情けは人の為ならず
このドラマは、みんな誰もが、“誰かのための助っ人さん”でした
ああ、まだ、総括めいたことをいうのは、早すぎますね!(汗)
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
5分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.13】 (2/5)
~サッカー部 ロッカールーム~
ユニフォームに着替えて、考え込んでいるCan。
Can「来週・・来週、そんな重要な日があったか?母さんがカオマンガイ(チキンライス)を作る日か?でも・・・Tinは、カオマンガイ、そんなに好きじゃないし・・・」
頭をかきむしるCan。
Can「あ~~、頭痛くなってきた。来週、なにがあるのか、思いつかない! あ~ん、なんだっけ~~?」
朝、車を降りた時は、それほど気にしてる素振りは見せてませんでしたが、時間の経過と共に、どんどん気になってきたCan。
こういうところは、ちゃんと、恋人感のあるCanちゃんなのです♪
ふふ、脳裏から、Tinの怖い顔が離れないのよ(笑)
そこへ・・・「Can・・・」と声をかけるNo。
耳に入らないCanちゃん。
もう一度、大きな声で、
No「Ca~~~~n!!」
Can「P'No!!!」
心臓を押さえて、Σ(゚Д゚)するCan。
Can「一体、なんの真似ですか?俺が心臓麻痺、起こしたら、どう責任取るつもりなんですか?」
No「いいことじゃないのか? この地球から、お前みたいな、おかしな人間が一人でも減って・・・」
Can「バカ言っちゃって。。そんなに俺のこと、好きなんですか?」
No「俺がお前のこと、好きだって?」
Can「もう、なにも聞きたくありませんよ~だ。それに、P'Noは、とっくの昔に卒業したじゃないですか、なんで、ここに戻って来つづけるんですか?まさか・・・本当に仕事、見つからなかったとか?」
たしか、公務員だったよね?
Typeは、ちょうど大学院生になったってところよね。
Canの頭をはたくNo。
Can「痛ってぇ」
No「当然、就職したにきまってるだろ。今日は、コーチに会いにきただけだよ・・・そしたら、お前にでくわしたんだ。で、どうかしたのか?」
ほらね、自然に手を差しのべてくれるでしょ!
Can「Tinのやつが・・・」
そうね、Canの悩み事なんて、ほぼ100%、Tinのことよね(笑)
Can「なんで、俺のこと怒ってるのか、わかんないんです・・・」
No「そんなの、俺に聞かれてもわかるわけないだろ」
でました!
しらんがな・・(´・ω・`) (笑)(笑)(笑)
嗤うしかないNoちゃん。
Can「わかってますよ。P'Noに話なんかして、時間の無駄でした」
立ち上がるCan。
Can「Aeに聞いたほうがよっぽど、ましです・・・」
ロッカールームを出ていくCan。
Canちゃん、それ、失礼よ~~!
No「時間の無駄だと~~、おい、Can、戻ってこい!お前、まだ、俺の事、お前の兄貴だって思ってるのか? Can!」
なんか、Canが向こうで叫んでた声が聞こえたんだけど、Noちゃんの声をかぶってて、なんていってるかわかんなかった。(笑)
No「くそ、イライラさせやがる・・・それに、今度は一体、どいつがメッセージを送ってきた?」
携帯を取り出すNo。
相手を見て・・・ちょっと微笑むと、ゆっくりとロッカールームを後にする。
~スタジアムの入り口~
Noがロッカールームからまっすぐ向かったのは・・・スタジアムの出入り口。
待ってたのは、当然、Kla。
まだ、制服じゃん。。。
万年高校生、なにしてんのよ(笑)
っていうか、いつ大学生になれるのよ?
Kla「P'No・・・ コーチとの話はもう終わったんですか?」
No「ああ、終わったよ。でも、本当に、俺の事、迎えにくることなんかなかったのに・・・」
力が抜けちゃうKla。
Kla「P'No~、僕が、迎えにきたかったんですよ、お願いですから、迎えにこさせてください」
ようやく・・・頷くNo。
No「・・・・・ああ、いいよ。俺のこと、迎えに来いよ。」
よっしゃ~~~! ← 死語?!(笑)
Kla「ほ、本当ですか?」
No「近! Kla、近寄りすぎだ。ちょっと、後ろに下がれ」
トン、と、両手で、後ろに下がらせるNo。
わらってもうてるやん(笑)
自分の興奮ぶりに、照れくさそうに顔を伏せるKla。
No「お前が、自分の過ちを償いたいって言ったから、そうさせてやることにしたよ。でも、約束しろよ、これからは、二度と俺に嘘をつかないって・・・」
Noの手を握り、「もちろんです!」と誓うKla。
Kla「約束します!」
No「手・・・Kla、手・・・」
無意識と、隙あらばと・・・ごちゃまぜで、もう、Noが大好きで仕方ないの。。。
こら、匂いをかがない!(笑)
Kla「Pは、可愛いです」
今度は、Noが脱力する番です。。。
No「もう、お前とは話してらんないわ。。。」
プチショックで、立ち尽くしているKlaを振り返り、「おい、俺をむかえに、ここにきたって言ったんじゃないのか?急げよ!」と声をかけるNo。
存在そのものが“優しい”で出来てる人なのです。
すぐに笑顔になり、「わかりました」と追いかけるKla。
*************
~メタナム家~
ソファに座り、ゲームをしているPhuphaの隣に腰かけるGhonhin。
仁義なき"ぎぼむす"だ・・。
Hin「Phu様、アイスクリーム、召し上がりますか?」
Phu「やだ、食べたくない」
これだけ、わかりやすいのは、この子が健全だからよ~。。
あら、そこへ、Tinが帰宅。。。
たまには、帰ることもあるのね。。。
Tinも、"仁義なきぎぼむす"の話は聞いてると見た(笑)
Tin「Phuは、まだ、Hinにうちとけないのか?」
Phu「あ、Tinおじさん!」
Phuの髪を優しく撫でるTin。
この角度!たまらん
Tin「戻ってくるなり、兄の秘書になり、与えられたプロジェクトはすべて完了させたようだが、(そんなお前でも)こんな小さな子供相手にてこずってるのか?」
もう・・・Ghonhinが、どんどん、からかわれキャラになっていく。。。(苦笑)
Tin「お前はどうなんだ?どうしたんだ?」
Phuphaに話しかけるTin。
Phu「パパのせいで、拗ねてるんだよ」
Tin「どうしてだ?」
Phu「パパったら、Phuの話を聞いてくれないんだ」
頷くTin。
Tin「だったら・・・俺には話せるか?」
喜び勇んで、Tinの耳に顔を近づけるPhupha。
Phu「あのね、僕、ビーチに行きたいんだ」
Tin「パパとだけか?」
Phu「パパと・・・Tinおじさんと・・・P'Canと・・・みんな一緒に!」
ちらりと、Ghonhinと視線を合わせるTin。
Tin「Hinはどうする?」 ← ちゃんと、Tinが助け船を出してあげるなんて・・・。
Ghonhinを振り返るPhu。
こんなときでも、ソファの脇に腰をかけてるTinのシルエットにしかいかない私の眼。
Phu「Hinおじさんも来ていいよ」
Hin「本当ですか?」
Phu「だれが、Hinおじさんに話しかけたの? 僕、アイスクリーム取りに行くんだよ」
冷蔵庫にむかって、走っていくPhu。
Ghonhinの隣に腰を下ろすTin。
Tin「あいつは、ただの、わがまま坊主だ」
あなたが言うと・・・説得力がございますね(笑)
Hin「こちらのお宅は、皆さん同じようですけどね・・・」
いいぞ、もっと言ったれ!(笑)
Hin「ああ・・・うちの母が、知りたがってました。来週のTin様のお誕生日に、特になにか食べたいものがありますかって・・・」
今のTinに、誕生日の話題は、禁句よ(笑)
Tin「俺様の誕生日を忘れるような奴を、がつがつ喰ってやりたいよ」
ふふふ、それを聞いただけで、すべて、悟っちゃうGhonhin。
Tin「どっちにしろ、父さんと話をする前に、シャワーを浴びないと・・・」
ああ、パパに呼ばれてきたのか。。。
インターンも始めてるのよね。
自分の部屋に向かうTinの後ろ姿を見ながら、感慨深げなGhonhin。
Hin「すっかり、家族の一員になられましたね・・・」
同意!
************
一方、そのころ・・・
~Canの部屋 in 自宅~
Ley「Tin様の誕生日を忘れてたですって?!」
絶叫が響き渡りました(笑)
Ley「P'Can! なんで、そんなに、お馬鹿さんなの! どうすれば、Tin様のお誕生日を忘れたりできるわけ? なんで、私に聞かないのよ!」
きょとん顔のCan。
Can「Ley、お前、なんで、Tinの誕生日なんか覚えてられるんだよ?」
Ley「なぜって、P'Canみたいなお馬鹿な兄がいるからよ! もし、私が覚えてなければ、お兄ちゃん、絶対、振られてたわよ!」
Can「・・・・・・(きゅぃ~~~ん)」
子犬のような目で、うるうると妹を見上げる兄。
Ley「私だって、まだ、Tin様みたいなイケメンなお兄さんにいてほしいし・・・」
いやいや、未来永劫、義妹の座を手放す気があるとは思えませんけど(笑)
Lemonに叱られ、だんだん、ネガティブな雰囲気に、押しつぶされそうになるCan。
Ley「で、どうするつもりなの?」
Can「俺、本当にどうしたら、いいのかわかんないんだよ。な、こういう時はお前が助けてくれなきゃだろ? な?な~、な~、な~」
Lemonの手を引っ張り、無理やり座らせるCan。
Can「じゃなきゃ、俺、たぶん、死んじゃう~~~。」
Ley「そんなに揺さぶったら、脳みそがこぼれちゃうでしょ!」
Can「Ley・・・」
Ley「あのね、私、Tin様が、お兄ちゃんのどこがそんなにいいのか、正直、まったくわかんないのよ。お兄ちゃんの誕生日には、Tin様はすっごく可愛いブーケを渡して、ディナーに連れてったでしょ。それから、でっかいプレゼントも送ったわよね。ええ、いうまでもないけど、二人で一緒に住むコンドミニアムまで買ったじゃないの。それなのに、お兄ちゃんたら、いっつも逃げ帰ってきちゃうんだから。。。」
おお、なるほど・・・そうだったのね。
Lemon、ありがとう。教えてくれて・・・。
Ley「考えれば考えるほど、腹がたってくるわ!今度という今度は、自分で解決しなさいよ!」
Can「だめだよ、手伝ってよ、お前がいうこと、なんでも聞くからさ・・・」
ちっちゃいころからの関係性は未だ、変わらず。。。(笑)
Ley「なんでも?」
Can「うん!」
Ley「だったら・・・お兄ちゃんはまず、Tin様をディナーに連れていくところから始めないと・・」
Can「お前、あいつの食事、見たことあるか?俺に、そんな余裕があるわけないだろ」
Ley「(Tin様の)好きなものをなにか買いなさい。時計とか、それか、香水みたいにいつも使ってるものとか」
Can「母さんが、一か月にくれる小遣いまるごとでも、足りないよ」
Ley「だったら、自分で考えなさいよ!」
すぐさま、Lemonの手を掴むCan。
Can「ダメ!俺には無理。お前が助けてくれなきゃ・・・。なぁ、なぁ、なぁ」
息をつくLemon。
Ley「わかったわ・・・。残る方法はたった一つよ・・・」
Can「でも・・・俺、金なんかないよ。」
Ley「わかってるわよ。この方法なら、コストはかからないわ・・・それに・・・お兄ちゃんなら、できるってわかってるし~~~」
腐女子>身内
意味ありげに笑うLemonと、全くわかってないCan。
「あ~はははは!わ~ははは」
腐女子の高笑いだ~~~(笑)
なにをさせられるのか、まったく検討もつかないながらも、嫌な予感しかしないCan。
Ley「ちゃんとやるのよ!!」
さぁ、伝説のシーンへと、レールは敷かれましたよ。
★【Ep 13】2/5 雑感★
思えば、彼女は常にお兄ちゃんを導く、最強の助っ人女王でした!(笑)
存在感あるコメディエンヌ♪
メガネ外すと、超可愛いのに、お肌シートやパックで隠してまでも、頑張ってくれました!
Canとのシーン、どれもすごく楽しくて、大好きでした。
実際は、Planくんより2歳もお姉ちゃん(笑)
他にも本当は、Finalにも、TechnicやBowちゃんも登場させたかったんでしょうが、スケジュールの関係で難しかったのかな?
でも、Kris(Nic)、Sammy(Bowちゃん)、Yacht(Pond)は、New組の『MyGearAndYourGown』(絶賛、配信中 ← 実は10話まで一気見しました プチ宣伝)に話数ゲストで特別出演してるし(正確に言えば、Bowちゃんは今日の11話♪)😉
私が、New監督作品を好きでいる限りは、今後も遭遇するでしょう。
いつも思いますが、愛すべきキャラクターの宝庫のようなドラマは、断然、面白さが違います!