だんだん隠せなくなる沈翊の厳しい顔付きをみるのが辛い。。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#18-1  

 

 

 #EP18-2

 

・・・となれば、次に、路海洲が訪れるのは、沈翊のもとですね。

 

~沈翊の部屋~

 

コンコンコン・・・

路海洲「沈先生?」

鉛筆を削る手を止める沈翊。

沈翊「路隊長・・・」


突然の訪問に、少し意外そう。


路海洲「お忙しい?」
沈翊「いえ、大丈夫です。どうぞお入りください」

やっぱり、はじめて、この部屋に入った人は、似顔絵の壁に圧倒されるよね。

路海洲「ちょっと、部屋の中を見てまわってもいいかな?」
沈翊「もちろんです。どうぞ、ご自由に・・」
路海洲「ああ・・」
感心したように、似顔絵を見ている路海洲。
 

路海洲「いや、本当に評判通りだなぁ」

 

照れくさそうに、首を振る沈翊。

 

路海洲「市局にいた時から、君のことはよく聞いていたんだよ。今回、ようやく、北江で最も有名な似顔絵捜査官の姿を拝見することができた」

沈翊「私だけでなく、みんなの功労ですよ。似顔絵は単なる手段にすぎませんから。みんなで、一緒に事件を解決してきた結果です」

自分の画のことなど、なんでもないことのように話す沈翊。


路海洲「素晴らしい。君たちが解決した事件のことも広報誌で読ませてもらったよ。例の、君が杜城と一緒に解決した事件」

 

はあ、と頷く沈翊。

どの事件のことだろ?

いっぱいありますけどぉ~?

 

路海洲「・・・曹棟の事件では、お二人は本当に良いコンビぶりだったようだね。一体、どうやって、君が送ったサインを、彼が受け取れると思えたのかな?」

ああ、あれかと、照れくさそうに笑う沈翊。

 

沈翊「さぁ、わかりません。もしかしたら、本能的な信頼なのかもしれません。あの時、私は彼しか信じられませんでしたから・・・」

 

聞いちゃった! 聞いちゃった!

"本能的な信頼"ですと?

 

あ、ちょっと、やり取りが真面目な場面なので、腐沼の民は、外野に行きますね。

 

ま、これを聞いて、ずきゅ~んとくるのは腐沼の民くらいで、一般の方にしてみれば、「あの時は、(自分が)生き残るためにも、彼を信じるほかに方法がなかったですから・・」という感じなんでしょうけどね。

 

でも、"本能的な信頼"ですよ?

なかなか言えませんよ普通・・・って、杜城と沈翊は、先日も生死を共にしたばかりなんで、もっともっと強めにオーバーに言っても差し支えない、とは思いますけど。

 

 

沈翊の微笑みも意味深だわぁ。

 

路海洲「君にとって、彼はどんな存在なのかな?」

 

ここで、鉛筆を削る手がピタっと停まる沈翊。

 

~腐沼 外野席~

わかってる、わかってますってば。

そういう意味で聞いてるんじゃないってことくらい!

 

路海洲が、自分のもとに来た思惑と、抱かれている疑念に気づいたんでしょ。

 

でもね、ここの北江分局の人は誰一人、沈翊に、杜城の存在の意味と意義を訊ねたりしないじゃん(笑)

だから、そこに、活路(!)を見出したくなっちゃうのよ。

 

沈翊は、なんと答えるんだろうか。

 

沈翊「・・・・・・・」


路海洲「誤解しないでもらいたい。ただ私は、彼がこの事件をどのように処理するのかを知りたいだけなんだ」

 

う~ん、どう言えばいいのかな、と、表情が渋くなる沈翊。

沈翊「正直言って、そういうことって、そう簡単に話せるような事じゃないんです。(杜城とは)もっとお互いに交流して、直接、話してみればいいと思いますよ

 

That’s right!!

 やっぱり、沈翔はクレバーね。

 

路海洲の話の持っていき方が、純粋に、仕事に役立てようと興味がある、というより、自分を通じて、杜城のなにかを知りたがってる、っていうニュアンスを感じた、としても、遅かれ早かれ、事件を調べていけば、そういう流れになるはずだ、と、どこかでわかっているのかも。

 

頷いてみせる路海洲。

思ったより、沈翊をくえない人物だと思ったかしら。

少なくとも、今までの三人とは違うぞって。(苦笑)


路海洲「ところで、この事件について、他に気になることなどあるのかな?」

 

杜城の時計のひびわれや、

車の洗剤・・

などなどが、沈翊の脳裏によぎるくらい、それどころじゃなく気になってますけど、それこそ簡単に言えないです。

 

沈翊「・・・まだですね」

 

あ・・・これはなにかありそうだ、と悟られたね。

 

ああ、こっちも、腹の探り合いかぁ。

路海洲「そうか・・・もし何かあれば、いつでも相談してきてくれ。ここに来てまだ間もないが、できるだけ早く皆と合流したいと思っているんだよ。考えを寄せあう人間が多ければ多いほどいいからね」

※多一个人就多一分力量  =1人分増えるとそれだけ力が増す からくる言い回しかな?


沈翊にとっても、別にそれに異論はありません。

裏で、こそこそしないのであれば、ね。

路海洲「ああ、もう邪魔はしないよ」

部屋を出ていく路海洲。

 

なんだか・・・どっと疲れたよね。

心の警戒準備が出来てよかったかもよ。

~月夜 海沿いの廃墟~

 

おお、この建物、久しぶりに出てきたね。

Mの潜伏先だったはず。

 

それが、望帰村だったの?

 

懐中電灯片手に現れたのは、杜城。

 

入口にかけられていた南京錠を工具で切り、中に入ると、テーブルには、カップラーメンやら総菜の容器がそのまま残されている。

 

化粧台の上に隠すように置かれていた手帳。

 

中は、ごっそり、破り取られてる。

誰か先に入られてるね。

 

鉛筆で、こすってみる。

浮かび上がった文字は、周俊(ジョウ・ジュン)?

 

当然、その手帳は、自分で持ち帰ることに。

 

そして、一枚の写真を、戸棚のガラス戸に挟み込む杜城。

男の写真?

杜城側から仕掛けるってこと?

 

~回想~

ホント、このMとの電話、小出し小出しにしてくるのよ(苦笑)

 

M<杜刑事。 写真は受け取った?>

それを聞き、慌てて、さきほどの黒いファイルケースを開く杜城。

 

中には、1枚の写真。

M<彼が、雷易菲(レイ・イーフェイ)を殺した犯人よ>

 

単純な実行犯だという意味だとしても、杜城の7年を思えば、大進展です。

 

警察からも組織からも追われ、警戒しきっているMと会える千載一遇のチャンス。

もっと聞き出すために、一人で出向いていったってことになりそう。


実際、この潜伏場所は、じきに割れるでしょう。

で、その写真を、わざと、Mの潜伏先に残し、

この男のことを警察に調べさせようってことになるか、と思われます。

~剖検室~

 

沈翊「何法医・・」

ロンユエ「あら、沈翊・・」
沈翊「Mの遺体を見たいんだ」
ロンユエ「遺体を?・・・前回、私に確認を依頼した洗車液の成分だけど、現場にあった洗浄剤と完全に一致したわ」

 

そうでなければいい、自分の思い過ごしであればいい、と思いながら、ロンユエに依頼したはず。

ショックを受けるな、というほうが無理ですよね。

 

ロンユエ「何か新しい手がかりは見つかったの?」


沈翊「・・・・あ、まだだけど」

 

その様子に、なにかあるんだろうな、と、ロンユエ、気づいたよね。

それでも、察して頷いてくれる。優しいな悲しい

 

遺体よりこっちが見たかったのかな?

衣服とかブーツとか、ボタンまではずし、ポケットの中も奥まで念入りに見ていく沈翊。

 

今までの沈翊だったら、自分たちの報告書や鑑定書を確認するだけで、ここまで、手を出してくることはなかった。気になることがあったら、自分に確認させていた。

並々ならぬ熱意で、なにかを探そうとする沈翊の様子が気になるけど、見守るのみ。

 

服に浮かび上がり、乾燥した白いものに着目した沈翊。



沈翊「これって、何かな?」

ロンユエ「塩(盐漬)ね」

 

ん?と疑問に思い、ブーツを手に取ると、そこにも同じものが。


沈翊「・・・(汗にしろ、涙にしろ)体内から塩分が分泌されるのは正常なことだけど、なぜコートと靴に付いているんだ?」

 

ロンユエ「おそらく、亡くなる前に海に行ったのかも」

沈翊「海?」
ひらめいた沈翊。


 

沈翊「彼女は海辺に住んでいたんだ」

~沈翊の部屋~

 

鉛筆類をペンケースにしまい、

いつものお出かけセットを用意してます。

 

突然、背後から声を掛けられる沈翊。

路海洲「なにか、新しい手がかりが見つかったのかな?」

 

このタイミングだと、ロンユエのところに行ってたのも、知られているのかもね。

沈翊「Mが、生前、海辺のような場所に行っていたような気がするんです。調べてみます」

路海洲「海辺? 海辺といっても、かなり範囲が広いが・・・どうやって、それを自分一人で確認するつもりなんだ?」

沈翊「今のところ、私の疑念は不確定なんです。まだ、あまり多くの人を動員させたくありません」

路海洲「そんなことは構わない。市局から、人を呼ぼう」
さっさと、電話をかけ始める路海洲。

 

その時、ノックと同時に杜城の大声が!

杜城「沈翊!!」

 

沈翊「?」


路海洲がいるのを見て、ちょっとトーンダウンした杜城。

杜城「ああ、いらしたんですね、路隊長・・・」

 

なんで、あんたがいるんだ?油断も隙もない・・とは言いませんが、いろんな意味で、心では思ってると思います。

 

杜城「ホ・ロンユエから、お前が、生前、Mが海辺に住んでいたのでは、と疑っていたようだ、と聞いたぞ。」← ロンユエを張ってたのは、杜城も同じか。


沈翊「・・・ああ、でも、まだ不確定なんだよ」


路海洲「そうなんだよ。それで、(市局から)応援を呼んで調べさせようかと・・」


杜城「いえ、結構ですよ。こちら側で対応しますから」

 

え・・・と、その強引さに驚く沈翊。

 

そういうと、すぐさま、フォンに連絡を入れる杜城。

杜城「ジャン・フォン、チームをつれて、出動させろ。海岸沿いを捜索させるんだ!」

沈翊にむかって、「行くぞ」と当然のように声をかける杜城ですが、

路海洲には、チラ見して牽制するだけで、何も言わないの。

 

微妙な雰囲気を出しつつ、杜城の後を追う沈翊。


おいおい、杜城さんよ、いいのかい、それで。 ← あまりにも、わざと疑いに拍車をかけようとしているかのような拙速な杜城のやり方が心配で、寅さん口調になっちゃうよ、わたしゃ。

 

〜海辺の集落〜

・・・ということで、海辺の集落を捜索することになりました。

杜城「すみません、ちょっとお伺いしたいんですが、この人を見かけましたか?」
漁師さん?「いいや・・」
杜城「そうですか・・ありがとうございます」

すでに、聞き込みを開始してた杜城。

 

そこへ、路海洲、沈翊、そしてフォンも通りかかる。

路海洲「Mがここに住んでいたのなら、日用品などを購入していたはずだ。近くの商店を探してみよう」
頷く沈翊。

 

フォンが杜城に気づき、なんとなく、目で追ってると、杜城は、沈翊の言葉に耳ダンボ。

 

沈翊「地図で確認しました。5キロ圏内にミニスーパーが3軒ありますね」

沈翊のスマホに顔を寄せるように、少し身体を傾ける路海洲。

ここ、ジェラ動画で、よく使われるシーンですね(笑)

ドラマそっちのけで、市局からきたエリートに狙われる沈翊と、嫉妬のあまり、横やりをいれる杜城っていう体(てい)に見えちゃうのよ。

私的には、そっちが好き。今は、そっちのお気楽さを推したい。

 

すかさず!
大声で、杜城の「路隊!」との声に、思わず、振り返る。

 

デジャヴ、デジャヴ!! さっきと同じ(苦笑)



杜城「三手に分かれて、商店を回りましょう。沈翊、お前は俺いっしょに来い

 

しかも、わざわざ、肩にポンと触れて、「行くぞ!」って念押しよ。

 

沈翊:え??

 

ここでも、デジャヴ、デジャヴ(苦笑)

「行くぞ!」

戸惑いつつ、黙って、杜城のあとに続く沈翊。

 

 

フォンの、「城隊・・俺は・・・」という被っちゃった声が、完璧に無視されちゃって気の毒でしかない。
 

なんだ、今のは・・・と、茫然としちゃってる路海洲と、同じく、残されたフォンが立ち尽くしてる(苦笑)

ひゅ~るり~~ 宇宙人くん

気まずい。

 

フォン:いいです、一人でいきます。。(涙)

 

自分を除外する、あからさまな杜城の態度に、笑ってしまう路海洲。

あーあ、これが、杜城のヤキモチだったらどんなにいいか。。。ショボーン

 

~ミニスーパーの前~

店の前で車をとめた杜城。

 

店内への聞き込みには、杜城が一人で行く模様。

こうしてみると、普通に、かっこいいよなぁ。

 

車内に残った沈翊。

すぐさま、ドラレコを確認しようと、手を延ばす。

この機会をうかがってたんだね。

 

そしたら、ファイルがない・・・だって。

消してる・・・。

 

杜城が戻ってくるより前に、モニターをオフにし、位置を戻す沈翊。

でもね、車に乗り込んだ杜城には、バックミラーがズレてることで、沈翊が触ったことに気づいちゃうのよ。

 

でもって、沈翊も、杜城がそのことに気づいたことに、気づいちゃうのよ。

ややこしいけど・・・。

 

それでも、すっと指で、ミラーの位置を直すのみ。

でも、そのことについては、なにも言わんのよ。(涙)

 

杜城「わかったぞ。前に、“黒車(日本でいう白タク”)がMを乗せ、埠頭の先の小さな漁村で降ろしたそうだ」

沈翊「・・・・・・」

 

杜城は、常に先を先を読んで、沈翊を誘導するように動いてる。

時間がないんだね。

 

ジープを急発進させる杜城。

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.18-2 雑感★ 
 

「とにかく、うちのお兄ちゃんはかっこいいんです!」と答えるハンちゃんを筆頭に、路海洲があれこれ聞きまわっても、どこか呑気で、杜城のことを信頼しきってる“チーム杜城”の精鋭メンバー(笑)

仕事仲間というより、家族から話を聞いてるような錯覚さえ、起こしそう、ぶはは!(笑)

 

唯一、沈翊だけは違う、とわかっただけでも、路隊長さんにとっては奏功だったかもしれません。

 

でも、それをいちいちメモる路海洲も、人は悪くないと思うのよ。

沈翊もそんなに警戒してないし。。

そこまで、“非情な切れ者”って感じはしませんね。

あ・・仕事人やアンダーカバーは、切れ者でも、切れ者じゃないように見せるパターンもあるけれど(笑)

 

>路海洲「君にとって、彼はどんな存在なのかな?」

 

いいんですか、それ、聞いちゃいます?

Mが殺される前だったら・・・思わず、むせちゃう・・みたいなベタな演出だったかも。爆笑

 

それにしても、こんなにも杜城のことを思い、疑念を振り払うかのごとく、必死に動く沈翊の姿は涙を誘うよ。

 

沈翊の心、杜城知らず・・なのか、はたまた、その逆か。

 

 

★『猟罪図鑑』Ep.18-3に続く★