情報を断ち切れないしんどさ | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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こんばんは。

「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾の一尾 茂疋(いちお しげひこ)です。

最近学習会で話題になったこと。

「最近の中学生や高校生は今までのことに引きずられてしまうことが多い。」という話。

たとえば、

高校生になると、学校が始まる前に、すでにLINEなどのSNSで繋がっていたりして、直接会う前から、SNS上の情報を受け取ってその色眼鏡を通して相手と接してしまうことがある、ということ。

実際に、部活に入る前に、

「こんどA子ちゃんが、~部に入るんだって~。あの子は○○に見えるけど、実際は△△だから気を付けなね~」

という情報が回ったりすることもあるようです。

これってすごくしんどいんじゃないかな~なんて思います。

心機一転がんばるぞ!と思っても、それができない。

ひどい場合は、小学校のころのことを全部引っ張られて、そこから抜け出せない。

少し前にスクールカーストと言う言葉がありましたが、こんな状態だと、一旦あるポジションに決まってしまったら、なかなか抜け出せない。

また、一度良いポジション(本人が思う)にいたら、いかにそこから外れないようにするか気にしなければならない。

もちろんそれまでのすべては本人の選択の結果だから受け止めなければいけないところは有ると思いますが、そこを、

「前はそうだったけど、これからは違うんだ!」

と言えるだけの勇気が必要になってきます。

中学校や高校といういわゆる閉鎖的な空間でそれが言えるのか、というと実際のところはかなり難しいと思います。

しかし、この流れを止めらるのか、というとそれもなかなか難しいと思います。

今更スマホやLINEがなくなるとも思えませんし。

そうすると大人ができることは、まずは

「学生たちはそういう状況にいるかもしれない」

ということを知っておくこと。

次に、対策を打つこと。

たとえば・・・

いろいろな情報があるけれど、それは一個人の意見に過ぎず、それはその人にメガネを通して発せられた意見だから、鵜呑みにしないと伝えること

特にLINEなどの文字情報のみのやり取りだと、過度の一般化や思いこみ、決めつけが必ず含まれていることを伝えること

そんなことを何度も何度も伝えていくことが大切になって来る気がします。

そして、なによりも

まずは大人が物事を鵜呑みにせず、情報について自分のなかでの取り扱い方に気をつけるようにしたい

ですね。

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