4月に入りました!

そして、今日から6話です。

6話は、峰都山事件がだいぶ進みますし、常楓の不気味さに拍車がかかってくる感じです。

今回の#06-1では、まだ予兆の段階ですが、事件中に、事件in事件のように、悲しい出来事も起きたり、結構、盛りだくさん。

でも、よくわからんところも多き事件で、ホント扱いに困る。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑Ⅱ

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ 

 2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024

 45分×全28話 

 脚本: Zhang Lai

    演出: Liu Shu Qiao

 『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から

 

前記事未読の方は #5-1 #5-2 #5-3

  

第六集  魂锁峰都山(二)

 #EP06-1

 

この村は、険しい山だけじゃなくて、広い川も流れてるの?

小舟が浮かんでる。

 

~警察テント~

たしか、テントは2つ設営してあって、一つは事件関連。もう一つは、署員たちが使用するってことだよね。

中もいろいろ仕切られてるみたいです。

 

何時頃なんでしょうね。

常楓の家から戻ってきた沈翊を出迎えた杜城。

 

杜城「さぁ、温かいお湯だ。温まるぞ」

はい、出ました!

両手支えの小動物チックな飲み方~~!

ホント、可愛いし、似合うよなぁ。

 

そして、なにより、杜城が優しいおねがい

 

杜城「話してみてどうだった?」

沈翊「僕、常楓には、なにかある・・・と思う」

やはり、杜城が感じた違和感は、気のせいだけではなかったみたいです。

 

杜城「なにかあったのか?」

沈翊「沙盒テスト(箱庭療法)をやらせてみたんだ」

杜城「・・・沙盒テスト?」

聞きなれない言葉に、そのまま聞き返す杜城。

 

頷き、いつもの愛用のスケッチブックを開く沈翊。

沈翊「沙盒テストっていうのは、墨迹测验(ロールシャッハ・インクブロット検査)に似てるものだよ。精神分析とその投影を基本にした心理テストのやり方の一つなんだ」

沈翊ったら、さも、みんなが(心理テストを)知ってるみたいな前提で話してますが、ロールシャッハくらいは聞いたことあるかもしれませんが、それ以上となると、興味や関心がないとねぇ(笑)

ほら、中国語なのに、外国の言葉を聞いてるみたいな杜城の、この顔、見てよ(笑)

 

沈翊「僕らは、被験者が砂場のシーンを作成するのを見守り、彼らの潜在意識からの投影を得るんだ。ほら」

スケッチブックを拡げる沈翊。

沈翊「これが、常楓が作った沙盒だ」

なんか反転されてる😂

 

杜城「これが、なにを伝えているんだ? それに、このエリアは特に広いな」

毛糸のセーターを置いた場所を指さす杜城。

さすが、いい線つくわねぇ。

 

沈翊「君が今、示したエリアは、常楓の妹を表してるんだ」

 

妹? と不思議そうに見る杜城。

 

沈翊「明らかに、彼女はこの家の中で、不当なほど、大きな存在を占めている。彼女は家族全員にとって、まさに心の支えのような存在だったんだ」

特に、両親が早くに亡くなったことで、常楓にとっては、妹が全て。

 

杜城「しかし、奴の妹は何年も前に亡くなっているだろ」
実際、常楓がそういうのを何度も聞いてる杜城。

 

沈翊「でも、妹の死は彼にとって、決してほどけない結び目みたいなものとなった。だからこそ、彼はまるで永遠に妹と暮らしているかのように、この家に住み続けているんだよ。あれは、ほとんど病的なレベルに達してる」

 

杜城「・・・・・・」

 

沈翊「こっちのも見てほしいんだ。」

 

“死者の谷穴”から戻る直前、描いた絵を見せる沈翊。

沈翊「ここが、彼の妹の遺骨があった場所。」

指さす沈翊。

沈翊「僕は、これを、自分の目線の高さから、鳥瞰図のように視点を変えて、描いてみたんだ」

 

覗き込む杜城。

杜城「これはまるで・・・」

沈翊「祭壇だよね」

同意を求めるというより、決め打ちみたい。

杜城「・・・・!」

 

沈翊「常楓の妹を中心にして、彼女のために生贄のように捧げられているかのようだった・・・」

 

それって、偶然?

 

沈翊「もちろん、これは、僕の直感だよ」

あら、簡単にぶった切ってくれるねぇ。(笑)

 

でも、そんなふうに言われたら、それ以外に見えなくなっちゃうじゃん。

 

沈翊「・・・・・・」

さて、隊長様、どないすんべ。

 

このあと、二人が宿泊用テントのほうで、どんなふうに過ごしたのか、という私の好奇心を満たすことなく、無情にも、暗転の末、山の村に朝が来ちゃった。

 

~常楓の家~

 

台所で、朝の支度をしている常楓。

窓ガラス越しに、杜城の姿が見えて、

慌てて、家の表戸を開ける。

 

常楓「杜隊長・・・あ、みなさんの朝食が欲しいのであれば、いますぐ、なにかご準備しますよ」

いまにも、台所に作りにいきそうな常楓。

 

杜城「いらない!」

この時の、不用了!の言い方が、本気の不要!すぎてて、ちょっと笑っちゃった。

 

常楓「え?」

杜城「もう少し(家を)見せてもらってもいいかな?」

 

一瞬、どういう意味かわからず、固まっていたものの、

「ああ、どうぞ、どうぞ、お入りください」と、杜城を招き入れると、そのまま、自分、玄関先の掃き掃除を始めるために外に出る常楓。

 

改めて見るといっても、特に広い家でもなく、壁は錦旗だらけだしね。

(建物全景を映さないようにしてるっぽいけど、一応、二階建てなんですけどね)

それでも、ふと、壁にかけられた古いカレンダーを発見。

 

常楓が、掃き掃除をしている玄関横にあるのは、唐箕とうみ)ですね。

文字通り、中国のものだったんだなぁ。

建築とか建物構造とかにも興味があるので、田舎の廃墟をキレイに片付けて、DIYでリノベする動画を、日本だけじゃなく、中国のとかも見たりするので、ついついこういうのも見ちゃいますね。

 

手に取ってみる杜城。

2016年・・2015年・・2014年・・と遡って重ねられてましたが、年間1枚タイプのカレンダーです。


ところどころ、マークがしてあるのが、気になる杜城。

 

表に出て、常楓に、「どうして、こんな古いカレンダーを未だに、かけてあるんだ?」と訊ねる。

常楓「ああ・・山での時間はゆっくりなんです。時間が経つにつれて、そのまま忘れ去りがちなんです」

ま、そんなものかもな、と、そこは普通に頷いてみせる杜城。

 

杜城「このマークの意味はなんなんだ?」

常楓「ああ、人々が崖から落ちた日付ですよ」

まるで、こともなげに話すどころか、薄笑いさえ浮かべてる常楓。

この人、どういう感覚なんだろう???

 

杜城「じゃ、これは? どうして、×印を?」

9月3日の×印を指さす杜城。

 

常楓「これは・・だいぶ前のことなので、忘れてしまいましたよ」

そういうと、カレンダーをすっと杜城から取り返しつつ、

「あの、杜隊長さん、もう出かける時間を過ぎてて・・・山に薪を取りに行かなければならないんです」と、明らかに、話を打ち切り、家の中に入っていく常楓。

 

不審がどんどん強くなる杜城。

背負い籠を背負うと、「家には、お茶もたくさんありますから、どうぞ、寛いていってください」と言い残し、山に向かおうとする常楓。

 

杜城「俺も行ってもいいかな?」

 

振り返る常楓。

たっぷり間をあけてから、「ええ、もちろん」といつもの作り笑顔です。

 

常楓より先に、どんどん歩き始める杜城。

 

~峰都(フォントゥ)山~

 

今日もお山は、霧が立ち込めてるねぇ。

 

昨日とは違い、今日はずんずん山道を進んでいく常楓。

必死でついていく杜城。

体力勝負だわ。

 

足を取られた拍子に、

気づけば、常楓を見失ってしまう。

 

一気に、不気味な雰囲気と化す木立ち。

十数歩、まっすぐに歩いたものの、立ち止まる杜城。

そう、そこですぐに動いたらだめなのよ。

一気に、方向感覚を失ってしまうから。

耳をすまして、音を聞く。

できれば、太陽の位置だけでも確認できると、尚、良しです。

※だって、ウブロには、コンパスとかついてないんです(笑)← っていうか、シーズン2になって、私、彼の時計、確認してなかったわ(笑) 

なんとも迂闊!

たしかに大写しにはなってないかも。おそらく、これも、ジープと一緒の理由ね(笑)

 

でも、さすが、刑事。

殺気だけは、確実に捉えてる!

 

常楓「気を付けて!」

振り向きざま、咄嗟に、弾かれたように地面に伏せると、柴刀(鉈)がすれすれに飛んでいきましたよ。

ひえぇ~~!!😱

 

駆け寄ってきた常楓が、地面に突き刺さった柴刀を取り上げると、そこには、そこそこ大きめな蛇が・・お亡くなりになってました。

 

見ませんよ、ちらっとしか。

キャプチャーもしませんよ。← だいぶ前の記事で書いたように、私、大の苦手なんです🐍!

 

顔色を変える杜城。

 

常楓「杜隊長・・こういう山には、毒蛇がたくさんいるんです。もし、噛まれたら、大変なことになりますよ」

結構、大きな蛇を捨て去る常楓。

 

柴刀にしろ、蛇にしろ・・・どっちにしても、杜城のメンタルライフ、だいぶ減ったようで心配よ(苦笑)

 

「さぁ」と手を差し出され、なんとか掴んで立ち上がる杜城。

 

あの薄ら笑いばかり浮かべてる常楓が、がっつり睨んでる気がするのは気のせいですか?

常楓「行きますよ」

 

更に、警戒心をランクアップさせた杜城。

 

さて、ここで、山の中で、スマホの電波を求めて、空にむけてる女性二人組が登場。

便宜的に、黒い髪をクロ子、ピンクの髪の子をピン子、と呼びます。(笑)

 

クロ子「全然、送れない。電波、ないよ」

必死で、スマホを空にむけてます。

クロ子「ちょっと撮影すんの、止めなよ。全然、電波ないじゃん。もっと探してよ!」

ピン子を止めるクロ子。

 

そんな二人に、声をかける杜城。

杜城「君たち、ここで何してる?!」

 

クロ子「あ、だれかいる」

慌てて、「すみませ~ん、私たち、“雲蒸霞蔚”を見に行きたいんですけど、どっちに行けばいいですか?」と声を掛けるクロ子。

ピン子「私たち、ビデオで撮りたいんです。もし、遅くなったら、見過ごしちゃう」

 

常楓「ここを三里ほど行くと、分かれ道がある。右側に行けばいいよ」

普通に案内してしまう常楓。

クロ子「わかりました、ありがとうございます!」

 

そこは、すぐさま、呼び止める杜城。

 

杜城「ちょっと待ちなさい!」

 

振り返る二人組。

 

杜城「君たち、どうやって、この山に入ってきた? 警察が、全ての山への入口に、立ち入り規制のテープを張ってなかったか?」

クロ子「私たち、ただ、道を訊ねただけでしょ。どうして、そんなに怒るの?」

ピン子「おじさん、一体誰? この山の持ち主?」

結構、気の強いコンビだね。

どうやら、インフルエンサーらしいです。

 

杜城「警察だ。この山は危険だ」

 

二人が、「警察?」と小さく呟いてる。

 

杜城「ただちに、山を下りて戻るよう、君たちに命じる!」

権限持ってますからね。

 

クロ子「でも、せっかく苦労して、ここまで来たのに・・」

ピン子「もし、この機会を失ったら、いつ、別の機会があるの?」

泣き言を言う二人。

 

常楓「来年まで待たなきゃならないね。来年、戻っておいでよ」

 

ん?と、常楓の言葉に違和感を感じる杜城。

今は、山を降りろ、って説得してるのに、こんなふうに煽られたら、来年までなんて待てないって気分にさせちゃうし、逆効果じゃん。

 

案の定、「来年だって?」と、不本意そうな声が聞こえてくる。

ピン子「じゃ、ここまで登ってきたの、無駄だったの?」

 

グズグズしている二人に、「ちゃんと聞こえたか?」と、更に声を掛ける杜城。

 

さすがに、警察の人に直接言われたら、言うことを聞かないわけにはいかず。

「行こう、とにかく降りよう」と、ピン子に声をかけ、歩き出すクロ子。

 

二人が歩き出すと、すぐさま、スマホを取り出す杜城。

やっぱり、警察のスマホって、専用の衛星回線で、圏外とか関係ないのかな。

 

杜城「蒋峰、たった今、山歩き中の二人の若い女性を下山させた。北側斜面に誰かを向かわせてくれ」

行きっぱなしにさせません。

ちゃんと、ふもとの警察のほうで下山確認するよう、指示する杜城。

 

常楓「行きましょう」

やけにあっさりと、歩き出す常楓。


 

★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.06-1 雑感★ 
 

山は怖い。(2回目)

自然が脅威であることや、むき身の人間は無力だ、とダイレクトに教えてくれる。

別に、山は、人間に達成感や教訓を与えたり、自然の美しさを教えるために存在しているわけじゃないのにね。

それでも、学ぶことは多く、そんな魅力に抗えず、人は山に登る。

でも、「山に登る」と「山で暮らす」はまったくの別物だ、といろいろ考えさせられてしまいます。

 

常楓の怪しさが加速してます。

ダイレクトに、なにか危険な方法を指示するわけじゃない。

でも、言葉巧みに、親切を装って教えてあげることが危険を冒そうとしている人間を助長させることになる。

 

「未必の故意」・・・「結果が発生しても構わない」と認容する状態

「認識ある過失」・・・「結果は発生しないだろう」と軽信している状態

 

その中には、声かけをしたり、実際の行動だけではなく、行動を起こさないパターンも含まれる。

 

あえて、危険であることを知らせない、というのも、悪意の一種になりえるから。

 

杜城は、今まで自分の身に起きたことがどちらに該当するのか、疑いつつ、結局、命を救われることで“過失ですら疑わせない”常楓にうまく躱されている感じがします。


それに、なんていうか、常楓の視線には、悪意だけじゃない、なにか別のものを感じるんですよね。

それが、なんなのかわかった時に、常楓への印象が変わるのか、否か。

 

 

★『猟罪図鑑』Ep.06-2に続く★