引き続き、閔雪事件です。
物理的に会えないわけでも、話しができないわけでもないけれど、離れ離れな状況にされている杜城と沈翊。
なんだか、本当に職場恋愛っぽ~い(笑)
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
第十七集 说谎的骨头(三)
#EP17-1
~路海洲の車内~
運転は、路海洲。
何度もしつこいようですが、沈翊は寝てません(笑)
杜城の時は、最初に乗った時からだったよなぁ。
なんか、それを思うと、#城翊の始まりはどこだったのか、について、小一時間、考えたくなっちゃう(笑)
いや、ちょこちょこ触れてきたかも。
うん、私は割と“最初から派”なのよ。
帰り道、「当時、レイ隊は確かに、この孤児院を訪れていて、孤児院には、閔雪の身元情報が明確に記載されていました。この観点からすると、レイ隊の捜査方法には何の問題もなかったと言えますよね」と、なんとかレイ隊の問題だけでもクリアにしたい沈翊。
でも、路海洲は、表情が固いまま。
路海洲「それで、問題がないのであれば、私は今ここにいないよ」
この程度の確認で済むなら、わざわざ自分が派遣されてくるはずがないってことですね。
沈翊「・・・・(しゅん
)」
だからと言って、レイ隊のことが片付かなければ、杜城のストレスは積み重なる一方で、とにかく失望なんかしてる暇はないのです。
沈翊も必死に考えます。
沈翊「あの先生は、閔雪が手先が器用だと言っていましたし、レイ隊のメモ帳にも、そのことは書かれてました」
路海洲「何を考えている?」
沈翊「さっきのフォトアルバムで、閔雪の手作り作品を見たんですけど、彼女の技術は明らかに成熟していました」
アートを教える立場の沈翊からすれば、成熟しすぎていた、くらいのニュアンスですよね。
これが、噂の、沈翊の神探推理の糸口なのか・・。
前回(シーズン1)の杜城の事件の時から、沈翊が異才かつ有能な似顔絵捜査官だってことは知っていたし、あの劇画調の推理が通常の捜査員の思考や捜査手法とはまったく違っていることも把握済み。
今回、こうして、一から、自分と同じだけの材料でスタートしたにも関わらず、まったく着眼点やアプローチの仕方が違うことに、今更ながら気づかされた感ありの路海洲。。
路海洲「それは、彼女がこの分野において、天性の才能を持っていたってことじゃないのかな。手芸をすることで先生たちは喜び、友達もできる。(彼女にしてみれば)ご褒美みたいな感覚で、ごく普通のことだっただろう」
沈翊「ええ、そこなんです。彼女のようなホームレスの子供が、どうしてそんなに成熟した生き残り術を持ってたんですかね?」
それがずっと、引っかかってる様子の沈翊。
路海洲「閔雪の行動の背後にあるものが、当時の彼女の年齢に見合ってなさすぎて、どうにも理屈に合わないって思ってるのか?」
こうやって、沈翊の考えを整理し、引き出そうとしてる。。。
沈翊「・・・というか、彼女は以前に(どこかで)訓練を受けていて、既にこのスキルを習得していたんじゃないかって気がするんです。だとすると、图源市の孤児院は、彼女が滞在していた唯一の孤児院ではないのかもしれません」
おいおい、なにを言い出したんだって感じで、思わず、沈翊を見ちゃう路海洲。
路海洲「しかし、多くの孤児院や福祉施設では、手芸教室を開講しているんだよ。一つ一つ調べていくと、かなり時間がかかるぞ」
沈翊「検索における特性とは、検索エンジンにおけるキーワードのようなものです。
キーワードが多ければ多いほど、調査の範囲と期間を絞り込むことができます」
ええ、おっしゃるとおり!!(笑)
そのキーワードに気づけるかどうか、が腕の見せ所だったりします。
沈翊「見せてもらったアルバムから、2つの作品のことが記憶に残ってます。1つは組紐の編み込み。もう1つは折り紙」
路海洲「だったら、その2種類の手芸クラスを提供している福祉施設を重点的に調査すべきだな」
頷く沈翊。
路海洲「私たちは、かなり思考回路が似ているようだな」
え? なにをいいだすのん? って感じで、路海洲を見ちゃう沈翊。
沈翊「あ・・はぁ・・・」
こんな密室でそんなこと言われて、誤魔化し笑いしかできませんがな。
路海洲「本当に、私と一緒に、市局に来る気はないのかな?」
出た!
杜城のいないところで、口説くのも、相変わらずよ。
沈翊:え、また、その話?
困ってる、困ってる。。
翊ちゃん、逃げ場なし。
沈翊「あの・・・僕は・・・」
路海洲:ん? どうなんだ?
その顔、やめ~い!(笑)
沈翊「不了(それには及びません・・・)」
本気で困ってるじゃん。
その顔を見て、笑い出す路海洲。
路海洲「冗談だよ」
いや、この人はね、ことあるごとに言ってくるよ(笑)
ここでは一言だって、杜城の名前を出してないけど、二人を揶揄うと面白いってわかってるからね(笑)
ははは・・・と情けない声で合わせる沈翊。
杜城、助けて!!
窓の外、見ちゃう沈翊。
沈翊の正直な反応を見て、路海洲ったら、まだ、笑ってるよ。
いい人だけど、人が悪い(笑)
沈翊だって、揶揄われてるってわかってるけど、杜城に一途なんです、ごめんあそばせ。
さて、次は、どこに向かっているのかな?
~福祉施設~
院長に案内されて、建物の中に入ってきた路海洲と沈翊。
院長「申し訳ありません。私は、あまり昔のことはよく分からないんです。それで、退職した院長に連絡を取りました。今こちらに向かっているところですので、まずは、お気軽に見学していらしてください」
路海洲「わかりました。ありがとうございます」
通された展示室というか、作業室には、作りかけの材料などもたくさん置かれている。
その中で、写真で見た紙のオブジェとよく似ているものを見つけた沈翊。
その時、さきほどの孤児院での院長先生との会話を思い出す。
沈翊<ここの子供たちは、皆、このように上手に作れるのですか?>
院長<ああ、いえいえ。林雪だけが、特別によく出来たんですよ。さっと習得してしまうだけでなく、複雑な技術でもすぐにこなしてしまうんです。>
もう一つ、とても目立つ大輪の造花にも目を向ける沈翊。
よく見れば、2010年7月 張婷(チャン・ティン)という名札がついています。
その時、靴音がして、一人の女性が足早に部屋に入ってきました。
元院長「ああ、すみません、すみません、お待たせしてしまって・・。カイ先生から、刑事さんがいらしたと、伺いました」
引退したという元の院長さんが駆けつけて来てくれたんですね。
この方、『逆愛』の呉所畏のママを演じた秦樾さんですよね。
思わず、おおっと、声が出ちゃいました(笑)
路海洲「そうなんです。我々は、ある人を探しに来たんです。どうか、これを見てください」
そういうと、スマホを見せる路海洲。
路海洲「この人を覚えておられますか?」
閔雪の写真を見るなり、「えっ・・これは・・張婷じゃないですか!」と、懐かしそうに声をあげる元院長。
聞きなれない名前が飛び出し、沈翊と視線を合わせる路海洲。
元院長「あの子は、本当に素晴らしい子でした。賢くて、才能豊かで、道理のよくわかる子でした。年下の子たちの面倒を見るのが大好きで、育児的な仕事の面でも、随分、私たち教師や大人を手伝ってくれたりしたんですよ」
べた褒めです。
それに、さきほどの孤児院の院長先生が、林雪のことを説明したときと、ほぼほぼ同じことを言ってます。
沈翊「では、この折り紙の作品も、彼女が作ったものですか?」
元院長「ええ、とても綺麗でしょう? 私たち、とても捨てられなくて、もう何年もここに残してあるんですよ。他の子供たちへの、工芸品のお手本として使っているんです」
すでに、沈翊には、これが、閔雪の作ったものだと、確信めいたものがあるのね。
沈翊「ここの子供たちに、林雪という名前の子供はいましたか?」
路海洲も口を挟む隙がないくらい、沈翊の頭の中では、いろんなパズルが嵌りだしている。
元院長「・・・林雪? 林雪・・・林雪・・・ああ、ええええ、一人いましたよ。張婷は、よくあの子とも遊んでましたけど、林雪は、張婷よりもっと年下だったはず」
沈翊「・・・!」
路海洲「では、張婷は現在、どちらに?」
元院長「18歳になった後、彼女は大学には行きませんでした。それで、この孤児院から出て行ったんです。大抵、孤児院出身の子供たちは、大人になっても、私たちや年下の弟や妹たちを訊ねてくるものなんですけど、張婷は一度も戻ってきませんでしたね」
少し残念そうに語る元院長。
ほぼほぼ、閔雪の隠された子供時代の流れが見えてきた感じです。
路海洲「もう一つだけ、お手数をおかけしてもよろしいでしょうか?」
そう言うと、先ほどの孤児院での聞き取りの時と同じように、レイ隊の写真を元院長にも確認させる路海洲。
路海洲「この人物を覚えておいでですか?」
画像を凝視し、「いいえ、特に印象に残ってませんねぇ。おそらく、以前、お会いしたことはないと思います」と答える元院長。
路海洲「そうですか。どうもありがとうございました」
レイ隊は、ここには来ていない、ということも、はっきり確認できました。
そして、新たに、浮上した、張婷という存在も。
~北江分局 杜城のオフィス~
こちらも、進展ありです。
李晗「閔雪の通話記録を捜査しているときに、彼女が、娼婦たちと何度も連絡を取っているのを発見しました」
いくら、言いにくくても言わねばなりません。
杜城の???な顔!!
大袈裟に驚いたりしないところが、もはや、逆にリアル。
心のどこかでは、閔雪には、沈翊の言う通り、年齢詐称も含め、なにかがあると刑事の勘が訴えているんでしょう。
李晗「頻繁に、彼女たちと連絡を取ってますね」
杜城「・・・・・」
李晗「しかしながら、これが、彼女の慈善施設とどう関連するのかまでは、確証は得ていません」
はぁ・・とため息をつく杜城。
杜城「なぜ、娼婦たちと頻繁に連絡を取ったりするんだ?」
思考が追いついていってないです。
李晗「そこに添付したのは、彼女たちの連絡先情報や住所です」
報告書をめくってみている杜城。
早速、その住所をあたることにした杜城と李晗。
~娼婦の家~
街の一画とは言え、場末感半端ない場所を進む二人。
ポストに書かれた住所を見て、ガンガンガン、とノックする杜城。
中から、「え、もう来たの? 2時半ってことになってたはずでしょ? なんで、1時間半も早く来るのよ。なんで、そんなにせっかちなの?」という声がして、若い女性が顔を出す。
あれ、この子、閔盛梅と一緒にホテルに行った子と同じ子??
警察バッジを見せながら、「北江分局の刑警隊の者だ。ちょっと聞きたいことがある。今、大丈夫か?」と訊ねる杜城。
警察と聞いて、慌てて、鉄門扉をあける女性。
女性「ど、どうぞ」
ぎこちなく椅子に座るよう、すすめるところをみると、それほど、すれた感じはしないものの、警察に目を付けられたら、商売できなくなっちゃうもんね。
杜城「いや、その必要はない。その代わり、なにか着てくれないか」
ああ、と慌てて、カーディガンを羽織る女性。
住居兼、客を取る場所でもあるのか、ある程度、片付いている部屋の中をちらりと観察する杜城。
李晗「この人に会ったことあるでしょ?」
閔雪の写真を見せられ、
小さく頷く女性。
杜城「君と彼女は、どんな関係なんだ?」
女性「刑事さん・・・、いつも、彼女のほうから連絡がくるんです」
杜城「彼女とはどんな関係だって聞いてる」
女性「その・・なんて言ったらいいのかな・・・、お互い、一緒にお金を稼いでるだけなんです」
杜城「具体的に、どうやって、金を稼いでる?」
女性「彼女は、いつも私に、未成年の女の子のふりをさせて、マジで変態なおじさんたちと会わせ、秘密のビデオを撮らせるの。そして、彼女は、それを基に彼らを脅迫するんです」
杜城「・・・!!」
杜城、息して!
女性「でも、実際、私は何もしないんです。彼女の演技を助けてるだけで・・」
だんだん、閔雪の裏の顔がハッキリ見えてきました。
~北江分局 杜城のオフィス~
杜城が娼婦のところから戻ってくると、先に、路海洲と沈翊が部屋で待ってました。
はぁ・・二人、お揃いかよ・・・
ちょっと強めにドアを閉めたわ。。。ぷぷぷ。
ホント、正直すぎて困っちゃう。
閔雪の裏の顔が発覚しただけでも衝撃だったのに、こっちはこっちで、一緒にいるところを見れば、むかつくし、気が滅入る。。。
頑張れ、杜城!
路海洲と沈翊の雰囲気で、すでに、閔雪の件で、なにかを掴んできたことはわかるんでしょうね。
杜城「どうぞ」
路海洲「閔雪の本当の名前は、張婷だ」
ん?と、少しだけ、目を見開く杜城。
想定外の内容がもたらされました。
路海洲「つまり当時から、彼女は、偽の身分を利用し、自分の年齢を偽っていたんだ」
性的暴行事件が起こる前から・・・というだけでなく、閔雪になる前から、という意味です。
杜城「・・・・!」
路海洲「閔雪の情報は、全て、公安システムにて入力されたものだ。だが、今になってみれば、その当時は戸籍制度そのものが未発達だったせいもあり、彼女はそれを利用したんだ」
実際、養女になったタイミングで、その申請内容を基に既存情報が統合されたんでしょうね。
想像すらしなかった展開に、思わず、テーブルに手をついてしまう杜城。
今までのあれやこれやが、根本から覆る事態です。
ただでさえ、なんとか合法的に、都市戸籍を入手したい、と望む人たちが多くいるなかで、ましてや、身分を乗っとるために戸籍を偽るなんて・・・現在の中国において、過去の事案とは言え、これは、ちょっと警察が扱う刑事事件とは、全く別の問題が浮上したってことよね。
怒りやら混乱やらで頬がピクついている杜城。
その様子をじっと見つめる沈翊。
路海洲「この問題をどのように処理するかについては、市局で会議を開催して議論する必要がある」
完全に、杜城の頭には血が昇ってますが、
それでも、なんとか冷静になろうと努めてます。
杜城「ほかにはなにか?」
これ以上、ここで議論をしていても、何も進展しないとわかった以上、話をきり上げようとしてますね。
路海洲「いやない。報告を待っていてほしい」
そういうと、席を立つ路海洲。
沈翊だけが席に残り、明らかに、空気、変わりました。
手を組んで、考え込む杜城。
少しだけ躊躇ってから、話しはじめる沈翊。
沈翊「帰り道、路隊は重要な情報について話してくれたんだ。中国の福祉制度についてなんだけど、実は、2017年以前は全国規模のネットワークシステムは存在してなかったらしい。
その結果、多くの孤児の情報は、それぞれの施設間で相互共有されないままだった。しかも、多くの孤児のファイルには写真情報すら欠けていたんだ。
つまり、閔雪 としても知られているこの張婷は、孤児院での教師を手伝うという口実を利用して、簡単に、他の孤児の出身地や家族背景にアクセスし、その機会に自分自身の身元情報を変更することが可能だったんだと思う」
杜城に対し、警察側(レイ隊)の落ち度ではない部分を、必死になって、補足説明をしてあげる沈翊。
杜城「・・・・・・」
沈翊の必死さは十分、通じてるよ。
だから、と言って、閔雪がしたことは、社会基盤のミスのせいでした、とはならないよね。
小さく頷く杜城。
杜城「こっちも・・・わかったことがある」
沈翊「・・・?」
杜城「閔雪は・・・悪意ある寄付者を脅迫しようと、娼婦に未成年の女子のふりをさせてた」
娼婦と聞いて、微かに目を見張る沈翊。
沈翊「それで、これからどうするつもりなの?」
一層、難しい顔を見せる杜傾。
ここで、切ります。😢
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.17-1 雑感★
ほんと、路海洲ったら、油断も隙もないの第二弾(笑)
杜城が、車の中の会話を聞いたら、大激怒よ(笑)
ぷぷぷ・・・(笑)
ま、沈翊にその気がないのも把握してるけど、沈翊が逸材なのは、まぎれもない事実なので、この件に関してはそう簡単にあきらめる気はなさそう。
それでこそ、路隊!(笑)
今、杜城にそれだけの余裕がないのが、救いというか、どっちにしろ、しばらく揶揄われるだろうなぁ。
だって、沈翊が職務に忠実なのは警察官として当然ながら、今回の彼の必死さと健気さは杜城を救うためだって言ってるようなものだし、今までの杜城の態度を見れば、 沈翊となんかありますってバカでも気づくじゃん。(笑)
昼メロ劇場も、キャラが立ってくると面白いねぇ。
※ そうは言っても、今期、昼メロ色は薄れてると言えるかもね(笑)
★『猟罪図鑑』Ep.17-2に続く★



















































