【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin
2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022
45分×全20話
脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao
演出: Xing Jian Jun
前記事未読の方は、こちらから
#EP17-4
~鑑識課の部屋~
現場に散乱していた強化ガラスの破片も全部持ち帰って調べてるぅ~~~。
コンコン、とノックする沈翊。
ここに入る前も、手袋は忘れずに。(笑)
課員「どうぞ。ああ、沈先生・・」
沈翊「どうですか?何か見つかりましたか?」
課員「今、現場に残された割れたガラスを分類しているんです。何か新しい発見があれば、と思いまして。ほら、見てください。現場からは、材質の異なる2種類のガラスが見つかっています。これが、そのうちの1種類のほうです。」
シルバートレイに、破片を置いていく課員。
課員「このガラスは非常に薄いんですよ。それぞれの破片は一定のカーブを描いてます。厚みが、左右の縁(ふち)から中央に向かって徐々に厚くなってるんです。時計の文字盤に嵌めてあるガラスに似ているようなので、そこから落ちたものではないかと推測しています。今、破片を集めて組み合わせているところで、もうすぐ終わりますよ」
自動車の事故調査だと、塗膜片やガラスの一部からでも、メーカーや車種が特定できるっていうの、よく刑事もので見るけど、時計はどうなんだろうか。
なんとなく、途中まで円形にまとめられたガラスの破片をピンセットでつまみ、
顕微鏡を通して見てみる沈翊。
うすく傷がついているのが見える。
沈翊「(この傷は・・・)」
ええ、沈翊の視認記憶の能力は、半端じゃないんです。
一度見たものは、そう簡単には忘れません。
~北江分局 杜城の部屋~
同じ頃、杜城がどうしているか、と言えば・・・。
ひとり、窓の方を見ながら、コーヒーをかき回し、考え事にふけっている杜城。
M<証拠を持っているのは私だけなの。どうかしら? 杜刑事さん・・・興味ある? もし、興味があるなら、二人きりで会って>
証拠を持っている・・・このMの言葉に、一人で出かけていってしまったというわけのようです。
~回想~
貨物船の出入航記録を見ている杜城。
まだ明らかにされてないけれど、杜城しか知らないことがあるんですね。
貨物最終便の入港時間、2021年9月16日23時 ってなってるけど、それってほぼ犯行時刻だった頃?
まだ、杜城にも全体像は見えてない感じね。
そのうち、それに付随しているのか、今度は、パソコンで地図も見はじめた。
字がつぶれてますけど、
それを見ながら、「望帰村」って手帳にメモしてるよ。
ギリギリまで、一人で動く気だね。
船っていえば、人身売買。
今の調べものは、Mが先に送ってきた資料に関係してるのかな?
~鑑識課~
沈翊「現場の監視カメラの映像ってどこにあります?」
首をむける課員。
課員「あそこのコンピューターの中ですよ」
刑警隊のモニタールームにある映像が、なにか操作されていると思ったわけではないと思いますが、この鑑識課にあるデータであれば、元データに近いはず。
今見た時計の盤面ガラスの傷や、あの時、モニタールームを出てきたときの杜城の慌てっぷり、いえ、この事件が起きてからずっと感じてる違和感で、押しつぶされそうになってる沈翊。
ゆっくりと、PCの前に座り、映像ファイルをまとめたフォルダを開くと、結構な本数が入っている。
いざ、ファイルを開こうとしたその時、背後から、
「あ、沈先生、市局の刑事捜査分隊の副分隊長がいらっしゃってます。張局長が、みんなを会議室で呼んでますよ」と、ハンに呼ばれた沈翊。
沈翊「わかった・・・」
心なしか、半分、ホッとしたような、残念なような・・複雑な思いで、フォルダをとじる沈翊。
~杜城の部屋~
ノックして、フォンが入ってくる。
フォン「会議だそうですよ、城隊・・。市局の副分隊長が来てるらしくて、我々に会いたいと言ってるらしいです」
杜城「誰だって?」
フォン「市局の副分隊長です」
杜城「一体、何の用だ?」
フォン「さぁ、わかりません・・」
~会議室~
確かに、見慣れない人が一人。
張局長「ご紹介しましょう。こちらは、市局からいらした、刑事捜査分隊の副分隊張局長の路海洲(ルー・ハイジョー)さんです。路海洲副隊長は、9月16日に発生したホテルの転落殺人事件の捜査に協力するため、主に当分局に赴任されました。路隊長とうまく連携し、事件を一日も早く解決してほしい」
浮かない顔の杜城。
全然、隠せてないじゃん。
大丈夫かな。
張局長「路隊長、なにか一言お願いします。」
路海洲「はい」
起立する路海洲。
この人、敵とも味方とも、どちらとも取れる感じで、なかなかの“食わせもの”かもしれません。
路海洲「皆さん、こんにちは。路海洲です。市局では、この“916事件”を非常に重視しています。だからこそ、皆さんのお力になりたいと思っています。これから、私たちは同僚です。どうか、私にも協力していただければ幸いです。一日も早く事件を解決しましょう。」
話し方も、喋る内容も、そつないわぁ。
じっくり、路海洲の顔を見つめている沈翊。
そして、無反応の杜城。
誰も、なにも反応も示さないので、張局長自ら、拍手を促してる![]()
張ママ、頑張れ!
それに追随して、拍手する一同。
沈翊は、杜城のこともじっと見てる。![]()
路海洲「杜隊長・・よろしく」
握手を求める路海洲。
立ち上がる杜城。
杜城「こちらこそ、よろしくお願いします」
がっちり、手をホールドしているそんな二人の様子を凝視している沈翊。
見ているのは、杜城の手首。
なぜなら、路海洲と握手を交わす杜城の腕に、腕時計が嵌められていないから。
~回想~
まだ、この事件が起こる前・・・爆破事件の類似事件を、杜城と一緒に徹夜で調べたあの日。
沈翊がドアをあけ、「まだ仕事?」と声をかけると、
あたふたと、時間を確認しようとする杜城。
あれ・・
腕時計がない。
キャビネの上に、外して置いてありました。
見つけて、手に取る沈翊。
そう、あの時、沈翊は、杜城の時計を手に取って見ている。
部屋の電灯の反射で、盤面の傷がクッキリ。
#1-2で、殺人犯と争った際についた時計の盤面ガラスの傷を・・・。
※フライングネタバレの回収です。
そして、さらなる追い打ちは、先ほどの鑑識課員の言葉。
課員「時計の文字盤に嵌めてあるガラスに似ているようなので、そこから落ちたのではないかと推測しています」
未だ、そんなはずはない・・自分の考えすぎだ、と否定したい気持ちがある反面、もうなにかが起きてるのはわかってる。
でも、なぜ杜城が自分に何も言ってくれないのか、がわからない。
生気のない顔で、考え込んでいる目の前の杜城を見て、
泣きたいくらい不安になる。← 私も!
会議は解散。
杜城に呼び止められる沈翊。
杜城「沈翊・・・鑑識のほうで、痕跡の証拠とか、なにか見つかったか?」

今はもう、そういうことを確認されることすら、恐ろしい気分です。
沈翊「いや、何も・・」
杜城「あ、そうだ。姉貴が今夜暇だったら、夕食を食べにうちに来いって言ってる」
沈翊「ん・・わかった」
この精一杯の微笑みよ!
杜城「じゃ、仕事が終わったら、外で待ってる・・」
なんすか、このやりとり。
二人はいつから、付き合ってるんですか?
夜警デートの次は、おうちデートですか。
ああ、そうですか・・・
うぇ~~~~~~ん!!(号泣)
自分で言ってて、泣きたくなるよ。
私の・・いや、ハートトリオの出番を返してくれよ~~~~!!
でも、沈翊がこんなに泣きそうなくらい辛そうなのに、
ずきゅ~ん💘を出してる場合じゃないもの。
~剖検室~
ロンユエ「他には何も見つからなかったけど、現場の割れたガラスの表面から、これが抽出されたわ」
沈翊「洗浄溶剤が残留?」

ロンユエ「ええ。ほとんどの洗浄溶剤は、アルカリ性なんだけど、検出されたのは中性の洗浄溶剤で、水性ワックスも含まれていたわ」
沈翊「水性ワックス?」
聞き返す沈翊。
~杜城の部屋~
窓辺のグリーンに、霧吹きで水をあげている杜城。
こういうこともするんだ、城隊・・・。← するんです。この人、面倒見いいし、わりとマメなほうだと思う。
それに、煙草吸わないよね、このドラマ。 ← 『光・淵』を見てて、なんとなくそんなことを思ってしまった。
ノックの音がして振り返ると、ドアのところで、路海洲が立っている。
路海洲「杜隊長、水やり中でしたか? 失礼してもいいかな。ここでは、新入りなのでね、皆さんにコーヒーを配ってきたところだよ」
笑顔で、コーヒーを渡す路海洲。
一応、市警本部の人間なので、丁寧な対応をしてますが、たぶん、階級的には、杜城と同じくらいのはず。
杜城の向かい側に座る路海洲。

路海洲「Mの事件について何か新しい手がかりは出てきたのかな?」
路海洲「ああ、私はここに着任したばかりなんでね、情報を共有させてもらおうか、と。別に他意はないので、どうか、気楽にしてほしい・・」
そういうことであれば・・・と、進捗状況を説明しはじめる杜城。
杜城「イ・ハンが監視カメラの分析調査を行っています。ホ・ロンユエが検死を終えたところです。現在、彼女は、生物学的情報を分析にまわしてます。」
うんうん、と頷きながら、聞いている路海洲。
杜城「鑑識チームは現場から持ち帰った物証の痕跡の洗い出しを行い、その後、さらに検査を行っています」
詳しいことまでは言わないが、つっこまれる隙すら与えないような答え方。← そう見ちゃうからだ、というこちら側のスタンスもあると思いますけどね。
路海洲「容疑者についてはどうかな?」
杜城「それは、まだです。生物学的痕跡など、何一つ見つけられませんでした」
路海洲「そうか・・・。きっと見つかるはずだ。そうだろ?」
頷く杜城。
杜城「捜査が正しい方向に進めばって感じですかね」
今度は、路海洲が頷き返す。
うわ~~~、腹の探り合い的な匂いがぷんぷんします。
路海洲「そう言えば、以前は、レイ隊長と親しかったと聞いたよ」
ただ、こくりと頷くだけの杜城。
路海洲「彼の犠牲は私たちにとって大きな損失だった」
杜城「・・・・・」
こんなふうに、あまりよく知らない人から、不躾に、レイ隊長の話をされるのは、平常時でもあまり好きじゃないと思う。
少なくとも、Mが死に、自分が危機に陥れられている状況で、聞きたい話じゃない。
路海洲「彼の担当した最後の事件は、Mが絡んでいる人身売買事件だったよな?」
大きく頷く杜城。
路海洲「あれから7年が経ったが、事件は未だ未解決だ。今回のMの死は、私たちにとって大きな突破口を与えてくれるはずだ。この機会を逃さず、一刻も早く事件を解決しなければ・・・レイ隊長の慰霊の為にも・・・」
この時の、路海洲の口ぶりで、なにかを察したような杜城。
やはり、路海洲がここに来た目的は、単にMの殺人事件の応援だけじゃなく、思った以上に、Mのことも、自分とレイ隊長の絡みについても、事前に調べてきている、と察知したって感じかな。
路海洲のスマホがなり、「あ、すまない。・・・もう失礼するよ。 もしもし・・・ああ、シャオホイさん」
そのまま、部屋を出ていく路海洲。
残された杜城のため息の重いこと。。。
そこからは、刑警隊の側を通り、フォンに話しかけたりする路海洲の様子を部屋から気にして見ている杜城。
次は18話です。
ようやく、ここまできたのか、という思いもありつつ、ここからは、ますます、気を引き締めていかないとなぁって感じです。
★『猟罪図鑑』Ep.17-4 雑感★
新たな人物の登場。
うふふ、市局の路海洲副長は、シーズン2にも出るんですよね?
噂は入ってきました。
あ、役職とかも変わっているのかな。
どちらにせよ、そっちはそっちで楽しみです。
しかし、杜城にとっては、要注意人物って感じの扱いですね。
とにかく、じっと我慢の17話後半~18話。
わかってはいても、こうして、筋追いをしていくと、感情移入に忙しい。
以前、沈翊のやることには全て意味がある、と書きましたが、それは、杜城も同じです。
ああ、17話の後半は、かなり辛い展開になってました。
でも、しばらくはこんな感じなの。![]()
★『猟罪図鑑』Ep.18-1に続く★















































