フィッシングショーとカワセマン | りゅーき@釣行日和

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【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが、日常の徒然事も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。

雑誌に掲載されたカワセマン/2014年

先日『フィッシングショー大阪2023』をブログで上げました。次いでながら、これに関連したエピソードをと思いまして。ある人との思い出で、その名も『カワセマン』です。

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詳しくは上記ブログを参照して頂ければと思いますが、僕がシーバス釣りを始めるきっかけとなった人です。出会いは2005年頃だったと思います。

当時の僕は、まだ地元の横浜に住んでました。相変わらず釣りが好きで、週末になるとバス釣りに。車で片道2時間半かけて河口湖まで通ってましたね。それもひとりでですから。

河口湖には数年通って、その甲斐もあって現地での知人もできました。なので週末になると知人に会いながら、バス釣りを1日楽しむという生活サイクルができつつありました。

河口湖から見る富士山

ところが、ある時に知人が水難事故で亡くなって。それをきっかけに河口湖に行く気にもなれず、次第にバス釣りから離れてしまいました。バスプロを目指してた熱い人でしたね。

悶々とした時期でして、釣りを辞めようかとも。そんな時期に、シーバス釣りを知ったんです。バスは淡水ですがシーバスは海水と、フィールドが異なるんで気晴らしにとも思いましたので。

しかし、なかなか上手くいかずで。何せ海釣りは初めてでしたし、今みたいにネットが手軽な時代じゃなかったですから、何をするにも独学の暗中模索。相変わらず周りに釣りをする人もいなくって。

埒が明かないんで、住まい近くにあった釣具店に相談に行きました。あまり利用した事がない店舗でしたので、恐る恐るって感じで。その時に対応してくれたのがカワセマンだったんです。


ロッド、リール、ルアー。釣場やテクニックなど、季節や状況に応じたアドバイスをしてくれましたね。もちろん、シーバスだけでなくルアー全般など、色々と教えて頂きましたし。

時に2人でシーバスのナイトゲームに行ったり、夜中にラーメンを食べたりと。僕も釣りが好きですから、時間があればフラっと店舗に寄っては世間話をしたり。それなりの交流をしてました。


2008年、僕が大阪転勤となりました。せっかく心強い釣り仲間ができたと思ったんですけど。やっと覚えたシーバス釣りも、ブランクができてしまうのかな?と不安にもなりました。

大阪滞在中、カワセマンと連絡を取った事がありました。2009年に和歌山にシイラ釣りに行くことになったので、タックルをひとしきりお願いしたんです。シイラタックルなんて持ってませんでしたからね。

シイラ

余談ですが、シイラ釣りは『大阪での釣りの恩師』が連れて行ってくれました。お陰さまで、大阪でもいい釣り仲間にめぐり逢えて。しかし、釣果は2人してノーフィッシュでしたけどね。

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この頃には奥さんとも出会ってて、一緒に釣りにも行ってました。デートがてら釣具店に行く事もしばしば。2011年2月某日、いつものように2人で釣具店に行きブラブラしてた時です。

『〇〇さん?(僕の名前)』と、店頭で突然声を掛けられました。大阪に知り合いは少ないですから『えっ』と思って相手を見ると、なんとカワセマンじゃないですか。少しオシャレをしてましたね。


ビックリしましたねぇ。まさか大阪の地で僕の地元横浜の知り合いと出会うとは。それも釣具店のスタッフ。プロが別の釣具店にお客さんとして来てる事にも、不思議な感じがしましたし。

話を聞いたら、大阪のフィッシングショーに来てて、その帰りに大阪の大手釣具店の視察に来たんだと。もうひとり顔馴染の方もいて、同じショップで働いてる若手スタッフでした。


近々、カワセマンの勤務する釣具店が、ルアーに特化した店舗を出店するんだと。その視察もあって、大阪の大手釣具店に来てたんだそうです。単に遊びに来た訳じゃなかったんですね。

カワセマンも驚いてましたね。まさか、大阪の釣具店に僕が来てるとはと、一瞬目を疑ったそうです。でも、大阪に行っても釣りに関心を持ってくれて良かったと言ってくれました。

3年ぶりのまさかの再会。あるんですね、こんな偶然。マンガみたいで、笑ってしまいます。前フリが長くなりましたが、大阪のフィッシングショーの時期になると、このエピソードを思い出します。


2012年には横浜に戻りました。再びの転勤で、以前に住んでた地域に引越を。引越が落ち着いたところで、話に聞いたルアー特化店に行ってみました。そしたら、そこに居ましたよカワセマンが。

再会した時は、色々な事を思い出しましたねぇ。その後に次男も生まれて、時々は家族でカワセマンの居る店舗に遊びに行きました。長男次男もカワセマンとは会ってますが、3歳と1歳でしたからねぇ。

2005年、出会った頃はお互い独身でした。2012年に再会した時は、2人とも家族があって。僕は以前のようには釣りに行けてませんでしたから、釣具店にもそこまでは通えなかったです。


現在、カワセマンは店舗にはおらず、本社勤務で本部長だかだそうで。若手だったスタッフも、店長や副店長になってました。皆、出世してるんですね。考えてみれば、出会いは今から18年前ですから。

ちなみに『カワセマン』という呼称。これは彼が某釣り雑誌で取り上げられた事があって、シーバス釣りの特集がされました。その時に、某雑誌で付けられたニックネームです。

2014年1月の雑誌/シーバスマガジン

カワセマンの特集がありました

フィッシングショー大阪。繰り返しになりますが、この時期になるとカワセマンとのエピソードが思い出されます。今度はいつ会えますかね。