ここからは、気持ち的には、ラストまでノンストップくらいの感覚です。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#17-1 #17-2 #17-3 #17-4

 

 

 #EP18-1

 

~帰り道~

 

スーパーに立ち寄るために車を止めた杜城。

杜城「ちょっと買い物してくる」

 

浮かない顔の沈翊。

 

一人、車内に残った沈翊、ロンユエの言葉を思い出す。

 

ロンユエ<中性の水性ワックスは洗車用の洗剤によく含まれてる。おそらく、現場を片付けた人間は、車でやって来たはずよ>

様子を見つつ、自分も車から降り、後部トランクを開ける沈翊。

 

残り少ない洗剤容器。

少しだけ、ポケットティッシュに染みこませ、持ち帰ることに。

 

車に戻り、(なにくわぬ顔で)杜城が戻るのを待つ沈翊。

 

こんなことをしてしまう自分に、自己嫌悪だよね。

 

~杜城宅~

イメージとしては、こういう高級タワマンに住んでるってことなんでしょうね。

 

っていうか、ここは、姉ちゃん(杜傾)のおうち?

※ 初回に出てきたマンション、杜城が一人暮らししてるマンションじゃなく、姉ちゃんと同居だったらしいです。

 


杜傾「さあ、どうぞ。試してみて」

テーブルいっぱいに並ぶ料理。


おお、清蒸🐟️ ٩(ε

やっぱり杜家でも、メイン級の扱いなのね。

 

沈翊「ありがとうございます」


杜城「姉貴の手料理、味見してやってくれ」
杜傾「突然、誘ったりしてごめんなさいね」
沈翊「とんでもない」

 

ダイニングの椅子って、イームズの椅子に似てる気がするけど、ちょっと違うよね。

だめだ、この調子でインテリア系を見ていくと、終わらん(笑)

 

三人で、グラスを傾け、「「「乾杯」」」

 

自分に対して、目を合わせてこない杜城。

 

反して、沈翔はこの目つき。

 今日の沈翊は、変だと思ってることを隠そうとしないつもりなんだろうか。

 

杜傾「さぁ、どうぞ。召し上がって」

  

青菜炒めを一口食べてみる沈翊。 

そう言えば、台湾ドラマを観るようになって、家庭では、直箸ワンバン取り皿なし、という文化なんだってことを意識し始めたような記憶があって、こういう中華圏での食事シーンを見ると、いつも注目してしまう。

 

沈翊「う~ん!!びっくり(喜)」

杜傾「(味は)どうかしら?」
沈翊「美味しいです(好吃)!」

 

よかった・・と嬉しそうな杜傾。

杜傾「あ、そうだった!(杜城に)ねぇ、何回も言ったでしょ、“薄口しょうゆ”を買ってきてって。それなのに、また、また濃口醤油を買ってきた! 料理に影響するのよ!」

杜城「最近疲れてるんだよ。間違えた」

沈翊「16日の夜からずっと疲れてるみたいだ」 ← そういう沈翊が一番疲れてる目をしてる。。ショボーン

杜傾に小言を言われた杜城のことを微笑んで見ていた沈翊が、あえて、16日というワードをぶっこんできました。

 

目が合う二人。

これで、杜城も、沈翊が思うところがあって言葉にしたのだ、と覚悟を決めたかな。

自分のことを疑わないはずがない、と既にわかってますよね。
 

杜傾「ねぇ、沈翊、私と一緒に説得して。この子ったら、いつも仕事が忙しい、忙しいって言って、全然私と過ごそうとしないのよ」

義理姉の小言に、微笑む沈翊。

杜城「この事件が片付いたら、時間つくるよ」
改めて、こうしてみると、仲がいい姉弟って感じですが、それがかえってわざとらしい。。

 

15話の杜傾の飛び入り乱入、警察学校の講義にしろ、沈翊との街ブラにしろ、パーティにしろ、なんだか、沈翊が無理やり巻き込まれ、参加されられた形になってますが、実際には、このシーンの姉弟の絆を知る上でも、とても大事だったことがわかります。

姉ちゃん、自然に、沈翊にも、おかずを取り分けてあげてます。

杜傾「はい、どうぞ」
沈翊「ありがとう」

 

でも、沈翔は追求の手を緩めません。

とうとう、さも、今気づいた、というふうに、時計の件に触れる沈翊。

沈翊「あ、ところで、もう何日も君の時計を見てないような気がするんだけど・・」

どうしたのか、と問う沈翊。

 

見てるこっちがたまんない。えーん

びくっと、沈翊を見据える杜城。



杜城「・・・壊れたんだ」

視線をそらした。

沈翊「どんな風に?」
杜城「止まった」

 

頷く沈翊。
沈翊「そうだったんだ・・あ、僕、時計修理の名人、知ってるよ。腕前は最高。言ってくれたら、修理頼んであげるのに・・」
 

その話を聞く杜傾の表情が固い。

あ・・・杜傾も時計に関しては、なにか知ってるんだ。

 

そうだよね。

今日、沈翊を招くことを、杜城のほうから頼まれた時から、もしかしたら違和感があったのかも。

 

今、ここでなくてもいいから、なにかあるなら教えて。

 

ね、沈翊は、一貫して、杜城を責めようなんて思ってないんだよ。

 

微妙な空気。


杜傾「あら、私ったら、すっかり忘れてたわ。どうして何も言わなかったのよ。私に修理に出しておいてくれって頼んだじゃないの。もうちゃんと直ってるわ。(沈翊に)だいぶ使い込んでいたけど、たいしたことじゃなかったみたい」

笑顔で、答える杜傾。


そう、忘れてはいけない。

この人は、どんな場所でもどんな時でも、常に堂々と、笑顔で乗り切る人だ。

そして、なにより、世界中の誰よりも、この弟のことを、いまだに手のかかる息子のように愛情を注いでおり、全面的な味方なのだ。


沈翊には、それが羨ましくもあり、今は、寂しく悲しくもある。


姉の、保護者のような口出しに、困ったように笑う杜城。

 

一緒になって微笑む沈翊の目は・・・笑ってはいないけれど。

 

杜傾「さぁ、どんどん召し上がって。そうでないと、冷めちゃうわ」
 

沈翊「はい」

杜城は、沈翊の言いたいこと、全部わかってるよね。

でも、きっと今は言えない、と決めてるんでしょう。逆に、沈翔の出方を試しているのかも。

 

だけど、今の沈翊は、嫌な予感がしてるどころか、既に、悪い方向に向かっていることに気づいてる。

自分が気づいたということは、いずれ、杜城の関与への疑念は明るみになってしまうだろう。

のんびりしてはいられない。

疑ってるわけじゃない。

なにか事情があったに違いない。

取り返しのつかないことになる前に、なぜ、自分を頼ってくれないのか。

・・・と思ってる。


杜城にその気がないなら、攻めるべきは、姉の杜傾よね。
沈翊「修理した時計ってどこにあるんですか?見せてもらってもいい?」


杜傾「わかったわ。取ってくるわね」
席を立つ杜傾。

 

不審がらず、一度も、杜城のほうを見ず。

一体、杜城は、杜傾に、なんと言って、時計のことや今日のことを頼んだんだろうか。

こんな流れを想定して打ち合わせていたとは思えないけど、お姉ちゃんなりに察しているのかな。

そう思うと、泣けてくる。

 

二人きりになった杜城と沈翊。

杜城「俺の時計のこと、やけに気になってるみたいだな」

おそらく、このタイミングではなく、時計のことは自分のほうから水をむけるつもりだったのかも。

だから、沈翊が自分にではなく、杜傾をつついたことで、ちょっと不機嫌なのかも。


微笑む沈翊。
沈翊「別に。ただ、相棒には関心があるだけさ」

 

今度は、杜城の目が笑ってない。



箱をとってきた杜傾。

 

杜傾「さぁ、これよ。」

 

当然、傷一つない時計。

(ガラスが割れるくらい、それなりに高い位置から落ちたはずだけど)致命的な故障にはならなかったみたい。

買いなおせば、記録が残る。修理の場合はどうなんだろうか。

急遽、ガラスだけ交換させたんだろう、と、じっくりと眺めている沈翊。

それもこれも、もう気づいてるんだよ、とわからせて、杜城のほうから、話してもらいたいからだよ。


杜城「そんなに気に入ったなら、何日か貸してやるぞ」
首を振る沈翊。
沈翊「しっかり直ってるね」

時計を杜城に戻す沈翊。


ゆっくりと、(これみよがしに)腕に嵌める杜城。

とりあえず、この場はしのげたようだ、と 姉ちゃん、顔に出てるよ。

やっぱり、杜傾は理由までは知らされていないけど、このやりとりのために、今日、急遽、沈翊をもてなすように頼まれたことに気づいてる。


杜傾「さぁ、一杯飲みましょう。ようこそ、我が家へ・・」
沈翊「ええ・・」


え~~ん、えーん

このメンツで、はじめての自宅お食事会がこんな雰囲気じゃだめなのに。

もっと、心から笑えないとだめなのに。

みんな辛い。

私も辛い。

胃にも悪い。

 

~北江分局~


路海洲「杜隊長は事件を担当する際にどんな感じなのかな? 彼について知りたいんだよ。彼の仕事に協力したいので」

ハンから情報を聞き出そうとしてるみたいです。

ハン「城隊は、いつだって、かっこよくて、ハンサムですよ」

いや、そういうことを聞かれたわけではないと思うけど、ハンちゃん、グッジョブ!(笑)

 

あはは・・と笑いだす路海洲。

路海洲「いや、事件を解決した時の様子なんかを聞いたつもりだったんだが・・」

ハン「だから、事件を解決した時ほど、更にもっとかっこいいんですってば。」

なに言っちゃってるのかな、この人って感じで答えるハン。

 

路海洲「ははは・・・」

乾いた笑い。

あとで、それすら、メモしてる。

帅?(かっこいい?)

 

今度は、イェン予審官です。

ぷぷぷ、ビリヤードなんかしてる。

っていうか、ビリヤード台が置いてある部屋があることにちょっとびっくり(笑)

イェン「犯人の手がかりを見つけるのに、杜城以上にうまい刑事はいませんね。ましてや、警官じゃない彼など・・・(考えられませんね)」

 

話しながら打ち、外したら悔しがる(笑)

この人も、割合、シンプルな人だ。

 

路海洲のメモ、よく読めないんだけど、
皆から慕われている。欺くのが上手いのか? 犯罪の手口を知り尽くしている? とか書いてる?

 

路海洲が北江分局に来た目的は、杜城の内部調査?

 

となると、沈翊だけじゃなくて、すでに、上層部が知ってるってことになります。

いつの間に・・・という疑問は、次話以降に解けます。

 

次は、フォンの番です。

 

デスクで、資料を整理しながら、バタバタしてるフォンに声をかける路海洲。

路海洲「お疲れ様。いやぁ、今回の事件は、扱っている範囲も広いし、時系列も長い。資料の整理だけでも、相当、大変だろうね」

 

フォン「いえ、もともと、城隊が、ずっと地道に追ってきた事件ですから。私は、ただ、その整理をお手伝いしてるだけですよ」

フォン~~~!(涙)

言い方に、先輩への愛を感じるよ。

それを言うなら、ハンちゃんもイェン予審官もみんなだけど。

周辺にいる誰に聞いても、杜城を悪く言う人などいない。


少し色あせてきている事件資料を手に取り、眺めながら、話を続ける路海洲。


路海洲「雷隊長からの最後の電話は、杜隊長宛だったんだよな」

はい、と頷くフォン。

フォン「その後、ダムの下で発見されたんです・・」

路海洲「おかしいと思わないか?」

フォン「・・・(なにが?)」

路海洲「こんなにも多くの人間を殺した同一犯人だが、それでも、もう7年も経っている。それなのに、奴が誰なのかさえ、まったく分かっていない。なぜだ? なぜ、いつも我々の一歩先を出し抜くことが出来るんだ?」



~会議室~
杜城と親しいと思われるチームのメンバーに話を聞いても、なかなか杜城の実像が掴めない。

 

ふと、イェン予審官の言葉を思い出す路海洲。

イェン「もっと詳しく知りたければ、沈翊に聞くべきですよ。彼らは、バディなんだから(他们俩是搭档)」

路海洲「沈翊?」

 

ベストパートナー、似顔絵師、沈翊 と書き足される路海洲のメモ。

 

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.18-1 雑感★ 
 

やっぱり、水性ワックスについて、ロンユエに聞いてましたね。

 

車の洗剤・・・なにもなければ、結び付けて考えることなんてなかったに違いありません。

そんなものを使ってる人は、世の中、ごまんといるんです。

 

杜城が、このタイミングで、自分を食事に誘ってきた。

これだって、なにもなければ、どんなに嬉しかったか。

 

沈翊としては、精一杯、わかりやすいアピールしましたよね。

 

しかも、時計。

もともと、お姉ちゃんが買ってくれた時計です。

杜傾を絡めるのは、得策な部分とそうでない部分があるはず。

それは本来、沈翊を巻き込みたくないと思う気持ちと似通ってる部分だと思うのに、そう考えると、杜城もかなり切羽詰まってる感じがします。

 

イェンさん、杜城と沈翊の関係を、「伙伴」ではなく、「搭档」と表現しましたね。

 

搭档 : スポーツや特定の活動におけるペアや相棒、コンビをさす。

伙伴が仲間を指すのに対して、搭档は専門的な分野や仕事上でのコンビといった意味合いが強い。

 

・・・調べたら、こんなふうに出てましたが、伙伴でも、↓下のように同じ意味合いで使ってるような説明も見かけます。

 

伙伴共通の目的や目標に向かって行動を共にする仲間、協力者、相棒をさす。

仕事上のパートナー、プロジェクトチームのメンバー、一緒に事業を立ち上げた仲間、スポーツチームのチームメイト、あるいは共に困難を乗り越えた戦友のような関係性も「伙伴」と表現できる。

※例:合作伙伴 (ビジネスパートナー)

 

ただ、一番の違いとしては、「搭档は二人にしか使えない」という記述を見かけました。

感覚的なものなのかもしれませんが、言葉には、それだけが持つイメージがあるし、ましてや、漢字は表意文字だから。

 

ああ、このニュアンスの違いがわかるようになりたい。

 

★『猟罪図鑑』Ep.18-2に続く★