続きです。

懐かしき人が登場します。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #16-1


 

 

#EP16-2

 

~閔盛梅の自宅~

金魚の水槽とか、立派なソファセットのリビングもあって、ずいぶん、いい暮らししてるじゃん、と思ったけど、あ、長期滞在用の家具付きのホテルとかで暮らしてるんだっけ。

【フライングネタバレ】あとで、義父だった張斌と暮らしてた当時のシーンが出てくるんですが、それがこの部屋なんです。閔盛梅って張斌と離婚してなかったの??

あまり、そこについては触れてない感じです。

閔盛梅は手錠をはめられた状態での立会いね。

 

閔盛梅「だから、金なんて隠してないって、ずっと言ってるでしょ」

うんざり顔の閔盛梅。

視線だけで黙らせる杜城。

 

蒋峰が近づいてきて、「ないですね」と杜城に告げる。

 

ほら、見ろ、とばかりに、更に辟易した顔になる閔盛梅。

 

ウッドデッキには、洗濯ものが掛けられている。

そこだけが生活感丸出しって感じ。

それも、見るからに、地味で、あまりお金はかかってなさそうな服ばかりなんだよね。

 

ここで、洗濯機に注目する杜城。

でも、みると、コンセントにはつながっていない。

 

蓋をあけてみる杜城。

カモフラージュのシーツなどの下に、ビニール袋に入れられた大量の現金、発見。

 

杜城「蒋峰!」

 

緊張のせいか、手錠を掛けられた手指をこわばらせる閔盛梅。

 

蒋峰に声を掛け、袋ごと回収。

 

テーブルに、バサッと置いて見せる。

 

え、と驚く閔盛梅。

 

杜城「これはお前のか?」

 

必死な形相で、「ちがうわよ!」と訴える閔盛梅。

 

杜城「なら、これらはどっから来たんだ?」

 

閔盛梅「知らないわよ。・・・・誰かにハメられたんだ・・・」

確信をもって、杜城を見る閔盛梅。

 

杜城「誰がはめたっていうんだ?」

閔盛梅「閔雪よ」

それしか考えられないでしょ、と訴える閔盛梅。

 

ここでも、閔雪か・・と思いながら、「なんで、閔雪がお前をはめるんだ?」と問い直す。

 

閔盛梅「だって、当時、あの子は私を騙そうとして年を偽ってたからさ。これだって、あの子がやったにちがいない」

 

杜城「・・・・・・」

どこか、閔盛梅の言葉を全否定できない杜城。

 

一応、便宜的に訊ねてみたものの、杜城だって、もし、閔盛梅自身の金ならば、こんなところに隠しておくはずがない、ということくらいわかるってことか。。

 

~北江分局 杜城の部屋~

 

蒋峰「城隊!沈先生がみんなに飲み物を奢ってくれたんすよ」

 

袋から、飲み物のカップを取り出す蒋峰。

手に取ったものの、不思議そうな杜城。

杜城「なんで、理由もないのに気を使ったりするんだ?」

蒋峰「俺だって知りませんよ。でも、みんなもらってますよ」

 

蒋峰はわからなくても仕方ないですが、杜城は、ちょっとくらい、頭を働かせなさいよね!!

杜城を励ましくても、素直に受け取ってもらえる自信がなかったからに決まってるでしょ。

あんなに、わかりやすく背中向けまくってるくせに。

翊ちゃん、ずっとこんな顔なのよ。。。

その時、ノックして、李晗も入ってきました。

 

李晗「城隊、閔雪の慈善施設に登録されている被支援者(入所者を含む)全員のチェックをしてみました」

報告書を渡す李晗。

李晗「彼女たち全員、閔雪が彼女たちをどこかに連れ出したり、売春を強要したりした、という点について否定しています。」

杜城「・・・?」

無理やり強制させられていたら、この機会に、警察に訴える女子がいても不思議じゃないけどね。

 

李晗「さらに、(ホテルの屋上から墜落死した)魏献忠に関してですが、2年前から既に支援者としてリストに載っていました。
寄付額は事件発生まで徐々に減少しており、これは彼の財政破綻の状況と一致しています。
慈善施設の経費も明確に記録されており、実際に日々の運営費に充てられています」

頷きながら、報告書を見ていく杜城。

 

李晗「実際、彼らはかなり質素な生活を送っています」

お金の流れを調べてみて、李晗もそれを実感したっぽい。


杜城「だとすると、これで、全ての容疑が晴れたことになる。魏献忠の事件については、これで収束ということでいいだろう」

報告書を戻す杜城。
まぁ、あまり釈然としないものの、事件性がないとなれば、彼の個人的な自殺、ということになっちゃうよね。

 

その時、ふと、スマホを手に取った杜城。

 

思わず、目を見張る。

そこには、すでに、最新ニュースとして、記事が配信されていて・・・

 

弁護士は、未成年女性の性的暴行被害者が年齢を偽っていたことを明らかにした。

不正行為の疑いのある警察官

 

という見出しが躍っている。

 

同じように、その記事を確認する蒋峰や李晗。

 

蒋峰「・・これ、閔盛梅が雇った人間が世論を操り、俺たちの捜査の攪乱をねらって、リークしたに違いないですよ」

李晗「・・・・・」

蒋峰「城隊、彼女(閔盛梅)は、閔雪が売春を組織的に行っていると告発してましたが、捜査を継続すべきですか?」

 

杜城「続けるぞ。組織売春であろうと、年齢詐称の漏洩であろうと、疑いがある限り徹底的に捜査しなければならない」

蒋峰「はい」

立ち上がる蒋峰。

杜城「李晗、閔盛梅の携帯電話データの解析を継続しろ。なんとしてでも、彼女の携帯電話から売春組織のメンバーとターゲットを見つけ出すんだ」

李晗「はい」
杜城「あ、それから、性的サービスを提供した者の年齢を必ず確認しろ」

李晗「了解です」

 

2人が部屋から出ていくと、疲れたように、椅子に身体を預ける杜城。

視線の先には、雷一斐と共に映した写真。

 

~杜城の回想~

 

杜城「放せよ!!」

全身で反抗を続ける杜城の手首を捕まえたまま、表の公園まで引っ張ってくると、

自販機でペプシを買ったレイ。

ガコン、と音を立てて落ちた缶を手に持ち、そのまま、ナイフを杜城の手から叩き落とすと、冷たい缶を杜城の顔に押しあてる(笑)

 

レイ「まったく気の荒い小僧だ。頭、冷やせ!」

 

ペプシの冷たさに、徐々に戦意喪失していった杜城の様子を見て、思わず笑みをこぼすレイ。

 

そして、月日は流れ・・・

 

刑警隊のフロアに現れた新人警官を一瞥し、行き過ぎようとしてから、なにかを感じたのか、立ち止まり、その顔を凝視するレイ隊長。

レイ「杜城か・・・」

 

照れくさそうに、小さく頷く杜城。

 

レイ「本当に、警官になったのか?」

 

意外過ぎて、半分、呆然となっているレイの口調に、笑いながら頷く杜城。

レイの驚く顔が見たくて、サプライズだったっぽい(笑)

 

そういったレイ隊長との経緯を、なにも知らなかったとは言え、レイ隊長の絵を描いてしまったこと、それを頼んだ女の姿を思い出せないこと、などなど、自分同様、7年間、ずっと苦しみ続けてきた沈翊を受け入れようと決めたあの日、はじめて、沈翊に語った杜城。

 

杜城<隊長が、俺に、この道へと導いてくれたんだ。あの人に会わなかったら、どこでどう野垂れ死んでいたかわからないよ>

 

今更、過去の事件でレイ隊長の名前が世間に取り沙汰されてしまうなんて、杜城としても、一番避けたかった事態になったかもしれません。

 

~北江分局 沈翊の部屋~

 

同じころ、沈翊もまた、ネットで、記事を確認してました。

正直、この事件に関しては、閔雪のことからしても、初めから、よく知らない状態が続いているんです。

 

ノックもせず、静かに、部屋に入ってきた杜城。

 

杜城「飲み物・・・うまかったよ」

いきなり、杜城の声がして、ブラウザを隠す沈翊。

振り返り、椅子に腰かける杜城を見ながら、「そう?」と、動揺しながら答える。

沈翊「気に入ったのなら、次もまた、もっと買ってくるよ」

 

明らかに、沈翊が、レイ隊長の記事を読んでたことも、そしてそれを誤魔化そうとしてるのも承知の上。

口角をあげる杜城。

自ら、語り始める杜城。

杜城「閔雪が暴行された時、彼女が実際には22歳だったって、ネットで噂になってる・・」

 

22歳!(@_@;)

それってホント?

 

沈翊「・・・・・」

ちょっと前まで、その記事、読んでましたからね。

たしか、事件当時、14歳だったってことだったから、8歳もサバ読んでたってことになる。

少なくとも5歳・・・、沈翊の言葉通りだったね。

 

杜城が、その事実(← まだ確定してないけど)を知り、かなり精神的に堪えているのに気づき、

ゆっくりと近づき、杜城の傍に腰掛ける沈翊。

テーブルに軽く腰掛ける感じ、ホント似合うんだよね。

 

沈翊「閔雪の年齢は、張斌の有罪判決に決定的な役割を果たしてる。彼女が未成年者だったために、張斌は、未成年者への強姦罪で有罪判決を受けた。もし、閔盛梅の言ってることが事実なら、判決の基準も異なってくるだろう」

 

沈翊の言う通り。

そんなことは、杜城だって、嫌になるくらいわかってる。

 

その言い回しに嗤ってしまう杜城。

杜城「もし、閔盛梅の言ってることが事実なら・・・って、それが意味するのは・・・」

 

沈翊「レイ隊長が間違いを犯したことを意味する・・」

辛い言葉を杜城に言わせず、自分から言う沈翊。

 

でも、お前まで、そんなにはっきり言うのかよ、って、見上げる杜城。

もちろん、慰めてもらいたくて来たわけじゃないんだけど、

正しさよりも優しさが欲しいって時があるのよ、生きてると。

(やはりここは「Subtitle」(Official髭男dism)が思い浮かんでしまう。)

 

なんだか、この事件、いつのまにか、杜城をがんじがらめにしてるよね。

 

杜城「一体、なんでまた、閔雪は嘘なんかついたんだ?」

原点はそこだ、とばかりに、悔しそうに疑問を投げかける杜城。

 

あの見た目、当時、レイ隊長だけじゃなく、自分だって、疑いもしなかった。

そのことも、納得できてないよね。

 

立ち上がり、また一歩、杜城に近づく沈翊。

たぶん、沈翊の気持ち的には、真っ先に、↓こうしてあげたい、というか、

(以前にも書きましたが、うちのGeminiが作ったAI画像です。)

してるつもり、になってるように、私の腐脳は、顔を本人たちに挿げ替えて見ています。

本当はもっと細かく指示出せば、イメージに近づけられるんですが、いろいろ制約も多いですし、この程度がちょうどいいかも・・・ (笑) そう言えば、今は、画像生成については違うアプリになってて・・・まじで日進月歩)

 

沈翊「杜城・・・」

低く静かに、杜城の名を口にする沈翊。

杜城「・・・?」

沈翊「僕、君の気持ち、よくわかる。僕だって、レイ隊の存在が君にとって大きな意味があることも知ってるから」

杜城「・・・・」

 

こういう時、なんと言って声をかけるのがいいのか、正解なんて誰にもわからない。

  

沈翊「でも、個人的な感情のせいで、真実を直視することをやめるわけにはいかないよね」

うわ~~んえーん、とうとう、下を向いてしまう杜城。

 

それでも、ちゃんと沈翊のほうを向きなおり、「心配するな」と答えるの。

杜城「・・・だが、俺は、レイ隊がそんな大きな間違いを犯すなんて、信じない」

それだけが、拠り所だよね。

 

~北江分局 イェン予審官の席~

 

杜城「イェンさん・・」

イェン予審官「ん? おお・・どうした?」

相変わらず、お茶で喉を潤してます。

 

杜城「閔盛梅が(当時)供述を撤回する前の尋問内容をもう一度思い出してもらえないですか?」


閔盛梅たちの聴取に参加していたイェン予審官に、話を聞きに来た杜城。


目を閉じて、思い出すイェンさん。

イェン「ちょっとだけ待ってくれよ」

 

かなり前のことなので、慎重に、当時の話をしはじめる。
イェン「公判前予備審問では、二人とも、閔雪が自宅では年齢以上の大人びた振る舞いを見せていたと主張していた。あの性的虐待も、閔雪のほうから、故意に張斌を誘惑してきた、と言い張ったんだ。だが、彼女は未成年だったわけだし、彼らの示し合わせたような供述の様子を見ても、演技をしているようにしか見えなかった。私には、(二人が)本当のことを言ってるとは到底信じられなかったが、それでも、レイ隊は、念のため、ということで、裏取りの捜査を開始したくらい慎重だったよ。
しかし、徹底的な調査の結果、問題は見つからなかった。閔雪の出身地まで訪れ、戸籍情報も確認したんだぞ。そして、それらすべてが、閔雪が未成年であることを証明していた」

 

やはり、レイ隊だ、ちゃんとやるべき捜査はしている、と頷きながら聞いている杜城。

 

イェン「それで、結局、未成年女性に対する強姦事件と断定されたわけだ」

 

何度も何度も頷いている杜城。

 

イェン「こんなことくらい、城隊だってとっくに知ってるだろう?」

杜城「・・・ええ」

力なく答える杜城。

イェン「この事件は、当時、レイ隊長によって解決されたじゃないか」

 

当時を知るイェン予審官からの言葉で、気持ちを新たにする杜城。

 

杜城「俺は、レイ隊が捜査において間違いを犯しただなんて信じませんよ」

 

 

~北江分局 局長室~

 

とは言うものの、SNS=世の中の声・・的な風潮を無視できず。

 

局長に呼び出された杜城。

 

張局長「市局の委員会上層部は、刑事捜査部の路海洲副長を、閔雪に対する当時の性的暴行事件の再捜査責任者に任命したわ。うちの北江分局は、彼の捜査に協力する責任がある。あなたの捜査チームも積極的に協力するように」

目の前に座る杜城に対して、静かに、言い聞かせるように話す張局長。

 

杜城「・・・はい」

 

分局の立場の弱さがここで浮き彫りに。。。

 

張局長「当時、レイ隊は、私に、閔雪の年齢に関して、捜査上、いくつか疑念が浮かんだことについて言及していたわ」

ん、と、局長を見る杜城。

初耳だったのかな。

 

局長「でも、徹底的な訪問調査と捜査の結果、彼女の戸籍情報は正確であることが確認されたのよ。だから、この事件も、私の判断と勧告に基づいて終結したものであって、この捜査自体も、通常の手続きに従って行われたものに間違いないわ。あなたたちみんな、精神的な負担など、何一つ感じる必要などないのよ、いいわね?」

さすが、張ママ。

杜城の苦しみに気づいてるのね。

責任は、レイ隊ではなく、自分にある、と念押ししてます。

 

なんとか無理に微笑もうとする杜城。

杜城「・・・わかってます」

 

~北江分局 会議室~

 

はい、お久しぶりの、路隊です。

 

路海洲「久しぶりだね」

今回は、過去の事件とあって、直接、現役捜査官を疑うわけじゃないので、若干の余裕で微笑んでみせたりしてますが、視線をむけてるの、完全に沈翊じゃん。

しかたなく、うっすらと微笑む沈翊。

 

北江分局のみんなはお通夜状態です。

特に、杜城の厳しい表情を、

となりのイェン予審官がしきりに気にしている。

 

路海洲「しかし、業務最優先なので、昔を懐かしがるのはやめておこう。さっそく、始めようか。

最近、閔雪の年齢問題がネット上で急速に広まっており、当時の司法の不当性を批判する世論も出てきているのは、みんなも既に知っていると思う。市局の幹部たちはこの事態を非常に深刻に受け止めている。だからこそ、私を北江分局に派遣し、事件審査全体の責任者に任命したんだ」

 

路海洲の説明を受けても微動だにしない杜城。

仕方なく、視線を戻すイェン予審官。

 

路海洲「とにかく、みんなには協力してもらいたい」

 

誰も何も言わないので、話を続ける路隊。

 

路海洲「はじめに、この件について何か考えや意見がある方がいたら聞きたいんだが・・・沈翊?」

直接の御指名に、え?僕?と見返す沈翊。

 

路海洲「(この問題が起きる)以前から、閔雪の年齢について疑問を抱いていたと聞いたが、それは本当かな?」

路海洲の指摘に、正面に座る沈翊を緊張した面持ちで見つめる杜城。

 

沈翊「・・・ええ」

事実なので、否定はできません。

 

路海洲「(それについて)我々にも聞かせてほしい」

実際、 路海洲と一緒に派遣されてきた、何名か市局の捜査員も、この会議に参加してます。

 

立ち上がり、クリアボードに、閔雪の事件当時と、現在の写真を貼りだす沈翊。

ボードに視線が集中する中、杜城だけがそれを見ないのよ。😢

 

沈翊「こちらは、張斌による性的暴行事件の最中に、当時の法医が撮影した写真で、こちらは、閔雪の現在の写真です。これら、二つの写真を基に、 2 つの年齢に対応する閔雪の頭蓋骨の構造図を描き、顔の特徴の比率を割り出してみました」

 

ここで、はじめて、ボードに視線を向ける杜城。

 

写真の上に、クリアシートに、目の周囲の骨点や、表情筋の比率などが線描したものを重ねる沈翊。

これは、単なる沈翊の感覚的な意見ではなく、科学に基づいた専門家の立場から見た見識だと、ちゃんとそこは区別している杜城。

 

沈翊「通常、人の頭蓋骨と顔の比率は 18 歳までに安定し、その後はほとんど変化しなとされています」

さすが、法医の溶月、目つきが真剣。

 

沈翊「しかしながら、閔雪 のこの 2 つの年齢での発達段階を比較すると、完全に重複一致していることがわかったんだ」

二枚のクリアシートを重ねると、完璧に重なってみえる。

 

沈翊「これは、閔雪が性的暴行を受けた当時既に成人であったことを強く示唆している。もし彼女が未成年であったなら、(その後)頭蓋骨と顔の比率は著しく発達していたはずだから、このように完全に重なり合うことはあり得ないんだ」

 

イェン予審官「閔雪が暴行を受けた当時、既に22歳だったとネット上で言われているのも無理はないってことか・・」

溶月「もし、彼女が当時22歳だったなら、今は30歳くらいになっているはずよね。でも、彼女の容姿は、そんな年齢には見えないわ」

 

沈翊「もし、閔雪が性的暴行を受けた時、既に成人していたとすると、彼女の現在の年齢は28歳以上であるはずです。これが閔雪の現在の姿だ」

まだ、当時の年齢が22歳だったっていう根拠が乏しいから、それこそ少なく見積もって、20歳でカウントした感じよね。

レイ隊長が亡くなって7年は経ってるわけだから、少なくとも事件から8年以上、いや、杜城が刑事になってすぐの頃って言ってたから、もっと経ってる可能性もあるんだよね?

 

一枚の絵を掲げる沈翊。

年齢相応に、いや、ちょっとそれ以上に老けてるかも。30歳は超えてる雰囲気あり。← 化粧を落とすと、こんなもんか。

 

沈翊「したがって、現在の閔雪は、公称25歳前後の年齢を維持するために、美容整形手術を受けた可能性が高いと推測できます。これで、報告を終わります」

 

席に戻る沈翊。

杜城「・・・・・・」

ますます、閔雪の年齢詐称の可能性が(科学的に見ても)高くなってきました。

 

路海洲「閔雪の年齢を疑問視する現在のネット上の世論と、沈翊による先ほどの分析を合わせると、張斌の性的暴行事件の捜査プロセスは確かに疑問視されるべきだと結論づけられる。それと同時に、雷一斐同志が事件処理中に職務怠慢に陥った可能性も否定できない

 

うわ、ここで、そこまで言う? 

ネットの声をそこまで重要視する必要ないし、沈翊は別にそれに合わせて分析したわけじゃないし、なにより、レイ隊長のこととか、絡めてないのに、まるで、沈翊の分析が追い込んだみたいになっちゃうじゃん。

 

イェンさんも、それ危惧してるよね。

完全に、俯き加減な沈翊。


杜城「だから、なんなんです?」

耐えきれず、大声をあげると、仁王のように、立ち上がる杜城。

 

うわっ、抑えようとしたイェン予審官、遅かった。手が空中に浮いてる・・・。

 

杜城「もし捜査によって、最終的に、レイ隊 が当時この事件を不適切に処理していたことが明らかになった場合、どうするつもりですか?」

 

ゆっくりと、杜城を見上げる路海洲。

路海洲「ここに来る前、私は、市局から、事件処理手続きを厳格に見直すように、特別に指示を受けている。冤罪と判明した暁には、たとえ長期間経過していたとしても、速やかに全局に通報し、雷一斐同志の表彰・功績を取り消し、各階級の責任を厳正に追及しなければならない」

 

途中、表情が固くなる沈翊。

想像以上に影響が大きくなることに気づいたし、あえて杜城を煽ってることに対する異議も唱えたいんでしょう。

 

路海洲「これは、国民に対し、納得のいく回答を提供するためでもある。他になにか質問はあるかね?」

心配そうに、杜城を見る沈翊。

 

杜城「当時、私はこの事件に直接関わっていませんでしたが、レイ隊がこの事件を誤って処理することはあり得ないと信じています」

路海洲「であれば、今回の事件再検討に何か問題はあるのかな? 協力してもらえるということでいいのか?」

 

さすが、そこは、腐っても、市局のエリート。

杜城を封じ込めました。

 

抑えろ、抑えろ、短気を起こすなよ、とイェンさんのほうが心配してる。

 

ゴクリと喉をならしてから、キッと、路海洲を見据える杜城。

杜城「いえ、何も問題ありません」

 

そのまま、イスに座りなおす杜城。

そっと、椅子を押さえながら、手を添えてるイェンさん。

杜城が心配でならないんだよね。

 

杜城「協力しますよ」

 

沈翊も同じく、心配してます。


途中ですが、ここで、切ります。
 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.16-2 雑感★ 

 

噂で聞き及んでいた、路海洲がまたしても登場(笑)

 

今回は、敵方のスパイだとか、疑う必要がなくなった分、ただただ望まれない、単なる立ちはだかる壁扱いで、余計めんどくさい存在になってます(笑)

職務なのに、嫌われ役で気の毒だけど、しょうがない。

適任なんだもん。

 

席に座るなり、沈翊に微笑みかけるとか、おじゃま虫さ加減も変わらず、健在です。

 

だって、他に、杜城と沈翊を刺激できる人いる?

蒋峰や李晗、溶月は、日々の業務に支障をきたしかねないし、事件関係者はややこしすぎる。

張ママより、イェン爸のほうが、#城翊の動向について、気になってるっぽいんだけど、あくまでも表層なんだよなぁ、惜しい!

 

・・・ということで、今期も、華麗なる「当て馬」として、目覚ましい活躍をしてくれる予定で~す(笑)

 

★『猟罪図鑑』Ep.16-3に続く★