2/4の量が多くなってしまったので、こちらにもってきています。

(もともと、3/4と4/4が短かったっていうのもあるんですけどね。)

 

それよりも、今日、10話だっていう事実。。。

 

 

 

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『Cherry Magic

 30 ยังซิง

 2023年(Thai)Dec.9/2023~ Mar 2, 2024

 47分×全12話

 制作:GMM 25, ViuTV

 原作:豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』 

 

前のエピソードをお読みでない方は、こちらから。

#9-1  #9-2 

  

Episode 09−3

<まだまだ、2/4 の続きです>

 

~和風居酒屋~

 

飲み物到着後。。

Jinta「はい、Karanさんの分ですよ。で、こっちがお前の分だ」

ジョッキをそれぞれに渡すJinta。

Achi「ありがとうな」

Jinta「さ、乾杯しよう」

 

 ชน 乾杯!!

 

Jinta「勝負しようぜ。最後に飲み終えたい人が負けだからな」

あ~あ、飲めないって言ってる人が、そんなにごくごく飲んで・・・

し~らない(笑)

 

飲んでるうちに、こぼしちゃうAchi。

慌てて、ハンカチを取り出そうとするKaran。

Karan「Achi、もっとゆっくり飲んだほうがいいかも・・。胃が空っぽだろ、酔っちゃうよ」

そう言いながら、Achiの口許を いそいそと拭いてあげちゃうKaranさんと、

Achi「ありがとう」

されるがままのAchiさん(笑)

 

Karan「手も汚れてるよ」

さぁ、とおしぼりで、手まで拭いてあげちゃう大サービス。

いえ、大サービスじゃなくて、通常運転です。

 

その様子を向かい側で、微笑ましく見ているJinta。

 

Karan「こっちの手も汚れてるよ」

もう、はいはい、って感じで、手を差し出すと、反対側の手をJintaに掴まれるAchi。

Jinta:おい! お前たち二人の様子、すっごく嬉しいよ

Achi:からかうなよ。

Jinta:え? お前、まだ、心が読めるんだな? でも、ほんと、よかったよな。お前たちを見てると、俺も、Minのこと、大事にしたくなるよ。俺も、パートナーが欲しくなった。

Achi:だったら、なにを待ってるんだよ?

 

ようやく、ふたりが無言のまま、手を握り合ってるのに気づいたKaran。

Karan「なんで、二人して、お互い見つめあってるの?」

Jinta「お・・ああ、見つめあってませんよ。ただ、話してただけです」

慌てて、否定するJinta。

頷くAchi。

Karan「話してた? それって、Jintaさんも、Achiとおなじことができるってこと?」

ここね、AchiとJintaを交互に見ながら、結論にたどり着いて、しかも、いい意味で興奮してる感じ、いいわぁ。

 

あ・・・(バレた)、と動揺しながら、「そうです」と恥ずかしそうに、小さく答えるJinta。

 

Karan「それなら、頻繁にお互い、触れあうのも不思議じゃないですね。お互い、会話ができるのなら」

Karanが、この能力を、心底、受け入れてること、逆に、Jintaには伝わり辛いかもね(笑)

 

Jinta「ああ、ヤキモチなんかやく必要ないですからね、Karanさん。Achiは、全く俺のタイプなんかじゃないんで・・・考えただけでぞっとします

必死に、手を振って全否定するJinta。(笑)

 

それを聞き、殴る真似をするAchi。

すかさず、応戦する真似をするJinta。

Jinta「なんだよ、俺がお前を怖がるとでも思うか?」

Achi「やる気か?」

お互い、やる気か?とか、お前なんか怖くもなんともないぞ、とか、子供みたいに言い合いする二人を見て、吹き出すKaran。

私には、いつものTayNewに見えなくもないが・・・。

 

ぴたり、と動きをとめるAchiとJinta。

 

Achi「・・・なに、笑ってんの?」

Karan「そんなふうに、怒ったり、拳を握るところなんて、今まで見たことなかったし・・・今度、僕ともおんなじことしてみてよ。可愛いから・・」

だめだ、ナ~ラの前の、おんなじことしてみてよ、ってちょっと煽り気味の顔が好きだ!!すみません。完全に、趣味に走ってキャプチャーしております。

 

うっき~~!

恥ずかしそうに、Karanの腕を軽くパンチするAchi。

 

それを見て、ちょっとだけ目を見張るJinta。

 こっちはこっちで、そんなAchiが新鮮なのね。

 

続けて、ふざけて、シャドーボクシングごっこしはじめたKaranとAchiを見て、

蕩けそう。

わかるわ~~。

安心して!! みんな同じ顔してるから。

ああ、Paiがここにいたら、発狂してぶっ倒れるかもしれない。

 

Karan「攻撃されても、やりかえせるように、練習しよう」

 完全に、二人の世界じゃん。

 

それを見ながら、自分のスマホを取り出すJinta。

Jinta:明日、時間ある? 君に話したい大切な話があるんだ

 

お誘いの相手は、当然、Minです。

 

祈るような気持ちで送信すれば、目の前には、相変わらず、恋人と二人だけの世界に入った親友の姿があって・・・。

 

Jinta「乾杯!!」

もう、それしか、言う言葉はないよね(笑)

 

そうだよ、みんなで幸せになろう!!

 

 

~帰り道~

 

酔っぱらったAchiをおんぶしながら歩いてるKaran。


ほとんど、しがみついてるAchi。。

実は、この上半身だけのショットが、少し前に流れてきた時、Achiが深刻なことで、Karanのこと、バックハグしてるのか、と思っちゃったんだよね。

ほら、7話とか8話とかの流れがあったでしょ。(苦笑)

でも、よくよく見たら、エンディングソングのおんぶショットとおんなじで、毎回見てたはずなのにねぇ。。← ホント、私はおばかさん!!


 

Achi「大丈夫? 僕、重いでしょ」

Karan「いや、重くないよ」

それは・・・ちょっと、無理が・・・← 失礼。

 


黙ったままのAchiに、「どうかした?」と問いかけるKaran。

 

Achi「あ・・なんでもない」

Karan「僕には話していいんだよ、Achi。どんなことでも・・・」

優しいな、Karan。

・・ていうか、Achiの様子が変なの、気づいてたよね。

 

Achi「今日、RockやJintaのふたりが、大きなことを達成したでしょ。正直、彼らの二人のこと、すっごく幸せに思ってるんだけど、どうして、不安になってるのか、自分でもわからないんだ。僕ばかりが、同じ場所にとどまってるみたいに感じてるのかな

ここのAchiの、光の中に消え入りそうな、心許ない感じ・・・ぐっときてしまう。

 

途中、Karanも小さく頷いていたけど、中には、単純に他者を貶めることで自分を保てたり、自分と他者を比較して、我が身を呪ったり、どすぐろい感情に苦しんだりする人もいるだろうけれど、Achiの感性は、そのどれとも違う。

 

勇気を出して、初めてのことに挑戦しているうちに、自分の立っている場所、その足元を意識するようになったのかな。

 

立ち止まるKaran。

Karan「もし、Achiが今いる場所に満足しているのなら、いいんじゃないのかな?」

あえて、訊ねてみるKaran。

Achi「・・・満足してるのかどうかも、よくわからないんだ。5年前は、こんなふうに続けていけたらいいな、って思ってた。でも、もし、この先の5年後も、同じままだったら・・って思うと、なんだか怖くなるんだ

 

Karan「もし、君が成長したいと願うなら、君なら確実に成し遂げられるって思うよ。君のような几帳面で真面目な人が、なにかに真剣に取り組んだら、絶対、成功するはずだからね」

Achi「でも、もう、僕、30歳なんだよ、なにかを試すには遅すぎるんじゃないかな?」

Karan「まだ、30歳だよ。ほんの少し、試行錯誤してみたくらいだろ。前に、好きだったことが好きじゃなくなったり、なにか新しいことをはじめてみたくなったり・・・。それでいいんだよ。僕は、君の年齢なら、なにか新しいことを始めるのに遅すぎるなんてことないと思うよ。」

Achi「・・・・」

Karanの言葉を考えてみるAchi。

 

どこか悩んでいる風だったAchiを無理に急かすことなく、立ち止まったり、歩いたり、を繰り返しながら、すこしずつ、気持ちを吐き出させていくKaran。

 

Achi「Karan・・」

Karan「ん?」

Achi「ここで、おろしてくれる?」

 

言われたとおりに、Achiを降ろすKaran。

Karan「平気か?・・・吐き気とかした?」

急に、降りたいと言い出したAchiを心配するKaran。

 

そんなKaranを見ながら、ぐっと抱き寄せるAchi。

Achi「ありがと・・・」

Karanの温かい言葉に、ただただ、抱きしめたくなったんだよね。

Karan「こっちこそ、話してくれてありがとうだよ・・・」

強く強く抱きしめあう二人。。

 

ああ、ず~~~~っと見てられる。。

 だって、これもまた、私が見ていたいと願う、いつもの二人だから。

 

 

さて、場面かわって、「明日、会えるかな?」の日がやってきました。(笑)

 

~いつもの、カフェ兼練習場~

ちょうど、Minたちの練習が終わったところみたいです。

「じゃ、帰るよ」

「ああ、またな」

ダンス仲間が先に帰っていき、一人残っているMin。

靴のつま先がボロボロ。。

その背後に、箱を持ったJintaの姿が。。。

 

Minが靴の補修しているところに、勇気を振り絞って、箱を差し出すJinta。

 

Jinta「これ、受け取って。君への感謝の気持ちとして買ったんだ」

Min「ちょっと、P’・・・。もう十分ですよ。すでに、感謝してくれたでしょ」

Jinta「これは・・・、僕の小説を助けてくれたお礼として、買ったわけじゃなくて、むしろ、ほかのことに対して感謝してるっていうか・・・」

Min「・・・・?」

Jinta「その・・実は・・・その・・・別の意図があって、靴を買ったんだ。」

 

箱を受け取りながら、「別の意図って?」と聞き直すMin。

 

Minの目を見て、真剣に話始めるJinta。

 

Jinta「君のことを家まで送っていきたいんだ。遅くに、たった一人っきりで家に帰ってほしくない。家に無事についたかどうか、ストレスの多い一日を過ごしたのかどうか、とか、ちゃんと食事をしたかどうか、それに、毎日、どんなことをしたのか、とか、そういうことが知りたいんだ。」

 

Min「・・・・・」

Jinta「愛って不思議だよな。いままで、まったく気にしたこともなかったのに、君のこととなると、どんなに些細なことでも、全部がすべて重要なんだ」

Min「愛?」

Jinta「あ・・・・そうだ・・・・」

小さく呟き、なんども躊躇って、急に大声を出すJinta。

Jinta「そうだよ。君が好きなんだ!!」

周囲、し~~ん。

 

Min「・・・いつから?」 ← そこ、気になる?

 

Jinta「さ、最初に会った時から・・」

目をぎゅっとつぶったまんま、答えるJinta。

 

~回想~

荷物を届けにきて、「あ、あぶない」と倒れそうになったところを支えてくれた時。

Achiの会社まで、送ってくれる際、髪の毛を整えてくれた時。

バイクの後ろからまわした手を掴んでくれた時。

本屋さんでの模擬デートの時。

自分の小説に感激してくれた時。

 

Jinta「今まで、僕らが会ったすべての時間をかけて、どんどん好きになっていたんだ。それがとても心地よくて、毎日、そんな瞬間を過ごしたくなったんだ!」

 

それだけ叫ぶと、靴の箱を押し付けて、

踵をかえすJinta。

 

すぐさま、追いかけるMin。

すぐに追いつかれちゃう30代(苦笑)

笑ったら、気の毒ですね。

私なんて、他人様のことはとても言えません。

でも、ここの、Minの停め方、すごく良かった!

 

ぐっと、Jintaの両手を掴むMin。

Min「せっかく気持ちを告白したのに、逃げだすんですね。ねぇ、どうしたら、僕は、ハッピーエンディングを迎えられるんですか?」

Jinta「・・・・・」

にこにこと微笑むと、手を離し、「いいですよ、あなたのプレゼントも、あなたの感謝も、あなたの愛の告白も・・・全部、受け入れます」と答えるMin。

Jinta「・・・・・・」

Min「ノイ姐のことも、僕に譲ってくれるなら・・・」

(=^・^=)にゃお。

 

あの~~~、ノイ様のことは、今は、ちょっと置いておこうか(笑)

 

もう、処理が追いついてないJinta。

でも、なんとか「OK・・」と答える。

あ~、ノイ様、あなたは、勝手に、家庭内身売りされてしまったようです(笑)

 

Jinta「わかったよ、でも・・・まだ、走りたいんだ。すぐ戻るから・・」

 

そういうと、絶叫しながら、練習場から走り去るJinta。

 

 ひゃっほーい!

ここの飛び上がり方が、秀逸(笑)

 

なにあれ・・・と苦笑するしかないMin。

 

 

<ここからが、3/4です>

 

~TOYOKAWA オフィス~

 

なにやら、一枚の書類を握りしめ、ぶつぶつ喋っているAchi。

 

Achi「会社が、私に与えてくださったすべてのことに感謝しておりますが、私もそろそろ前に進む時期ではないか、と考えます。もうこれ以上、管理部での職務を望みません」

 

そういうと、窓にむかって、お辞儀をしてるAchiを見て、

「???」となるPai。

 

自分で言いながら、つっぷしてしまうAchi。

わ~ん、やっぱり、言えそうもな~い!!

 

つまり、持ってた書類は、部署異動願い?

 

タナカ「そうなんですか、Achi?」

振り向くと、タナカ氏が立ってた。

聞かれてた!!

 

タナカ「少し、私の部屋で話しましょうか」

 

うわ~~~となりながら、

タナカ氏のあとに続くAchi。

 

~社長室~

Achi「言い訳はしません。本当に、総務部の仕事を辞めたいと思っているんです」

タナカ「総務部でいるのが、どうして、そんなに悪いのな?」

Achi「悪いとかではなく、他の職務を経験して、自分になにができるのか、みてみたいのです。実は、今、自分自身を評価について、次のステップというか、もし、なにか他に自分にとって得意なことがあるのならば試してみたい、と考えているところなんです。それで、ご相談してみたい、と思っていました。ですが・・・」

 

タナカ「もし、他に提供できる部署があると言ったら、興味ありますか?」

 

え?と驚くAchi。

そんなに、すぐのすぐで?って感じでしょうか。

 

タナカ「もし、君がまだ、新しい部署に目星がついてないのであれば、私に一つ提案があります。TOYOKAWAは、新しい支店を開業することになっているんだが、私は、そこで、開所の準備をしてくれる人材を探しているんですよ」

 

頷くAchi。

 

タナカ「もし、君が行くとなれば、君自身、なんでもやってもらうことになるだろうが、君の成長のためになると確信しているんだよ。うまくやってくれれば、君の昇進も視野にいれることになるだろう」

 

タナカ氏の言葉を聞きながら、すでにいろいろ、イメージしていたらしいAchi。

 

Achi「・・・やってみたいです」

前向きじゃん!!

 

タナカ「まずは、1ヶ月間、一人で、ナコンシータマラートに転居する必要があることも含め、よく考えてみてほしい。」

 

Achiの表情から、笑顔が消えていく。。。

 

~屋上~

“新しい支店準備の案内 TOYOKAWA ナコンシータマラート”と書かれたチラシを手にしているAchi。

チラシを横に置き、首元から、Karanにもらったネックレスを取り出してみる。

そりゃ、考えるよね。

 

Achi「どうすれば、僕みたいな人間に、遠距離恋愛なんて続けられる? もし、Karanの心が読めなくなったら、彼が望んていることや考えていることをどうやって知ればいい? 間違いなく、破滅の一途をたどるんだろうな・・・」

 

ああ、この後ろ姿よ。ショボーン


ここで切ります。

 

<3/4も途中ですが、自動的に押し出しとなります>

 

 

★『Cherry Magic』Ep.09  3/4 雑感★

 

とうとう、現れましたね、障壁が!

 

ナコンシータマラート

馴染みがあると言えば、『TharnType』に出てきたタイプの実家パンガン島があるスラータニー県の、そのまた先の南部ってことくらい。

(実際のロケ地は、ラヨーンのサメット島でしたけどね)

 

このゴハンブログが面白かったです。 

 

このYoutubeも、市内の様子とか見れて、まとまってて楽しかったです!!

 

こんなんばっかり、見ちゃう(笑)

しかし、ここで、ビジネス展開?

 

 

そうそう、忘れちゃいけない(笑)

 今回は、Jintaのストレートな告白もありました。

 

 Jinta「君のことを家まで送っていきたいんだ。遅くに、たった一人っきりで家に帰ってほしくない。家に無事についたかどうか、ストレスの多い一日を過ごしたのかどうか、とか、ちゃんと食事をしたかどうか、それに、毎日、どんなことをしたのか、とか、そういうことが知りたいんだ。」

 

この言葉にじんわり。。

でも、ふと思い浮かんだんです。

 あれ?

なんか、この感覚って・・私も、わりと・・・

 

思えば、いい年になった家族に対しても、似たようなことを考えてしまってる私ってば、もしかして、うざい母ちゃん?(笑)


★『Cherry Magic』Ep.09 4/4に続く★