村田基さん。釣人なら説明不要の業界のレジェンドですね。キャスティング技術はズバ抜けてて、観てる側もワクワクさせられました。村田さんに影響されて、バス釣りを始めた方も多いんじゃないかと。
1990年代に到来した、第二次バス釣りブームの中心的人物でしょうか。一世を風靡してて、メディアにもかなり出てました。僕も村田さんのDVDや書物を参考にバス釣りを勉強しましたね。
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先日、僕のブログで『カワセマン』について上げました。大阪の釣具店で偶然にも再会したエピソードです。別の機会ではありますが、同じ店舗で村田さんとも偶然出会ったんです。
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釣り関係の動画を観てたら、見た覚えのある内容があって『おや?』っと。というのも、10年以上前に奥さんと某釣具店に行った時の事ですが、その店舗で村田さんの撮影をしてたんです。今回観た動画はその時のものでした。
すっかり忘れてましたねぇ。そういえば村田さんに会ったんだと。バス釣りに夢中だった頃、よく参考にさせてもらいました。どうやったら、こんなにキャストが上手くなるんだろうと。
画像がボケてますが、何と後ろにいる男女は僕と奥さんでした。ちゃっかり映り込んでたんですね。で、この動画を奥さんに見せたところ、微かに記憶がありました。そして開口一番『細かったなぁ』と。そっちかよ(爆笑)。
2010年でした。奥さんは村田さんを知るよしもなく関心がありませんでしたが、僕からすれば驚きです。何せレジェンドですからね。村田さんは茨城県で釣具店を経営してますので、それが大阪で?と。
思わず声を掛けてしまった事も思い出しましたが、その様子はカットされてました。しかし、まさか動画の一部にちょこんと映り込んでるとは思いませんでしたね。実に13年ぶりの衝撃です。
1990年代の村田さんは多岐に活躍され、子供向けの釣りのマンガにもキャラクターとして登場するほど。主人公の師匠ポジションでした。また、作品内容にアドバイザーとしても参加してましたね。
マンガに登場するタックルの玩具
パッケージにある主人公のイラスト横に村田さんも写ってます。若いですねぇ。このタックル、玩具ではありますが立派に実戦可能です。You Tubeで取り上げている方がいらっしゃいますから。
ルアーも商品化
村田さんはキャラクターグッズにとどまらず、シマノ社の釣具の商品開発にも参加してました。その代表作が『アンタレス』というリールです。現在も進化しながら存続する最高峰リールで、ルアーマンの憧れですねぇ。
このメタルなボディー、憧れましたねぇ。当時、斬新でカッコ良かったです。今でも見映えするデザインだと思いますし、スペックも相当なものでした。価格も高額でしたねぇ(定価44000円)。
そして、リールのアンタレスとマッチしたロッドが上記画像のシャウラです。グリップ部がメタルになっており、リールと統一されたデザインに。これもまたお値段が高いんですよ。
ロッドは細分化されるので、同じブランドでも数種類発売されてます。軽いルアー用とか重いルアー用とか。確か、5〜6万円でラインナップがあったんじゃないかと思いますねぇ。
ど〜ですか、この存在感。従来、釣具は機能性が優先され画期的なデザインは無かったと思います。それが、この少年心をくすぐる近未来的で攻撃的なデザイン。もちろんハイスペックと性能も問題なく。
何を隠そう僕も持ってました、アンタレスとシャウラを。ところが使いこなせなかったんです。技術的な話ですが、シマノ社のリールが採用してたブレーキシステム『遠心力ブレーキ』に馴染めなくって。
結局、ダイワ社の『マグネットブレーキ』の方が投げやすく、買い換えてしまって。以来、ダイワ社を使う事となり、アンタレスはそれっきりと。ちょっと悔しかったですけどねぇ。
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当時、シマノ社はバスブランドのスコーピオンを立上げてました。蠍座ですね。蠍座の主星アンタレスをリール名、毒針の星シャウラをロッド名に。この辺のネーミングもオシャレだと思います。
そして『アンタレス』や『シャウラ』というネーミングも、村田さんが付けたそうです。ロッドのしなり具合を毒針にもってくるとか、こうゆうセンスはいいです。僕は好きですね。
余談ですが、このネーミング感覚がシーバスにもあって『エクスセンス』がそれになります。ただ、星座や村田さん絡みではありませんけど。確か『次元を超えた』的な意味合いじゃなかったかと。
形から入る僕としては、ロッドとリールはセットというか、統一されたコンセプトというのは好きですね。その方がカッコいいし、互いの商品特性を意識した作りになるんじゃないかと。
今も愛用してるシーバスタックルはエクスセンスシリーズです。もう10年以上になりますが、いまだ第一線で活躍する僕のメインタックル。価格もそれなりでしたから、購入には結構悩みましたね。
↓参考ブログ
https://ameblo.jp/hyper-ryuki/entry-11570721967.html
今でも、村田さんといえばアンタレスやシャウラのイメージがあります。初代の発売から20年以上になりますが、現在も後続モデルが販売されてますから人気モデルなんだろうと。それだけ、インパクトのあったタックルだったと思います。
また、村田さん自身のキャラも立つんですよね。メディア慣れしてるのか、話も面白いですし明確です。何より、キャスティング技術が高いので、ルアーを自在に操り見てる側も楽しいんですよ。
カッコいいタックルで釣りをしてバシッと釣果を出すとか、企画ものとはいえ見事でした。こうなると、益々タックルがカッコ良く見えてしまうんですよ。欲しくなりますよねぇ。
横浜みなとみらい
関八州
2013年、この頃は既に横浜で暮らしてました。大阪から引越して1年になり、家族3人での生活です。長男も大きくなり少し落ち着いて来たので、機会をみてはドライブに行く事が増えました。
当時は奥さんも初の関東進出でしたから、少しでも珍しい場所へ連れて行きたいと思ってました。できれば関八州の制覇を。そうなると、僕的には茨城県といえば村田さんのお店ですかね。
奥さんと長男(1歳)/2013年2月
お店に遊びに行くと、村田さんが居ましたね。せっかくなんでルアーを買ったんですが、そしたら村田さん『このルアーは○○で△△で〜』と熱く語ってくれまして。流石だなぁと思いましたねぇ。
今にして思えば、駄目もとで大阪の釣具店での出来事を話してみれば良かったかなと思います。サービス精神旺盛っぽい村田さんですから、何かしらの反応があったかもしれませんね。
カワセマンと再会したのも、村田さんと出会ったのも、僕の地元関東ではなく大阪の釣具店でした。その釣具店も大阪では大手チェーン店。釣りに関しては、関西の方が関東よりも盛んな感じがします。
事実、店舗の規模も大きく、品揃えも豊富だと思います。近年、関東でも大型店舗が増えましたが、関西に比べるとまだまだ。それだけに、関係各所の方が訪れる機会が多いのかもしれませんね。
僕の釣りデビューはバス釣りです。子供の頃から釣りをしてた訳ではなく、周りに釣りをする知人もいませんでした。そんな状況からバス釣りに興味をもったんですが、試行錯誤の連続でしたね。
最初の1匹を釣るのに1年かかりましたから、今にして思えばどれだけ遠回りをした事か。誰かに相談できる環境ではなかったので、村田さんの活躍を通じて僕なりに釣りに触れていたんだと思います。
ネットで村田さんの動画を見て、色々な事を思い出しましたね。