あれ、Part4なのに、最終回の文字がない・・・ん、いつのまに5分割?と思われた方・・・もとから、このドラマ、公式分割はないので・・・私が勝手に切ってます♪

最初は、4分割のつもりだったんですけど、7~8分のシーンなのに、Partによっては、1万文字に届きそうっていう驚異の文章量になってきたので、分割やりなおしました(笑)

次がラストになります。。(淋しいな・・・)

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

5分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.13】 (1/5)

【Ep.13】 (3/5)

 

『AChanceToLove(LBC2)』

【Ep.13】 (4/5)

 

*************

 

~Aeの部屋~

手書きの文字が並ぶノートに、なにか書き足しているAe。

 

"会いたい" 

 

文字の上を、指でなぞる。

Ae「俺、お前のために、この曲を書いたんだよ、Pete」

 

ノートをとじるAe。

Keenとのギターの練習はこれだったのね。


 

そして・・・・こういう形で登場させることにしたの?


ノートパソコンに向かう誰か・・・。

指がきれいで、長そでを着てて・・・

画面に映し出されているのは・・・

 

Ae:自分で書いたはじめての曲 PETE PICHAYA



AeのFacebookのページです。


これは、お前のための歌だよ、Pete, お前を愛してる

 

再生すると、Aeの動画が始まる。

 

Ep.13冒頭の録画が、ここに繋がってきます。

 

Ae「こんにちは・・・俺は・・・。ま、いいや。お前のために曲を演奏しようと言おうとしただけだから。」

極度に緊張した面持ちのAe。

 

そして、いきなり、歌い始める。。

こういう武骨なところは、Aeって変わらないよね。。。

 

(なんちゃって訳詞なので、あくまでも雰囲気ね~)

 

この歌は ラブソングのはずなのに
この曲は 俺が作った曲のはずなのに
でも書くほどに 歌詞が抜け落ちてしまうんだ
これを どう終わらせればいい
このメロディーでお前にうたってほしいんだよ
お前と俺が一緒に楽器を奏でながら
 

俺には 夢でしか見られない
だって ホントは お前はとても遠くにいるから

 

もう戻ってきてくれよ

お前がいなくて寂しいんだ
また会えるその日をずっと待ってる

 

この曲をお前に送るよ
昔を懐かしむ歌

俺たちの物語でまだ、足りない部分をお前だけが埋められるんだ
 

この曲を聴くことができるなら
そしてまだ 俺たちの愛を覚えているのなら

戻ってきてくれないか
 

この曲を書くのを手伝ってくれよ
俺たちのラブソングに変えていこう

 

 

歌い終わると、涙をぬぐい、正面を見据えるAe。

Ae「もし、お前が、このビデオを見ていたら・・・、いつもお前のことを愛してるって伝えたいんだ。お前を恋しく思わない日なんてなかった。」

そう語り終わると、録画を止めるAe。

 

***********

Ae「俺は、お前を待ってる。たとえ、どんなにかかっても。俺は、いつだって、お前を待ってるよ」

 

スマホをとめたAeの表情で、止まっている動画。

 

ひたすら、想いをこめて、歌うAeが、PCの画面の向こうに写っている

 

この曲をお前に送るよ
昔を懐かしむ歌

俺たちの物語でまだ 足りない部分をお前だけが埋められるんだ
 

この曲を聴くことができるなら
そしてまだ 俺たちの愛を覚えているのなら

戻ってきてくれないか
 

この曲を書くのを手伝ってくれよ
俺たちのラブソングに変えていこう

 

 

画面を見ている人物の頬に伝う涙。

 

*************

歌い終わり、放心したように、じっと座ったままのAe。

 

この二人については、前向きに見ようと思っても、本音は別れてる状況が異常、でしかないので、二人の悲しみが、ずどーん、と押し寄せてくるのです。

結局、私には何もなすすべがないのか、と、無力感すら覚えてしまうのが、切なくて。



**************

 

~ショッピングモール~

あらら、KlaNoは、もしかして、初デート?

 

Noを呼び止めるKla。

Kla「P'No」

振り返るNo。

No「ん?」

Noに、手のひらを差し出すKla。。。

 

いますよね、なにをしてくれ、とか、一切、言葉にはしませんが、どこか、有無を言わせない何かがある人って。。(笑)

 

なんどか、躊躇いながら、自分の手をKlaの手に合わせるNoちゃん。

照れくさそうに、頭に手をやりながらも、一緒に歩き始めます。

 

そう、それでいいのよ!

だいじょぶ、だいじょぶ、ほら、後ろから見てても全然、違和感ないから。。。

 


カフェの前で、立ち止まるNo。

No「なぁ、お前、いつまで、俺と手をつないでる気だよ」

恥ずかしがり屋なNoちゃんです。

Kla「僕は、ずっとP'Noと手をつないていたいです」

でしょうね。(笑)

No「もう十分だろ。それに、ついたぞ。コーヒー飲みたいよ」

カフェを見上げるNo。

あれ、ここのカフェって・・・なんか、動画で見たような気がする。。

たしか、駅に隣接してるモールだっけ?!


Aurora Plan様、いつもありがとうございます!


Kla「もちろんです。食べたければなんでも、食べれますよ」

No「ば~か」

Klaを肘でこつんとしながら、手を離すNo。。。

ん? 今、そっちの食べるだった?(笑)

Noちゃんが異様に恥ずかしがってるんだけど・・・中二か!(笑)。

 

Kla「僕、コーヒー注文しますね」

幸せそうなKla。

いつも、かっこよさを誉め忘れちゃう気がする。

 

二人分の注文してる間も、席についたであろうNoのほうを気にするKla。。

 

コーヒーを持って、お席に到着。


でも、先に待ってる、Noちゃんの緊張具合のほうが心配だわ(笑)

 

Noをのぞき込むKla。

Kla「はい、P'Noのコーヒーです」

とにかく、照れくさくて仕方がないのね。


 

No「勉強みてほしいって言ってたよな? 教科書は?」

え~、Klaったら、そんな理由で呼び出したの?(笑)

Kla「あ・・・え~っと、家に忘れてきました、P'No・・・」

誤魔化すKla。

これは、嘘ついたことにはならないの? ニヤリ

 

それに、Klaって、たしか、勉強できるんだったよね。。。

車乗り回してて、まだ、大学生になれないの?(笑)

 

No「Kla、今度は、もう、騙したりできないぞ」

頭をかくKla。

Kla「ええっと・・・僕はP'Noとぶらぶらしたかったんです」

No「もう、俺に嘘は言わなかったんじゃなかったのか?」

ほら、言われた。。。えー

そこは、誤魔化しきるしかないよね。。。

Kla「あ、そうだ、P'No!僕、偶然、映画のチケットを買ったんです。」

偶然、買うものなの? 映画のチケットって(笑)

Kla「映画、みましょうよ。これ・・・」

もう、Klaの見え透いた手に、笑ってしまうNo。

No「どうやって知ったんだよ、俺がこれを見たいかどうかって・・・」

Kla「さ、まずは、予告編見てみましょうよ、ね? ねぇ~僕と映画、みましょうよ」

No「ああ、わかったよ」

Kla「予告編を見せてあげますね」

スマホで、予告編を見る二人。

Kla「僕、P'Noがこの映画好きそうだって思ったんです」

No「そうなのか?」

Kla「ええ・・・」

あら、だんだん、顔を寄せ合って、いい感じ。。

げっ、顔近い、って気づいたNoちゃん。。。

視線に気づいたKlaも、そのまま、ちう体制に入りました。

ふふふ・・・ちょうど、うまくスマホで隠しちゃって・・・やっぱり、Klaは、Noちゃんにだけは純情だけど、本質は手練れだ(笑)

 

そっか・・・今回は、ここどまりか。。。

 

「Have a G day!」

でも、デートはまだまだ、続きます(笑)

どこまで続くかは・・・今日のKlaを見てれば、おのずとわかるような気がします。。。

 

*************

~Tinのコンド~

リビングで、テレビを見ているCan。。。

手前に、丸テーブルが見えてるから、反対側がキッチンね。。。

 

携帯を確認する。

Can「もしもし、Jobか? どうした?」

Job「ああ、俺、今、お前の部屋の前にいるんだ。ドアあけてくれよ。P'Noに捨てられた~~~。奢ってくれるって言ったくせに、結局、俺のこと、ほったらかしだ」

Can「わかった、ちょっと待ってて」

 

もう、こっちで過ごす日のほうが多くなってきたのかな?Canちゃんは・・・。

 

Can「こっちだ・・・」

Job「くっそ、P'No~~」

ソファに座るなり、テレビを指さすJob。

Job「あ、俺、この番組知ってる」

Can「うん、もうすぐ、結果発表だよ」

TV:そして次のラウンドに進む出場者はB06です! アレックスグッド!」

身を乗り出してみていたCanが悔しそうに、「なんだよ!このショーはやらせだろ。。B02の歌のほうが、絶対うまかったよ。B06は明らかに、コネがある」

Job「まじか! 俺、B02 にたくさん投票したんだぞ。どうやって、彼が負けるっていうんだよ」

Can「あ~、もうこれ以上、見たくないや」

 

そこへ、Tin登場。

Tin「ここで、なにしてる?」

あれ、もしかして、Jobは、はじめましてなの?

Jobは見かけてるだろうけど、直接、話したことはなかったっけ?

 

Can「あ、Tin・・・」

そんな、悪いことがバレたような顔しなくても・・・(苦笑)

この部屋は、他人禁制でしたっけ?

でも、確かに、この場合、普通に友達が遊びにきただけなのに、他の男を引っ張りこんだっていう側面も生じるから、ことは複雑になるよね~~(笑)

 

Job「俺は、こいつの友達で・・・」

Job、しどろもどろ・・・。

Can「Jobは、P'Noにすっぽかされたんだ・・・。それで、代わりにここに来たんだよ」

よっ、と挨拶するJob。

このJobの軽さと、 Tinの睨みが、ホント、絶妙でしょ、Canちゃん?

 

Tin「それで、お前たち、なにを騒いでたんだ?」

ははは、折れた! Tin様が折れたわ!!(笑)

 

Can「このショーだよ。こいつら、不正しやがった!俺たちが投票した人は、すごく歌がうまかったんだ。たくさん、投票したんだよ、なんで、彼が負けたのか、全然、わかんないよ。合格したほうの奴は最低だよ」

ドラマを見ているうえで、言葉がわからないっていうのは、すごくハンデなんだけど、逆に、Canちゃんの口調だけ聴いてると、一生懸命、文句を訴えてる小さな子みたいで、なんか、おかしい。

そうそう、Jobくん、自分の頭上で展開される友人カップルの会話に関しては、そしらぬ顔して、空気になってるしかしかないよね(笑)

 

番組の存在すら、しらなかったみたいな表情で、テレビに視線をむけるTin様。

Can「俺でさえ、こいつより、もっとうまく歌えるさ」

Tin「本当か?」

Can「ああ」

Tin「お前、そんなに夢中なのか?」

Can「うん」

Tin「お前に歌い方がわかるのか?」

Can「Tin。俺だって、歌い方くらい知ってるよ。それに、間違いなく、こいつより、うまい。信じられないなら、自分で聴いてみろ。Job、曲だししてくれ マイクもOK。」

Job「よし、曲もOkだ」

いきなりはじまったよ(笑)

Tinが、イントロだけで、びっくりしてるじゃん。

 

でも私、ここのところ、この曲、ずっと聴いてるかも(笑)

あはは、今月の本垢の「最近、視聴してるもの」
に載せちゃおうかな。← 載せちゃった!(笑)

 

 

歌い踊るCanとJob。

 

Can「どうだった? うまかっただろ?」

自信満々なCanの様子に、もう、言葉もないTin様。。。

Job「このレベルなら、俺たちは、この番組をもう見る必要ないよな。一緒にデビューだ」

Can「バンド、組もうぜ。3人いるし・・・。Tin、一緒にやらないか?」

Tin「(おまえらだけで)お先に・・・」

って、そりゃ絶対、やる気ないっしょ?(笑)

 

★【Ep 13】4/5 雑感★

 

挿入歌特集?(笑)

違います。たまたまです。。。

 

まずは・・・Aeのシーンから。

Aeの中で、Tumが作った曲は、もちろん、Peteへの想いを形どったもの。

でも、それは、やはり、どこか一般的なもの。

ただ、Keenが言っていた、「歌は、言葉以上のものを伝えることができるんだ。歌は、その人に、君の気持を届けることができるんだよ。」という言葉の意味は、より一層理解できたはず。

当然のごとく、「自分の言葉で伝えたい」という欲求へと続き、また一歩、大きく、歩みだす強い動機付けになったのは確か。

 

AeとPeteをつなげるモチーフとして、『ACTL』では、ブレスレットを多用されましたが、『LBC』の最後、浜辺で、Aeの歌をせがんだPete(幻影)の姿が、ずっと根底にあったので、とにかく、このメッセージをうまくつなげてくれたことに、私自身は、ほっとしています。

 

そして、Peteをどう絡めるのか、についても、すごく動向が気になっていました。

最終回の隠し玉という噂もありましたしね。

過去映像だけにとどめるのか、『ACTL』として、二人を進展させるのか・・・。

これはねぇ、本当に、葛藤したと思うんです。

見てるだけの私ですら、こんなに考えるんだから。。。

生みの親、育ての親、その他諸々の関係各所、スタートさせるまでの喧々諤々を、透明人間になって聞いてみたい気がします。

でも、これでいこうと決めたには決めたなりの理由があるはずだし、それがドラマ的に破綻していなければ、与えられた空間と時間の中で、これを正解として受け止めるべきなのか、とも思えます。

 

さすがに、登場シーンが終わるKengKlaとNoちゃんに関しても、触れないわけにはいかないですよね。

KlaNoに関しては・・・やっぱり、思ったとおり、最終回でばたばたと・・・(笑)

でも、配分的に見ても、ちょっと気の毒としか言いようがないくらい、残念というか。

私は、『LBC』の頃から、優しくて常識人でスレてないNoと、好きな人に関してだけは純粋さを見せるお坊ちゃまKengKlaの二人が織りなす、喜劇的なすれ違いがすごく好きだったんですが、付き合ったからと言って、関係性は変わらないだろうと思えるので、『ACTL』では、もっともっと、トンチンカンでちょっとHな方向に進むKlaNoというか、全然、そんなつもりじゃないのに(いや、かなり、いろいろされるつもり満々っていう矛盾も抱えつつ)、翻弄されるNoの「困ったちゃん顔」が見たかったんですよね。

とにかく、Noちゃんには、幸せでいてほしい!

 

ああ、そういう意味で言えば、もう一人の牽引者であるPondにも幸せになってほしいですけどね!

そう、次のPartは、ぽんちゃんの登場から始まります。


追記:後半、ピンク字指定が外れてましたね 。

ちょっと、修正しました!


★【Ep 13】5/5に続く★