを受けながら、なぎさんが着替え、その間にも3人の踊り子たちは百人一首で遊んでいました。

この場面は、紫式部と清少納言の共同作業ですね!!微笑ましい。

 

なぎさんはラベンダー色の長襦袢になりました。

紫式部だけに、紫色の照明に包まれ、和楽器ロックに乗せ、花道を歩いて進みました。

 

盆に着くと、青春ラブソングに乗せて衣装の前を開き、歌詞にシンクロした動作をしました。

立ち上がりの曲はハイテンポで爽やかなロックソングです。

 

かわいいスマイルと共に次々とポーズを切りました。

 

とても綺麗なカラダ。

ポーズを切りながら指で五芒星を描きました。

 

ベッドショーの後は一礼し、衣装をひるがえしながら花道を下がりました。

花道の上でレイバック!!

 

上手側と下手側にそれぞれステップで移動し、センターに着くと立ちポーズを決め暗転。

 

 

ここから5景のこぼれ話。

紫式部は今年の大河ドラマ【光る君へ】の主人公で、源氏物語の作者です。

西暦2000年の沖縄サミットを記念に発行された二千円紙幣には、裏面に光源氏と共に紫式部が描かれています。

 

 

百人一首を彩った百首の歌には番号が振られており、57番は紫式部が読んだ歌です。

 

「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半(よは)の月かな」

 

現代語訳:せっかく久しぶりに逢えたのに、それが貴方だと分かるかどうかのわずかな時間にもう帰ってしまった。

まるで雲間にさっと隠れてしまう夜半の月のように。

 

自分の満ち足りた心を満月に例えた道長とは対照的に、紫式部は想い人を月に例えたのですね。

 


6景 小宮山せりなさん【羅城門】
せりなさんを見るのは24回目で、12月の浅草ロック座以来、4か月ぶりです。

開幕し、薄暗い照明が点くと、階段のセットが組まれており、せりなさんがうなだれていました。
衣装は灰色で継ぎはぎだらけの和服です。

 

プロジェクターにより、上手側に蝶々、下手側に蜘蛛のシルエットが投影されました。

ちなみに平家の家紋は蝶々です↓

 

天井からは黒く長い布が何本も垂れ下がっていました。


階段には緑色の着物と、長い髪の毛の束が置かれており、それらを見つけたせりなさんは驚き、おびえる様子を見せました。
この着物は小説【羅生門】における「老婆から剥いだ着物」で、髪の毛は「老婆が死体から抜いていた髪の毛」を表していると思われます。

ポストロック曲に乗せ、悲しさの感情を乗せたコンテンポラリーダンスを披露しました。

下手側に垂れ下がっていた布を引っ張ると、その布を被り、うずくまりました。

不協和音のメロディに乗せ、バックライトを浴びながら脱ぐと、ビリビリに破れたタイトなボディスーツ衣装になりました。

 

花道を歩いて進み、盆にうずくまった後、ゴロゴロと転がりました。

天井から黒い袋が静かに下りてきました。

 

袋から出した白いシルクをほどき、広げると、本ステージへ走りました。

再び盆へと進み旋回。そしてエアリアルのパフォーマンスへ。

 

中休憩の景解説によると、6景のモチーフは【羅城門】です。しかし、前半が【羅生門】、後半が【蜘蛛の糸】をオマージュしていることに気づきました。

【羅生門】は、今昔物語の【羅城門】を基に書かれた小説です。

【羅生門】も【蜘蛛の糸】も芥川龍之介の作品で、私はどちらも高校生の頃に読んだことがあります。

御釈迦様が地獄に垂らした1本の糸を、せりなさんが上っていきます。

 

 

腕の力だけでシルクを上れるせりなさんの筋力の凄さよ。

 

空中でゆっくりとポーズを切ると、客席から拍手が起こりました。

 

 

天井近くまで登り、高速旋回しました。

圧巻のパフォーマンス。

 

ラストは「ブチッ」と糸が切れる音が鳴り、落下技を披露しました。

ステージが真っ赤な照明に染まりました。

 

落下技の瞬間は、本当のアクシデントのようだと錯覚します。

客席からも「キャー!」と悲鳴が聞こえました。

 

暗転し、しばらく風の音だけが虚しく鳴り響きました。


絶望感しかない始まりでしたが、最後まで絶望しかない6景でした。

原作の通り、誰も救われないストーリー。

 

 

これは私なりの解釈ですが、6景は【羅生門】に登場する下人の、その後を描いた話。という解釈で見ていました。

「餓死するくらいなら盗人になってでも生き延びる」

を選択した下人ですが、結局その後、生き延びることはできず、餓死してしまった世界線。

6景は生死の狭間で見た夢で、冒頭、自分が奪ったはずの着物を見て驚くのは、自責の念から見た悪夢だと解釈しました。

 

 

7景 橋下まこ さん【壇ノ浦】
まこさんを見るのは47回目で、1月の川崎ロック座以来、3か月ぶりです。

照明が点くと、まこさんが花道の中腹に立っていました。

まこさんは平知盛を演じています。

衣装はポニーテールヘアに戦国武将の装いです。右肩の鎧には平家の家紋が描かれていました。

 

開幕すると、紅白の軍旗が何本も立てられ、天井からも紅白の布が吊り下げられていました。

ようこさん、アリーさん、みつはさん、なぎさん、4人のダンサーズはメタリックカラーの和服に黒い長ズボンの衣装です。

 

嵐のような強い風が吹き荒れ、ドコドコと鳴り響く和太鼓のビートに乗せ、エネルギッシュな群舞が披露されました。

 

そう、これは

(゚Д゚)<戦じゃー!!

 
まこさんは巨大な薙刀を振り回しながら踊りました。
これは去年の春公演で巴御前が使用していた物と同じ薙刀だと思われます。
 
戦士たちを鼓舞するダンスです。
前回の阿弖流為(アテルイ)に引き続き、まこさんは今回も戦士たちを導くリーダーなのですね。
 
周りのダンサーズは扇子を振りながら踊りました。
エネルギッシュな群舞は、激しい合戦を表現しています。
 
群舞のラスト、ステージが平氏の軍旗の色である赤に染まり、暗転しました。
 
雑学…紅白歌合戦や運動会など、対立する軍勢が紅と白の旗を掲げる文化は、源氏と平氏の戦いに由来しています。(へぇ〜)
 
戦に敗れ、絶望する平氏の戦士たち。
風と波の音が虚しく鳴り響きました。
 
まこさんがステージ後方で衣装を着替えました。
その間、センターで抱擁するようこさんとなぎさん。この2人は二位尼と安徳天皇だと推測しています。
 
二位尼(にいのあま)…平清盛の後妻で知盛の母。
安徳天皇…平清盛と二位尼の孫。歴代の天皇の中で最も若くして崩御した天皇。(満6歳4か月)
二位尼は安徳天皇を抱いて入水し自害したとされています。
 
2人が抱擁した後、暗転。
 
ゆっくりと灯りが点くと、センターにまこさんが立っていました。
衣装は、キラキラした赤い襦袢に、黒いコルセットを着けています。
そして縄の付いた碇(いかり)を持っていました。
 
情熱的な三味線の旋律に乗せて移動盆で花道を前進しながら、縄を体に巻き付けました。
 
結んでいた髪を下ろしました。
姫カット激かわいい。
やはり、まこさんといえばセンター分けの黒髪ロングです。このヘアスタイルの印象が最も強いです。
今回は紅白のメッシュが入っていました。
 
移動盆で前進する最中、なんと!!前盆がジャッキアップしました。
このタイミングでのジャッキアップはレアです。
 
まこさんは移動盆から前盆に渡ると、盆が下降しました。
これは、知盛が自害のため入水する様子を示していると思われます。
 
下げる目的でジャッキアップを使用するのは初の試みです。
まこさんの発案だそう。天才かよ。
 
神秘的なコーラス曲に乗せ、ベッドショーへ。
盆の上にうずくまると天井から白いスポットライトが降り注ぎました。
ここは深海??
 
心臓の鼓動が聞こえ、息を吹き返す動作を見せました。
縄を解き、襦袢を脱ぐと、宙を仰ぎました。
 
壮大な曲と共に本ステージの幕が開くと、ミラーボールがキラキラと輝いていました。
優しいスマイルでポーズを切りました。
 
 
相変わらず脚が長くて綺麗。
美脚にもほどがある。
 
ベッドショーの後は移動盆で花道を後退。

衣装をすべて下ろし、次々と立ちポーズを決めました。

 

スタイルが神。奇跡ボディ。

 

強いバックライトを受けながら本ステージに着くと、右肩を押さえ、その手を前に差し出し閉幕。

 

 

ここから7景モチーフ【壇ノ浦】解説。

壇ノ浦の戦いとは、平安時代の末期に平氏と源氏との争いが終結した戦いです。

壇ノ浦は下関市と北九州市の間の狭い海峡で、非常に流れが早い難所です。

 

↑平知盛像(山口県下関市)

 

平氏の総大将は平宗盛で、まこさんが演じる平知盛は宗盛の弟です。

平家物語では、武勇に優れた聡明な武将として描かれています。

 

 

↑こちらは、壇ノ浦で沈んだ平氏の亡霊を描いた浮世絵です。(作:歌川国芳)

左には亡霊にまとわりつかれているヘイケガニが、右には薙刀を持った平知盛が描かれています。

そして中央には巨大な碇が描かれています。

碇でかっ!!

 

自害にあたり、知盛は碇を担ぎ、鎧を二枚着て入水したと言われています。

浮かび上がった遺体を晒し者にされるという辱めを受けないためです。

 

平氏一門の最期を見届けた平知盛は、

「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」

と言い残して入水したと言われています。

 

現代語訳「自分の人生で、味わわなければならないものはすべて味わい尽くした。今は自害するのみ」

 

敗戦により一族が自害するという悲劇的な結末であったにも関わらず、ベッドショーのまこさんはなぜあんなにも穏やかな表情をしていたのだろうかと考えました。

 

これは、知盛より前に入水した二位尼が、安徳天皇に言ったとされる言葉です↓

「波の下にも都がございます。この世は辛く厭わしいところですから、極楽浄土という結構なところにお連れ申すのです」

 

戦乱の無い極楽浄土へ旅立ち、一族や同志たちと再会し安堵している知盛を演じているのかもしれません。


平氏の敗戦から数年後、平安時代が終わります。

 

まるで、平家物語冒頭の名文を再現したような、見事なステージでした。

 

平家物語の冒頭

「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。」

 

現代語訳

「祇園精舎の鐘の音には、この世のすべては絶えず変化していくものだという響きがある。 沙羅双樹の花の色のように、勢い盛んな者も必ず衰えるものだ。どんな権力者も、 その栄華は長く続くものではなく、まるで覚めやすい春の夜の夢のようだ。」

 

 

フィナーレ【田遊び】

鼓とバイオリンのフュージョン曲に乗せて、まこさんを除く出演者が全員登場。
衣装は、まるで稲穂のように金色に輝く和服に、白いブーツです。

グリーンの照明と、朝日のようにキラキラと輝くミラーボールの光を浴びながら、まぶしい笑顔で優雅に踊りました。
田植えや稲刈りの動作が含まれるダンスです。

 

田遊びとは、模擬的な稲作所作を行い、その年の豊作を祈願する日本の民俗芸能です。

300以上の地域で行われている国の指定重要無形民俗文化財です。

 

下手側からキラキラしたピンク色の和服を着たまこさんが合流。
ようこさんの手を引いて、花道に進みました。

MCは、せりなさんです。

この日のダンサーズは、
ミサキさん、ユカさん、マキさん、ルリさんでした。
ユカさんとマキさんは初めまして。

センターに集合し閉幕。

 

全員がキラキラした笑顔で終われたことは、悲劇的な結末だった6景と7景の主人公にとっての救いです。

 

 

3公演目の後に退席しました。

 

 

今回、各景のテーマが深すぎるので、いつにも増して長文のレポになりました。

でもまだ1回しか公演を見ていないので、不足している知識や、見逃している演出があると思います。

 

不足している部分は、2ndと3rdのレポで補完したいと思います。

 

終わり。

前回のお話。

 

よこはまいまいラストの2024.3結・横浜ロック座

 

思い出の場所で、まいまいと再会できて良かったです。

 

ここから今回のお話。

 

今週は横浜ロック座に行きました。

4週連続の横浜です。

 

この日も午前中に到着。

 

 

大岡川の桜が満開で、撮影する通行人も多く見られました。

 

おおおおおおおおおおおかがわ( ◜◡◝ )

 

 

今週の香盤

1 藤川菜緒 さん

2 須王愛 さん

3 熊野あゆ さん

4 永澤ゆきの さん

5 早乙女らぶ さん

 

今週からマスク着用が任意になりました。でも8割以上のお客様はマスクを付けていました。

 

 

1 藤川菜緒 さん

なおぴを見るのは33回目で、1月の浅草ロック座以来、3か月ぶりです。

 

1回目【ハッピーイースター】

去年3月の横浜以来に見る演目で、うさぎソングメドレーの演目です。

 

緑色のハットとフリルの付いたドレスという、華やかな春の装いで登場。

ロングのウィッグかわいい。

 

夢の国のイースターパレードの曲に乗せ、ウサギのように跳躍しながら踊りました。

私も大好きなパレードの曲です。

脚を高く上げた、躍動感のあるダンスが楽しい。

 

ヘッド衣装は白い下着で、ウサ耳と尻尾を付けていました。アップテンポなハードロックに乗せて次々とポーズを切りました。

 

 

ラストは本ステージでアンコールダンス。笑顔かわいい。

「イースター!!」のコールで終演しました。

なおぴって、声かわいいよね。

 

 

2回目【Chainsaw】

和訳「鎖ノコギリ男」がモチーフの演目です。

 

衣装はピンク色のお下げ髪、ロングジャケットにネクタイで、後ろ姿で登場。

激しいミクスチャーロックに乗せてワイルドなダンスを踊りました。

チェーンを持ち、ジャラジャラと振り回しました。

バイオレンス!!

 

2本のツノと赤いドレスの衣装に変わり猫ダンスを踊りました。

そして暗転。

 

血しぶきを浴びた白シャツに、手錠を着けられた衝撃的な姿で再登場しました。

ヘヴィメタルに乗せて次々とポーズを切りました。

今のボーイッシュなヘアスタイルも演目の世界観に合っています。イケメン。

 

ラストはチェーンソーを持って暴れ、3人の観客が襲われました。

 

 

余談ですが私は、血を見るのが苦手なので、アニメのチェンソーマンは1話で諦めました。

 

 

2 須王愛 さん

須王さんを見るのは31回目で、12月の浅草ロック座以来、4か月ぶりです。

 

1回目【ナース】

ピンクのナース衣装でイスに座り登場。ミニスカートと白い網タイツを履いたセクシーナースです。

 

かぶり席の観客に対し、検温したり脈を計ったりしました。

続いて、洋楽ポップに乗せて、挑発的なダンスを踊りました。

 

暗転すると、2本のフィッシュライトを観客たちに渡しました。

観客たちからのライトに照らされ、白衣を脱ぎました。

 

ベッド衣装はカップレスブラにガーターベルトです。

邦楽ロックに乗せて観客たちに迫りました。距離感すごい近い。

 

情熱的なジャズに乗せてポーズを切りました。

 

 

ラストは衣装を着て冒頭の登場シーンに戻り暗転。

 

 

2回目【keepout】

「KEEP OUT」と書かれた黄色いガムテープが☓字に貼られ開演。

赤いベルトを着けた和装にロングブーツで、黒を基調とした衣装です。

 

衣装が変わると、軍帽にボンテージになりました。

ダンスポップな曲に乗せ、棒状のムチを打ちながら踊りました。

観客たちもムチで打たれました。サディスティックな演目です。

 

ベッド衣装は黒革のロングジャケットです。

立ち上がりの曲は、和訳「鎖ノコギリ男」の主題歌でした。

偶然にも、なおぴ→須王さんと、同じアニメの曲が続きました。

 

ジャケットを脱ぎ、ハードロックに乗せてポーズを切りました。

 

 

3 熊野あゆ さん

あゆさんを見るのは23回目で、10月の川崎ロック座以来、6か月ぶりです。

 

1回目【ぷりてぃくまてぃ】

アイドルソングメドレーの演目。

スーパーロングヘアのツインテール、ピンクのカチューシャ、キラキラした生地のアイドルドレスの衣装で登場し、アクティブに踊りました。まぶしい笑顔。

 

観客たちに向けて、たくさんのハートを飛ばしました。

青いシルクハット、水色のフリルドレス、白いジャケットに変わり、ピョンピョンと躍動感のあるダンスを踊りました。かわいい。

 

立ち上がりはアイドルのコーラス曲で乗せて手拍子を煽りつつ、次々とポーズを切りました。

 

 

背が高くてスレンダーなボディが美しい。

 

 

ポラ撮影のラストでは、「せーのっあゆっくま!」のコール&レスポンスが見られました。

1年目の頃から続けている伝統的なご挨拶です。

 

 

2回目【乙女日和】

アップしたヘアに桜柄の赤い振り袖で登場し、和風テクノに乗せ、しなやかに日舞を舞いました。

和演目を見るのは初めてでしたが、和服姿もステキです。

 

ベッド衣装は花柄でピンク色の襦袢で、サラッサラのスーパーロングヘアを下ろしました。

癒やしボイスの和風テクノに乗せて、ゆっくりとポーズを切りました。

髪も体もとても綺麗。癒やし。

存在がパワースポット。

 

 

4 永澤ゆきの さん

ゆきのさんを見るのは11回目で、2月の浅草ロック座以来、2か月ぶりです。

4月9日がお誕生日でした。

おめでとうございます。

 

 

 

1回目【2周年作】

ヘッドドレス、セパレートドレス、バングルという、黄色を基調とした衣装で登場。

アップテンポなミュージカルナンバーに乗せ、躍動感あるダンスを披露しました。

 

白い長ズボンに履き替えると、ソウルフルな歌声のコーラス曲に乗せてエネルギッシュに踊りました。

キレッキレのダンスすごい。

笑顔まぶしい。

ツインテールヘアかわいい。

 

ロックのバラード曲に乗せて、胸にバラの付いた白いロングドレスに変わりました。

 

ベッドショーでは邦楽ハードロックに乗せ、次々とポーズを切りました。

 

 

 

2回目【radiate】

ツインテールヘアに、オレンジ色のアイドルドレスで登場。ニットのアーム&レッグウォーマーを付けています。

 

テクノポップに乗せて、、ケンケンパッの動きを含むかわいいダンスを踊りました。

笑顔もかわいい。

 

次に、黒革のチューブトップ&ホットパンツに変わり、重低音のテクノ曲に乗せて、エネルギッシュに踊りました。

 

ベッドショーではエレクトリックなロック曲に乗せて、次々とアクロバティックにポーズを切りました。

笑顔がまぶしい。

健康的な美ボディもまぶしい。

 

 

 

5 早乙女らぶ さん

らぶちゃんを見るのは34回目で、2月の川崎ロック座以来、2か月ぶりです。

 

1回目【NICE TRIP】

2022年9月の川崎ぶりに見る演目。宇宙人をイメージした宇宙ソングメドレーの演目です。

2本の触覚が付いたサイバーな衣装で盆に登場。やや聖闘士星矢の雰囲気があります。

 

テクノポップに乗せ、ポーカーフェイスで踊りました。ふわふわとした動きがかわいい。

ピンクレディへのリスペクトが感じられる振り付けです。

 

ベッド衣装は星空のようにキラキラと輝く水色のロングドレスです。

幻想的な曲に乗せ、ゆっくりとポーズを切りました。

 

 

かわいさが宇宙レベルな、らぶちゃんにピッタリの演目です。

 

 

 

2回目【5周年作】

2月の川崎で初披露されていた5周年作で、中国風の曲メドレーの演目です。

 

金の髪飾りと、ピンク色のゴージャスな中国風ドレスで登場。

大きな刀を持ち、壮大な中国風メロディに乗せて演武を披露しました。

 

次に、リアルなパンダが描かれたうちわを持って、ハードロックに乗せて踊りました。

 

バラード曲に乗せて着替えると、白いロングドレスになり、ゴージャスなうちわを持っていました。

 

激しいハードロックに乗せてポーズを切りました。

 

ラストは再び刀を使った演武を披露し、刀を掲げ終演。

 

癒やされる時間と、迫力のある時間とのコントラストに心が満たされました。

 

 

 

らぶちゃんは、お顔立ちが可愛いだけでなく、スタイルも良くて、声も可愛くて、性格も楽しいので、いつも誉めるところ多すぎて困る!

時間ぜんぜん足りない!!

 

 

2公演目の後に退席しました。

 

 

終わり。

 

3結は横浜ロック座に行きました。

まいまいに会えるのも残りあと僅かです。
貴重な時間を精いっぱい楽しみたいと思います。


この日も午前中に到着。



今週の香盤

1 白石さやか さん
2 空まこと さん
3 前田のの さん
4 鈴木千里 さん
5 あらきまい さん
 

 

1 白石さやか さん
さやかさんを見るのは12回目で、10月の川崎ロック座以来、5か月ぶりです。

1回目【4周年作】
コルセットの付いた水色の和装で登場し、ゆったりとした琴のメロディーに乗せて踊りました。
2つのお団子ヘア可愛い。

赤いロングスカートとヒラヒラした袖の衣装に変わると、アップテンポなテクノ曲に乗せて躍動感のあるダンスを踊りました。

ベッドショーは白い襦袢の衣装で、邦楽バラードに乗せてポーズを切りました。

癒し系の演目かと思いきや!
クライマックスはエアリアルリングです。
盆の上に白いリングを吊るすと、トランス曲に乗せて次々と空中技を繰り出しました。

 



私はエアリアル大好きスト客なので、アクロバティックな空中技の連続にエキサイトしました。
横浜は最も近距離でエアリアルを見られるので特に好きな劇場です。
 

 

ポラ撮影の時、新型ポラ期の扱い方を丁寧に説明して下さり、助かりました。

 

 


2回目【人魚姫】
水中の音と共に、水色のウロコをまとった人魚の装いで登場しました。
神秘的な始まりです。

魔女の装いに変わり、様々な材料を瓶(かめ)に入れ、魔法の薬を作りました。

キラキラと輝くドレスに変わると、脚を得た人魚による歓喜のダンスを踊りました。

ベッドショーはJ-POPのバラード曲に乗せた、悲しさの感情に溢れた演技でした。
この感情の理由はなんだろう??
ハッピーエンドな演目ではなさそうなので、次は感情を考察しながら見たいです。


というわけで!!

さやかさんは先月が4周年でした。
おめでとうございます。

デビュー週から見ています。
さやかさんはコロナ禍による休館の直前にデビューしました。

逆境にも負けず、精力的に活動を続け、空中技にも磨きがかかり、素晴らしいと思います。
今後のご活躍も応援しております。



2 空まこと さん
空さんを見るのは24回目で、12月の以来、3か月ぶりです。
3月22日がお誕生日でした。おめでとうございます。




1回目
ヒップホップ曲メドレーの演目。
黒いロングドレスに玉虫色の帯の衣装で、頭には黒いターバンを巻いていました。
黒い大きな羽扇子を使い、妖艶に舞いました。

玉虫色の帯を解くと、それを広げて鮮やかにベールダンスを舞いました。

ベッドショーは宝石で装飾されたカチューシャ、トップレス、エメラルドグリーンのパンツの衣装で、羽扇子を掲げながらポーズを切りました。

 


とても優しい笑顔に癒されました。


2回目
裏地が青で、表がオレンジ色の色打掛で登場しました。
ユーロビートのメドレー演目です。
水色の扇子を使った日舞を舞いました。

次に、黒いハット、虹色のチューブトップ、緑色のチュチュスカートの衣装で踊りました。

ベッド衣装は金色の襦袢と白い裾除けです。
悶える動作を見せたあと、ポーズを切りました。


3 前田のの さん
前のんを見るのは27回目で、10月の浅草ロック座以来、5か月ぶりです。

1回目【青薔薇】
青い薔薇の髪飾りに水色のドレス衣装で、青い薔薇を持って盆に登場しました。
続いて、両刃の剣を持ち、邦楽ハードロックに乗せ、大迫力の演武を披露しました。

ベッド衣装は黒いロングドレスで、薔薇の花を掲げながら次々とポーズを繰り出しました。

 


ポーズと共に放たれるリボンも綺麗。

メルヘンチックなお顔立ちの前のんにピッタリな、ファンタジーな演目でした。


2回目【最高のS◯X】
この日、最も衝撃を受けた演目。

ロングヘアのウィッグと、エメラルドグリーンのドレスで登場。
邦楽ロックやダンスポップな曲に乗せてアクティブに踊りました。
キレッキレのダンスすごい。

2人の観客にフラッシュライトを渡すと、場内が暗転しました。
観客たちからライトを照らされ、衣装を脱ぎました。
とても斬新な参加システムです。私も参加したい。

ハードロックとセクシーな喘ぎ声に乗せ、激しいエア◯ックスを披露しました。

臨場感すごい。そして刺激が強すぎます。

 

 

↑演目が良すぎたので、思わず性癖をカミングアウトしてしまいました(笑)

 

ベッドショーでは爽やかな邦楽ロックに乗せて、巨大な白いマラボーを掲げながらポーズを切りました。


4 鈴木千里 さん
千里さんを見るのは28回目で、3月の浅草ロック座以来、3週間ぶりです。

1回目
狼のようなマスクを着け、黒い和服に赤いコルセットの衣装で登場。
ラウドロックに乗せ、袖をひらひらとなびかせながら、滑らかなステップで舞いました。

一瞬で白いTシャツと白いデニムパンツに変わり、ヒップホップ曲に乗せ、ビニル傘を持ってキレッキレのダンスを踊りました。

ベッド衣装は蛍光黄緑のロングドレスです。
トランス曲に乗せて次々とポーズを繰り出しました。

 


指先まで繊細な動きです。

相変わらずミステリアスでクールビューティ。
そしてスレンダーボディに魅了されました。

ラストは重低音に乗せてアンコールダンスを踊りました。


2回目
フリルが螺旋状に付いた白いロングドレスで登場し、神秘的な曲に乗せてコンテンポラリーダンスを舞いました。
相変わらず白いお衣装が似合いすぎます。

ウサギの描かれたパーカー、ジャージのボトム、スニーカーという、全身が黒のコーデに変わりました。
ミクスチャーロックに乗せ、エネルギッシュなヒップホップダンスを踊りました。

ベッド衣装は黒いロングドレスで、邦楽ロックのバラード曲に乗せ、次々とポーズを切りました。


5 あらきまい さん
まいまいを見るのは22回目で、1月の川崎ロック座以来、2か月ぶりです。

1回目【恋するうさぎちゃん】
去年7月の横浜ぶりに見る演目。
あらきさんのお話によると、私が初めてあらきさんにお会いした日(2017.2中・東洋)でも出していたらしい。

当時、私は劇場のシステムがわからず1公演で退席していたので、見逃していました。

うさ耳にツインテールヘア、ピンク色のプリンセスラインのドレス、白いブーツで登場。
テクノポップに乗せて、うさぎのように跳ねながら踊りました。
かわいすぎます!!
イースターのシーズンにもぴったりです。

透け感のある白いフリルのドレスに変わると、巨大な人参を持って盆へ。 

切ないスローバラードに乗せ、人参を恋人に見立ててラブシーンを見せました。
とてもドキドキする時間です。

ラブソングに乗せ、人参を掲げながらポーズを切りました。

 


スレンダーボディが綺麗。
だいすき。

人参をギュッと抱きしめて終演。かわいい。

キュンキュンしました。


2回目【繋ぐ…】
ゴージャスな赤い色打掛に金色の帯で登場。姫カットのポニーテールヘアが可愛い。
和のメロディーに乗せ、ゆったりとした日舞を舞いました。

白いロングスカートのドレスに変わると、袖をひらひらとなびかせながら神秘的な舞を披露しました。
般若心経とテクノをミックスさせた曲が印象的です。

ベッド衣装はピンクと水色のグラデーションカラーの襦袢です。
和太鼓と笛のトランス曲に乗せ、解いた帯を持ちながらポーズを切りました。

 



ラストは本ステージてで扇子を使ったアンコールダンスを舞いました。


2公演目の後に退席しました。

 

 


ここから思い出話。

初めてまいまいを見たのは東洋ショーでしたが、初めてまいまいと会話したのは2018年12月の横浜ロック座でした。
踊り子様に初めてファンレターを書いて渡したのもこの時です。
思い出の場所でまた会うことができて良かったです。

おわり。