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あいち健康の森 薬草園にて、「花の講演会」を行いました。

 定員20名で、実施日前に申込者が定員に達し、薬草園の関係者・愛知県薬剤師の関係者・薬事行政の関係者(医薬安全課)のかたも聴いてくださったので、計40名程となりました。

 コロナ感染にはまだ十分な注意が必要ですが、講演会が再開されるなど状況が変わり始めました。

 会場に足を運びお聴きくださった皆様に、感謝申し上げます。

 

 このとき用いた資料をご覧ください。

 

【 ※定員になってしまったため、参加出来なかったかたもある様子です。5月中旬のズーム講演会(無料)で、このときの再演をします。花に興味を持たれるかた、薬草・漢方に興味を持たれるかた、どうか参加ください。 ⇒ 詳細説明・申込方法 】

 

 今春からのNHK朝ドラ「らんまん」の主人公は、植物学者・牧野富太郎先生をモデルにしています。

 講演会をお聴きいただいた後は、街中での植物散歩をお楽しみください。
 

 

 

 

 

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あいち健康の森 薬草園

 ゴールデンウイーク中は、イベントが開催されます。

 お近くのかたには薬草園を訪れていただき、花の彩り・花の香りに心和ませ、良い時間をお過ごしください。

 

場所: 〒474-0038 愛知県 大府市 森岡町 9丁目 319番地

※名古屋駅からJRで大府駅へ(20分程)、知多バスで大府駅から あいち健康の森公園口(5分程)、その後徒歩10分程

 

 

 

薬草園の告知チラシ ①

朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった植物学者・牧野富太郎先生の資料が、展示されています。

 

 

 

薬草園の告知チラシ ②

 

 

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講演会の資料をご覧ください。

(前半)

5月17日(水)午前 ・19日(金)午後に、

この資料を用い、無料のズーム講演会を行います。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料1ページ

薬草・薬樹を、花で見ていきます。

薬草って、薬草園にしかない?

いえ、私たちの身近(街歩き)で見られるのです。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料2ページ

2つの理由から、春⇒夏⇒秋⇒冬 と花を追わず、今年の冬にタイムスリップし、冬⇒秋⇒夏⇒春 と現在に戻って来るように、お話しします。

2つの理由があるのです。

ひとつの理由を最初に説明するのですが、もうひとつの理由は、最後に説明することを忘れてしまいます(すいません)。

 

小説・詩・そしてジブリアニメなどを引用しながら、薬草の花を説明します。

薬効も、それを用いた漢方薬も、説明します。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料3ページ

冬はほとんど花がありませんので、果実・種子を見てもらいます。

まずは前ページで赤い果実の「ナンテン」を説明をしましたので、次は青い種子、次は黄色の果実。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料4ページ

冬の3種を説明し、次は秋です。

カキは、タネを用いるのではなく、果実のヘタを用います。

「しゃっくり」を止める薬になります。

 

カキのヘタを用いた漢方薬・柿蒂湯(していとう)の配合を見ると、「しゃっくりが何故起きるのか?」の秘密が明かされています。

なぜ? どうして? の視点を持って漢方を見ていくと、発見があるものです。

 

小説は、二十四の瞳を引用しました。

読むとせつなくて、涙が出てしまう物語です。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料5ページ

ヒガンバナは毒を持つので、基本的には用いないでいただきたいものです。

しかし生薬販売業では、専門知識を持つ医療資格者が、これを身体に用いることがあります。昔から行われて来た方法があります。

 

クズの根は、風邪薬として知られる漢方薬・葛根湯(かっこんとう)の主薬として知られます。カゼは短時間で消えてしまうように、治ります。

でも、クズの根は、本当は主薬ではないのです。

身体を温めないからです。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料6ページ

ホオズキの根は、ノドの薬として・解熱の薬として用いられます。

 

江戸時代、愛宕権現のご神託により、青い実を丸呑みすると薬になるとしました。

 

説明のあと、文豪・泉鏡花が書いた恐い小説を読みました。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料7ページ

夏に花が見られる薬草です。

アサガオは種を便秘薬に用います。

ムクゲは樹皮をかゆみ止めに、花を夏の胃腸補助に用います。

 

 

 

 ズーム 花の講演会(薬草・薬樹) 加藤久幸 2023年5月中旬

資料8ページ

野で見られるスイカズラの花を抜き、花の根元を「吸う」と、蜜が甘く感じます。

短い言葉で表すと、発熱性ウイルス感染症の対応に役立ちます。

 

クチナシは、甘い花の香りが良いもの。地面を這うように広がっていく濃厚な香り。

クールダウン薬として、漢方薬・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)などに配合されています。ここれを用いた漢方薬が、多くあります。

 

 

⇒ 資料後半に つづく

  ※資料を面白くご覧になられたからは、5月中旬のズーム講演会(無料)にご参加ください。

 

 

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【過去のブログ記事/あいち健康の森 薬草園に関したもの】

 

 

⇒ あいち健康の森 薬草園(2022年11月23日)・冬の花 過去のブログ記事

 

 

⇒ 昨年5月にあいち健康の森 薬草園 で行った講演会の資料(前半)

 

⇒ 昨年5月にあいち健康の森 薬草園 で行った講演会の資料(後半)

 

 

⇒ あいち健康の森 薬草園2022年3月21日)・春の薬草花

 

⇒ あいち健康の森 薬草園2021年11月7日

 

⇒ あいち健康の森 薬草園(2021年9月5日)

 

⇒ あいち健康の森 薬草園(2021年6月27日夏の薬草花

 

⇒ あいち健康の森 薬草園(2021年5月2日・講演会の後に撮影

 

 

⇒ 一昨年5月2日 あいち健康の森 草園で、説明に使ったパワーポイント資料①

 

⇒ 一昨年5月2日 あいち健康の森 草園で、説明に使ったパワーポイント資料②

 

⇒ 一昨年5月2日 あいち健康の森 草園で、説明に使ったパワーポイント資料➂

 

⇒ 一昨年5月2日 あいち健康の森 草園で、説明に使ったパワーポイント資料④

 

⇒ 一昨年5月2日 あいち健康の森 薬草園で配布した資料の一部

 

 

 

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【 今後のズーム講演会(無料)のご案内 】

 

 

⇒ 5月の ズーム花の講演会・無料(街は薬桑園)

  街で見られる薬草の花を、詩・小説・ジブリアニメを引用し説明。

  それが実際に漢方薬に用いられているとき、あなたの健康のために役立つ用い方も説明。

  5月17日(水) 午前9:30~11:15

  5月19日(金) 午後1:30~3:15

※お花に興味があるかた、薬草・漢方に興味があるかた、どうぞお申込みください。

 

⇒ 昨年の愛知県薬剤師会での講演会を、さらに情報量を増やして今回の講演会資料を作りました。

 

 

 

 

 

 

⇒ 5月のズーム漢方講演会・無料(あぁ疲れた… そのときの漢方)

  疲れると、そのとき起きる他の不調。漢方で、あなたを救う方法。

  5月24日(水) 午前9:30~11:00

  5月26日(金) 午前1:30~3:00

※疲れが抜けない… と困っていらっしゃるあなたへ。 漢方の方法での対応をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

⇒ 6月のズーム漢方講演会・無料(梅雨の時期、あなたを救う漢方)

  雨の日の頭痛(気象病)・身体のだるさ・疲労・神経痛 などでお悩みのかた

  6月14日(水) 午前9:30~11:00

  6月16日(金) 午前1:30~3:00

※みなさんが思うよりも、早く改善します。

 

⇒ 昨年行なった、似たテーマの講演会・資料

(今年の講演会は、新たに作成する資料で講演行います)