とうとう、19話、ラスいち回を迎えました。

予定では、あと10日弱で、シーズン1、終了です。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#18-1 #18-2 #18-3 #18-4

 

 

 

 #EP19-1

 

~張局長室~

 

自分が、この北江分局に来た理由と目的を、張局長ほか幹部に説明することにした路海洲。

 

ーどこに逃げても、必ず私のことを見つけ出すのね。

ーお前は、俺の同僚を殺したんだぞ。お前のことも殺してやるからな。
ーチャンスをちょうだい。私は生きたいの。


音声データを止める路海洲。

 

路海洲「これが、市局が受け取った匿名の通報です。現職の警察官が関与していることもあり、市局の上層部は、この件を調査し、真相を究明するよう、私を派遣したのです」

 

窓際に立ち、背を向けている張局長。

俄かには信じられない、と背中が語ってる。

 

ソファに座るお偉方二人もショック受けてる。

張局長「他に何か手がかりとなるものは?」

振り返る張局長。

 

ノートPCを三人に向け、銅城社が復元した動画ファイルを見せる路海洲。

 

そこに映し出された杜城の姿を見て、大きくため息をつくと頭を垂れる張局長。


路海洲「これは、犯行現場の監視カメラの映像を最新技術を使い、復元したビデオです。映像解析の結果、中にいたのは杜城と推定されました」

推定とは言ったものの、その口調には、有無を言わせぬ強さがあります。

 

他の二人の肩章を見ると、おそらく張局長と同等階級くらいか、副局長クラスのお偉方の警监だと思いますが、さすがに、どうしたものか、と言葉を失ってます。


路海洲「上記の音声と映像の証拠に基づき、杜城がM殺害、犯行現場の改ざん、犯罪証拠の隠滅を行った疑いが濃厚です」

ずっとうつむいたままだった張局長が顔をあげる。

杜城のことを、北江警察支局で最も優秀な警察官(王牌刑警)であり、長年にわたり、数々の重大事件を解決してきた刑事だ、と擁護する幹部さんたち。

※王牌・・・トランプでいうところのA(エース)

再び、窓のほうに向かって立つ張局長。

警监「このような録音と映像だけで、彼を容疑者だと疑うのは・・さすがに・・」

路海洲「自分の同僚に対して、このような事態を望む人などおりません。でも、証拠がここにあるんです。証拠の前では、誰もが平等です。

その証拠が正しければね。


警监「張局長。どう思われますか?」

ここは苦渋の決断です。

張局長「まず、杜城を停職処分にし、全ては、調査結果が出た後に話しましょう。」

つかつか、とデスクに置いてあったスマホを手にすると、杜城に電話を掛ける局長。

張局長「杜城。今どこにいても構いません。今すぐ署に戻りなさい。大事な話があるの」

その時、ノックなしに、ガチャリとドアが開き、杜城が現れる。

毎度、毎度、局長に怒られてた時が、いまとなっては懐かしい。

 

まるで、自分が呼ばれるのを、待ち構えていたかのようです。ショボーン

 

杜城「張局長・・・」

 

局長の前まで来ると、身分証をテーブルに置く杜城。

今回は、振りでも脅しでもなく、自らの意志による(一時)返納です。

 

杜城「路隊長の捜査に協力します」

一切、言い訳をしない杜城。

杜城を見上げる路海洲。

全く粘ることなく、あまりにもあっさりと処遇を認めたのが意外だったのかな。

 

張局長「・・・・・・・」

ママ、立場上、何も言えず。

 

~会議室~

チーム杜城の面々が集められている。

なぜだろう、こんな時でも、イェン予審官の水筒に目が行ってしまう。(笑)

 

考え事をする時用の、いつもの粘土ねりを続けてる沈翊。

 

路海洲を伴って現れた張局長。

席に着く張局長と、立ったままの路海洲。

張局長「始めてちょうだい」


路海洲「皆さんもご承知のとおり、私がこの支局に来た理由は、「0916」事件を捜査するためです。現在、既に基本的な捜査方針は固まってきている。これまでの手がかりから判断すると、分局の刑警隊長である杜城に、重大な嫌疑がかかっている。

 

顔色を変えるフォンやイェン予審官、ロンユエ、そしてハン。

 

路海洲「また、犯行現場の内部監視カメラの映像を最新技術を用いて鑑定したところ、映っていた人物は杜城だと特定された」

フォン「ですが、あの映像は・・・」

立ち上がりかけるのを、隣のイェン予審官が腕を押さえ、張局長が注意する。

張局長「ジャン・フォン!! 座りなさい」

今、騒いでもどうにもならない、それどころか、捜査に加えることさえできなくなる・・と戒める眼です。

 

だけど、納得できないよね。

沈翊以外のみんなにとっては、寝耳に水。

眼が動揺しまくってる。

立ち上がる張局長。

張局長「現在、隊長の杜城は重要殺人事件の関与の容疑で停職処分を受けている。今後は、この路海洲が暫定的に隊長を務めます」

 

沈翊の隣に座るハンが、沈先生、なんとか言って下さいよ、という視線を送ってる。

ぐっと忍の一字で、こらえる沈翊。

 

張局長「事件に関するすべての書類と資料は、新しい捜査チームに引き継がれる。同時に、陸隊長は、この事件の捜査に関わった全ての関係者と随時面談する予定となっている」

 

路海洲「皆さんには、私の仕事に必ず協力してもらいたい」


つまり、厳密に言えば、路隊長に命じられたこと以外、沈翔たちも待機扱い?

ああ、沈翊の粘土が、ぐっちゃんぐっちゃんに捻りつぶされてる。。えーん 



~刑警隊 廊下~

 

会議が終わり、皆が出てきたところで、路海洲に声をかける沈翊。

沈翊「路隊長。あなたは、(Mの捜査の応援というより)杜城を捜査する目的で、ここに来られたんですよね?」

普通の質問というより、少し責めてるニュアンスです。

 

周囲に、誰もいないのを確認する路海洲。


なにしろ、張局長にだって、今日、話したくらいの特命だからね。

 

路海洲「・・・そうだ。市当局が、匿名の通報を受け取ったんだ。杜城とMの通話の録音音声だった。内容は、杜城から命を狙われていると思ったMから、杜城に対して見逃しを求め、懇願しているものだった。」

 

やはり、“疑問符”が、杜城を陥れるために、裏で手を回したのは確かだ、と確信する沈翊。


路海洲「匿名の通報とはいえ、殺人事件が絡んでいる。だから、捜査せざるを得ないんだ」

沈翊「容疑者の発言をどうして信じたりできるんですか?」

警察の中枢である市局ともあろうものが、まんまと、敵の手のうちで踊らされるなんて、と、一層、腹立たしくなる沈翊。

 

たしかに、正直、路海洲が来たことにより、それに気づいた杜城は、黒幕と警察上層部との関係性も疑い、ますます分局内部での動きも制限され、孤軍奮闘する羽目になったような気が私もするよ(苦笑)

 

だって、杜城にしてみれば、どういう繋がりなのか分からないんだもん。

 

路海洲「だが、銅城社のトップ技術者による身元確認の結果、あの監視映像は本物だとわかったんだ」

 

唇を噛みしめながら、それはいいでしょう、と頷く沈翊。

今、なにを言ったところで、それは覆らないから。

もう、頼らない。自分でやる、と背をむける沈翊。



路海洲「沈先生・・・」

一応、立ち止まる沈翊。

路海洲「この事件が終わったら、市局に来ないか。君のような才能を求めているんだよ」

沈翊「その必要はないですね。路隊が、杜城の潔白を証明してくれると信じていますから

路隊は路隊で、自分の仕事をしてください、と訴えてます。

 

立ち去る沈翊の後ろ姿をじっと見つめている路海洲。

 

~杜城のマンション~

 

自宅謹慎中の杜城くんですが、ちゃんと“疑問符”の正体に迫りつつありました。

さすが!

すでに、ネットで、陳舟の記事にたどり着いてた。

銅城社の創業者 陳舟氏:私の技術的理想は大学時代に始まりました

 

そこへ、ピンポ~ン♪

 

玄関を開けると、沈翊が立ってました。

 

私の脳内には、泣き腫らした目をしてるくせに強気で立ってる翊ちゃんを見て1分くらい無言で抱きしめる杜城が浮かんでいるが、まぁ、それは置いておこう。

だって、まだその時期じゃない。

 

杜城「なにしに来た?」

 

沈翊「話がある・・・」

沈翊「何の件だよ?」
・・・と言いつつ、玄関開けっ放し。

入れ、ってことでんな(笑)

 

っていうか、捜査員が、自宅謹慎者の家に来てもいいなら、毎日会っても構わんべ。😂

 

杜城「捜査に関することなら、何も話せないぞ。俺は、一切、関与できないことになってるからな」
両手をあげて、ちょっとおどけた口調で話す杜城。

 

そんなことは言わなくてもわかってます。

沈翊の表情は真剣です。

ついでに言えば、目もこんなに腫れてます。

 

沈翊「あの晩の、君の行動が知りたいんだ」

それは、捜査に関係することじゃないのかな?

 

でもね、沈翔の声のトーンがいつにもまして、低くて・・暗くて・・・すごい必死だって、バカでもわかるのよ。ショボーン

実際、振り返った杜城だって、こんな顔になっちゃうわけよ。

 

~輝格ホテル~

外観を見上げる沈翊。

 

杜城<あの日、Mと俺は、輝格ホテル5階のテラスで待ち合わせをしていた>

 

ロビーに入ってきた沈翊。

 

※ここから、杜城の証言通り、杜城が当日の動きをするのを、沈翊が傍観者のようにその場で追随しながら確認していくという構成になります。

文字で動きをつけていくのがとても大変なので、いつもにも増して、画像のお力をお借りします(笑)

 

まっすぐに、ロビーを突っ切っていく杜城。

停まっているエスカレーターを階段のように登っていく。

ドラマには関係ないけど、これ、すんごく気持ち悪いんだよね。「壊れたエスカレーター現象」 

 

 

楕円状の吹き抜け廊下を歩き、上の階にあがっていくようになっているらしく、そのまま、歩き続ける杜城。

 

杜城と同じように、上の階に向けて、登り始める沈翊。

 

その時、ものすごい音がして、さっと身体を屈め、上を見上げると、なにかが落下していくのが見える。

バサっという音と共に、Mが1階のロビーの床に激突。

 

上の階を見上げ、慌てて、駆け上がる杜城。

 

杜城と同じように、エスカレーターを歩いて登ってきた沈翊。

見下ろすと、未だ、Mの落下した地点には、チョークと血痕が生々しい。

 

そのまま、更に上階を見上げる沈翊。

 

そう、その時、4階にいた杜城は、上階(6階)にいる誰かが走り去るのを見て、上階(5階)までエスカレーターで駆け上ろうとするんだけど、すでに、犯人が非常階段の扉へ出ていく後ろ姿が見える。

そのまま、追いかけても追いつけない。

 

下を見ると、下の階の非常階段の扉が開いている。

あそこからのほうが早い!

 

杜城がエスカレーターを駆け下りる時間を惜しみ、その場から下階(3階)に飛び降りる。

見えるかな? 杜城が飛び降りたところ。。

 

このホテルのエレベーターって、次の階へ乗り降りする場所を交互にずらしてる造りになってて、全容がわかりずらい(苦笑)

 

なんとか着地したものの、

よろけて、全身を強打。

それでも、すぐに起き上がり、3階の非常階段室に飛び込んでいく。

 

そのまま、非常階段室に入る沈翊。

 

犯人と共に、上階から降りてきて、踊り場でもみ合う杜城。

犯人に背負い投げされて、階段の手すりから数段落下。

すでに、満身創痍なんです。

 

犯人はそこで、2階の扉から、メインの廊下に出る。

追いかける杜城。

 

犯人に追いついた杜城は、2階の廊下で、犯人と激しい乱闘になる。

予想以上の動きをする周俊、こいつ何者? ← 確か 傭兵出身だったっけ?

 

廊下に置かれた木箱に投げつけられる杜城。

その上で身体を打ち付け、反対側にひっくり返り、倒れ込む。

 

とは言うものの、杜城も別にやられっぱなしじゃないの。

かなり殴りつけているのに、犯人もなかなか手ごわくて、力も強い。

実際、格闘技とかやってなければ、裏稼業なんて務まらないだろうけど。

死に物狂いの大乱闘よ。

 

吹っ飛ばされた杜城は、犯人から、鉄柵に向けて、挟みこむようにタックルされ、身動き取れず。

 

それに乗じて、犯人は杜城の脚を掴むと、そのまま、後ろ側に倒し、落下させる。

 

落下途中に、壁面から出てる鉄のR状の内周支柱?に一回バウンドする杜城。

これのおかげで、直落下の衝撃が少しは緩和されたはず。

その時に、腕時計もその支柱に当たり、盤面破損すると同時に、杜城の腕から外れて落下。

 

杜城もそのまま、地上階の、先に落下していたMのすぐそばに落下し、頭を強打し、意識を失う。

 

その後、意識を取り戻し、立ち上がったとき、クラクラしてたのは、頭を強打したせいだったのね。

 

一部始終を脳内で再現した沈翊。

そして、すぐさま、確認したのは、

監視カメラの位置。

 

杜城<廊下に置かれていた監視モニターの映像に映っていた男が、俺ではないと証明できないんだ。2階の廊下で、周俊ともみ合った時、あの場所を確かに通っているからだ>

 

なるほど。

逆を言えば、最初に見た監視カメラの映像には、これだけ暴れまくった場所なのに、自分も周俊も一切映ってないから、改ざんされていると確信できたのね。

↓この時です。



改めて、2階での乱闘を脳内で再現する沈翊。

 

杜城は、乱闘の時に記憶していたものとして、2点を挙げていたのね。


木箱。
鉄柵。

 

沈翊が検証した際には、その木箱は既に取り除かれてしまっているけれど、ここまで、杜城の話した通り、状況を追ってきて、無理なく、この場にたどりついたってことは、杜城の話に矛盾がないってことになる。

 

乱闘の末、犯人に蹴り飛ばされた杜城。

杜城の証言と同じように、倒れてみる沈翊。

 

起き上がり、その後、杜城と犯人の位置関係を再現し、監視カメラの位置を確認していく。

 

犯人と同じ位置に立った時、その場に置かれていた問題のガラスに反射していたのは、自分の姿。

 

つまり、そこは、杜城ではなく、犯人が立っていた場所であり、監視カメラもその方向を向いている。

 

どういうことだ???

 

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.19-1 雑感★ 
とりあえず、市局(路海洲)は“疑問符”に利用された・・に近くて、黒幕側とつるんでいたり、スパイでないことはわかったわけで・・・。

 

ま、路海洲が怪しい雰囲気を醸し出してたのも、ドラマ的にもやむを得ず。(笑)

 

少なくとも、路海洲は、沈翊のことを、杜城の件に関わってないし、なにも知らされてなかったし、信頼できる、と考えているようだけど、杜城がいないときに、口説くのはなしだわ~~~。※ スカウトの意。爆笑

それは、ルール違反だわ~~。(笑)

 

私が、杜城に密告しちゃうぞ。

違う事件が勃発しそうだ(笑)

 

ま、でも、沈翊自身、1ミリもそんな気はなくて、小気味いい。

 

ただ、公務員だしね。

今後、正式に異動とかって話が出たら、どうするんだろう。

やっぱり、その前に、二人の関係をどうにかしとかなきゃ・・だよね。ムフフフ🙊

ああ、やっぱり、妄想してるほうが100倍楽しいや(笑)

 

本当は、杜城がMを殺してる場面のフェイク動画でも作って騙したいくらいだったんだろうけど、前の前の事件で、沈翊の能力が最新システムの上を行くって知られちゃったからなぁ(苦笑)

 

何も知らない支局には、単純な切り貼り音声データだけを送りつけるのみにしたのかな。

プラス、防犯カメラに、杜城の映像を差し込むことにした、と。

 

沈翊による、単独現場再現検証。

監視カメラも第三者の証言もない、杜城の供述のみ。

ほぼほぼゼロの状態から、供述や証言からだけで、こんな風に再現ドラマみたいなことが出来たら、容疑者の供述の矛盾にも、証言の曖昧さも詰めることができるんだろうか。

 

 

★『猟罪図鑑』Ep.19-2に続く★