杜城が山の中で出会った例のインフルエンサー二人組。
あの子たち(特にピン子)の身にこんなことが起きるなんて予想もしてなかった。
ちょっとショッキングすぎる展開が待ってます。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
前記事未読の方は #6-1
#EP06-2
~“死者の谷穴”~
一方、今日も、遺骨の収容のために、現場入りしてる鑑識&沈翊。
沈翊は、今日もまた、発見された別の頭蓋骨を見て、複顔の似顔絵を描いてます。
沈翊「まだ(行方不明の)小静についての、新しいニュースはないの?」
溶月「まだみたいよ。でも、ここで、発見されなくて、本当によかったわ」
沈翊「そうだね」
その時、岩の隙間から、なにかを発見する溶月。
拾い上げたのは、薄汚れたボロボロの綿の塊?
溶月「沈翊、ちょっとこれ見て」
溶月のもとに向かい、覗き込む沈翊。
やっぱり、布にくるまれていた綿っぽい。
大きさからして、常楓の家で見た、毛糸の服を来たぬいぐるみを思い出す沈翊。
すぐに振り返って、海棠の木の位置関係を確認したのは、ここが最初の落下地点だったのか、それとも、(常楓が投げ入れた)妹のための、お供えではないか、と考えたからかな。
そこに、バサっとなにかが落下してきて、とっさに、身をかがめる。
全員、固まる。
あれ・・・ピン子だ。。。![]()
一見して、あれがピンクの髪の色だとわかるのは、先にピン子をみていた視聴者だけだと思う。
でなければ、とても、わからないよ。
沈翊も溶月も、やっと、それが人間だと認識できたみたいです。
作業中にこんなことって・・・衝撃を受ける二人。
こんな目と鼻の先に落ちてきて、昨日の石といい、沈翊は密かに九死に一生を得てばかり。
~ふもとの村 警察テント~
すでに、沈翊も“死者の谷穴”から、引き上げてきて、杜城と一緒に、クロ子の事情聴取に取り掛かってる。
蒋峰が書記係です。
憔悴しきってはいるものの、なんとか、杜城に言われて、あの場所から離れた後の状況について説明するクロ子。
ちなみに、ピン子は、阿雅(アヤ)と言う名前らしいです。
クロ子「あの後、阿雅と私は、分かれ道のところまでたどり着いたんです。突然、私、なにかに躓いて転んでしまって・・・その時、分岐のもう一つの道のほうから、救助警笛の音が聞こえてきました。私、阿雅に、“救助を求める警笛が聞こえた。誰かが困ってるに違いない。すぐに確認しなきゃ!”って言ったんです。でも、阿雅は同意しませんでした。彼女、山頂に向かって歩き続けたんです。で、私が、警笛の音が聞こえたあたりの場所に到着した時、そこには誰もいませんでした。その時、阿雅の悲鳴が聞こえたんです」
杜城「どうして、彼女は、君と一緒に、警笛の場所まで行かなかったんだ?」
クロ子「“雲蒸霞蔚”を見られるのは特定の時間だけなんです。遅くなれば、見逃してしまう。それに、今日のあの人(常楓のことね)だって、もし今日見逃したら、来年まで待たなければならなくなるって言ってました。阿雅と私は、大変な苦労の末に、ここまで来たんです。阿雅は、来年まで待ちたくなかったんです」
涙を流すクロ子。
沈翊が見ているのは、阿雅(ピン子)の登録写真かな。
可愛い子だったんだね。
クロ子「実際、あの時、私もちょっとだけ躊躇しました。でも、考えてみたら、やっぱり、命を救うほうが重要のような気がしたんです。それで、先に、警笛の音がしたほうに行きました。(その間に)阿雅は、一人で登っていってしまったんです」
顔写真の他、引き上げられてからの身体の部位別に撮影した写真や、墜落した現場写真などにも目を通している沈翊。
クロ子「全部、私のせいです。」
泣き崩れるクロ子。
杜城「君は、警笛の音が聞こえた場所に到着したけれども、そこに誰もいなかったんだよな?」
首を何度も縦にふり、「そうです。誰もいませんでした」と訴えるクロ子。
どうにも、おかしい・・・と、顔を見合わせる杜城と沈翊。
もちろん、クロ子の証言を疑ってるわけじゃありません。
とにかく、クロ子の様子も限界に近そうです。
控えていた女性警官に、目で合図する杜城。
杜城「(クロ子に)君も少し、落ち着いて休みなさい」
クロ子が女性警官に伴われてテントから出ていくと、入れ替わりに、溶月が入ってくる。
溶月「予備的な検死の結果、崖から転落する前に意識があったことが確認されたわ。
酩酊状態や薬物乱用の兆候はなし、精神疾患の病歴もなしよ。落下時以外、その他の外傷も見られなかった」
杜城「・・・となると、自殺か、事故か?」
阿雅の手首周辺を写した写真に注目する沈翊。
沈翊「もし、彼女が故意に崖から飛び降りたのであれば、おそらく、ここに、こんな風な傷や擦り傷はなく・・・」
手首の内側の写真を指さす沈翊。
凝視する溶月。
沈翊「・・・手の甲、腕、背中などについていた可能性が高かっただろうね」
実際に、自分の肩に手をかけて説明する沈翊。
沈翊「でも、彼女の傷は主に手のひらと手首の内側に集中している。これは、彼女が落下しかけた時に、掴めるものを必死に掴もうとしたことを示している。無意識な生存反応と言えるだろう。だから、僕は、意図せず崖から転落したものだと思うんだ」
う~ん、これって、溶月が先に気づいて、説明することじゃないのかな。彼女、法医だよね。(苦笑)
杜城「確かに、事故の可能性は高い。」
小さく頷く沈翊。
杜城「俺は、山頂に行ったことがある」
え?と、杜城を見る沈翊。
初耳だったのかしらね。
今回、あんまり一緒にいないから。
杜城「(谷の)上にある木が、簡単に錯覚を引き起こさせるんだ」
まだ、地面が続いているように見えてしまうのよね。
沈翊「さらに、“雲蒸霞蔚”の魅惑的な光景が、僕たちが推測しているような行動や反応を引き起こした可能性もある」
写真を手に取る杜城。
阿雅の顔写真だね。
沈翊「どうかしたの? なにか、別の疑問でも?」
杜城「昨日、常楓が俺を山に連れていった時、分岐している道なんて見なかった。救助要請の警笛が鳴ったのに、そこには誰もいなかった。だったら、警笛はどうやって鳴ったんだ? 俺は、彼らが登った道をもう一度調査したい」
沈翊「僕も行くよ」
そうこなくっちゃ!!
立ち上がる一同。
杜城「蒋峰、常楓を見張ってろ」
蒋峰「了解です」
~常楓の家~
庭先で、薪割りをしたり、干してあるのはお茶かな?青菜かな? とにかく、大きな竹笊の天地を返したりしている常楓。
いかにもな、山暮らしね。
常楓を見張れ、と言われれば、そりゃもう、ここに来るのが手っ取り早い蒋峰。
常楓「なにか?」
蒋峰「別に・・・さっきは、みんなのために、料理を手伝ってくれただろ。お疲れ様。たまたま、時間が空いたから、君の仕事を手伝いに来たんだよ。・・・あれ、この丸太、まだ、割られてないね。手伝おうか?」
頼まれてもいないのに、笑顔で、ずんずん特攻するウザ絡みは、蒋峰の専売特許です(苦笑)
常楓「・・・・・・」
いいとも悪いとも言わず、遠巻きに見ている常楓。
杜城や沈翊に対する反応とは若干違う。
案の定、失敗。
蒋峰「もう一度やらせて」
今度も失敗。
なんか言いたげだけど、黙ってる。。。
三度めも失敗したのを見て、さっきまで使っていた、いつもの自分の柴刀(鉈)を拾い上げる常楓。。。
これ、中国だと、柴刀っていうんですってね。
常楓「刑事さん、そのやり方ではだめです。少しだけコツがいるんですよ」
そういうと、柴刀をつかって、空中で、やってみせる常楓。
常楓「刀を下ろすときに、勢いを利用して刃を少し横にひねるんです。やってみてください」
蒋峰「コツ・・・」
そう呟き、まず、一刀目で、無理をせず、一度、丸太に突き立ててから、台座に打ち付けるようにして、刃を入れ、そこで捻る。
今度は成功しました。
常楓「そうです」
さりげなく、常楓の柴刀に注目する蒋峰。
別に、本気で、薪割りがしたかったわけじゃないのよ(笑)
蒋峰が薪割りを続ける間、玄関脇においた椅子に腰かけ、編み物をはじめる常楓。
合間に、常楓に視線を向ける蒋峰。
常楓は常楓で、同じように、(気づかれないように)蒋峰の動向に神経を向けてる感じ。
~山中の分岐点~
クロ子を先頭に、山を登ってきた杜城と沈翊。
クロ子「ここです! この場所です」
急に、大きな声をあげるクロ子。
杜城「つまり、ここで、君は、救助警笛を聞いたのか?」
クロ子「そうです。道が分岐してます。わかりやすいですから、間違えたりしません」
ざっと、一回り、周囲を見回す杜城と沈翊。
杜城「警笛はどっちから聞こえてきた?」
クロ子「警笛・・・あっちのほうからです」
指さすクロ子。
クロ子「誰かが危険な目にあっているって思ったんです。それで、笛の音に追って、ここを走りました。もう少しよく確認しようとしたとき、阿雅の叫び声が聞こえたんです。それで、阿雅を助けに行きました」
現場に来て証言しているうちに、当時を思い出したのか、息があがり、興奮状態になるクロ子。
付き添いの女性警官に、「君は、先に、この子を連れて下に下りろ」と命じる杜城。
クロ子「阿雅・・・」
ふらつきながら、女性警官に支えられ、来た道を戻っていくクロ子。
ちなみに、クロ子はここでバイバイです。
早速、見つけてしまいましたよ。
木にまかれた、細いナイロン線・・つり糸っぽいね。。
分岐の先、登り道になっているほうにむかって歩き出す杜城。
慌てて、追いかける沈翊。
途中、「“雲蒸霞蔚”の景色を見るのに 安全な道」と書かれた看板を目にする二人。
おそらく、常楓の手書きでしょう。
そもそも、なんで、分岐路のところに示してないのよ???
そして、その看板の下、目立たないように、竹筒に開けられた穴に突き刺すように置かれた警笛。
どう見ても人為的に作られたものです。
沈翊「安全であるはずの道に、なぜ救助笛を設置したんだろう?」
杜城「前にも、この手書きの文字を見たことがある。これは、常楓が書いたものだ」
沈翊「事故の起きた場所に行ってみよう」
昨日、常楓と一緒に登ってきた、山頂付近の開けた場所に登ってきた二人。
木の葉の陰で、非常に見えにくくしておりますが、ちゃんと沈翊の手を取り、引っ張り上げてあげる、など、エスコートしてる杜城くん(笑)
その景色に、吸い寄せられるように進んでいく沈翊。
初めて見る人には、それくらい、幻想的で、神々しい光景、まさにこれが、“雲蒸霞蔚”なのよ。
しかも、今は、陽が沈む直前、光に照らされた、眼下であるはずの木々の天辺部がまるで、草原のように目の前に広がっていて、その向こうははるか雲海。
そこまで、地続きに見えるのね。
この景色、沈翊のような画家にとっては、たまらないでしょうね。
完全に魅入られてる。
でも、死のトラップは、確実に、足もとに迫ってる。
視線は、“雲蒸霞蔚”に向けられたまま。
杜城<(谷の)上にある木が、簡単に錯覚を引き起こさせるんだ>
いくら、崖の先が地続きのように見えると、最初に言われていたとしても、実際に、現場に来てみなければ、わからないこともあるよね。
昨日の水墨画状態よりも、はるかに美しい情景に、さすがの杜城も見入ってしまってます。
沈翊が立ち止まっていたから、油断していた杜城の目の前で、突然、なんの躊躇いもなく、進みはじめた沈翊の足が宙を浮く。
咄嗟に後ろから沈翊の身体を掴む杜城。
既に、身体がぐっと下がってしまった沈翊、完全に足場なし。
杜城が渾身の力で、そのまま、抱きかかえるように引っ張りあげ、
後ろに倒れ込む。
華奢な沈翊の肩をガッツリ爪を喰い込ませるようにして、離さないように掴んでる!
それに、見ればわかると思いますが、沈翊の頭が地面につかないように、ちゃんと右腕でかばってますよ。
あのまま、足をとられていたら、今頃、真っ逆さまよ。
何事が起きたのか、茫然となる沈翊。
それくらい、一瞬の出来事だったの。
杜城「大丈夫か?」
目を閉じて、はぁはぁと息があがった沈翊の表情と身を預けたような体勢を見るだけで、杜城が傍にいる安心感に勝るものなし(笑)
沈翊「・・・大丈夫」
なんとか、身体を起こす杜城と沈翊。
死にかけたけど、またしても果敢に、斜面を進み、立ち止まる沈翊。
どう、この、二人並んだ後ろからの光景。
(わかりにくいんですが、実際には、横並びではなくて、沈翊を視界にいれておくべく、杜城がちょっとだけ後ろに立ってるのよね)
近くで映すと、こんな感じ。
さすがに、これは横並びとは言わないなぁ。
杜城「これが、彼らが言ってた“雲蒸霞蔚”なんだね」
この光景を見るために、人は、ここまで登ってくる。
目に焼き付けるように眼球を、端から端まで動かす沈翊。
でも、ここからが、沈翊が常人でない証よ。
そのまま、ゆっくりと、一歩ずつ後ずさっていく。
袖が土で汚れてるね。。
そう、この大自然との対峙も、杜城によって、救われたから出来ること。でも、おそらく、すでに、沈翊の頭からは抜け落ちてしまっているのかもしれない。
この地球の楽園の全景と、自分が動いたことで変化する光景を
脳に記憶させるような感じかな。
ちなみに、この時、履いてた翊ちゃんのお靴は
Dior のB31スニーカーです。これはわかりやすかった~~!
でも、見返したら、初日、山に入ったシーンからこれ履いてた!Σ(゚Д゚)
そして・・・、そこからは、もう、時間との勝負のように、スケッチ開始。
一か所からだけでなく、別の角度からも、描いていく沈翊。
そして、見比べているうちに、なにかに気づくのね。
その間、微動だにせず、じっと待ってる杜城。← もちろん、その姿は、沈翊のスケッチには描かれてません(笑)
沈翊「わかったよ・・・」
杜城「・・・・・」
あ〜あ、これが、俺たちの、“雲蒸霞蔚”デートなんだな・・・
冗談だよ〜!
そんな悲しそうな顔すんなよ~~~!
ここで、切りましょうか?
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.06-2 雑感★
うへへ、誰にも邪魔されることなく、二人っきりで見る“雲蒸霞蔚”
んもう、ロマンティックなことしてくれるわ~~。
あまりにも、美しくて、クリスマスMVでも、冒頭に使っちゃった!
でも、実際の状況はあまりロマンティックとは言い難かったけどね。
実は、この部分、先に、メイキングで見ちゃってたんです。
いや、ショート動画だったかもしれない。
最初、一緒にいたスタッフがはけて、そのまま、ふたりで、おしゃべりしてるみたいに見えてたのに、
いきなり、芝生の上で転がるから、なにやってんだ、この人たちって思ったけど(笑)
なので、映像で見た時は、おお、これから!って感じで楽しみながら見てしましました。
このドラマはそれほどでもないけど、今のドラマは映像の合成技術も編集の妙技もすごいし、実際、このシーンも安全に配慮した場所で(だからこそ、だいぶ遠くから)撮ってたことも知ってたし・・・![]()
ラストの杜城の複雑そうな顔。
ちょっと前に、命を落としかけたのに、まるでそんなことなどなかったかのように、一心不乱に絵を描く沈翊を見て、不安に駆られているのかな。
杜城自身、犯人を目の前にしたら、危険を顧みず、とびかかっていったり、誰かが危機に直面していたら助けにいくのが刑事の性(さが)で、それは身体が勝手に動いてしまう反射のようなものだけど、決して、命を捨てても構わないとは思ってない。
ただ、どんなに注意深い人間でも、時として、ケアレスミスを冒すもの。
それらいろいろ考えあわせても、沈翊の場合は、それとは根本的に違う観点で動いているような気がして、どうしても、危うく見えてしまうんだろうか。
★『猟罪図鑑』Ep.06-3に続く★











































































