なんだか、雲行きが怪しくなったような感じがしますよね。
でも、最後までわかりませんよ(笑)
10話、ちょっと時間かかってるっぽいんです。
少々、お待ちください。。
・・・っていうか、GMMの、細切れ動画も見ちゃいましたが、自分が一番、筋追いしたくてウズウズです(笑)
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Cherry Magic』
30 ยังซิง
2023年(Thai)Dec.9/2023~ Mar 2, 2024
47分×全12話
制作:GMM 25, ViuTV
原作:豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
前のエピソードをお読みでない方は、こちらから。
Episode 09−4
(何度もすみません。まだ、9-3なんです)
~休憩コーナー~
腕組みをして、考え込んでいるPai。
まさか、もう、Achiの異動の話を聞きつけた?
コンコン、と合図するのは、傍らに座ってるRock。
“こんなにそばにいるのに~♪”(by Zard)
存在感を無にされてるRock。
Rock「どうかしたんですか、P’?」
Pai「それが・・・さっき、タナカさんが部屋に、P’Achiを呼び出すのを目撃しちゃったの。その時、なにか、白い書類みたいな封筒を持ってたのよ。もし、P’Achiが退職することになったら、どうすればいいのよ!」
まだ、内容までは把握できてなかったか。。
だけど、この心配ぶりを見たうえで、Paiの言葉を額面通りに受け止めたら、“Paiは、Achiを好き”って結論づけても無理ないかもね。
落ち込むRock。
Rock「・・・正直に話してください。P’Achiのこと、好きなんですか?」
これ、確認するの、二度目です。
Rock「・・・・P’Achiのこと、好きなんですか?」
でも、あの頃よりも、もっと切実になってるんですよね。
想いは募るもの、と申します。
Pai「馬鹿じゃないの?なんで、そんなふうに考えたりするのよ?」
Rockの前に座るPai。
Rock「だったら、なんで、P’Achiの問題にそこまで、心配したりするんですか?」
当然、疑問をぶつけるRock。
Pai「P’Achiが、私の気分を盛り上げてくれる人だって知らないの? P’Achiが、そこにいるっていうだけで、私を幸せにしてくれるのよ。P’Achiの顔をみるために、起きて会社に行く気にさせてくれるの。たとえ、どんなにサボりたい日でも、ベッドから起き上がるモチベーションになるのよ。P’AchiとP’Karanがいなかったら、働く意味なんてないも同然よ。」
P’Achi、P’Achiって連呼しっぱなし。
途中、推しを崇め、言葉にしてるだけで夢見心地になっちゃうPaiと、苦虫を噛み潰したRockが交互に映ります。(苦笑)
話してるうちに、どんどん、興奮してくるPai。
Achiが退職するかも・・と考えるだけで、顔を覆ってしまう。
とても、この心理、Rockに理解できるとは思えない。。。
そこまで、聞かされて、いたたまれないRock。
Rock「わかるような、わからないような・・・」
Pai「あんたってば、私をイラつかせずに、一日くらい過ごせないの?」
Rock「彼らに対して、その気もないのに、なんで、そこまで、P’AchiとP’Karanのことを心配するのか、理解できないだけですよ」
ある意味、ど正論
ああ、なにを言っても無駄よね、と目を閉じてしまうPai。
Rock「でも、渋滞をかき分けてでも急いで仕事にいきたくなったり、仕事にくるだけで幸せになれるほどの誰かがいるってことは理解しました。」
含みのある、いや、明らかに、けんのある口調です。
Pai「・・・・・・」
立ち上がり、ポケットに手を突っ込むRock。
Rock「(もしかしたら)あなた以上にわかってるかもしれませんね、P’!」
Pai「・・・・・」
ちょっとだけ圧倒されたように見えるPai。
だがしかし、今のPaiの思考は、こっちの期待どおりじゃない。
それだけ言うと、立ち去ってしまうRock。
Pai「今のって・・・一体、どのシップの話なのかな?」
Pai!!
なんでそうなる!!
Achiのことがあるから、だいぶ、頭の中、混乱してるでしょ。
Pai「P’Dujと・・タナカさん?」
うわ、そこ!!
くぅ~~、タナカ氏の背景がわからんから、さすがに口に出せなかったよ。
Pai「お~~、Rock。私にだって、それくらいわかるわよ」
Pai~~~!!
今日、はじめて、心の底から、Rockが気の毒に思えました。
~帰り道~
Karanと一緒にいても、どうしても、考え込んでしまうAchi。
Karan「Achi、タナカさんとの話、どうだったの?」
Achi「ああ・・・・まだ、なにも進展はないよ」
Karan「心配いらないよ。時間はかかるかもしれないけど、きっと、タナカさんなら、Achiの経験に見合う、いい部署を見つけてくれるって思うんだ」
さすが、Karan。
たしかに、ある意味、それは、そのとおりでしたね。
Achi「・・・うん」
力なく、歩き始めるAchiに、なにかを感じるKaran。
~二人の愛の巣(笑)~
ちょっと模様替えした?
バスルームから、出てきたKaran。
やっぱり、Achiのことが気になってる。
・・・と思ったら、ソファに座ったまま動かないAchiを見てたのね。
よくよく見ると、スマホを見ながら、かわいい顔して、うとうとし始めてたみたいです。
まだ、乾いてない髪をタオルで噴き始めるKaran。
Achi「・・・?」
ボケボケした顔で、振り返ると、「大丈夫、眠ってていいよ。風邪ひかないように、僕が乾かしてあげる。」と、これまた、特大級の優しさを見せるKaran。
やはり、特注パジャマは、洗い替えはない模様(苦笑)
Karan:仕事で、大変だったんだろうな。こうして、世話をやけて良かった・・・
眠ったふりをして、Karanの声を聞いているAchi。
もう泣きそう。
でも、Achiの手元にあるスマホの画面には、
ナコンシータマラート周辺への、車なしでの行き方
ナコンシータマラート周辺
ナコンシータマラートに行くには・・
などの検索結果の文字が並んでる。。
Karanに頭を拭いてもらいながら、そっと画面を伏せるAchi。
~翌日かな? それとも数日後かな?~
タナカ氏と同席で会議に出ていたKaran。
タナカ「Karan、どうかね? Achiは君に、ナコンシータマラートに行く件、相談しただろう?」
Karan「・・・・!? はい?」
初耳です。
タナカ「1ヶ月も単身で、違う街に住むというのは、交際中の相手がいる人にとって難しい決断であることは理解できるが、できれば、今日中に答えをもらえたら嬉しいんだがね」
大混乱の中で、
なんとか、頷くKaran。
~Achiの自席~
Karan「Achi・・今、ちょっと、話できる時間あるかな?」
すでに、なにかを感じたのか、Karanを見上げるAchi。
ここまでが 3/4です。
~屋上~
神妙な雰囲気で、並んで座るKaranとAchi。
口火をきったのは、Karanです。
Karan「タナカさんから、君の、別の都市での支店への配属について聞かれたんだ。その件、知らなくてさ・・」
Achi「断ろうかなって決めたところだったから、心配かけたくなくて・・・」
え・・と驚くKaran。
「断ろうかなって決めたところだったから」に、ショックを受けてます。
Achi「言えなくて、ごめん」
Karan「別に君のこと、怒ってるわけじゃないんだ。ただ、ちょっと驚いただけで・・・。実際、タナカさんは、今日中に、答えが欲しいらしくて、それで、君に聞いてくれないか、と、僕に頼みたかったようなんだ」
呼び出した理由を告げることで、Achiの不安を取り除きたいKaran。
Achi「・・・・・・・」
Karanに知られてしまったこともそうだし、今日中という期限もそうだし、いろいろ、処理が追いつかないAchi。
Achi「・・・・わかった。あとで、自分で、返事するよ」
微笑むKaran。
Karan「でも、どうして、この機会を断ろうとするのかな?」
Achi「それは・・・しばらく、ナコンシータマラートにいることになるし、全部自分でやらなければならないらしいんだ。仕事の件だけじゃなく、僕たちのことも心配で・・・僕にできると思えないんだ」
「やってみたいです」と答えた時とは、まるで別人みたい。。
改めて、Achiに向きなおるKaran。
Karan「僕がどう答えるべきなのか知るためにも、君の考えを読めたらいいのに。でも、僕にはできないんだ。」
Achiの手首をつかむKaran。
Karan「だから、どうか、君の考えてる事を大きな声で言ってくれないかな。」
Achiに、自分の心を読ませることで、Achiの本音を言いやすくしてるんだよね?
この人は、恋人という観点からだけじゃなくても、人間として、信頼のおける人だよね。
ちょっと出来すぎなくらいだけど。。
Karan:君が安心してなんでも共有できるように、全部、聞いてみたいんだよ。
これが、まぎれもない、今の、Karanの心の声。。
この、まっすぐな視線、好きです。
頷くAchi。
Achi「正直、社長が示してくれたこの機会は、興味深かったけど、もし、僕たちが遠距離に住むことになって、君の心が読めなくなることが怖かったんだ。そんな状態で、どうしたら、僕は、いい恋人になれるんだろうって・・・。僕たちが一緒に過ごしてきた全てを無駄にしたくないんだ。」
やっぱり、このスタイルなら、言いやすいんだ・・・。
仕事に関しては興味深いって言う言葉を聞けば、後押ししたくなるでしょ。
それを聞いて、優しく微笑むKaran。
Karan「なにも、無駄になったりしないよ、Achi。君は、少しの間だけ、離れるだけだ。それに、心を読むことについては、もしなにかある時には、君が僕の心を読むのと同じ気持ちになれるよう、正直に君に話すよ」
もちろん、Karanは、Achiを安心させて、望む道を進ませるため、とは言え、自分の気持ちはぶれないし、変わらないんだ、と、自分の偽らざる気持ちだと思って伝えてるんだよね。
Achi「でも・・・Karanはそれでいいの?」
この聞き方は、既にAchiの中で、答えが出てるってことでしょう。少なくとも、私はそうです。
Karan「もちろんだよ。その後は、僕は、僕らが年を取るまで、君と毎日一緒にいられるんだよ。君が望むことを試す、たった一ヶ月ちょっとの間のことだ。当然、待てるよ。」
Achiの手を取るKaran。
Karan「それに、そのせいで、君は僕を失ったりしないって、約束する。これを聞いてもまだ、このチャンスを逃したい?」
これもまた、素敵な言い方だ!
Achi「・・・・・」
~社長室~
さっそく、報告にいくAchi。
タナカ「そこのネット環境は、あまりよくなくて、それに、天気も悪いんだ。それに、君がまだ若いせいで、君を尊重する社員もあまり多くないかもしれない。」
い、今さら?
ちょっと後出し感ありませんか?(笑)
そんな悪条件が重なってるプロジェクトだったんですか?(苦笑)
・・・っていうか、こういう問題が、残りの数話で起こるかもよっていう私達へのお気遣い?
Achi、気をしっかり!
タナカ「君は、支店新設の作業を、自分自身で、計画し、監督し、確認したうえで、私に報告しなければならないんだ。それらのことに対しての覚悟はあるかね?」
Achi「かならずや、ご期待に添えます」
その答えを聞き、満足そうなタナカ氏。
でも、Achiの指先をみると・・・
・・・あはは。“嘘つきサイン”だ(笑)
Achi:嘘ついた。。僕に準備が出来てるなんて、信じられるわけないよ。今の今まで、自分に準備ができてるなんて感じたことないもん。
だけど、準備ができているかどうか確信が持てなくても、何かを始めることは、思っていたほど怖くないことがわかったから。
それは・・Karanとの日々が与えてくれたことだよね。
Achi:一番怖いのは、事前に臆病になってしまうせいで、自分に制限をかけることだ。
Achi「本当に、この仕事をやってみたいです」
タナカ「(日本語)よし。よく言ってくれた!」
握手を求められるAchi。
Achiの社会人人生の中で、新しい幕開けだね。
~屋上~
実際には、Achi以上に、心配しながら、結果を待ちわびている人がいました。
文字通り、駆けつけてきたAchi。
Karan「どうだった? OKだった?」
優しい笑顔で問いかけるKaranに向かって、一直線に飛び込んでいくAchi。
おおおおお〜〜
言葉よりも、ただただ、この嬉しい気持ちを、Karanと共有したくて、ぎゅっと抱きしめる姿みたら・・・泣いちゃうよ。いや、泣いちゃったよ。
(日ごとに、涙腺だるだるなのよ)
だって、こんなに、自分の感情にストレートになることなんて、いままでのAchiに、なかったことだもの。
戸惑いつつ、Achiの背中に手をまわしていくKaran。
♪だって キミは特別な人だから ♬
♪平凡な日々が なにかとても♬
♪すばらしいものに変わっていく♬
♪キミとの一分一秒はとても意味あるものなんだ♬
Achi「受けてきたよ、すっごくいい気分だ。・・・・本当に、ありがとう、Karan」
Achi:今日の僕の魔法の力なんて、僕をより勇気ある人にしてくれた偉大な愛の力に比べたら、何でもないことだった。
本当だよね。
常に、この人に包み込まれている愛情を感じることができなかったら、とても出せなかった勇気でしょう。
ようやく、すこしだけ、身体を離し、お互いの顔を見合う二人。
Karan「よくやったね。君を誇りに思うよ、Achi・・・」
Achi「僕には君がいてくれるから・・」
微笑むKaran。
そして、そんな二人の間に、無音の時が訪れる。。。
愛する人にキスしたいという、心の底から湧き起こる欲求。
それでも、心の準備ができていないかもしれないAchiを前に、躊躇いを見せるKaran。
自分の唇に視線を向けるKaranを見て、声ではなく、ただ感じているであろうAchi。
もしかしたら、これも、前にAchi自身も感じた、“心の声”が聞こえない現象なのかな。
この時ね。
Achi:Karanの心の声が、まったく聞こえなかったのは、これが初めてだった。でも、今はもう、はっきり彼の気持ちを感じることができる。
(これも、#6 4/4だった)
誰からも、何からも、“今がその時だよ”って教わらなくても、自然と、その時が来たら、わかるものなんだよね。
Achi:勇気を出して、いろんなことに挑戦してみようと思うんだ・・・たとえ、今まで、自分がやれるなんて思ったことすらないことであっても・・・
自分から、Karanの唇に口づけをするAchi。
OMG!!
万感の想いで、受け入れるKaran。
( ;∀;)
いままでの、ちうとは違うぞ。。
唇を一度離し、心から求めあえた嬉しさを、お互いの目を見つめて、感じ取る二人。
再び、唇を重ねる二人の美しさ。。。
やっぱり、最後は、私を泣かせてくるんだな。。
今日のひと言
今日の僕の魔法の力なんて、僕をより勇気ある人にしてくれた偉大な愛の力に比べたら、何でもないことだった。(by Achi)
★『Cherry Magic』Ep.09 4/4 雑感★
🎉
ありがとうございました🙇
以上!
ホントに、これで締めたいくらい。
もう、あれを見たら、なんもいえないっす。
とは言え、、他にも素通りできないシーンもありました。
屋上での、Karanの後押しシーン。
誰よりも、お互いが一番の理解者で、こうして、いろんな局面を乗り越えてきた姿を彷彿とさせるTayNewの今までと重ねてはいけないのかもしれないけれど、どうしても、入り込んでみてしまいます。
途中、Achiが、嘘つきのフィンガーサインをする部分がありました。
私も、嘘とまでは言えませんが・・・
このドラマが始まって、二人のとっても素敵なシーンを見れば見るほど、無茶苦茶、盛り上がって、キャーキャー大騒ぎして、それを筋追いにも書き続けていましたが、実は、その裏でなんだか、とても寂しくて、うまく言えないんだけど、今までも、他のドラマでも、こういう感じ、たびたび起きてた。。
あんまり、幸せすぎると、泣きそうになる。。
次は、とうとう、二桁回に突入です。
「起承転結」の結にさしかかったってことですよね。